ミドルアース・クエスト サプリメント 角笛城の反乱

書籍説明

ミドルアース・クエスト サプリメント 角笛城の反乱 システム:

指輪物語RPG

明るい ☆☆☆★☆ ダーク
書籍種類: サプリメント リアル ☆☆☆★☆ ファンタジー
発行年月: 1989-01 直感的 ☆☆☆★☆ 頭脳的
所持する人: 3人 短時間 ☆☆☆★☆ 長時間
コメント数: 1件 初心者向け ☆☆☆★☆ 玄人向け
著者/編集:ケビン バレット , ソール ピーターズ, 佐藤 康弘
出版社:ホビージャパン

中つ国での冒険!!
ローハンの若い騎士である君はある日、上官が敵である曇り族の男と密談をしているところを発見する。
角笛城の秘密を敵に渡しているのか、敵の裏切り者との交渉か?
しかし、明日は戦いの日。 角笛城、そして君の運命は……
本書は別売りのテーブルトーク版RPG「指輪物語」との連結も可能となっております。
どなたでも気軽に中つ国での冒険がお楽しみ頂けます。

ミドルアース・クエスト サプリメント 角笛城の反乱へのコメント一覧

ポール・ブリッツ
1. ポール・ブリッツ
2021/04/27 02:14
ローハンの角笛城を舞台にしたソロシナリオ。つかみは満点である。明日が初陣の若い騎士、疑惑をもたらす上官のふるまい、そして陰謀……だが、このソロシナリオは1レベル戦士向けであった。「指輪物語RPG」において、「1レベルキャラクター」とは、ソード・ワールドでいうところの「経験値1000点キャラクター」みたいなものであり、「冒険に出る前段階」、いいところ「利発な中学生」と同様の能力しかない存在なのである。そういう若造が、まるで戦闘機械みたいなオークがぞろぞろ出てくる敵のまっただ中に乗り込んでいくわけであるから、展開も想像がつくだろう。ヒロイックな1対1の戦闘になったら……クリティカルを期待する以外に勝機はない。結果、敵の戦士からは命からがら逃げ惑うことがメインとなるのだ。リアルというか、地味というか、世の中こんなもんだよね、というか。難易度もハードであり、サイコロ次第では即死もあり得る。

それでもローハンの騎士として戦いたいというファン向けの一冊だろう。玄人向け。
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