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😆 回収屋の物語 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)大迷宮から戻らない冒険者の救出をしよう!!GMは私です!! グランゼールの大迷宮に入って戻らない冒険者の救出を生業にする冒険者ギルド〈踊る白骨亭〉。 今回は成功者街に屋敷を構える元冒険者に仕える執事が依頼人だ。 話によれば日帰りの予定で大迷宮に潜った御曹司が今朝になっても帰ってこないので救出して欲しいとのことだ。 四人の腕利きの護衛を連れており、大迷宮の第三階層を冒険する予定だったとのこと。 PC一行は早速、第三階層へ向かった。そこで聞き込み判定を求められる。 結果、安全地帯で一緒になったという人間の戦士から証言を得られた。 御曹司は第三階層が余裕だったので、第五階層へと足を伸ばしたという証言が得られたのである。 第五階層は幻獣が住処にしている階層だ。それでも護衛がいれば無事でいると思われるのだが? PC一行は早速、第五階層へ向かった。すると何か違和感があるとGMPCが言う。 異常感知判定を行うと、死臭と腐臭が漂っていることに気づいた。どうやらアンデッドが徘徊しているようだ。 すると急いだ様子で第四階層へと向かう冒険者パーティを発見。話を聞くことにした。 エルフの神官が言うには、幻獣のアンデッドが跋扈しており、第五階層は危険な状態にあるらしい。 そして人相書きを見せると、御曹司は単身で何かから逃げるように走っていたとの証言が。 護衛とはぐれているなら危険だ。 PCたちが急いで探すと、御曹司を見つけることができた。 執事からの依頼で迎えに来たと告げると、御曹司は安心したのか、地上への護衛を所望してくる。 なお護衛は御曹司の盾になって全滅したとのこと。 しかし地上への帰還をしようとしたPCたちの周囲を、幻獣のアンデッドが囲む!! ボス戦だ。 PCたちは部位数にものを言わせて前線エリアに敵後方に陣取っているつもりだったボスを引っ張り出す。 そう、今回もグレートカルキノスがいるのである。前線に9部位も集められると、どうしようもない。 GMPCの[輝く肉体]から集中攻撃で魔法を使うボスの頭部を破壊。 しかし頭部を失っても、平然と動く幻獣のアンデッド。 恩寵を使いつつ、順番に削り、倒していく。 無事に勝利したPC一行は、御曹司を連れて地上へと帰還した。 執事と御曹司の感動の再会を見物して、ギルドマスターから報酬を受け取った。 GMとしてはここで終わりたかったのだが、PCたちは護衛たちの死体の回収を望んできた。 しかし第五階層はアンデッドだらけで、危険な状態にある。 しかも執事の冷淡な態度から死体を回収したところで、報酬は望めそうにない。 それでも第五階層の異変を収束させる依頼が出たらそれに乗じて遺体を探そうというPCたち。 ともあれシナリオとしてはここで終わりだ。 死臭と腐臭を落とすために公衆浴場へと向かった、という演出とともにシナリオ終了を宣言した。 今回は戦闘バランス、恩寵を使用させた、時間ちょうどで終わった、と完璧に近い内容。 もちろんPLとPCに恵まれたというのはあるだろう。 ボスを前線エリアに引きずり出さねば、もう少し時間がかかっていたかもしれない。 ともあれ大体、バランス感覚は掴めたと思う。 三回目の「回収屋の物語」はかくして幕を閉じたのであった――。
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