霞さんの日記

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日記一覧

霞
日記
2019/01/01 23:17[web全体で公開]
😢 一つの扉が閉じるとき、新しい扉が開かれる
 
新年あけましておめでとうございます。
年末年始はお仕事(バイトですけど)でバタバタしていて、
ご挨拶が遅くなりましたけど、
旧年中はたくさん遊ばせていただいてありがとうございましたっ。
本年もどうぞよろしくお願いもうしあげます。

・・・

私事ですけど、2018年末をもって、この数年遊ばせていただいていました
とある「ソードワールド完全版(無印)」のオンセサイトが閉鎖されました。
いろいろと存続させる道を模索してはみたのですけど、力及ばず、、、
ソードワールドは2.0にリデザインされて10年、昨年は2.5にバージョンアップもされて、
無印(完全版)を遊ぶ人も減ってきているご時勢ですから、しかたがないこととはいえ、
そういう場が消えていくのは淋しいかぎりです…。

参加登録しているメンバー全員で一つの世界(ワールド)を共有(シェア)して、
キャラクター間の関係を深めながら成長させていくスタイルのサイトで、
冒険(セッション)だけでなく、キャラチャでキャラクターの日常を
演出したりもできる楽しいサイトでした。
本当に素敵なRPをされる方が多くて、どちらかといえば
なりきりRPに拒絶的だったわたしがRP重視のスタイルに馴染めたのも、
そのサイトで遊ばせていただいたからだと思います。
別れは悲しいものですけど、わたしを変えてくれるものに出会えたことは、
本当に幸運で幸せなことだったなって感謝しています。
 
オンセンSNSは、いわゆる野良募集が中心(もしくは身内募集)ですので、
たとえば、コミュニティで1つのワールドをシェアするような遊び方は
あんまり流行らないのかもしれないですけど、
そういう遊び方にも興味をお持ちの方がいらっしゃるようでしたら
コミュニティを創ってみたいなぁと思います。

・・・

ともかく、昨年は、ファンタジー系は主にそちらのサイトで、
サイコロフィクション系はこちらで、とかけもち参加でしたけど、
今年からはオンセンSNS中心に活動させていただこうと思っています。
そういうわけで、昨年以上によろしくお願いいたしますっ!
 
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霞
日記
2018/11/01 02:17[web全体で公開]
🤔 「RP(ロールプレイ)」と「お芝居」と「なりきり」と
 
今日から11月、、時がすぎるのは早いですね、、
ハロウィンの余熱も醒める冷雨ですけど、
皆さまも無理をされないようご自愛くださいね。

ここのところ水曜日の夜は、セッションの予定がありませんでしたので、
毎週、映画館のレイトショーを観にいってました。

重度のTRPG脳なので、そんなときでも登場人物に感情移入して、
「わたしだったら、こーするかな/こう言うかな」みたいな感じで観てますけど、
このキャラクターは次にこういうセリフを言うだろうな、
っていうのが結構ピタッと当たるようになってきて、
「あれ、、わたし、案外、脚本家になれるんじゃないの??」
なんて思ったり。。(ぇ

・・・

日記等で「なりきりや演技が苦手だから、RPできない」っていうご意見をときどき聞きます。
でも、わたしは、TRPGにおける「ロールプレイ(RP)」って、
実は「演技」ではないんじゃないかなって思ってます。
(まして、単なる、既存キャラの模倣としての「なりきり」や「ごっこ遊び」とは本質的に異なってます)

以前の日記で、「わたしはRP重視のスタイルです」みたいなこと書きましたけど、
そんなふうに「RPは、なりきり/演技」っていわれることに、どこか違和感をもってしまいます。。
ただ、その違和感の正体をうまく言葉にすることができずにいたのですけど、
映画やドラマを観ていて、最近、その答えが少し整理できてきたように思います。

といっても、そもそもTRPGにおける「RP(ロールプレイ)」の定義が曖昧で、
語る人によって違っていますから、違和感を感じるのは当然といえば当然です。

1人のプレイヤーがゲームの駒としてパーティメンバー全員を操作するコンピュータRPGか、
1人のプレイヤーが1人のキャラクターだけを演じるテーブルトークRPG、
どちらを先に遊んだか、その原体験でRPに対する認識も異ってくるのかもしれません。

キャラクターの「演技(なりきり)」や「演出」をさしてRPという人もいれば
(たぶんこれが一般的な解釈のようなのですけど…)、
「職業的な役割分担」こそが(古典的な、狭義の)RPだという人もいます。
職業だけでなく「人間関係的な役割/役柄」(リーダー、ムードメーカー等)を
演じることも含めてRPだという人もいます。
あるいは「物語上の役割」(ハンドアウト制の場合、特に)を演じることまで
RPと定義する人もいます。

・・・

結論からいうと、わたしは、「物語上の役割を演じる」ことまでぜんぶ含めてRPだと考えています。
そして、わたしにとって、TRPGにおける「ロールプレイ(RP)」の本質は、
強いていうなら、「シミュレーション」なのかなぁ、って考えてます。

TRPGのプレイヤーがしていることは、
「人物設定(キャラクターデザイン)」から始まって、
ゲーム的な「行動選択」をして、
「結果判定」するためのサイコロをロールして、
「台詞」や「描写」を考えて「演出」します。

演劇にたとえていうと、「脚本(の一部)」+「演技」+「演出」でしょうか。
それらを一人ですべて、しかも即応的・即興的にこなしているわけです。

ただ、表面に見えるセリフや描写はたしかに演技的なんだけど、、
でもそれは表層には直接顕れてこない深層の設定から積み上げた結果が、
演出を伴って顕在化しているのであって、
その根底に「シミュレーション」があっての「RP」だと捉えています。

・・・

高名な脚本家の倉本聰さんは、
物語の主要な登場人物(キャラクター)の「行動原理」を設定するときに
どこで生まれ、どのように育ち、どのような経歴を歩んできたのか、
略年表を一人一人につくるのだと聞いたことがあります。
(一部のシステムに導入されているライフパスをさらに詳しくしたようなものですね)
物語は、そういう人生背景をもった一人一人の「糸」の絡まりとして紡がれていきます。

創作された架空の人物ではありますけど、架空の人物であるからこそ、
ドラマ内の物語と直接関係がなさそうな設定であっても、
そういう設定がないと、役を演じる俳優さんもより深い人物理解ができず、
どこか嘘くさくて、まったく共感もできない、
リアリティのないうすっぺらなお芝居/ドラマ
になってしまう、のだそうです。

セッション内のPC/NPCもまた、単なる「点」の存在ではなくって、
物語の中の登場人物として、そのセッションの舞台に集うまでに
それぞれに人生背景(ライフパス)を歩んできた「線」であり、
セッションは、持ち寄られたPCという複数の糸が、紡ぎ織りなしていく物語です。

そうした設定に基づいてデザインされたキャラクター(登場人物)が、
シナリオ内の場面(シーン)のシチュエーションにおかれたときに、
他の登場人物(PCあるいはNPC、エキストラ)と邂逅したときに、
どのように感じて、どのように反応し、
どのように考えて、どのように行動するのか(あるいはしないのか)

設定された行動原理との間に齟齬がないように、
キャラクター(担当PC)の心情を考えて、
セリフや動作の描写を演出し、
そして行動を選択する ―――これって、考えてみると、つまり、
要するに「シミュレーション」なんですよね。

架空の物語の架空の登場人物のお芝居を、
いかにリアリティを感じさせるか、
わたしも、それを心がけて、
キャラクター(PC)をデザインして、
「RP」しているつもりです。

そのシステム、シナリオが提示している物語の舞台の中の登場人物の一人として、
「(違和感なく)いかにも在りそうな人物」として設定できているか、演じきれているか、
それを意識するようにしています。

そんなふうにセッションで提示される物語の舞台設定を大切にすることもまた、
 システムやワールド(世界観)をデザインしているゲームデザイナー、
 シナリオ(物語のプロット)を提供いただいているシナリオライター
 セッションを準備し主催しているGM/KP
へのリスペクトでもあると思って遊ばせていただいています。

 そんなわけで、わたしのキャラメイクはとにかく時間がかかります。
 1人の新規キャラをデザインするときには、少なくとも一週間くらいは必要です。
 セッション開始直前にハンドアウトをいただいても間に合わないので、突発セッションは苦手です。

 キャラクターシートにはぜんぶ書きませんけど、メモ帳にはいろいろと設定を書いてあります。
 セッションの流れに合わせて、使えそうな設定を引っ張りだしてくるようにしてます。

 この半年ほどの間にキャラメイクして登録したキャラクターが20人を超えましたけど、
 実のところ何十人ものキャラクターを演じ別けるようなお芝居の才覚もありませんので、
 練り上げた数人のキャラクターを継続して成長させていく方が好みだったりします。

 セッション履歴(セッションログ)は、経験値や功績点だけでは語れない、
 そのキャラクター(PC)が積み重ねてきたキャリアそのものなんです。

 実在しない架空の人物ではありますけど、物語の中では実際に生きている人、なんです。
 できれば死なせたくないし、だから可能な限り生還するルートを模索しながら最後まで足掻きます。
 なので、次から次にキャラを作成しては使い捨てていくようなプレイスタイルは
 基本的に好みません(っていうか、正直、あまり共感できません)。
 
***
 
そういう意味で、TRPGのプレイヤーは、担当するPCについて、
キャラクターをゲームのコマとして操り、ゲーム的な選択をすることに加えて、
「(キャラの)原案/原作者」と「脚本家」と「俳優」と「演出家」として
同時並行的かつ即興的なRPをこなさないといけない、
実は非常に高度な知的遊戯を趣味として遊んでいることになるんじゃないのかなぁ、
なんて感じています。

実際のところ、どんなプレイヤーでも、担当するPCについて、
多かれ少なかれ、そういうシミュレーションをしていると思います。
逆に、もし、そういう設定がないままの、表面的な「なりきり/演技」だけで、
登場人物(PC)の「シミュレーションができていない」のであれば、
それは「RPをできていない」=「本当の意味でTRPGを遊んでいるわけではない」
ということと同じなのではないのかなぁ、とも思ったり…。

というわけで、TRPGにおける「ロールプレイ(RP)」は、
決して単なる「なりきり」や「演技」なのではなく、
キャラクター設定のデザインから始まり、その設定に基づいて、
物語の中の架空の人物に命を吹き込む「シミュレーション」なのではないか、
っていうのが、今のわたしの「RP」にについての個人的見解・スタンスです。
(いうまでもないことですけど、、そうではない見解を批判しているわけではありませんっ。。)

たまにしか日記を書かないせいか、書くとまた長くなっちゃいましたけど、
最後まで乱筆乱文を読んでいただきありがとうございました。


――― 皆さんにとっての「RP」はどんな意味なのでしょうか。
 
 
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霞
日記
2018/08/02 01:53[web全体で公開]
😰 暑中お見舞い申し上げます。
 
こんばんわ、霞です。
今日から8月・・・7月も気づけば終わってましたね…。(遠い目
久しぶりすぎて日記というよりは月報みたくなっちゃってますけど…。

7月は初旬の台風豪雨災害から始まって、
その後も各地で35℃超えの猛暑日が当たり前のように続いたり、、
台風が東から西へ西日本を横断したり、、、
なんかホントに異常な事態が続く月でしたね。。
オンセンSNS内でも被災された方がいましたら、お見舞い申し上げます。
8月もまだまだ暑い日が続きそうな予報ですけど、皆さまのご健勝をお祈りしております。

個人的なことですけど、、7月後半は、
参加メンバーさんの急な体調不良や、緊急呼出しのお仕事、サーバのトラブル等々で
予定していた12のセッションのうち6つのセッションが中止や延期になりました。
なんかもう異例づくしの半月で、日本の夏、ホントにどうなっちゃうんでしょうね。。
でも皆さま、特に大事には至らず本当になによりでした。
6月以降、曜日固定卓の予定を多めに入れていましたので、
継続セッションのリスケでご迷惑をおかけしてしまっています。。

日中は部屋の中にいるだけでも体力を消耗しているようで、
喉が異常に渇いて、眩暈と嘔気と頭痛で集中が続かないしで、大変です。
7月に入って「シノビガミ(退魔篇)」と「インセイン」のコミュニティを新設して、
GMをしようとシナリオの準備を始めたりもしてますけど、
どれもあんまり進捗しないまま、気づけばもう8月だし…。
夏期休暇の間にできるだけ進めれたらいいな。。
その前に、週末までの期末試験を乗り切らないと、、ですけどねっ…。><

皆さまも、体調を崩されないようどうぞお体を労わって、
無理のない範囲でTRPGライフを楽しんでまいりましょう。
2018年下半期も、どうぞよろしくお願い申し上げますっ!
 
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霞
日記
2018/06/11 02:53[web全体で公開]
🤔 「また一緒に遊びたい」って思ってもらえるように...
 

こんばんわ、霞です。
先日、RP重視のプレイングスタイルもダメっていわないでほしいです、
みたいな趣旨の日記を投稿しましたところ、
思いのほか多くの方々から励ましや共感のコメントをいただきました。
心から感謝もうしあげます。本当にありがとうございました。

一方で、改めて読み返してみて、わたしの文章表現がいたらなくって、
ネガティブな気分にさせてしまったとしたら本当に申しわけありませんでした。
わたしは、RPを優先しない遊び方を批判しているわけではありませんし、
セッションを台無しにしてしまうような暴走RPを擁護しているわけでもありません。

ただ、わたしを含めRPを楽しんでいるプレイヤーさん達が批判が怖くて萎縮してしまうような、
そんな雰囲気にだけはなってほしくなかったので、声をあげずにはいられませんでした。
だから、もし、わたしの拙文を読んでちょっとでも勇気をもっていただけたのでしたら、
日記をしたためてよかったと思います。

・・・

それから、「ボイセや高速テキセ、突発卓は、なるべく避けてます」っていうのも、
そういう遊び方が「楽しくない」とか「シナリオを消耗品にしてる」から避けてるっていう意味ではなくって、
そういう遊び方にうまく適応しきれていないわたしが、他の参加者の皆さまに、
迷惑をかけたり不快にさせたくないから避けてますっていう意味で、
結果として、わたしの性分や適性に一番合っていそうな、「継続テキセ」を中心に遊ばせていただいています。

・・・

TRPGに対する考え方、楽しいと感じる遊び方は人によって違うし、
たとえ一人のプレイヤーの中でも日々変わっていくものと思います。
わたしも最初に遊びはじめたときから、二転三転、試行錯誤して、「今は」
先日の日記に書いたような信条・スタンスに行きついています。
だから、RPだけがTRPGの唯一の楽しみ方ではないことも十分にわかっているつもりだし、
「今の」わたしの好みのスタイルと違うからといって否定するつもりもありません。

100の質問にも書いていますけど、わたしは、
わたしが今楽しいと感じる遊び方を追求したいと思うと同時に、
わたしがまだ知らないような楽しみ方にも触れていければ、って思っています。

・・・

でも、もしも、誰かが、「わたしの楽しみを優先させる」ために、
「その人が楽しいと思うことを犠牲にしてしまっている」のだとすれば、
わたしはそんな中で一人無邪気に心から楽しむことなんて、とてもできません。

わたしたちにとってTRPGは、あくまで余暇を楽しむための趣味なのですから、
それぞれが自分の楽しみ方を追求し、それを周りのメンバーも楽しいと思えれば、
それが理想形なのだと思います。

先日、プレイングテクニックのノウハウ本として
「なぜなに未来侵略 テーブルトークRPG編」(新紀元社刊)
という本が紹介されていましたので、
(新品は)定価より高かったのですけど購入してみました。
まだ、プレイヤー編までしか目を通せていないのですけど、冒頭から

 「よいプレイヤー」とは、「一緒に遊んで楽しいプレイヤー」

って書いてあって、わたしもまったく同感で、わたしも、
セッションが終了したときに「(わたしと)また一緒に遊びたい」
って思ってもらえるようなプレイヤーになれればいいなっ、
って思いながら遊んでいます。

実際に、わたしがこの数か月の間に一緒に遊ばせていただいた中にも、
「あ、この人とまた一緒に遊びたいな」って思ったプレイヤーさんは
たくさんいらっしゃいます。
なぜそう思えたのか、そのポイントを整理して、
自分もそういうところを見習って実践していけば、
そういう理想の姿に近づいていけるのかなって思っています。

・・・

ちなみに「なぜなに未来侵略 テーブルトークRPG編」には、
他にもTRPGに普遍的に適用できるプレイング技術が
たくさん紹介されていますので、一読されて損はないかと思います。
 
今日も最後まで、長い日記を読んでくださり、ありがとうございました。
 
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霞
日記
2018/06/04 02:45[web全体で公開]
🤔 消耗品にしないこと(※超長文です。><)
 
こんばんわ、霞です。

ここのところ、「TRPGではRPを優先してはいけない」とか、
「RP重視してると他のプレイヤーさんに迷惑をかけてるんだから自重した方がいい」、
みたいな、そんな論調の日記をよくお見かけして、
しかもそういった日記に結構な数の「いいね!」がついてたりすると、
たぶんRP厨にカテゴライズされるんだろう、わたしとしては、
なんていうか、梅雨の曇り空のようにずぅーんと沈んだ、
どんよりと先の見えないなんともいえないシンドさを感じています…。

「TRPGは全員が楽しめて成功」っていうお行儀のよい優等生的な正論も
「なにが目的でTRPGをしているのか」「どういうプレイスタイルを楽しいと感じるのか」
っていうことについてお互いに認識・理解して共有しておかないと、
中身のない空虚な机上の空論ですよね…。 なので、今のわたしの、
 わたしがTRPGをしている目的、
 わたしが楽しいと思う遊び方、
 わたしがプレイヤーとして遊ぶときに気をつけていること、等々
プロフィールや100の質問等に書ききれていないことをまとめてみたいと思います。

・・・

TRPGでロールプレイ(RP)を楽しむことを優先してはいけない。

「なりきり」たいんだったらキャラチャやってればいいんだし、
TRPGはあくまでゲームなんだから、TRPGをするなら
ロールプレイ(RP)よりミッションクリア(G)を優先しないといけない…。

そのころ、わたしも、それが世界の真実だと信じていました...

…っていうか、実は、わたしもTRPGを始めたころは、
なりきりRP優先のスタイルをあまり好ましくは思っていませんでした。
(特に版権キャラへのなりきりRPは、なにが楽しいのかさっぱり意味がわかりませんでした)

あまり単純な二元論で物事を語りたくはないのですけど、、
なりきりRP優先で時間を浪費されるのが赦せないプレイヤーさんは、たぶん、
1夜1回で完結するボイセ、あるいはテキセであれば比較的構造のシンプルなオンセ仕様の
高速シナリオを遊ばれている方が多いのではないかと思います。
(もちろん全員がそうと決めつけているわけではありません...)
1夜1回完結で経験値を得て、効率的にキャラを成長させて強くしていくような遊び方を
好まれているのかもしれません。
あるいは、もっとシンプルに、とにかくできるかぎりセッション回数を増やしていきたい?
もちろんそういう遊び方を否定するつもりはありませんし、
わたし自身そういう遊び方を楽しいと思っていた時期もありました。

でも、あるときから、そういう遊び方がなんだか(自分のキャラの成長のために)
シナリオやセッションを使い捨ての「消耗品」みたいにしてるように感じてきて、
そういう遊び方はしたくないな、って思うようになりました。

セッションを重ねてキャラを強く成長させて、、だからなんなんだろう…、
キャラクターの成長は、目的ではなく結果にすぎないのに、
高レベルに成長したキャラシートを前にして自賛してみる…、
そんな満足のためにTRPGをやってるんだったっけ…?
違うよね…、わたしは、キャストの一人として物語の中に身を置いて、
自分達の選択で、予定調和でない新しい冒険譚をGMと共に紡ぎあげていく、
そのプロセスが、そのドキドキ感が、楽しかったんだよね…。
だってそのシナリオを、そのセッションを、プレイヤーとして遊べるのは、
一生に一度きり、なんだから…。

そう気づいてから、わたしは、シナリオで与えられる、その場その時のシチュエーションを、
担当する「キャラクター(PC)の視点」で、最大限、楽しもうって思うようになりました。
なりきりRPを「役が降りてきて自動的に」(憑依型?)と表現されている方もいらっしゃいますが、
わたしの場合は、「キャラクターの内側に自分を投影してゲーム内世界に没入する」感じ(脱魂型?)?
だから、重要なシナリオ分岐が予測される選択肢があれば(キャラクターと一緒に)めいいっぱい葛藤しますし、
選択した行動に説得力と臨場感を持たせるために、せいいっぱいRPもします。

そして、クライマックスフェイズ後の、エピローグの演出を大切にしたい、って思っています。
それがたとえどんなに悲しい結末であっても、たとえゲーム的には負け戦であっても、
すべては積み上げてきた選択とRP(そしてサイコロ運)の帰結。
だからそのすべてを受け入れて、一つの物語の幕が閉じゆく余韻を楽しみたいと思っています。
セッションログを保存して、記録をつけ、いつでも読み返せるようにしています。

そんなふうに、ひとつひとつのシナリオやセッションを
「使い捨ての消耗品」にしてしまわないことが、
シナリオを作成し、提供してくださったシナリオライターさんへの、
そしてセッションを準備して主催してくださったGMさんへの、
同じ時間を共有して、一緒に悩み遊んでくださった他のPLさん達への
本当の意味でのリスペクトなんじゃないかなって思うから。

それが(今の)わたしがプレイヤーとしてセッションに臨むときに、一番大切にしている姿勢です。

そんなわけで、必然的に1つのシナリオが(平日夜の場合)3~5回くらいの継続になる
RP多め、ゆっくりめ進行のテキストセッションに好んで参加することが多いです。
逆に、たぶん、時短でサクサクすすめたいタイプのプレイヤーさんとは、
そういう時間感覚や楽しいと感じるポイントが合いにくくて、
わたしのスタイルでは琴線にかすりもしないどころか、
むしろイライラさせてしまうんだろうなぁってことは、
空気読めない子ちゃんのわたしでも察することができます。
なので、1夜1回での完結を前提にしているようにみえるボイセや高速テキセへの参加は
なるべく避けるようにしています。
事前にキャラ設定やRPプランを考える時間的な余裕がとりにくい突発セッションも、
どちらかといえば苦手なので避けています。

ですけど、苦手苦手っていって避けてばかりいてもプレイスタイルの幅は広がらないし、
一緒に遊べる人も増えないわけですから、
いろんなスタイルにも対応できるように上達していきたい、とも思っています。
なので、価値観や好みのプレイスタイルが違っていても、
RP優先のプレイスタイルを「協調性がない」みたいな一言で切捨ててしまわないで、
いろいろな遊び方や楽しみ方の多様性を、寛容に認めてほしいなって思っています。

・・・

この日記の冒頭を書いてるときには、かなり悲観的な心持ちで書き始めたのですけど、、
ここまで長々と綴ってきて、ここに登録してから3~4か月の間に
一緒に遊んでくださったGMやプレイヤーさんについて思い返してみると、
皆さん、本当に素敵なRPをされる方が多くて、
(心の中で勝手に師匠認定させていただいてる方もたくさんいます...)
わたし自身、RPでクレームをつけられることもなく、
(もしかしたら迷惑に感じていらっしゃった方がいたのかもしれませんけど…。><)
わたしはきっと皆さんとの御縁という意味ではとても恵まれていたんだなぁ、
って、改めて、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
(サイコロ女神様の塩対応には恵まれていないかも、ですけどねっ...。(ぁ )

ずいぶんと長くなってしまいましたので、
雲間からふりそそぐやさしい光のような、
そんなやわらかな幸せに気づけたところで筆をおきたいと思います。

ここまであまり推敲されていない乱文を読んでいただき、ありがとうございました。
(深夜のノリで書きあげて、朝になって読み返したらめちゃくちゃ恥ずかしいアレ
 になってたら速攻で隠しますっ…。><)
 
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霞
日記
2018/06/03 00:35[web全体で公開]
😊 情弱プレイヤーの続報...
 
先日、プレイヤー間でのどどんとふの「秘話機能」を用いた個別交渉についての
かねてからの疑問を日記にしましたところ、幸いにもたくさんのお友達から、
アドバイスのコメントをいただくことができました。
個別にもお返ししているのですけど、質問するだけして投げっぱなし、
なのもあれですので、一応、どうなったのかご報告まで…。

で、結論なのですけど、皆さん共通されていたのは、     

 「プレイヤー間での「秘話機能」は、基本NG」

ということで、皆さんの見解は一致されていました。
GMの管理下にない個別交渉は、セッション運営に支障を及ぼす可能性が高い、
というのが一番大きな理由です。

たしかに公式のリプレイでも、GMと一部のプレイヤーが別室で話す場面はあっても、
一部のプレイヤー同士だけで別室で話すシーンは(わたしが読んだかぎり)ないですよね…。
情報交換等の交渉も表でされていますね。

セッション募集の詳細等にいちいち書いていないのは、
むしろそれが「暗黙の了解」というか前提的な共通認識のようで、、
わかってる人には当然わかってること、だったんですね。

わたしのような新参の空気読めない子ちゃんは、
そういうところから躓いていくのかもしれないですっ。><

ですので、わたしも、プレイヤー間での秘話機能での作戦会議には、
(もし誘われても)応じないようにしたいと思います。
そういうことは隠さず、表のログに残るようにオープンでいきましょう。
ということで、ご了承くださいませっ。

というわけで、わたしの中ではこの問題は一応解決いたしましたので、
ご報告を兼ねてお礼まで…。


それから、「自キャラの【秘密】が調査対象になりやすい問題」についても、
いろいろなアドバイスやサジェスションをいただきました。
いろいろ参考にさせていただいて、今後の立ち回りに活かしていければ、って思います。

皆さん、本当にありがとうございましたっ!
これからもふつつかな霞を、どうぞよろしくおねがいいたします。
 
いいね! 30
霞
日記
2018/05/25 01:16[web全体で公開]
😟 情弱プレイヤーの憂鬱?
 
こんばんわ、霞です。 日記を書くのは久しぶりです。。(遠い目
最近、『シノビガミ』や『インセイン』等、【使命】や【秘密】が他のPCさんと異なるシステムを
よく遊ばせていただいています。
いつも遊んでくださっている皆さんには本当に感謝です、、ありがとうございますっ。

対立型シナリオ、楽しいんですけど、立ち回りも忍法構成も、試行錯誤の連続でなかなか慣れない日々です。
わたしのPCの【秘密】って、なんかいっつも真っ先に全体公開されちゃうことが多いんですよね…。
わたし、無意識なうちになにか他のプレイヤーさんに不信感を与えるような言動をしてるのかな…。
 もしかしなくても、空気読めてない?
 シナリオの裏を読めてない??
 ルルブ(の日本語)を読めてない???
いたらないことばかりで、無自覚にご迷惑をおかけしていそうで怖いです…。

他のプレイヤー(PC)さん視点からだと自分(のPC)がどう見えてるのか、
っていう分析を、もっと高速思考できるようになりたいです…。
 

それでふと、どどんとふの「秘話機能」のことで疑問に思うことがでてきたのですけど、、
『シノビガミ』や『インセイン』等のキャラクター間で【使命】や取得している【秘密】が異なるシステムのときに、
秘話機能をつかって、GMさんと【秘密】や【使命】周りの質問や確認をすることはしばしばありますよね。

でも、PL間での情報交換等の交渉は、基本、雑談タブ等で全てのプレイヤーにオープンな状態で発言していて、
秘話機能をつかって他のPLさんに伏せた状態で、(一部の)PL同士だけで交渉や提案をするような使い方は
していないのですけど…、、、
もしかしたら、実はわたしがやってないだけで、わたしの知らないところで、
他のPLさん同士、テーブルの下で鎬を削る交渉をされていたりしているのかなぁ…と、ふと思ったり…?

オフセやボイセだと見えたり聞こえたりしていてなんとなく察せれますけど、
テキセだと秘話で話されているとまったくわからないじゃないですか。
(テキセでもシーンプレイヤーじゃないのに、雑談タブでもしばらく発言がないときとか…?
 あれ…もしかして、わたしだけ取り残されてる…?? ってちょっと不安になっちゃいます。。)

あ、、でも、別に疑ってるとか、不信感や不快感、嫌悪感があるっていうことではなくってですね、、
(わたしが知らないだけで)実はそういうことがあったりするのかなぁ、皆さん、どうされているのかなぁっ…
っていう純粋な疑問です。
…といいつつ、正直、ちょっと不安感はあるかもですけど…。

わたしの性格的には(ゲーム内ではあっても)あんまり隠しごとはしたくないし、
PC間の対立が、PL間の不信や対立にまで波及してギスギスしちゃうと辛いかなぁって思うので、
(少なくとも自分が)秘話機能をつかって交渉することには積極的にはなれないんですけど、、
特に誰が味方かわからない対立型とか、対立型になるかもしれない特殊型とかだと、
そういう立ち回りも(ゲーム的には)重要になってきますよね。
なので、他のプレイヤーさんが秘話機能で交渉されていても、だからイヤっていうことはないんです。
 
ただ、そういう(プレイヤー間での)水面下折衝のツールとして秘話機能を、
実際にどれくらいのプレイヤーさんが利用されているのかなぁ、
っていうようなことについて、皆さんのお考えも伺えたらなぁ、って思います。
 

…って、ここまで書いて、日記よりもトピックにあげた方がいいことに気づきました…(愕然
長々とここまで読んでいただいてありがとうございましたっ。
 
いいね! 24
霞
日記
2018/03/19 00:08[web全体で公開]
😊 『マギカロギア』セッション報告
 
2月末から並行して継続していたじゅん@GM様主催の
「反乱する盲愛の誕生」も無事に終了しました。
 
このシナリオは、GMのじゅん様のオリジナルで、
アテナ国という「異境」が舞台。
PCは全員「阿房宮」所属で、
性格は「狂人」もしくは「冷酷」が条件の、
かなり変則的なシナリオです。
デストラップもあり、ボスキャラも強くて、
難易度はかなり高め。
 
わたしのキャラは、元猟鬼の書警「白無垢の裁断者」。
阿房宮の〈禁呪〉で禁書魔法〈捕食〉を修得させて、
敵(特に書籍卿)の召喚する元型を食べるのが趣味という
狂人(というよりはもはや変態?)魔法使いをデザインしてみました。
 
今回はとにかく殺意さえ感じるサイコロに振り回されっぱなしで、
初期アンカーを喪ったり、なかなか思うように進まなくて、
冷酷・狂人キャラだったはずなのに、
シナリオアンカーになった中ボス?に懐いちゃってるし、
元猟鬼なのに書籍卿戦、譲ってしまうし、
最後はなぜかお師匠様大好きなツンデレ女子になってるし…、
キャラもRPもブレまくり…。
 
そんなふがいない書警と分科会を組んでくださったのは、
ブランカさんの「万魔の龍」(異端者/阿房宮)
いーたんさんの「陰陽の森」(書工/阿房宮)
お二人とも、蔵書構成にすごく工夫されていて、
キャラもしっかり確立されていて、
ドラマシーン(交渉・推理)でも戦闘シーンでも、
たくさんフォローしていただいて本当に感謝なのです…。

ブランカさんは、次々と作戦を考え出してくださって、
いーたんさんは、解決への糸口を見出してくださって、
事件がほぼトゥルーエンドになったのは、
お二人のおかげです♪
このお二人とご一緒できてホントによかったです。

推理重視のシナリオなので、ほとんど内容は書けないのですけど、、

 魔道書大戦RPGマギカロギア
  「反乱する盲愛の誕生」

挑戦しがいのあるシナリオですっ♪
 
いいね! 16
霞
日記
2018/03/15 01:30[web全体で公開]
😆 『マギカロギア』セッション報告
 
2月下旬から継続していたUROURO様主催の
『マギカロギア』セッション、
「狂い咲く禁断の頁」が終わりました。
わたしにとって、2回目のマギロギセッションになります。

―――「牡丹ハイム怪死事件」
六分儀市内のマンションである「牡丹ハイム」にて、
マンションの住人がただ一人を残して全滅する猟奇的な事件…。

 そのただ一人の生き残りは、
 ヤヒロさん担当のPC1「魔招く白亜の野良王猫」!
 猫…?! 生き残ったのは、、ペルシャ猫?!!
 愚者だった猫が、なぜ魔法使い(訪問者)になったのか…?!

 PC3は、なんとかさん担当の、
 なぜ分科会に志願したのかいわくありげな
 金髪の紅き魔女「レーヌ・アロガン(傲慢の女王)」
 彼女と事件の裏にまさかそんな因縁が…!

 PC2担当のわたしのキャラ、
 元禁書の外典「弐音鍵の電承叙事詩」は、表向き、
 〈禁書〉に敗れた友人の魔法使いの仇を討つべく
 分科会に志願したことになっていますが…実は…

そう! このシナリオでは、マギロギでは珍しく、
ハンドアウト毎に【秘密(真の使命)】が設定されています。
PCの【秘密】は調査対象にはならなくて、
クライマックスの任意のタイミングで公開することができます。

今回はクライマックスフェイズの超絶妙なタイミングで
「回想」シーンを回していただけて、
PC2の【秘密】を公開、調律で乏しい魔力をリセットして、
無事に〈禁書〉を編纂し、真の【使命】も達成できました。

それぞれのPCの【秘密】が公開されるたびに驚きの連続で、
そっかー、だから、あーいう言動だったのねっ!
って感じで、皆さんに助けてもらいながらでしたけど、
最後まで気が抜けない楽しいセッションでした♪

UROUROさんみたいに上手く回せる自信はないですけど、
是非、たくさんの人に遊んでもらいたいので、
GMとしても挑戦してみたいなっ、て思いました。

ネタばれできないので、どこまで魅力を伝えられたか
わからないですけど…

 魔道書大戦RPGマギカロギア
  「狂い咲く禁断の頁」

おすすめのシナリオですっ♪

(※このシナリオは、青いくら様制作のフリーシナリオです。)
 
追記:読み返してみて、シナリオ本体のネタばれはしてないように
   思いましたので、ネタばれ設定は解除しました…。
 
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霞
日記
2018/02/28 23:30[web全体で公開]
😶 人気作家と人気俳優に学ぶ?! 一人多役のTRPG術
 
こんばんわ、もぅ2月も終わって3月ですね…。
1月末~2月の間に『マギカロギア』のキャラクターを4人作成しました。
また、現在、2つの『マギカロギア』のセッションに並行して参加させていただいています。
継続しても1~2週あれば終わるかなぁという目算で
開始時期の異なるセッションにも応募させていただいたのですが、
思ったより次回までの期間が空いたりして、結果として並行する形になってしまいました。

こちら(オンセンSNS)では、そんなふうに複数の継続セッションに
並行して参加するのはわりとふつうにあることのようなのですけど、
わたしが、ここにくるまで、遊ばせていただいてきた
『ソードワールド(無印)』専用のオンセサイトでは、
1つのセッションが終わるまでは他のセッションに応募しませんので、
継続卓を並行して進行させるという経験はこれまでほとんどありませんでした。
 
キャラクターも1人のプレイヤーにつきキャラクターの登録枠が5名までで、
その中からレベル帯やパーティバランスに合ったキャラクターを選んでセッションにエントリして、
(サイト内の)セッションで得た経験点のみで成長させていきますので、
短期間のうちにたくさんのキャラクターを作成するということもありませんでした。
 
なので必然的に、少数の登録キャラクターを長くゆっくり成長させながら遊ぶスタイルになります。
RP面では、1つ1つの役(キャラ)に専念してゆっくりと役を完成していくスタイルになります。
 
そういう環境で遊んできましたので、こちらに登録させていただいて、
短期間に何人ものキャラクターを作成したり、
複数卓を並行して、(頭の中で)キャラを切り替えながら演じ別けていくのは
初めての経験で、なんかすごく頭の中が混乱しています。
(全然演じわけできてなかったり、キャラがブレブレだったり…)
 
でも、みなさんのプロフや日記などを拝見させていただいていると、
キャラクター登録欄にたくさんのキャラクターを登録されていたり、
数日のうちにいくつものセッションに並行して参加されている方も多いようで、
そういう遊び方ができてる人ってホントにすごいなぁって
いつも感心しながら読ませていただいています。
 
人気の作家さんは、複数の作品を並行して執筆・連載していても、
個性のある登場人物を次々と生み出していかれますし、
人気の俳優さんは、複数のドラマや映画の撮影、舞台を並行してこなされていても、
その都度、完全に切り替えて役作りをされていると聞いたことがありますけど、
TRPGでも継続卓を複数、並行して掛け持ちする場合には、
そういう能力も必要みたいです。
 
そんな器用なこと、わたしにはとても真似できないなぁ、って思っちゃいますけど、
あきらめないで、できるようになっていきたいですねっ!
 
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