Keiさんの日記 「恐怖と幻想に満ちた青髭のカーニバルで」

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Kei
Kei日記
2023/01/15 19:54[web全体で公開]
😶 恐怖と幻想に満ちた青髭のカーニバルで
ご機嫌よう

今年最初のセッション「青髭の花嫁」でしたの。これまで「部屋の書」というサプリを使って(というか頼って)遊んできましたが、今回は「鏡の書」というサプリを使います。もちろん翻訳されていないので自分で遊べる程度の私家訳ですが、いずれにせよ、わたくしが知る限り鏡の書を使ったセッションは本邦初かしら? シチュエーションが大幅に変わり、もはや「部屋の書」は使うことはできず、GMとしては困惑し恐怖に怯えてのセッション開始です。青髭の花嫁のGMはほんとうに難しくて、でも挑戦する価値はありますわ。

鏡の書には5つの舞台が用意されていますが、今回遊ぶのは「暗黒カーニバル」です。導入となる青髭からの手紙をPLの方々にお見せして選んでいただきました。カーニバルに新たに加わったショーガールは、恐怖と幻想に満ちたショーの数々とその裏側を目にして、青髭を信頼するでしょうか? それとも……? いずれにしてもカーニバルでの経験は彼女の人生を大きく変えてしまい、まあ、ハッピーエンドになることはまずありません。

ともあれ、今回もPLの方々はこれでもかというくらいに素敵なショーガールをご用意くださいまして。GMたるわたくしは、彼女から何をどのように奪おうか、彼女の素敵なところがどんなふうにトラウマに結びつくか、どんなふうに傷つけようか腐心します。彼女が怖がり、嫌がり、愛情や優しさや希望などといったものは片時も感じさせることがないように、そう、彼女は青髭に見初められたのですから、女性として生まれたことを憎み呪うしかないのです。……という風に描けると良いのですけれど。先にも書きましたが、ほんとうに青髭の花嫁のGMは難しくって。ほんとうはショーガールとラブラブしてたい! ですが、これは青髭ですので、心を無にしまして。

では、ショーガールの初舞台とその裏側を堪能してまいりましょう。

そんなわけで、ショーガールは目はくり抜かれ血を流しながら舞台に立つのです。五体満足なショーガールなんて、フリークスたちが許すはずがありません。彼女の身体も心も彼女のものではありません。そうやってショーガールにどんどんトラウマを与え、彼女たちがトラウマを癒すには青髭を信頼するしかないようにします。さあ、どうして、どのように青髭を信頼するかしら? そう、青髭の最悪の恐怖は、どんなに最低の男であっても、知らない男であっても、どれほど彼女を全く気にかけない男であっても、自分の心を守るには信頼しなければならないということ。自分の気持ちに正直な女を待つのはただ破滅だけですし、心を押し殺した女を待ち受けるのはそうし続けれなければならない未来です。芸人たちも彼女を傷つけようとし、観客は彼女が傷ついた姿を見て喜び、そして彼女の歌声自体は無視され続けます。彼女はこの舞台が本当のオーディションだったと悟り、裏切られたと感じ、そうしてついに姉妹の心は壊れてしまい、残された姉妹も大きくなる疑惑を胸に舞台を離れ、二度と舞台に立つことができなくなったのでした。カーニバルを離れてからも、その様子は夢で彼女を苦しめ続けます。

女性の権利が真に守られ、全ての女性が自分らしく生きることができる未来を望みつつ。

ご参加くださったPLの皆さま、ありがとうございました。
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レスポンス

聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2023/01/16 00:49[web全体で公開]
> 日記:恐怖と幻想に満ちた青髭のカーニバルで

「青髭の花嫁」の「鏡の書」とはいったい……?
苦しみ続けることしかできないのか、それとも?

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