鴉山 響一さんの日記 「昨夜は「獅子面の女騎士」でした」

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鴉山 響一
鴉山 響一日記
2018/01/08 00:03[web全体で公開]
😶 昨夜は「獅子面の女騎士」でした
定期開催している……と言っても、数か月のブランクがあり、年末に再開して、昨夜も開催しました。
システムはAdvanced Dungeons & Dragons 1st Edition。先日日本語版のプレイヤーズハンドブックが発売された5版の先祖です。当然、イマドキこんな古いゲームで遊んでいる人口はとても少なく、恐らく日本で私を含めてせいぜい10人程度なのではないかと思います(少なくとも、このオンセンに登録している方で遊び続けている方はいないでしょう。いたら、是非ご連絡を~)。

とは言え、家庭人ゲーマーの悲しさ、時間的制約があり、実質60分というタイトなものでした(実際には、その後の雑談会も60分以上していたので何をかいわんや、ではあります)。

前回、「獅子面の女騎士」を探し出すようにと仰せつかった騎士テオドールが、とある事件によって知己を得て、親交を温めている魔術師のミンスとともに家老格の青年・ゲルハルトより直々に下命されるというシーンから再開です。

そして、前回骨折した状態で当時要した商人のミッターの代理としてこの二人の案内役を仰せつかったのは、ミッターの用心棒のひとり、ランスでした。ランスのくだけきった態度に不信感を募らせる騎士テオドールですが、意外にも魔術師ミンスは好ましいものを感じたようです。

「獅子面の女騎士」が逗留しているという湖岸の村に向けて船旅か騎乗して向かうかで悩みましたが、結局船旅を選ぶことに。というのも、騎乗ルートは狭隘な山岳地を抜けて行くのですが、時折そこにゴブリン族が跳梁しているとの情報を得たためです。非力なゴブリン族如きに怖気を振るうテオドールではありませんが、知悉していない地形での不意打ちの可能性、そしてゴブリン族が時として性質の悪い人間族とも共闘している事例もあり、不要な危険は避けるべしとの判断になったのです。

「アルベルトの宝剣」探索は主家からの密命であるため、不要なトラブルは回避せねばなりません。特に、政治的に対立している騎士団……亡き男爵の実弟が率いる「銀の翼騎士団」にだけは知られてはなりません。そもそも「アルベルトの宝剣」探索は、騎士団よりも政治的優位に立つための施策の一環として立案された経緯があるからです。

次回はいよいよ首府を出立し、湖の村、セル・ロブネティス村へ。そこで彼らを待ち受けているものとは、果たして。


……と言う次第で、誠に派手さには欠ける展開が続くのですが、もしこんなセッションを見学してみたいという奇特な方がいたら、お声がけください。政治的な駆け引きの走狗として泳ぎ回るファンタジーセッション。私は楽しいと思います。
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