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😶 恐怖と幻想に満ちた青髭の病院で(いつも以上に注意を要するテーマですので畳みます) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)ご機嫌よう。 ふたたび「青髭の花嫁」でしたの。もう手慣れたもの……と言えればいいのですけれど、青髭は本当に難しくって。それに加えて、今回は日程パズルの結果急な日取りとなり、いつも以上に準備ができていなく、緊張と恐怖と混乱で心臓が飛び出しそうになりながらのセッションでしたわ。 ともあれ、本日の舞台は精神病棟ですわ。こほん。このセッティングについて補足しておきましょう。舞台となるのは1910年代の精神病院ですが、患者は健康で構いません。歴史的にも、例えば女性の権利について言及したり夫と異なる意見を持つ程度でも精神異常と看做され、本人の意見に反して収容されることがありました。社会は、妻や母親や娘としての役割に相応しくないヒステリックな女性を治療することにして、彼女が提起した問題に直面するのを避けてきたのです。それでは、彼女を治療する医師たち、自分は善人で正しいと信じる看護師たちは、どれほど酷いことをするでしょうか? もちろん、いつものようにPLの方々は素敵な患者をご用意くださいました。ですからわたくしは彼女を壊してしまって、その無惨の美を手中に収めるのです。患者が本当に自分は病気だと自ら信じ恐れるには……それから逃れるためには青髭を信じるしかなく、けれど彼女が目にする光景は……彼女を追い詰めて追い詰めて、そして彼女を壊す最後の一撃は優しい言葉にしたい……! 過去の花嫁たちにもご協力いただきます。これはルルブに書いてあるのですが、殊更に最後の質問にどう答えたか、その内容は次のセッションで使うことができます。扉を開いて殺され、逃げて捕えられ、逃げて苦しみ続けたかつての青髭の花嫁たちが……と思わせるように。 ふふ……。 「ここは安全だからね、気を楽にするといい」 患者は、ギリギリの精神状態に晒されながらも、青髭のその言葉は信じることができたのでしょうか? 疑念を抱きながらも、けれど自分の心を守るためには青髭を信頼するしかないというギリギリの状態に追い込んで、それが割と維持されたので、そういう意味ではよかった?かしら。わたくし自身は失敗したと思った描写でも怖がっていただけたようです。一方でこれはうまくいったと思った描写に思ったような効果がなかったり……やっぱり青髭は難しいですわ。そして今回は、わたくしの卓では初めてXカードが実際に使われましたの。 ご参加くださったPLの皆さま、ありがとうございました。
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