序章 とある冒険者たちの再会 Part.01

がらこ
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登録日:2021/02/15 00:58最終更新日:2021/02/15 12:26

ランとラインの序章。

キャラシURL(PL名敬称略)

ラン(PL:旅人)
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=croiSQ

ライン(PL:旅がらす)
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=ybLff5

ダイス振る時に使う部屋
https://ccfolia.com/rooms/iJiw7D_Ce
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旅人
14. 旅人
2021/02/15 21:50
ラン「なんで止めなかったかぁ...おめぇが悪いことしそうなヤツじゃなかったからだナ!うンうン。これだナ」
あんまり深い理由はなかったのだろう。そう、ラインさんは感じられる。

ラン「ンまぁ。理由、あるンだろ?」
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がらこ
13. がらこ
2021/02/15 21:28
ライン「……はい。二人とも、冒険者で」

 二人を見たまま、ラインはしばらく黙りこみ、

ライン「……あの、なんで、止めなかったんですか?」

と、ランの方を改めて向いて、尋ねた。
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旅人
12. 旅人
2021/02/15 21:17
ラン「へっ?あっ、別にいいだぜ?仕事だしナ」
ラン「えっと。そっちは、とーちゃンなのか?」
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がらこ
11. がらこ
2021/02/15 20:53
ライン「……」

 ランの手際の良さに目を見張っている。丁寧に新しい包帯を巻いてもらった母を見て、息をつく。

ライン「……ありがとう、ございます」

 ゆっくりと寝息を立てる母を見て、更にその隣で片腕を失いつつも同じように寝息を立てている人間の男性を見て、やっとラインは強張らせていた眉を緩めた。

ライン「ありがとうございます」
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旅人
10. 旅人
2021/02/15 20:48
ラン「お前のカーちゃンだったンだな...もちろんいいぜ」

______
ここでランのナース力を見直させてやりますね!
ラン - 今日 20:30
2d6+5+2 包帯の手際の良さ!
SwordWorld2.5 : (2D6+5+2) > 8[5,3]+5+2 > 15
_________

手際よく包帯を巻いていく。魔香草を口にぶち込んだだけのさっきとはまるで違う。

ラン「ヨシ。これでおーけーだな。.....(ヤベェ!色々訊いてみテェけど、訊ける雰囲気じゃネェ!出直すか?いや、でもなァ。ここを逃したら...でもなぁ)」
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がらこ
9. がらこ
2021/02/15 20:32
ライン「あぁ、そう言えば、馬、連れてましたね……」

 そう言って、ランから視線を外し、眠っているドワーフの女性を見やる。

ライン「……あの、母の包帯を交換したいんですが……手伝ってもらえますか?」

 ドワーフの女性は喉に特にひどいけがを負っているが、他にもところどころ傷を負っている。ストラスフォードの聖印を身に着けており、知識があれば彼女が神官であることに気づいていいだろう。
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旅人
8. 旅人
2021/02/15 20:15
ラン「おっ、そう見えるか?ふふん。おれもこの職が手についたかなー」どやぁ感を出してくる

ラン「まっ。本職は冒険者だぜー。ちょっと経験があるから、少しだけでも手伝いてェって思ってナ。それに看護師の服装って、カワイイと思わねェか?(えっと、まずは雑談で。後々に訊きたい事を訊いた方が良いよナ)」
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がらこ
7. がらこ
2021/02/15 19:53
ライン「ッ……!」

 ラインは息をのんで、ギュッと女性の手を握っていた方の手の力を強める。

ライン「……覚えて、ます。……看護師さんだったんですか?」
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旅人
6. 旅人
2021/02/15 17:46
ラン「あー....(わ、忘れられているのか...だ、だが!おれはここであきらめねェからな!)ほら。魔剣の迷宮でさ、一緒に居ただろ?名前も聴けずじまいだったから、気になってたンだよ」
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がらこ
5. がらこ
2021/02/15 14:41
 では、青年はその声に反応したのか、伏せていた目を上げてランの方を向く。鼻筋を横一文字に切ったのか、ガーゼを当てた顔は心ここに在らずのようであり、ランを見る目はどこか虚ろだ。

ライン「……えっと……」

 まだ少し記憶が混乱しているらしい。
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旅人
4. 旅人
2021/02/15 13:08
ラン「あっ....(あのときのアイツだ。...話しかけても、いいのかな?なんだかそっとした方が良いかもしれないけど...い、いや!たぶん、ここを逃せばあんとき魔剣をぶっこわした理由もわかンねぇし。トモダチすらなれねぇ!こ、ここは!勇気を出して!)」
緊張ゆえか、カクカクと近寄っていく。

ラン「よ、よお?えっと、あのとき振りだな?おれ分かるか?」
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がらこ
3. がらこ
2021/02/15 12:52
「ほぼあ!?」

 口に魔香草をぶち込まれて餌吐く鉄道ギルド員。二、三度咳き込んだのち、小さく「あ、ありがとう。気持ちだけいただくよ」と苦笑いをランにこぼした。

 さて、そんな中でランは見覚えのある顔を見つける。
 鉄道ギルドの職員らしい青年。護衛だった冒険者ーードワーフの女性に寄り添う彼は、ただ黙って女性の手を握っている。横たわる女性の喉には包帯が巻かれ、ほんのり赤く染まっていた。

 そう、あれは、今回の騒動によって作られた“魔剣の迷宮”で、あろうことか迷宮の核である“守りの剣”を工具でぶち割った青年だ。
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旅人
2. 旅人
2021/02/15 08:00
ラン「ほら!包帯だ!そっちは、薬草だなっ!おれにまかせろー!」

ランはあまりすばしっこいというわけもない。そのため、物資を運ぶよりも、薬草を焚くことが多い。いざというときは、比較的軽傷の患者の応急手当もするが、あくまでもそれは補助。

ラン「おれ式薬草は、ちょっと手荒だけど、気にするなよ?」
そういって煮ていた魔香草を人の口にぶちこんだ!

SwordWorld2.5 : KeyNo.0+5 > 2D:[1,1]=2 > ** > 自動的失敗

ラン「...ありゃりゃ?あれ?まちがえちっまったか?」
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がらこ
1. がらこ
2021/02/15 01:10
 一年前。キングスフォール近郊。守りの剣護送列車襲撃事件の現場にて。

「おーい! こっちにも包帯をくれ!」
「こっちは薬草だ。魔香草を扱える野伏はいないか!」

 青空の下、ブルーシートの敷かれた草原に人々の声が響き渡る。
 守りの剣を護送していた魔動列車が襲撃にあったその現場では、怪我を負った人々の応急手当てが行われていた。
 傷つき横たわる鉄道ギルド員や護衛の冒険者たちの隙間を縫うように走り回るのは一人のドワーフーーランフォード・ホーテ。
 君は偶然この襲撃事件を目撃し、巻き込まれた冒険者だ。たまたま看護師の心得があったため、今は応急手当の手伝いをしている。

@ラン
 君はどのようにお手伝いをしているのだろうか
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