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🤔 回収屋の物語 (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)大迷宮から戻らない冒険者の救出をしよう!!GMは私です!! グランゼールの大迷宮に入って戻らない冒険者の救出を生業にする冒険者ギルド〈踊る白骨亭〉。 v4.00に当たる今回は、フロウライトの遺体の回収だ。 実のところ、純粋な遺体回収の依頼は初めてである。 v1.00は何故か3日間も戻ってこない新人冒険者パーティの捜索。 v2.00は滑り台のような形の落とし穴のトラップにより深い階層で孤立してしまった斥候の救出。 v3.00は成功者街の御曹司が日帰りで大迷宮から戻るはずが戻ってこないので迎えに行って欲しいという執事からの依頼。 フロウライトの死体なら食い散らかされることはないだろう、という目論見だったのだが、敵を魔動機にしたため別にフロウライトじゃなくても良かったのは秘密である。 ともあれ〈機械の墓場〉という場所で逃げ遅れて死んだフロウライトを探すのだが、手がかりがない。 まず手当たり次第にスクラップの山を探した結果、――ガチャポンを見つけた。 このガチャポンはChatGPTにより生成した36種類の形容詞と名詞の組み合わせで、フレーバーアイテムを作るというものだ。 d66を2回振ってもらうことで、アイテムの名前が生成されるようになっており、今回ダントツアタリの部類としては「優れた靴下」だろうか。何が優れているのか不明だが、優れた靴下……きっと快適だろう。 ガチャポンは1人1回、回すと壊れてしまった。 次は〈機械の墓場〉にいる冒険者への聞き込みだ。 これは有力情報を得た。 移動用の駆動機関が壊れた魔動機の傍で、フロウライトの死体を見かけたそうだ。 遺体回収のためには魔動機を破壊しなければならないだろう。 というわけでボス戦だ!! ボスは移動してこない魔動戦車×1、そして飛行する鋭利な板×4だ。 板は、ホバーブレードという自立行動するエッジが研磨されたフローティングボードのような魔物である。 「○急加速」という命中力・回避力判定を出目を見てから+2する能力を持っており、ギリギリの命中を回避に変えるなどしてくるウザい奴である。 ただちょっと生き汚いだけの前衛はまだ問題なかった。 問題は戦車である。 頭部の砲塔は「▶光条」を放ってくるのだが、通常は連続した手番に使用できないそれをMPを消費して「使用できる」ようにする能力を持っていた。 お陰で「▶光条」を4R連続で放ってくるのだ。 しかも右胴体と左胴体には機銃があり、当然これは〈ガン〉として扱われ魔法ダメージである。 前衛が粘っている間に戦車の主砲と機銃でボロボロにされるPC一行。 ヒーラーのMPがなくなったのはちょっと厳しかった証拠である。 というか「▶光条」を連打しちゃやっぱ駄目なんだな。伊達に連続した手番に使用できない、と書いてはいない。 というわけで気絶者は出なかったものの、ギリギリまでリソースを使い切った戦いになった。 もちろん勝利で終わったが、24:00をわずかに過ぎてしまった。 なので修正することにした。 まずホバーブレードの「○急加速」は命中力判定にのみ使用できるように変更。 また戦車の「▶光条」を使用可能にする特殊能力は、機銃の装填タイミングに合わせてMPが枯渇するように消費を増加した。 これで少しはマシになるだろう多分。 さて次のv5.00からは、GMPCが持ち込みレギュレーションを超えたため、7~8レベル帯から8~9レベル帯になる。 その分、敵も少し強くなるが果たして……?
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