第3話(慶)第二部 2
小慶美(シャオ・チンメイ)本編[web全体で公開] 0 | |
登録日:2022/05/10 13:51最終更新日:2022/05/10 13:51 |
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コメント一覧
100. アイン | |
2022/06/03 17:24 |
ダニエル「……えぇ、そういう事なのでしょう。」 ヴァナヘイムの言葉に頷き、確信する。 ではここまでの経緯や、日輪と月輪についてをカクシカー ダニエル「……という事なのです。」
99. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2022/06/02 19:13 |
【神の秤】で活動してるなら顔を合わせてていいですよ ついでにアストラの実力を見るために魔物知識してもいいよ、データ作ってるから アストラは「皆さん、どうしてこちらに?」と首をかしげてます。ちなみに亀裂は彼女が通り抜けた後消えていきました セントレイア「改めまして、彼女はアストラ。私の娘です」
98. あるにゃん(arthnyan) | |
2022/06/02 19:08 |
ギルドランカーだから、アストラさんと知り合ってても大丈夫かな >ヴァナヘイム ヴァナヘイム「‥‥‥む。アストラ、か。そうか、セントレイア殿の、言っていた、娘、とは‥‥‥」 ※というか、これ、ディメンジョンゲートでは(震え声 空間転移魔法、他に何かあったかしら(白目
95. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2022/06/02 18:31 |
セントレイア「あれは今からほんの150年くらい前のことでしょうか」 今からおよそ150年くらい前。このドラゴンの生息域に、二つのタマゴを抱える黒い鱗のリルドラケンが現れました 彼女(※語り口や装いからそう推測してる)は、抱えていたタマゴの一つを置いて 意訳すると「ここに保管されてる遺産とこのタマゴを交換してほしい」と言ってきたのです 当然結構古くからある遺産ですし、知らない人にそんなホイホイ渡すのもどうだろうとドラゴン間でも議論にはなったのですが 彼女の「さるお方の目覚めに必要なのです」という言葉と、「全部渡すのはあれだけど、片方だけならいいんじゃないか?」という結論に落ち着き、片方……月輪と呼ばれる方を彼女に渡したのだそう で、託されたタマゴも無事孵りこの部屋で娘同然に育った彼女に見聞を広げるため旅に出し もう片方(日輪と呼ばれる方)を餞に贈ったため、このギアナーンにはどちらも存在しないというわけです セントレイアはそこまで話すと、ピクリと彼方に顔を向け セントレイア「……貴方達は幸運をお持ちなようですね」 セントレイア「その娘も、此処に戻ってくるようですよ」 そう言って彼女が笑んだ直後、貴方達がいる部屋の片隅に亀裂が生じる 亀裂の向こうには、見えるはずのないデウスデアの街並みが向こう側に広がっている そしてその中央から、こつりと、数多の品を台車に載せ進む人影は 一部の人は見覚えがある、“秤の要”アストラ・セントレイアでした アストラ「……あら?」
93. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2022/06/02 13:59 |
セントレイアは「ふぅむ」と小さくうなります。考え事をしてるみたいですね セントレイア「彼等に関係がある『日輪』と『月輪』となると、あれでしょうね……」 そう言うとセントレイアはこんな話を聞かせてくれます かつて緑の騎士、その一人であるカーネルはこのギアナーンで生まれ一人立ちしたドラゴンであること 一人立ちして放浪した彼はある場所で負傷したところをモガに助けられ、以後彼と行動を共にしたそうです で、ある日カーネルの鱗が自然に取れたのをきっかけに、友情の証としてその落ちた鱗を素材に飾りを作り、贈りあったのだそう セントレイア「ただ、一つ問題がありまして……」 セントレイア「今その飾りは、このギアナーンに存在しないのです」
92. アイン | |
2022/06/02 10:34 |
ダニエル「…その調査のため、近隣の村から『聲の遺跡』と呼ばれる場所を探索しまして。最奥のある一文を手掛かりに、ここまで訪れたのです。」 ダニエル「セントレイア様……彼等がここに遺すと仰っていた『日輪』と『月輪』とは、どのようなものなのでしょうか?そしてそれらは、実際にここにあるのでしょうか?」