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😶 片道勇者TRPGであそびました! その4 楽しかったです! 4体の動死体に、彼らは迷うことなく剣を向けた。そう、彼らが選んだのは逃走ではなく戦闘だったのだ。 一見無謀にも思える行動だが、決してやけになったわけではない。勝機あってのことである。 そのうちの一つ……いや、二つはもちろん、彼らの持つ剣だった。耳長の細い剣は2d6+1、鷹踊る剣(イーグルブレイド)は3d6ダメージを与えるのだ。 これに、彼らのレベルが加わり、さらに+2ずつ。合計、5d6+4、期待値で21.5。LIFE24に届きうる数字である。 (あと、これはルールブックを持っている理術士のPLも、恐らくGMも完全に忘れていたのでこの先も計算されないのだが、協力して攻撃する勇者の好意の値も攻撃力に足せた。二人に+1ずつされて、合計+2になるはずだった。しまったー。 これを読んでいる勇者は、不利になるルールは忘れてもいいので、どうか自分たちに有利なルールだけは忘れないようにしてほしい……(GMは正しいルール運用を心がけることで対応してください)) 更に、秘策はそれだけではない。決定的勝利に繋がる要素がまだあった……だが、まずは、この剣を届かせなくては全てが始まらない。ここで失敗をすれば、致命的な打撃を受けるのだ。 そして、二人は動死体に自ら切りかかる! フロート(剣士):(2D6+4) → 7[6,1]+4 → 11 クラウド(騎士):(2D6+3) → 6[2,4]+3 → 9 剣士の耳長の剣が動く死体を貫くが、しかし騎士は慣れない大剣を用いた初陣であり、しかも狭い迷宮の中だ。剣の切先を壁にひっかけてしまった。その隙を逃さず、動死体たちは騎士に殺到する。 しかし、これもまた計算のうちである。 さらなる秘策、それは勇者にのみ許された力(スキル)、数少ない勇者を有利にするルールのひとつ、このゲーム唯一無二の判定ダイスの振りなおし要素、『覚醒』である。 勇者達は絶体絶命の中、この『覚醒』を使うことによって、判定に使用したダイスを一つだけ振りなおすことができるのだ! ちなみに、『覚醒』は一度の冒険で二回だけ使うことができる。 なので、二つのサイコロを振りなおしたら二回使ったことになり、無くなる。そして『覚醒』の使用回数が増えることは、ない。 ひどくかぼそく貴重なリソースではあるのだが、何にせよ使わずに死んだら抱え落ちである。そして、今回は1個を振りなおして3以上が出れば成功なのだ。間違いなく使いどころだ。 騎士の長い首先にある目が光った。ひっかけてしまった剣を、しかし強引に押して壁をすべらせ、動死体を切裂こうとする! 2つのダイスのうち、一つが振りなおされた! (1D6) → 2 がっ、ダメ! つづく(かもしれない)
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