COBRAさんの日記 「自己解決とビギナースターター」

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COBRA
COBRA日記
2018/03/11 19:28[web全体で公開]
😶 自己解決とビギナースターター
Ququさんに PFビギナーボックス卓のDMを3回に渡ってして頂きました。
https://trpgsession.click/comment-detail.php?c=COBRA&i=COBRA_152070397470
ありがとうございました。

シナリオ的にはビギナーをアシストするためのギミックがいくつもありつつも、
1レベルキャラにとっては相当に派手なラストもある形でした。
世界観を感じさせるサンプルシナリオとしても良い仕上がりな事が解りました。
これは推せますね。

これまで私はCD&Dの戸板に始まり、ルルブ掲載されたサンプルシナリオのPL参加とGMもやってきました。
D&Dについてはは3版の英語版スターターボックスセット、4版の邦訳赤箱をやり、
コンベでビギナー体験卓へも参加し、3、4、5版はそれぞれ体験してきました。
まだ5版のスターターボックスのシナリオはやっていないですが、
結構にTRPGに造詣が深く翻訳までされている知人がPT全滅したと呟いていた為、聊かビギナー向けなのか?と。これまでの3、4版のスターターの出来と同様に憂慮しています。

また5版はこれも知っている方なのですが、その方々の努力もあり先行で無償配布していた日本語版BASICの配布を急に止めてしまったあと、音沙汰もなく帰ってくる様子もないので、
其れなりに高価なPHBかスターターを購入してから的な圧も感じますね。

私はダンジョン冒険と同じで先ずは入りやすい入口ありきだと思います。
入口が近づきにくい、入れない、入って即死するダンジョンを創るDMはセンスが相当にズレていると思います。

PFは販売もしつつOGL公式許可がされている範囲でWebに合法無償公開されている多くのルールやデータが存在します。
ルルブ買わない奴はプレイするなではなく、そういう基準でシステムを選ぶ手もあるかとも。
ですが日本語版が出たばかりのPFは公式が2版が出る事をアナウンスしテストプレイも始まったリで
「どのタイミングで」とかも色々な人の思惑がありそうですが。

過去を顧みれば、
D&D3rdが日本で出た2003年頭以前の段階で既に3.5版が新発売されるってのはとっくに告知済だったし。
2014年には5版は英語以外のローカライズしない宣言をWotCもしてたのに、
その後に、大幅な方針転換して日本語版が出た…って事は「D&D6版も近い」って読むべきかもしれないですね?(苦笑
まあ20年ぶりに邦訳版が出て、挙句があの出来ってTORGに比べれば…。
本土でオワコンになる出がらしを高額で買わない為に、
英語版の新作をキックしてエターニティで遊ぶという事も私個人はしていますが、
それはビギナーにお勧めできる事ではないですよね。

それ言ったらCoC邦訳版は2004年の6版のままだぞ!って話が。
30年以上前にHJがケイオシアム版を出してて、その後にながーーーいインターバルの後、
現状日本で最もメジャーなTRPGシステムになってるわけだから
送り手都合の版上げビジネスモデルとユーザーニーズは全く合致してない良い証拠だよなー。
システムを出してる側だけが改善してるつもりだか知らないけど、マーケ認知の方がどれだけ強いかって話で。

そんな中、俺は平然と30年以上前から遊んでいるCD&Dでオンセを数日おきにDMしていますが。

さてPFのビギナー卓を終えて、レベルアップ処理がPLとしては楽しみな訳ですが、
個人的にはWikiやWeb検索して、D&D系を30年遊んでてる俺だけど。
「PFレベルアップのさせかたが自力だけではよくわかんねえ!」
https://www29.atwiki.jp/prdj/
自力でやってみたものの漏れがないかどうかとか個々人だけで大丈夫かこれ?

自分の場合はHDをたまたまみつけて「あー、そっちの書き方?!」と気づいたのですが
CRPGだけでなく割と一般的な用語とまでなった「レベルアップ」で検索してもそれらしいことが掛からなかった。
SEOもだけど、このキーワード選定って凄く重要。

それからHDのヒット(なかぐろ)ダイスという記法。これD&D長らくやってると、ヒットダイスって書くし、
wiki検索すると検索エンジンのせいでもあるけど、クリーチャーデータ側が優先されて大量に羅列表示されてしまう。

また「はじめに」の表記順も気になった。これD&D5eBASICの書き方とかもそうなんだけど、造語の専門用語が何の説明も無く唐突に出てくる。

技能 Skillが先に書かれていて其処に「ヒット・ダイスを得ると」と唐突にヒット・ダイスが書かれてると、
多分に「はじめて」読む人は此処で「ヒット・ダイスって何?」と止まってしまって調べるか、
何だかわからないままスルーして無理に読み進めて後に見つける形になる。
この辺は「解ってる人」が陥りがちな書き方。編集という仕事ができる客観性のある人が必要になる。

ビギナーズボックスのような「ゲーム手順」でのチュートリアルが必要になるって事でのビジネス成立なのかなと。

自分がWebは20年以上親しんでいて、オープン公開されていることまで知ってるPFに馴染む機会がなかったのも、
Wikiの大量ボリュームドキュメントは取り付く島がみつけられなかった。
だからビギナーボックスで卓を開いて頂いてとても有難かったです。

一方、ギルティな形ですがCoCの某Wikiが活用されているのは、
取り付く島としてのリプレイ動画の刺さり方が大きかった後に、ルールを買わずに知りたいニーズがどれだけ大きかったのかなとも思いました。
まあPFはOGL無償公開してる一方で書籍版がトップセールスを何度も記録して、ブランチの元だったD&Dを脅かした程なのと違って、CoCはビジネスモデルとして成立しなくなる筈。

だけど立ち読み禁止して本をひもで縛った本屋は凄く儲かって潰れなくなったのかってのはある。
中身を確かめられないものにいきなり万近い金を払うってビジネスは一部のマニア相手にしか通用しないよ。

ビジネスモデルや法律と加減、あとはデジタル技術やネットワーク普及の社会背景とか色々と条件はあるので同じやり方のままで通用しない事が多くもあるのだが。
説明が下手だったり、心に刺さらないコンテンツは広まらないってのはどの時代でも変わらないと思う。
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