第二話・個別描写@ユーフス

小慶美(シャオ・チンメイ)
小慶美(シャオ・チンメイ)スレッド冒険[web全体で公開] 押されたいいね! 2
登録日:2020/04/13 21:59最終更新日:2020/04/13 21:59

ダンジョンの試練、ユーフス編
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小慶美(シャオ・チンメイ)
7. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2020/04/14 12:47
父?「……それがお前の心か……」

景色はやがて「白色」になり、貴方の意識は途絶える

***

試練描写終了です(土下座するGMの図
他の人の試練描写を終えるまでしばしお待ちくださいませ
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春畝(はるー.ね)
6. 春畝(はるー.ね)
2020/04/14 12:43
ユーフス「俺は兄を守れなかったことを恥だ思ってるし、悔いてはいるが、罪とは思っていない。だが……」

 ユーフスは盾を構えて、槍も戦闘体制に入る。

ユーフス「今の俺はシイネの盾だ……。我が兄ヒースを守れなかった失態は、守ることによって雪ぐのみだ」

 最初はカリスマ、次は傑物、最後は嫌われ者のドレイク……。

 我ながら不思議な巡り合わせだと思うが、それを全うするのみだ。
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小慶美(シャオ・チンメイ)
5. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2020/04/14 12:19
そうですね、貴方の前にいる父親は幻というか……この空間自体が夢といったものに近いと貴方の中で確信できます
父親と思ったその幻は、どこか悔しげに 貴方に問いかけます

父?「お前は自分の罪を、どう償うつもりなんだ」
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春畝(はるー.ね)
4. 春畝(はるー.ね)
2020/04/14 12:12
「 冒険者+知力」ロール(2d6+2+2)
→ SwordWorld2_5 : (2D6+2+2) → 6[1,5]+2+2 → 10

運命変転 使用
8[1→6、5→2]+2+2=12

※    ※   ※

ユーフス「ふむ……。貴方らしくない」

 ユーフスは振り返る。

ユーフス「いつもの貴方なら、方便を駆使して相手を説き伏せるか、あるいは意固地な相手には妥協点を見つけて丸め込む……。少なくとも3年前、俺は貴方にそうやって丸め込まれて、貴方に仕えたはずだ」

 ユーフスは目の前の人物を見据える。
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小慶美(シャオ・チンメイ)
3. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2020/04/14 12:00
父「待て!」

父「ヒースを守れなかった、それをお前の中の罪とするならば。それを償うために。改めて我が血族として家を継ぐことは考えられないか?」

んー。ここで父の発言に違和感を覚えるか、真偽(冒険+知力)を基準に目標11をどうぞ
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春畝(はるー.ね)
2. 春畝(はるー.ね)
2020/04/14 11:42
ユーフス「……」

 父に対して最後に『息子』として接したのは11歳の時だったと思う。
 11歳になるまでは私兵ごっこの延長で父の側近や兵卒から武芸の鍛錬を受けていた。
 兄のヒースが義姉上と結婚し、兄が後継者として身を固めた時に、ユーフスは名家の子息という立場を捨てて、完全な私兵となった。
 そして、キカートの家に対して主従の契りを結んだ。

 ユーフスが完全な私兵となったのは11歳の時だった。

ユーフス「俺は……」

 完全な私兵になったから2年、キカートの後継者ヒース・キカートに寄り添う騎士として、身辺の警護に当たってきた。

 兄は皆に慕われ、王としての風格があった。
 ユーフスは兄の騎士として、自分の人生という『物語』を歩んでいくつもりでいた。

ユーフス「……兄の騎士として生きていくと誓いました。兄がキカート家を継ぎ、子供を作れば、今度はその子供達に忠誠を尽くして、キカートの家の繁栄を支えるつもりでいました」

 ユーフスはうわ言のように父に話す。

ユーフス「キカートの家の『現当主殿』。俺は今更、貴方の息子には戻れない……。俺の誓いはごっこ遊びでは無い……。我が主、ヒース・キカートを永世の主として尽くすと誓った。その言葉を曲げるわけにはいかない……」

 兄のヒースが亡くなった後、どうするのかは決めていない……。
 兄の死によって寡婦になった義姉上を守る騎士になっても良いし、主を守れなかった責を取って、自分の喉を切り裂いて殉死するのも悪くないだろう……。

 ユーフスはそんなことを考えながら、父の部屋を出て行こうとして、背を向けた。
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小慶美(シャオ・チンメイ)
1. 小慶美(シャオ・チンメイ)
2020/04/14 09:53
ユーフスが見た景色は懐かしいというか……自分の生家のお屋敷より父の執務室と言った空間です

貴方は父と対面しております
ただ、窓ガラスに映る自分の姿に違和感がありますね。今と比べると身の丈がわずかに低いというか
過去の自分の姿、といっても過言ではないような

父「……ヒース亡き今、キカートの後継となれるのはお前しかいない」

父「その状況でもなお、お前はあくまでキカートの私兵として振る舞うつもりか?」
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