第2.5話 4
小慶美(シャオ・チンメイ)幕間[web全体で公開] 0 | |
登録日:2021/03/24 19:00最終更新日:2021/03/24 19:00 |
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13. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2021/03/31 20:54 |
アカネ「ちょ、多っ?! 多いて!!?」 戸惑いはしますが若干受け入れてますね エルフの習慣パネェなというか、そんな感想を抱いてます さて、しばらくしたら買い物組も帰宅してくるでしょう 特に他にやりたいシーンとか無ければこの辺で幕間を閉じたいと思いますが……どうでしょう?
12. しょうゆ | |
2021/03/31 20:51 |
シャーベット「……!」 ――シャーベットは、あの裏路地で、彼女からチラシを貰った。 コミー家の「イベント」の手掛かりを。 始終穏やかな態度に徹したとはいえ 冒険者を名乗り、教会の襲撃やビラについて嗅ぎまわる自分に、明らかに仕事の邪魔になりかねない自分に 彼女は襲うでもなく手がかりをよこしたのである。 組織のコードネームではなく、本名を名乗って。 それは、なぜか? 『……馴れ合いは、あんまり好きじゃあ、ないんだけどね』 『同じ『ボウケンシャ』として、まぁ、教えてあげる』 『そのチラシ、ちょっと透けてるみたいだけど、何が隠れてるんだろうね?』 理由は分からない。あるいはイベント会場におびき出し、邪魔な冒険者を抹殺.する算段だったのかもしれない。 けれど、アカネは、あの初対面の時からずっと、シャーベットに誠実だったのだ。 自分は、あんなに疑ってかかっていたのに。 シャーベット「うん……! うん、うん! ぐすっ、こ、これから、も、よろしくね!」 シャーベットは感涙しながら、彼女の手を握り、ニ、三回上下に振ると 耐え切れなくなったかのようにガバッと抱き着き、故郷の慣習(大嘘)のキスをひたすらに繰り返したのだった。 故郷の慣習ダイス: 1d2 1:回 2:分 (1D2) > 1 1d3 桁 (1D3) > 1 1d10-1 (1D10-1) > 7[7]-1 > 6 6回 シャーベット - 今日 20:44 1d100*6 部位(1:唇 2~31:右頬 32~61:左頬 62~91:首筋 92~99:手 100:唇) (1D100*6) > 70[70] >70 シャーベット - 今日 20:44 1d100 (1D100) > 70 シャーベット - 今日 20:44 1d100 (1D100) > 19 シャーベット - 今日 20:45 1d100 (1D100) > 50 シャーベット - 今日 20:45 1d100 (1D100) > 17 シャーベット - 今日 20:48 1d100 (1D100) > 26 左頬、左頬、右頬、右頬、右頬、右頬。 シャーベットはアカネちゃんの右頬にたくさんキスをした。
11. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2021/03/31 19:15 |
チュー三昧については半信半疑な目をしてますけど、自己紹介を求められたらちょっとキョトンとした顔をして、その後照れくさそうにしてますね アカネ「……アカネや。『ヴェンジェンス』ってのは向こうでつけられた名前だから、もう捨てとる」 アカネ「北にあった里の出身で、家族仲良ぅ暮らしとったけど……まぁ、前に話した通りや」 アカネ「――これからもよろしゅうな」 と、手を差し出しますね。握手求めてる感じ
10. しょうゆ | |
2021/03/31 18:22 |
シャーベット「あ、うん……寝たらすっきりしたよ。ごめんね、早速迷惑かけちゃって」 シャーベット「チューは、うん……そうだね。僕の村では男も女も老いも若きも毎日チュー三昧だったよ。 こっちでは違うみたいだから遠慮してたんだけど、うっかり癖でね」 めちゃくちゃ嘘である。ただまあ誰も彼女の村を知らないので当面問題はないだろうとシャーベットは考えていた。 シャーベット「っと……そうだ。 これ、言っておかなきゃって思ってたんだ」 シャーベットは、アカネに、いや、アカネと名乗った女性に向き合い、口を開いた。 シャーベット「多分、操られてた時だと思うんだけど……覚えてる? 最初に僕と、裏路地で話した時の事。 伝わってたかもしれないけど、あの時、僕、結構警戒しててね。 君のこと、ほんとは全然信じてなかったんだ」 シャーベット「そのあと、お祭り会場で君と会った時も、あわよくば情報を引き出せばと思っていたし もし君が僕や仲間たち、会場の人に危害を加えるようなら、倒して…… ううん、殺してでも止めるつもりだった。 ……まあ、一緒に遊べて楽しかったし、君から色々話を聞いて、そんな気はなくなっちゃたんだけどね」 シャーベット「だから……そのー、なんだろうね。 さっき家に帰ってきたときに……自己紹介、したのはね。 みんなと挨拶してほしかったのもあるんだけど。 そういう腹を探り合う仲じゃなくて、君の、本当の友達として。 改めてよろしくって意味で、自己紹介をね、うん、したわけなんだけど」 シャーベットは、もごもごと何事か言葉を濁した後、意を決して言った。 シャーベット「……もし、こんな僕と友達になってくれるなら。 君からも、もう一回、してもらってもいいかな……自己紹介」 シャーベット「僕は君を……なんて、呼べばいい?」