教室3c#2

鏑矢
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登録日:2020/05/18 17:46最終更新日:2020/07/13 07:09

【経緯】
 目を覚ますと、そこは教室だった。
 ただ、薄暗くて、妙に静かで。…そう、そこは教室特有の、あの浮ついた雰囲気というか、喧騒がなかった。
 いや、喧騒とは言わないまでも、何か音があっても…。お喋りとか、廊下を、誰かが駆け抜けて行く足音とか、どこかでドアが開いたり閉まったりする音とか、グラウンドの部活動のかけ声とか、チャイムの音とか…。

 キーンカーンカーンコーン。

 …だが、チャイムは鳴った。
【探索者一覧】
学籍番号26505539
https://trpgsession.click/character-detail.php?c=155716252477sancheck1d100&s=sancheck1d100
【その他】
 判定は、ダイスロール専用ルーム:おんせん脱衣所、で行ってください。そして、結果を…。
〉鏑矢さんのロール(d100) → 57 (57) 22:18:00
 …例えば、こんな感じでコピペしていただければと思います。
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鏑矢
15. 鏑矢
2020/05/23 14:27
タカアキくんの拾い上げた鍵と思しき金属片を注視しながら、恋花ちゃんが呟く。
「本当に出てきたね」

鍵、あるいはそう思われるソレは、簡素な作りの、小さなものです。
机の引き出しや、ロッカーの鍵なんかと比べるとやや大きかったかも知れませんが、それでもすぐに無くしてしまいそうなレベルですw

「でも、何の鍵なんだ?」
「出る為なんじゃない?」
首を傾げたカオル君に、ユカリさんが当たり前でしょ、といった口調で答えています。

あ、忘れてましたが、エピメニデスについては〈歴史〉か〈知識〉ロールしてください。
ご自身のコメントにあるように、恋花ちゃんが覚えてなくていいのでしたら振らなくても構いません。

さて、タカアキくんのお話の続きです。

「…鍵はあったね。これで、ルーズリーフのメモが正しかった事が少なくともひとつはある事が証明されたみたいだ。ひとつだけの嘘という事自体が嘘で、というのは無い。席を離れてはいけない、は否定されて、鍵があるは肯定された。全部が本当、あるいは全部が嘘という事はなさそうだ」
勿論、メモ自体がただの落書きで、そもそも意味がないって事もあり得るけどね、と小さく呟きます。

(続きます)
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いちにい
14. いちにい
2020/05/23 03:18
「本当に出てきたね」タカアキくんが拾った金属片に注視します。

流石にクレタ人の理論の名前までは覚えていない恋花さん。

聞きながら花瓶見てみます。
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鏑矢
13. 鏑矢
2020/05/21 20:15
…けど”ひとつだけ嘘がある”っていうのが嘘で、もしかしたら全部本当かもしれないし、逆に全部嘘なのかもしれない」

タカアキくんは、恋花ちゃんの言葉を黙って聞いてましたが、不意に、膝を突いて、手にしていた目覚まし時計を木の床に置きます。

「エピメニデスのパラドックスだね」

そして、こう続けました。

「じゃあ、ひとつ確かめてみようか」

彼は、黄色っぽい目覚まし時計に足をかけると、そのまま力を込めます。

メリメリ、パキン、という音がして、可愛らしいキャラクターの顔が歪み、弾けました。

恋花ちゃんのやや頭上で、カオルくんがボソッと呟きます。

「あーゆー人がキレると恐いよね」
「え、タカアキくん、キレてるの?」

怪訝そうなユカリさんの相槌に、カオルくんはじっと彼女の顔を見つめて、やはりボソッと呟きました。

「ユカリちゃんも恐いです」
「まんじゅう怖いか」

タカアキくんは、バラバラになった目覚まし時計の横に、よっこいしょと座り込んで、その破片を寄り分けます。
そして…。

「鍵は、15時の中にある、だね」

…と呟き、破片の中から鍵っぽい形をしたひとつの金属片を取り出しました。

彼は、疲れたようにゆっくりと続けます。

「…エピメニデスの論旨が、自己言及のパラドックスにあったかどうかは忘れちゃったけど、ひとつだけの嘘が、自分自身に向けられたものだったとしたら、席を離れてはいけない、という警告も本当の事になってしまう…」

ユカリさんは、エピメニデスってなに、エピメニデスって誰、って囁いていますw

さて、タカアキくんの御高説はまだ続きそうですが、何かアクションを起こしますか?
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いちにい
12. いちにい
2020/05/21 17:48
>目星80
視力というより観察眼や着眼点の良さというイメージですね


「本当。気になるなら見る?」嘘を(ryのルーズリーフを見せる。

「普通に考えたら、”席を離れてはいけない”が嘘なのが妥当だよね」

「けど”ひとつだけ嘘がある”っていうのが嘘で、もしかしたら全部本当かもしれないし、逆に全部嘘なのかもしれない」
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鏑矢
11. 鏑矢
2020/05/21 08:25
>「空だね」
これって、目覚まし時計の電池についてのセリフですよね?

「はい」
「ありがとう」
タカアキくんは、感情のこもらない生返事をして、恋花ちゃんが差し出した目覚まし時計を受け取ります。

さて。

〈目星〉成功…。

恋花ちゃん、目星80もあるのかw

ロッカーを調べていると、バケツと雑巾の後ろに丸まったルーズリーフを発見します。

少し汚れているそれをひろげてみますと、お馴染みになった下手くそな字でこう書かれています。

『最後の鍵は、16時半の中にある』

恋花ちゃんの手許をのぞきこんでいたカオルくんは、黒板の上の時計を見上げて、呟きます。
「あと、1時間くらいかな。…でも、それだと時間切れになっちゃわないか?」
「時間切れって?」
ユカリさんがカオル君にそう問い返した時、目覚まし時計をひっくり返したり、振ったりしていたタカアキくんが、少し大きな、しかし平坦な声をあげます。
「さっきの話、本当?」
「さっきの話?」
ユカリさんが首をかしげます。
「恋花さんの」
「恋花さんの、どの?」
少しじれったげに、カオルくんが聞き返します。

「この中にひとつ、嘘がある、ってヤツ」
そして、あれってどういう意味だったと思う?…と聞いてきます。

さて、どうしましょうか?
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いちにい
10. いちにい
2020/05/20 21:42
「空だね」

永瀬 恋花さんの「目星」ロール(1d100<=80) → 成功 33 (33) 21:41:54

「はい」つ時計
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鏑矢
9. 鏑矢
2020/05/20 02:01
目覚まし時計は、前述の通り、キャラクターものの時計です。
黄色っぽいカラーリングがいかにも子供用っぽく可愛いですが、作りはまあまあしっかりしてます。

しかし、時計の針は15時を指したまま動いていません。

調べると、電池が入ってないですね。

恋花ちゃんのやってる事をのぞきこんでたカオルくんが首を傾げます。
「鳴ってたよな?」

振ると、カラカラと音がしました。
目覚まし時計の中に、何か入っているようです。

目覚まし時計を振っている恋花ちやんに、棚の別の一角を調べていたタカアキくんが声をかけてきます。

「ちょっと貸して」

素直にタカアキ君に目覚まし時計を手渡すなら、カオル君にうながされる事もあって、前項での宣言通り、その後、ロッカーを詳しく調べる事になります。

〈目星〉を振ってください。

タカアキ君に目覚まし時計を渡さない場合は、〈目星〉は保留にしていただいて、彼に対してなんらかのリアクションをお願いします。

さて、どうしますか?
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いちにい
8. いちにい
2020/05/19 21:50
目覚ましを調べてみます。

ついでにロッカーにも目星。
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鏑矢
7. 鏑矢
2020/05/19 06:56
>何も聞こえてなかった
あ、目覚し時計のようなベルは、恋花ちゃんにも聞こえましたよ。聞き耳は、どこから鳴ってるのか、という事が分からなかっただけです。

では、棚の一角をカオルくんと調べます。

すると、いかにも子供用という感じのキャラクターのイラストが入った目覚まし時計が、雑多な荷物の奥から出てきます。

「これが鳴ってたの?」
「あ、このキャラクター知ってる。姉貴が見てた」
ユカリちゃんとカオルくんが言ってます。

次いで、ロッカーを開けます。
少し歪んだ形のロッカーです。ちょっと開け難かったですが、2人がかり(主にカオルくんでしたが)で力を入れるとあきました。

ホウキ、チリトリ、バケツ…。ぱっと見、掃除道具しか入ってないように見えます。

「この時計、15時だね」
「今、15時20分。…止まってるな」
カオルくんが、先ほど、自分が動かそうとした黒板の上の時計を見て、確認しました。

さて、どうしましょうか?
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いちにい
6. いちにい
2020/05/19 00:26
永瀬 恋花さんの「目星」ロール(1d100<=80) → 成功 42 (42) 00:24:40

何も聞こえてなかったので、カオルくんの指を辿りながら調べ、
その後ロッカーも見てみます。
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鏑矢
5. 鏑矢
2020/05/18 21:45
恋花ちゃん、優しいw

カオルくんは、しばらくガチャガチャやってから、首をひねってます。
「コーメイ先輩、なんかないですか?」
「…」

「コーメイ先輩!」

「…え、ごめん、何?」
「この時計、なんか引っかかってるんですよ、なんか道具とかないですか?」

そのやりとりに、恋花ちゃんが声をかける。
「取れなかったらいいよ。無理しないで」
「無理はしてないけど…」

「ねぇ、カオルくん、さっきのどこで鳴ってるって言った?」
「はいはい、ただいま参ります」

教室の後方は、作り付けの低い棚が並んでます。
棚のなかには、忘れ物であるかのように物が入っており、例えば、カバンであるとか、ボールであるとか、本であるとか、雑多なもので埋まっている場所もあります。

棚の上には花瓶と、壁掛けの時計が外されて、放置されています。

「鳴ったの、これ?」
「どこで鳴るんですか、これ?」

その棚の横には、掃除道具入れのようはロッカーがあります。

カオルくんは、棚のひとつを指差して、多分、あの辺りって言います。

〈目星〉で判定してください。
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いちにい
4. いちにい
2020/05/18 21:14
>自虐
だってww名前気にしてる風だったからwww

「取れなかったらいいよ。無理しないで」
それで後ろの時計調べに行きます。
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鏑矢
3. 鏑矢
2020/05/18 21:05
>「私だって恋入ってるのに縁無い」
wwww

ここで、何故、自虐www

この会話は、どっかで入れますw

鏑矢さんのロール(1D100) → 99 (99) 20:35:12 #dmq6D
鏑矢さんのロール(1D100) → 7 (7) 20:35:17 #kms65

あ、このタイミングだと、タカアキくんはやんないかなw

ジリリリリリリ!

では、ユカリさんがキョロキョロしてる中、カオルくんがどこから音がしているか、分かったみたいです。
カオルくんは、黒板の前で、机の上に乗ったまま、教室の後方にある棚を指差します。
「この音は、あの辺からかな?」

ジリリリリリリ!

「時間の要素はこれしかないからね」
「いや、アレもそうじゃね?」

ジリリリリリリ!

「どうするの、この音!」
ユカリさんが、耳を押さえながら叫んだ時、音が途切れます。

…。
…。
…。

カオルくんが、黒板の上の時計をのぞき込んでから、皆んなを見下ろします。
「どうするんだ?」

時計を取るように言えば、カオルくんは取ろうとしてくれます。
でも…。

「あれっ?」
「何か、引っかかってる?」

…って、ガチャガチャやってます。

さて、どうしましょうか?
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いちにい
2. いちにい
2020/05/18 19:28
永瀬 恋花さんの「聞き耳」ロール(1d100<=75) → 失敗 78 (78) 19:16:58
そこを敢えて失敗するのが私クオリティ(?)

カオルくんへは「ありがとう。そう、時計見たいんだ」

「時間の要素はあれしかないからね……え~、良い名前だと思うんだけどなカオルくんって」
「私だって恋入ってるのに縁無いし」

朝起きるのが嫌だから、目覚ましも耳からシャットアウトしましょう。
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鏑矢
1. 鏑矢
2020/05/18 17:51
ジリリリリリリ!

…と、目覚まし時計のベルのような音が、どこかで鳴り響きます。

とりあえず、どこで鳴っているのかを特定したいなら、〈聞き耳〉を振ってください。
4人もいるので、誰かは成功する。…んじゃないかと思うんだけどなw
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