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😶 【V:tR】についてつれづれ12 「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」の2e(未訳)には、『ソーシャルマニューバ』という謎ルールがあります。 PCがNPCを説得するためのルールなのですが、実際に使ったことはありません。 実用に足るルールなのか、少し疑問ではあります。 しかし選択ルールではなく標準ルールなのでいつかは向き合わなければとは思っています。 だいたい以下のようなルールです・・・。 ====== ・犠牲者NPCには「ドア」が設定されるよ。「ドア」を全て開けるとNPCは納得・合意・契約するよ。 ・「ドア」の数は、そのNPCの堅忍/Resolve、冷静/Composureのどちらか低い方だよ。1〜5(普通は2)だよ。 ・対象の人間性や道徳に抵触するようなお願いはドアが2つ追加されるよ。 ・対象の利益にならない場合はドアが追加されるよ。 ・対象の美徳や外面に反する場合もドアが追加されるよ。 ・「ドア」を開けるにはストーリーテラーが指示した判定に成功する必要があるよ。必ずしも交渉判定ではないよ。 ・例えばNPCの車を修理してあげたり、役所の事務手続きをやってあげる判定だったりもするよ。判定に成功すると「ドア」が1個開くよ。大成功したら2個開くよ。 ・判定に失敗すると以後すべての判定にマイナス修正になるか、「印象レベル」が1段階下がるよ。 ・「印象レベル」が敵対的になったらソーシャルマニューバは失敗だよ。 ・ソーシャルマニューバ開始時に「印象レベル」というのを設定するよ。普通は「平均的」から始まるよ。 ・印象レベルによって、ドア開け判定の頻度が変わるよ。 完璧:1ターンに1回 素敵:1時間に1回 良い:1日に1回 平均的:1週間に1回 敵対的:ドア開け不可 ・交渉開始時に印象レベルを上げる判定ができるよ。 ・対象の人間の悪徳や内面を知っていて、それを使っての誘惑に成功すると印象レベルが上がるよ。 ・賄賂が受け入れられたら印象レベルが上がるよ。 ====== めんどくさそうですね。 「2週間以内に選挙のために有力者を説得しなければならない〜」 など、シナリオギミックとしてなら面白そうではあります。 まあ吸血鬼は魅了や催眠術の特殊能力があるのですが、このソーシャルマニューバは相手は納得して協力してくれるので、魅了の効果時間が切れても「あの話はなかったことにしてくれ。あの時はどうかしていたんだ」とか言われずに済むわけですね。
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