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😶 伝わったメッセージが伝えたメッセージ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)という表現がある。 ***** これは、あなたに相手を不快にさせるつもりが全くなかったとしても、「相手がそう受け取ったのなら、それはあなたがそう伝えたから」という意味だそうです。 曰く、そういったズレにより生じる「不和」の殆どは、悪気があってされているものではなく、だからこそ注意が必要なのだとか。 「相手がそう受け取ったのなら、それはあなたがそう伝えたから」 シビアな評価だと感じましたが、核心を突いているような気もするのです。 __連想して思いついたのは、言葉。 不思議なもので、一般的に使われている言葉でさえ、人によって意味が異なることがしばしばあります。 特に感情表現だとそれが顕著な感じ……。結局、私たちが言葉を使って表現しているのは「感情表現の擬似値」に過ぎないのかな、と。そういう意味で、言葉は大なり小なり誤差を孕んでいるのだと思います。 例えば、「---机の上にひとつのティーカップがある。」と描写を受けた場面があるとします。 その時 瞬間的に思い浮かべたイメージ(光景)というのは、恐らく人によって様々でしょう。 ティーカップはどんな形状でどんな模様がついているのか? 大きさはどうだろう? 使用感は? 中身は入っているだろうか? そもそもカップの載っている机はどのような見た目なのだろう? …………… ……… … 因みに私は、「黒い卓袱台(机)にのった、古ぼけた白と青の縦縞模様のある湯呑み(*私にとって湯呑みはティーカップだ)で、冷めた番茶が入っている光景」を思い浮かべたのだけど………。 きっと、私とは違う光景を思い浮かべた人も多いに違いないっ!() __言葉には『ズレ』がある。 それは個人個人が、言葉ひとつひとつに無意識に紐付けたバックボーンが違うから。 今まで培ってきた経験や価値観は、一人一人違う……。 違いがあるからズレが生じて…ズレが悪い方向を向くと「不和」になってしまう…。 不和はなかなか厄介さん。不快にさせられた側も、そのつもりがなかった不快にさせた側も。 解決策としては、「伝え方を工夫して未然に防ぐないし発生回数を減らす(よう努める)」か「生じた差異を後からフォロー(補足)する」しかないのかもしれませんね……。 その一方で、殊TRPGにおいては、 その伝達の『ズレ』や『誤差』を逆手に楽しんでいるような面があると(勝手に)思っています。 「えっ嘘やろ?」「なぁんでそーなるのーーー!ww」と呟きたくなってしまうような『ズレ』自体をお互いに笑う。 それによって生えた設定。想定外のルート。 誤差を楽しむ。言葉の上滑りを楽しむ。 ズレちゃ困るようなところ(共通の認識が欲しい場面)では、詳細描写や補足が入るシーンはあるけれども……。 違うを楽しむあそび。 ズレに自由度が残されているあそび。 ちょっとおもしろいなあと思う夜でした。
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