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😶 片道勇者TRPGであそびました! その3 楽しかったです! 片道TRPGの戦闘は単純である。まず、敵の防御値を決める。次に、その防御値以上の値を、能力値とサイコロ二個を足して、出す。これで勝利である。 しかし、このゲームの戦闘をデッドリーにするルールは、ここからであった。 まず、当然のことながら防御値以上の値を出せなければ敗北となり、反撃を受ける。しかも、反撃ダメージは登場したモンスターのもの全てを合算した値になる。 つまり、今回の場合は動死体4体、全ての攻撃を受けなければならない。ダメージは3×4で12。 そしてこのゲームの8クラスの初期ステータスLIFE平均は11、装甲はおおむね1である。ここで失敗すれば剣士は死ぬ。 更に、相手の防御値も合算……ではさすがにないが、敵1体ごとに+1される。4体のゾンビによって、本来7の防御値が、10となっていた。 現段階では剣士の筋力は4、騎士の筋力は3。これに2D6を足して10以上を出さないと、二人は死ぬか瀕死になる。 もうこれ以上ひどいことはないかと思いきや、まだある。攻撃を成功させたとしても、次は相手のHPを超えるダメージを与える必要がある。 敵のHPもひどいことに、合算だ。ゾンビのLIFEは6×4で24。普通の剣士の初期装備の威力は1d6+1、騎士は2d6。全て6が出ても足りない。仮に敵が二体、同数の相手だったとしても、3d6+1で12を出さなければならないのだ。 相手のHPを超えるダメージを出せなければ、反撃を受けつつ相手を倒したことになる。当然、剣士は死ぬ。 ではいっそ逃げ出すか……。しかし、逃走に使う能力値は6種類の中からランダムで一つだ。0や1が並ぶ能力値の中から一つを選び、10を出さなければ反撃ダメージを受ける。 このゲームには、生死判定や戦闘不能状態のような、なまぬるいルールはない。LIFEが0になれば即、死亡だ(その代わり、死んだ後も幽霊になってゲームに参加することはできる)。 恐るべき、絶体絶命の窮地であった。こんな窮地に、たった一回の判定失敗で追い込まれるのが片道勇者TRPGである。みんなも楽しいので遊ぼう。 果たして彼らは生き延びることができるのか……。ダメかも……。 つづく(かもしれない)
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