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😲 ランダムエンカウントが導き出す展開 一昨日も恒例のAD&D1e「獅子面の女騎士」篇でした。前回はアロイスがまさかの行動……出立直前になって姪っ子だと言うレナーテを連れて行くと突然言い出したので、「隠し事は無しだぞ」と釘を刺していたミンスの逆鱗に触れたのでした。ミンスがアロイスにESPをしてみたところ、なんとレナは男爵家の血筋を引く者だと発覚。しかしそれを秘匿したのも理由があり、秘密を吐露してしまえばミンスを苦しめることになるのではないか……というアロイスの考えがあってのことなのでした。友誼を疑った自分を呪いたくなったミンスは銘酒ハートブレイカーをあおって撃沈。ミンス以外の者たちはと言うと、良く教育された連邦警察の司法取引の如く、アロイスに恐喝と信実を吐かせることに成功。ともかく、取りあえずは嫌疑は張れたアロイスやレナとベルゲンブルク城への行程を進めるのでした……。 主な登場人物紹介 テオドール・ベルシュタイン………ロイツベルガー家の騎士。失われた「アルベルトの宝剣」探索の任に着く。 ミンス・ニッフルハイム……………「塔」所属の魔術師。テオドールと友誼を結びともに行動する。 オットー・ヒッツフェルト…………世慣れた吟遊詩人。「獅子面の女騎士」に関する秘密を何か知っているようだが……。 アイルス・バラ………………………遍歴騎士。獅子面のサレットを被る品位を感じる少女。 レオナール……………………………テオドールの従者の少年。 アウグスト・グレッセル……………アイルスの幼馴染で従者の少年。 アロイス・ベルヒマン………………ミンスの幼馴染み。ベルゲンブルク城へ同行することになるが……。 レナーテ・ベルヒマン………………アロイスの姪。実は男爵家に連なる血筋らしいが……。 宿酔いをしたミンスを「ミンスでもそのようなことがあるのだな」とアイルスがからかったかと思えば、その翌日にはアイルスが気温が低下して体調を崩しかけたのを見て「君の風邪をアイルスに移してしまったね」とアウグストにプレッシャーを掛けるオットーがいたりと興味深いロールが続きました。 宿酔いから復活したミンスにアロイスが託されていた呪文が記されているらしき巻物の鑑定をしてもらってみると、それは「魔法の矢」「眠り」「瞬間転送」の魔法が記されていることが分かったのでした。「魔法の矢」や「眠り」の魔法自体は初級魔術ではあるものの、魔法の矢」は相当高位の魔術師によって魔術が込められていることまでも分かりました。当然その威力は絶大です。様々な憶測や推測を繰り広げる一行ですが、いずれにしてもベルゲンブルクに入城してみないことには、と結論は一旦保留に。 そしてようやくベルゲンブルク城に到着すると言う直前。冬毛になって迷彩効果が高まった剣牙虎に遭遇したのでした。剣牙虎はこの地域でも見かけることのある獰猛な猛獣。警戒する一行をよそに剣牙虎はなんとアイルスに鼻先を押し付け、あまつさえ喉を鳴らして見せたのでした。アイルスによると、何年か前に親とはぐれた剣牙虎の子供を拾ったのですが、騎士候補生の訓練課程に入るためにベルゲンブルクの城代に引き渡したネーヴェ(新雪という意味)という剣牙虎なのでした。 ……と、ここで時間切れ。 ネーヴェとの出逢いは城内で用意はしていたのです。しかし、城のすぐ近くで剣牙虎のランダムエンカウントとなれば、もうそれしかないな、と。実に確立1/300でした。そのようなことがあるのもランダムエンカウントの楽しさですね。
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