Keiさんの過去のタイムライン
2023年04月
ポール・ブリッツ⇒Kei | |
2023/04/30 23:21[web全体で公開] |
Kei⇒ポール・ブリッツ | |
2023/04/30 03:02[web全体で公開] |
> 日記:ヴィルガストRPGを思い出しながらちょっと考えるのだが RPGではございませんが、戦闘にランダム要素がなく、たったひとつのパラメータで勝敗が自動的に決まってしまうゲームとして「ディプロマシー」を思い出しましたし、ディプロマシーって(PLの)技量のみに依存した死闘のロールプレイだけで成立しているゲーム……こほん。
Kei | |
2023/04/29 19:19[web全体で公開] |
😶 アイススパイア山の竜第三夜でしたの ご機嫌よう。 再び一ヶ月ほど間が開きましたが、久しぶりのD&DでPLでしたの。今回もお買い物的なクエストでしたが、ろくに考えもせずに準備した呪文との相性が悪くって、適当な準備はダメだと実感しましたわ。敵クリーチャーのダメージもいよいよ大きくなって、ここぞとばかりに使った精神集中系の攻撃呪文はたったの一ラウンドで集中が切れ、ついに気絶させられるかとドキドキしましたの。 その一方で、映画の舞台になったネバーウインターを遠目に?したり、劇中でも描かれていた自然の化身のことを思い出して使ってみたりして楽しかったですわ。 キャンペーンの第三話にもなってまだまだ序盤の雰囲気ですが、これからが楽しみ♪
Kei | |
2023/04/21 21:28[web全体で公開] |
😶 信用とは何かというお話 ご機嫌よう。 これは面白くもないお話なので書こうかどうかずっと迷っていたのですが、とあるゲームに<信用>という技能がございますね? それで<信用>についてのお話ですの。 さて、当該のゲームでは新しい版で技能の説明がちょっと変わって、そのため技能が変わったと誤解されることもよくあるようなのですが、わたくしが思うところ、この技能自体が何を表現しているかは、以前から変わっていないかしら。なぜなら以前からこの技能の名前は原語では<Credit Rating>だったから。つまりこれが何を表現しているかといえば、今も昔も変わらず「信用」ですの。これはまさに適した日本語ですが、もう少し説明的に訳すなら「信用格付」になるかしら。 では「信用」とは何かというと、ズバリ、お金を貸したら返してくれるのか(当然ながら利子も含めて)、もっと言えばどれくらい安定し継続した収入があるのかということになりますの。もしかしたら、芸能人やプロスポーツ選手は住宅ローンを組むことが出来ないことが多いというお話をご存知かもしれません。そのものズバリですの。いまこの瞬間にはそこそこ資産があったり、あるいは今年の年収は高かったかもしれません。けれど、その状態が安定して継続するとみなせるかどうか。返済できる実績があるかどうか。株や国債に格付があるように、金融の世界では個人にも格付がございます。当然ですわね? そこでリスクが高ければ、信用は低いと見做されますの。返済しなかったという過去があれば尚更ですわ。いくら瞬間的な高収入があったとしても、信用には大きくは影響しません。蛇足ですが税制にも継続的ではない一時的な収入に関しては非課税となる場合がございますわね。 <信用>の説明が書き換えられたのは、もともと書かれていた叙述的な説明がまさにここで書いたような「信用」からかけ離れた、システムで意図していない運用が横行していたことの証明かと存じますの。もちろん日本語版のルールブックの記述が「信用」というただそれだけの言葉からイメージするものとその記載内容から、金融的な意味を想起しなかったということもあるでしょう。 さて、それでは<信用>の高低が何を意味しているかご理解いただいたと思いますので、次回のキャラクターやRPに反映されるのを楽しみにしていますわね♪
Kei | |
2023/04/18 22:35[web全体で公開] |
😶 安全ツールのお話 ご機嫌よう。 これまでも何度かお話ししていると思うのですが、安全についてのお話をしますわね。そう、安全ツールというものが、もう既にございますので、そのお話ですわ。安全ツールなんかもう既にご存知の方は、このエントリを読む必要はございませんの。ですが、このエントリをお読みのほとんどの方は「注意を要するテーマのTRPG」など遊んだこともないでしょうし、したがって、安全について真剣に考えたこともないのじゃないかしら。 さて。卓の安全とは何かが分からない方ばかりが残りましたわね? ここで言う安全というのは、参加者が心理的危険に晒されることなく安心して遊ぶことができることを意味していますの。読み進める前にちょっと考えてみていただきたいですが、どうしたら実現できるでしょう? わたくしの卓では「ラインとベール」と「Xカード」を主に採用していますし、本当に注意を要するコンテンツでしたら「オープンドア」のような出口電略も採用するでしょう。そこで、これらのツールについてお話ししますわ。と言ってもこれらのツールは効果を保証するものではありません。そのように考えてください、そのように卓を運営してください、という同意です。ですが、そういった同意がある卓とない卓、どちらがいいかしら? ■ ラインとベール ラインとベールは、ゲーム/シナリオ中のコンテンツについて、何を描いてはいけないのかを明示する仕組みです。つまり。 - ライン:具体的な描写も仄めかすのもNG。 - ベール:仄めかしても良いが具体的な描写はNG。 - オープン:具体的に描写しても良い。 これらは基本的にはセッションの最初に参加者が同意して決めることですが、セッション中に調整することもあるでしょう。参加者の誰か一人でもラインだと表明したなら、その表現はゲームから全てオミットされます。もちろんTRPGはその場で行われているものですから「つい興に乗って」しまうこともあるでしょう。そういう場合でも気がついた参加者が指摘することができます。 加えて、プッシュ(積極的に描写して良い)を決めることもできます。 ■ Xカード ラインとベールを決めたので、取り決めにないことだったら何でも描写してもいいのでしょうか? もしくは、何か個人的なNG表現があったとしても、先に言ってなかったので我慢しなければならないのでしょうか? そんなことはありません。そもそも、その表現に触れて初めて「これダメだった」と気づく場合もあり、もしくは事前に想像していたソフトな描写よりもずっとハードだったという場合もあります。 Xカードはそういう場合に使うツールで(事前にラインとベールのようなことを決めずに、単にXカードだけを使うこともできます)、それ以上の描写をしてほしくない時に、単にカードをオープンにすることで描写をストップするという仕組みです。必要に応じてゲームは巻き戻tたりスキップしたりして、もうその描写はセッション中二度としないという約束です。 ■ オープンドア 先に書いたような安全戦略があったとしても、それでも「もう無理」と思うことだってあるでしょう。誰でも、いつでもゲームから離れることができます。もう少し緩やかな場合として、ゲームを続ける前にちょっと個人的に時間をとって考えさせて欲しいということだってあるかもしれません。参加者の誰にだってそういう権利があります。 他にも安全ツールはありますが、わたくしの卓で採用しているのはこのあたりかしら。それと、これらの安全ツールに関連してとても大切なことなのですが、誰がということも、理由も関係ありませんの。なんでダメなんですか、と質問することは暴力になる場合がある。だから訊いてはいけないのです。そして、安全ツールがうまく機能しなかったからといって、後から参加者を責めることもすべきではありません。 プレイしているゲームよりも一緒にプレイしている人の方が大事。わたくしは、そう考えられない方とは遊びたくありませんわ。
Kei | |
2023/04/09 18:11[web全体で公開] |
😶 電子の女神の依頼を受けていただきましたの ご機嫌よう。 Cyberpunk REDのスクリームシート・アドベンチャー「Digital Divas Burn It Down」と「Don’t Fear the Reaper」を遊んでまいりましたの! スクリームシートですので導入と概要がさらっと書いてあるだけですが、連続放火事件、不可解な自殺、第二の依頼、ついでに関係ないニュースやらとPCが事態を把握しきれないうちにどんどん出来事を起こしまして、最後に互いに関係なさそうなピースが繋がる感じが楽しかたですわ。 世界を描くのも楽しかったですわ。わたくしのDiscordでもこの一ヶ月ほど、今日のセッションのために毎日ナイト・シティ・トゥデイを流したりもしていました。また、何といってもわたくしたちにはロアナプラという治安の悪い街のモデルケースもあることですし、こういったものは存分に活用いたしまして、PLの方々はイージーモードでの参加でしたが、だからと言ってPCの人生がイージーになるはずがないのですわ♪ とはいうものの、実際の雰囲気作りや描写は難しくて。描きたいなと思っていたものの一割も描けなくって、そこは悔いが残りますの。Cyberpunk楽しいですし、もっとあんなことやこんなことを描きたいっ♪ もちろん、スタイルは実像に勝る、態度がすべてだ、エッジに生きろ、ルールなんか破れ、自分のために生きろ、生き残れ、パンクにサイバーを叩き込め、というわけですから、集まったのは一筋縄ではいかない「連中」ばかり。当然素直に依頼を受けるはずもなく……あらら? 素直に依頼を受けますの? まあね、これは他のゲームにも言えることですけれど、好きにすればいいのですわ。そう。好きに。 とまれ、はじめてCyberpunk REDを遊びましたが、ルールも噂に聞いていたほど煩雑ではありませんし(その上読んでいて楽しいルールブックですし)、なによりもサイバーパンクという生き方を楽しめる良いタイトルかと存じますわ。 ご参加くださったPLの皆さまありがとうございました。
Kei | |
2023/04/03 01:23[web全体で公開] |
😶 どうしてXカードが使われたのか、というお話 ご機嫌よう。 わたくしの卓では明示的にXカードを使用することが多々ありますわ。特に注意を要するテーマのTRPGでは、Xカードを使用しないという選択肢はありませんの。そして先日の青髭の花嫁で、ついに実際にXカードが使われる時がやってきましたの。 青髭の花嫁自体が注意を要するテーマのTRPGですが、だからXカードが使われたのかというとちょっと違うかと存じますの。ですから、どうしてそこまでに至ったのかを、わたくしの視点ではありますが、メモしておきますわ。 まず、青髭の花嫁はホラーTRPGです。しかもPL自身の経験を恐怖の源泉として使うタイプの。つまり、PLとしてこうなったら嫌だ、怖い、ということが起こり得ます。そして、当日のセッションで、わたくしはPLが全然怖がっていないと思ってしまいました。RPの一環として表向き強がっていただけなのかもしれませんが、わたくしは、怖くないんだと思ってしまったのです。 それで、じゃあ、どうしたら本当にとても怖くなるのかって考えてしまいましたの。これがそんなに怖くないのなら、この延長線をどこまで突っ込んだら、PLの方たちは怖くなるのかしら? わたくしが考えるギリギリのライン。 普通に考えたら、これはアウトに決まっています。けれど、もしかしてこれでもセーフなの? 怖がってくれるの? という誘惑に勝てませんでしたの。まるで花嫁が禁じられた扉を開く誘惑に勝てなかったのと同じように。 もちろんこのエントリをご覧の皆さまは、そんなのアウトに決まってると仰るに決まっています。わたくしだってそう思います。けれど皆さんは、そんな誘惑に勝てなくなるほど追い込まれたことはないんじゃなくてかしら? 青髭の花嫁にはシナリオはありません。何がどう怖いのかは全部その場で描くしかありません。PLが怖くなかったとしたら、青髭ならでわの経験ができなかったとしたら、それは全てGMたるわたくしが至らないからです。まさしくそのように考えて、その場の雰囲気を軽口で誤魔化すことすらできないようなおぞましいものを描こうと考えてしまったのです。 Xカードを提示してくださったPLの方、ありがとうございました。Xカードを提示することに引け目を感じたり、わがままだと感じたりする必要はありません。わたくしがやり過ぎた時は、今日と同じようにしてくださいまし。