温森おかゆ(まんじゅう)さんの日記 「タイバニ見ました」

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温森おかゆ(まんじゅう)
温森おかゆ(まんじゅう)日記
2022/10/25 15:52[web全体で公開]
😆 タイバニ見ました
これでも時と場所をわきまえるBL好きとして、昨今の見境のないBL好きの無茶苦茶には苦い顔をしている立場ではあるが、アニメやゲームでBL好きが勘違い必至のシーンを見ると「ダウトーーーーッ」とは思うし、勘違いしてしまう気持ちが分からないでもない。
だが、そういうシーンが嫌いなわけでもなく、寧ろ勘違いされかねないほど貫いているバディものとかというのが非常に好ましいのでなんとも言えない。
だがBL好きよ、ツイ垢に鍵をかけろ。とは思うのである。
閑話休題。

無関係ではあるがいつも大したことは書いていない日記なので気にもしない。
ある卓でセッションをさせて頂いて数か月たった。セッション回数は大きなもので2回ほど。小さなもので3回ほどだろうか。思ったよりも結構やっている。
私のプレイキャラクター傾向も大体その卓の古参の方々にバレているころであろう。
イケオジとショタ。両極端なこのジャンルが私の好みである。

というわけで以前、デッドラインヒーローズにてプレイした際、これまた濃いイケオジをプレイしていたのだが、その内容は日記の方にも書き記してある。
その情熱的なキャラクターがタイガーアンドバニーの主人公に重なっているため「絶対好きでしょ」とその卓の方にお勧めしていただいた。ちょうどこれからのデッドラインヒーローズでのGMのためにヒーローもので知見を広げようとしていたところだったのもあって一通り観た。
結論を言おう。滅茶苦茶好きだった。

昨今悪役令嬢だの追放なろうだの、口蜜腹剣の無能凡愚キャラクターを主人公がシンデレラストーリーやら下剋上やらで溜飲を下げるような見ても面白くもないというか胸くそ悪さに胸焼けがするような作品が多くて(個人の偏見です)疲れておりアニメから遠く距離を置いていた私だが、これは本当に、今まで出会えなかったというのは不思議極まりない作品である。
世界観は、新人類とも言うべき特異な力をもつ人間「ネクスト」が存在する近未来都市。
そこでは毎日のようにネクストやら人間やらによる犯罪が起きている。しかし、ネクストである数人の人間がスポンサーの後ろ盾を得て「ヒーロー」という治安組織として戦っている。そんな感じの設定だ。
主人公はシングルファザーの孤高のベテランヒーロー(イケオジ)、伸び悩んでいた彼だが、ある日、自分と同じ能力を持った青年と「コンビ」を組まされることになる。
生意気な青年、おせっかいでドジなオッサン。なんやかんやといきなりコンビを組まされたこともあってそれはもう喧嘩ばかり。が、ともに戦い、数々の問題を解決するうちに、彼らの間には信頼や友情が芽生えていく。そんなストーリーだった。

ストーリー構成は「おお」と思わせられるところも多く見ごたえがあるうえ、ヒーローとして活躍する個々のキャラクターたちも素晴らしいキャラクターたちばかりで安心してみられる。25話まで一気見してしまったし、もう一回見ようかなど考えているところだ。

主人公のおじさん絶対好きでしょと言われたが、なるほどそのとおりで主人公のおじさん滅茶苦茶好きだ。
普段はドジで情けなくて冴えなくてどうにも足りない男だが、ヒーローとしての顔は一変。経験と情熱で仲間を導くこともある。隠れた人望はやたらめったら高い男だ。良い上司になりそう。
かといえ頑固一徹というわけでもない。柔軟で優しいので、自分の年齢を笠に着て威張ることがない。自分の過ちを指摘されれば素直に受け入れ謝り、時に冷静になれない仲間のために自ら泥をかぶって適当な嘘をつき、仲間同士の心をつなぎとめる言動をするあたりが特に好きだ。

青年の方も好きだ。ちょっと直情的なところが玉に瑕と言ったところだが、信頼した仲間にはちゃんと自分の事情を打ち明けられる人物というのは好感が持てる。
何でもかんでも隠す人物はまもなく大問題背負い込んで帰ってくるか大問題の中心になって消えるかのどちらかなので、不安要素なのである。
その点は可愛いやつだ。さすがバニーちゃんだ。さすバニ。
ま、そんな子がいてもストーリー構成的に大問題にならざるを得なかった点はプロットが上手いよね!!!!
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