温森おかゆ(まんじゅう)さんの日記 「アンサング・デュエット【キミヲマツアメ】感想」

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温森おかゆ(まんじゅう)
温森おかゆ(まんじゅう)日記
2024/06/22 16:49[web全体で公開]
😶 アンサング・デュエット【キミヲマツアメ】感想
 シナリオクリア後、取得したフラグメントは《トライピオ》──。

 へぇい
 突然だが 皆さんはトライピオというベイブレードをご存じだろうか
 このベイブレード 上部パーツ「アタックリング」に搭載された3枚羽が 回転に伴って空力「ダウンフォース」を発生させ、ベイブレードを下に押さえつけ、はじかれにくくなるという売り文句だが
 実際には薄型大径のリングの影響で下に潜り込まれやすく、また、空力を生むための3枚羽が空気抵抗となり、持久力にも乏しい ベイブレード発売から今まで、最弱の名を欲しいままにする伝説のベイブレードだ

 なんでこんなものをシナリオクリア後にゲットしたんだって?
 実はタイムカプセルにベイブレードを入れていたバインダーと記念に交換したのである。こちらは転校して離ればなれになる友だちに切実に「ずっと友だちでいようね」と未来に向けた手紙を渡して交換した宝物である。トライピオだって宝物になるのだ。

 さて、今回はめぎどんさん主催のアンサング・デュエット【キミヲマツアメ】をプレイさせていただいた。参加者が私含め2人だったので、ちょうど私がシフター、翠乃さんがバインダーをプレイする形となった。
【キミヲマツアメ】は公式シナリオで、確かTRPGシナリオ掲載サイトTALTOにもあったと思う。約束を果たしに来たふたり、約束を果たせなかったふたりが雨の中で邂逅する、物悲しい雰囲気を楽しめるシナリオである。
 迷いを抱えるシフターと、それを支え、その手を引くバインダーの関係性が尊く、非常に楽しませていただいた。

◆アンサング・デュエットとは?
 現実世界と隣り合わせの危険な世界、“異界”に取り込まれ、絆の深いふたりで脱出するというゲームである。どらこにあん出版であることもあって「エモ系」システムと言った方が良いだろうか。仲のいいふたりで支え合い、異界に対抗するロールプレイが可能だ。
 プレイヤーキャラクターは異界の本当の姿が見えるシフターと、特にそう言った力はないが諦めない心を持つバインダーがプレイできる。基本的に1on1形式か、プレイヤーふたりまでの少人数向けだが、それだけに濃密なロールプレイが楽しめる。ついでにあらゆるシチュエーションや、その人をその人たらしめる要素「フラグメント」がだんだんと変異し、人が変わっていく過程も楽しめるので、簡単なルールのわりに楽しめるゲームである。

◆柚月 啓介(ゆづき けいすけ) PL:おかゆ
 榊原 裕哉の幼馴染だが、小学生の頃親の転勤に伴って転校し、それ以来裕哉とは会っていなかった。
「ずっと友だちだよ」という手紙をタイムカプセルに託していたが、すっかり忘れ、これ以上友だちを異界に巻き込まないように約束が終わったら裕哉と離れるつもりでいた。
 転校した先でできた親友を異界で失くしており、裕哉も巻き込んでしまうことを恐れていたが、今回の異界で裕哉に激励されたことで立ち直り、異界から無事生還した後は改めて友だちとして、裕哉と遊ぶようになった。

◆榊原 裕哉(さかきばら ゆうや) PL:翠乃
 高校デビューで髪を茶色に染めた、明るくフランクなゲーム好き。
 地元産まれ地元育ち、地元の県立高校に通う。
 異界に誰かを巻き込んでしまうという迷いを抱えた啓介を激励し、立ち直らせ、完璧な出目運で特に何の損失もなく生還。最初の出目が1ゾロだったが、後半に盛り返した。
 何かと主人公補正が利いていた。
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