鴉山 響一さんの日記 「遅れた理由は「ジュディが寝かせてくれなくて……いやナタリーだったかな」」

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鴉山 響一
鴉山 響一日記
2018/06/03 13:12[web全体で公開]
😆 遅れた理由は「ジュディが寝かせてくれなくて……いやナタリーだったかな」
昨夜もAD&D1eキャンペーン、「獅子面の女騎士」篇でした。前回、幼馴染のアロイスと再会した魔術師ミンス。話を聞くと彼もベルゲンブルク城を目指している途中で、同行させて欲しいと言う。しかしどうもその裏にはキナ臭い話が絡んでいるようで……。


テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。
ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。
オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。
アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。
レオナール……………………………テオドールの従者の少年。
アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。
アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。


アロイスとともに教会に戻り、一行に紹介をするミンス。アロイスはアウグストとレオナールの従者コンビにお相手してもらっている間に、そかの主要メンバーと別室にてより詳細な話を打ち明けたのでした。アロイスが命じられた「男爵家に繋がる」という何者かの魂胆を暴くという目的。そして金や女にはだらしが無いものの憎めない幼馴染みのアロイスの身を案じるためにも、気付かぬふりをして同道しようと提案したのでした。友情に篤いミンスならもっともなことだと、異を唱える者はおらず、賛同を得られたのでした。

その後ミンスは人気のない路地裏で(おいおい……)暗黒騎士が所持していた正体不明の飲み薬の鑑定を行い、その結果、治癒の効果のある魔法の飲み薬数本であることが判明。その間にオットーは騎士の従者たちを引き連れて糧食その他の買い出しを行い、午後にはアイルスと連れ立って災難に見舞われた農家の娘に下賜するための服を仕立て屋に注文させたのでした。

と、この辺りで時間切れ。
アロイスは表向きは行商を装いつつ、実際には何者かからの密命を受けてベルゲンブルク城への潜入を試みていることまではミンスに白状しています(というか、正直に言わなければ魔法で頭の中をのぞけるんだぞと軽く恫喝したのですが)。どう考えてもキナ臭い話で、理知的なミンスなら断るかあるいは魔法を行使するなどしてその背後を暴くなどの強硬手段を使うかな、と思っていたのですが、「気づきつつも、気付かぬふりをして敢えてその話に乗ってみる」という、話の展開としては最も面白くなりそうな選択肢を選んだのでした。しかし考えてみればその通りで、そうすることでより核心に迫れるわけですから、もっともな話ではあります。

今回も前々回とは別の方に見学に来ていただいていました。冷静に考えると九割ロールプレイパート&一割魔法の物品鑑定しただけ、という流れしかなく、それで良かったのだろうかとも思うのですが、当キャンペーンとしてはいつも通りな進行でしたし、普段のプレイ風景を見ていただいたという意味においては良かったのかとも思います(その後、その見学者の方からは詳細な所感などを送っていただきました。感謝しております)。

それにつけても、アロイスのコミュニケーション能力の高さというか、人懐っこさはたまりませんね。モデルがドラマ緊急救命室のダグ・ロス先生(若かったころのジョージ・クルーニーが演じていました)なので、朝になって部屋から慌てて降りて来て「ジュディが寝かせてくれなくて……いやナタリーだったかな」なんてセリフ、とても似合っています。その反面、従者の少年たちと教会の椅子を使って遊び始める子供のような一面も持ち合わせています。人間臭くて私は大好きなキャラクタです。

次回はDM都合により一週間が空き、再来週。いよいよベルゲンブルク城に向けて冬の荒野を出発します。彼らは遭難することなく、無事にたどり着くことができるのでしょうか。
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