フォレストさんの日記
フォレストさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2024/08/20 22:22[web全体で公開] |
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2024/07/27 21:53[web全体で公開] |
😶 長文論破、ダメ、絶対 『いじめがなぜ悪いことなのか? よろしい、それでは説明しましょう! まず、いじめは別に悪いことではありません。その理由から説明しなければなりません。 わかりやすく動物に例えましょう。 あなたのすぐ近くにライオンがいます。そしてこのような指令が下ります。『そのライオンに“勝て”』と そのような状況で、[体を鍛えて正々堂々ライオンに勝つ]なんて選択肢を取る人はいませんよね? 普通は[罠にはめる][毒を盛る][算数のテストで勝負を挑む]とか別の手段をとるはずです。 では次に、あなたの周りにはライオン以外にもゾウやサルやイルカがいます。 そして下る指令は『その環境の中で“優位”に立て』というものです。これはダーウィンの進化論的な原則なので、“優位”に立てなかった場合はあなたは絶滅します。つまりデスゲームです。 当然[罠にはめる][毒を盛る][算数のテストで勝負を挑む]とかの“勝てる”手段をとった人だけが生き残ります。正々堂々と戦っていいのは雛とか小動物とかのあなたが勝てる相手だけです。 ここまで言えばもうお判りでしょう。その“勝てる”手段の技法の一つがいじめや差別です。 例えば運動もできて頭のいい、しかも権威のある教授が相手だったとしても、『だがお前はアジア人だ』と一言差別するだけでその環境で優位に立てることがあります。そして優位に立った方が生き残ります。どんなに才能があろうが優位に立てなかったら絶滅です。 つまりシンプルにメリットの多い行為なのです、いじめや差別という行動は。 とはいえもちろん足を引っ張る人間がいない方が全体の利益になるのは間違いない。 結論を言いましょう。【厳罰】というデメリットがなければいじめっ子や差別主義者の方が進化論的に生き残ってしまう。そういうことです。 つまり全体の利益のために、あなたは罰を受けるべきなのです』 『……長文での説明ありがとう。でも今はクライマックスで、しかも僕は開き直ったどちゃくそ極悪ないじめっ子なので、できれば感情的に[こぶし]を振っていただきたかったです』 『………………うぉぉぉぉ! 論破ァ! 論破ァ”! 論破ワーーーっ!』 『えぇ……っ!?(ドン引き)』
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2024/07/18 23:31[web全体で公開] |
😶 活躍恐怖症 キャラクターへの愛着って難しいですよね。 キャラクターに自己投影できる人はそんな悩みはないかもしれませんが、自分で描いたイラストにすら感情移入できない自分からするとウチの子ヨソの子で妄想爆発できる方々がうらやましくて仕方ない。 まったくキャラクターが好きにならないわけじゃないんですけどね、私が一番好きなものは結局のところ“数字”なんだって最近気づいちゃったわけですよ。 データを読み込んで最高の効率を考察して、シナリオの雰囲気やGMの人となりから予想される危険なコンボへの対策をして、高いDPSと低い被ダメージ率を両立させたうえでどんな状況でも活躍できるよう一部の隙も無く考え抜いたキャラクター。それが、自分が好きになれるキャラクターの条件。 ……ま~、碌なもんじゃないですよね。 別に褒められたいとか無双したいとかは一切なくて、どちらかといえば後々主人公に負ける師匠枠みたいな三番手くらいに収まりたい人間です。 PL側をめっきりやらなくなったのも、考え抜いて作ったキャラクターを参加させると余裕で他の人の活躍を奪ってしまうから。 やりたいんですけどね、PL。考え抜いた強いキャラクターが好きなだけで、活躍はしたくないって贅沢なグチなわけなんですが。(支援型はもうネタ切れ) 結論:よし、KPレスシナリオを作ろう!(突然の発狂) PLやっててもPCのNPC化(接待プレイ)が常態化しつつあるので、だったら最初から接待前提のバディものKPレスシナリオを作ってPLさんたちにわちゃわちゃ遊んでもらってそれを摂取することにしましょう! 感情の起伏がない人間はそうやって皆さんの“楽しい”を摂取しなければ(人間的に)終わってしまいますからな! 無理にでも頑張らねば! ※ちなみにすでに誰でも簡単にGMができるよう調節したお手軽ココフォリアルーム・DX3rd用オリジナルシナリオ“バディミッション・アカデミア”というものもあるにはあるが、諸事情によってフレ限定配布。興味があったらお渡しするので誰か回してログください。多忙すぎて少なくとも一年はGMできない人間ですので( ;∀;)
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2024/06/09 22:25[web全体で公開] |
😶 最高のTRPG仲間を作るやり方 人が孤独感を感じるタイミングは、どんな時か 結論からいえば[自分とは違う世界観の人間に囲まれている時]です。 以外とお一人様というだけでは孤独とはいえず、[集団から切り離されている感]が強くないと孤独とは呼べないのです。 TRPGをやっていて苛立ちを覚えた時、その苛立ちの本質は孤独に対する恐怖、[違う世界観に対する怒り]なのです。 『TRPGの参加者はみんな同じルールブックの世界観を共有しているのだから、孤独は発生しないのでは無いか』、という疑念が生まれるかもしれません。 これから説明する世界観とはルールブックのことではなく、一人一人が持つルールのことです。 しかもそのルールは一つではありません。[全体としての世界観]や[集団としての世界観]、[個人としての世界観]など様々あります。 では、わかりやすく現実に置き換えて説明しましょう。 リアル世界の公式ルールブックといえば、言わずと知れた【六法全書】です。この【六法全書】を[全体としての世界観]とします。 ところが世の中には[法定速度はプラス10キロメートルまでならセーフ]みたいな【卓ルール】が存在します。公式ルールを完璧に守る必要があるのは法廷の中だけで、警察ですら【卓ルール】が蔓延っています。 この【卓ルール】が[集団としての世界観]になります。 皆様ご存知の通り、【卓ルール】は公式ルールより上位のルールなのです。 これは会社に例えると実感しやすいでしょう。よく新入社員が孤独感を感じてしまう原因もこれです。 法律という基本的な法治国家のルールを教えられた後、【卓ルール】の横行する部族社会にぶち込まれるわけですから。『うちの会社では不正は一個までならセーフ』とかいきなり言われても納得できるものではありません。 結論その① 【卓ルール(集団としての世界観)】は極端になると新規を遠ざけてしまいます。身内限定ルールばかりやり過ぎると[大企業病]になることをお忘れ無く。 ですがここで問題なのは、果たして[大企業病]が悪いことなのか。 [大企業病]は古参幹部が会社の発展を妨げている状態。つまり、その古参グループにとって最も居心地のいい環境にしすぎたせいで生まれた停滞現象です。 しかし居心地のいい環境そのものは悪いものではありません。むしろ自分とマッチングする居心地のいい環境を見つけるのは誰にとっても目標でしょう。 その居心地のいい環境に入り込む余地が無くなるのが問題なのです。 ここで発生したのがマッチングの問題です。 企業で言うならば、『自分の才能を活かしたい新人』vs『みんなで協力して無難にいい商品を作ってほしい管理職』。TRPGならば『かっこよく神話生物を倒したいPL』vs『神話生物に喧嘩を売るなと思っているKP』といった具合ですね。 『自分の才能を活かしたい』『かっこよく神話生物を倒したい』といった、そうなりたい自分像[個人の世界観]は、『協力して無難にいい商品を作ってほしい』『神話生物に喧嘩を売るな』といった[集団の世界観]のさらに上位のルールとなります。 例えば困ったちゃんが発生するのは[個人の世界観]でやりたいことが[集団の世界観]に当てはめると“違法行為”になってしまった場合でしょう。 困ったちゃん視点では自分のやりたいことが“合法”となる[集団の世界観]のグループを探しているわけですが、“合法”と判断できなければその時点でマッチング失敗です。 結論その② 個人のやりたいこと[個人の世界観]>集団のルール[集団の世界観]>法律や公式ルール[全体の世界観]。となるのが人間の心理。 なので理想は、個人のやりたいこと=集団のルール≧法律や公式ルールとなっていることである。 ではどうすればそのような理想に持っていけるのか? まず前提として、[個人の世界観]は[集合の世界観]より上位の欲求であることを忘れてはなりません。 [集合の世界観]ばかり優先するとシンプルに“楽しい”という気持ちそのものが減衰します。かといって[個人の世界観]ばかり優先するとまとまりがなくなって、我慢しなければいけない、割りを食う人間がどこかに発生します。 つまりはグループのルールと個人のやりたい事が噛み合わなければなりません。 ここでよくある失敗は、グループのルールと噛み合わない個人をリストラしていけば、自然とグループとマッチングした人材だけが残る。なんて考えてしまうことです。 会社の社長や鯖主の視点だと一見うまく行きます。チームの困ったちゃんを追い出すわけですから。 ところがこれが大間違い。[集団の世界観]にそぐわない人間をチームから追い出すと、残ったメンバーは[集団の世界観]からはみ出さないよう[個人の世界観]を我慢するようになります。 心理的安全性を失った大企業がイエスマンばかりになる原因ですね。 そうなると一番やりたいことである[個人の世界観]を我慢するようになるので、熱意が消えてイノベーション(革新的な進化)も起こらなくなります。 一番わかりやすいのがジブリ作品でしょう。宮崎駿監督の作風を至上のものとしてスタッフの誰もが[個人の世界観]を我慢するようになった結果、ものの見事にイノベーションは起こらなくなりました。 TRPGの場合だと当たり障りのないセッションになってシンプルにつまらなくなります。それは嫌ですよね。 では困ったちゃんがいても受け入れるべきなのか? これも違います。デメリットはやはりデメリットです。 答えは【一度組織を解体して、共通の世界観(目的意識)を持ったメンバーだけで再結成】することです。 結論その③ ルールに従わせるのではなく、そのルールが好きなメンバーだけで再結成しろ。 ……と、ここまではKPや鯖主視点でのお話。 ではPLの『どうやったら自分とマッチングするグループを見つけられるの?』、と言う疑問もあることでしょう。 結論その④ 数をこなせ。もしくは自分で作れ。 乱暴なようですが結局これが最適解です。 色々とその理由も説明出来ますが、まず友達を作るのに理由を考えること自体がそもそもナンセンスなので説明もしません。(あと文字数も足りません。もし友達の作り方がわからない時は、友達を作るプロである“子犬”に学びましょう) 例外的に『一度心を病んだので友達を作れる気がしません。でもTRPGやりたいです』。という方もいらっしゃることでしょう。 その意欲はとても素晴らしいです。TRPGをやりたいと思っている段階で心の傷にかさぶたが出来ているかのような治りかけなのです。TRPGはグループセラピーのような効果もあるのでまさにうってつけかもしれません。 しかしそれは[応急手当]技能のようなものです。しかも誰もが専門家では無いので、初期値の[応急手当]を振ってもらって治してもらうような賭けのような行為です。 結論その⑤ メンタルが弱った時、まずはプロに[医学]と[応急手当]を振ってもらいましょう。その後は数をこなしましょう。セッションはガチャなのでいつかは当たります。 いかがでしたでしょうか? この方法論がTRPG(の運営)に役に立ちそうならば幸いです。役に立ちそうに無いと思われるならばそれはもっと素晴らしいことなので拍手させてください。 TRPGやる時間なさすぎて方法論をダラダラと書き連ねてしまいました。 そんな駄文を最後まで読んでくださったあなたに謝辞を。 ここにいるみんなに良きTRPGライフがあらんことを!
フォレスト | |
2024/05/10 12:36[web全体で公開] |
😆 ユーザー満足度 『仕事が忙しいことはストレスにならない。 自分で何も決めることができない状況がストレスになる』 Amazon創業者ジェフベゾスの言葉ですね。 これはTRPGにも当てはまりますねー。 自分はもう忙しすぎてTRPGをする為のまとまった時間が取れないので、代わりに誰でも簡単に遊べるようシナリオとルームを作ることに全力なのですが、この [自分で何も決めることができない状況]にプレイヤーを落とさないことの難しさを実感しております。 そして何より、シナリオクリエイターとしての自分の [いいシナリオを提供したい欲]と、エンドユーザーであるプレイヤーの求めている [自己重要感を満たしてほしい]という需要のバランスが非常に難しい! ルームをどんなGMでも安定して回せるようにするためには一本道シナリオになりがちで、ゲームブックの様な形式にしてもTRPGの[物語の中に入り込む]体験とはかけ離れてしまう。 何より[ルールを超えた活躍をしたい]という需要が満たせない! TRPGが[手軽にできる異世界転生]と呼ばれる現状自体を自分は嫌いと思っていないのですが、それでもシナリオの柔軟性を作るって難しい! だが! 考えるのも楽しい! 結論、頑張るか!(決起)
フォレスト | |
2023/07/31 20:20[web全体で公開] |
🤔 真の弱者ほど助けたくなる見た目をしていない 自分の作品作りにリアル知識が邪魔をしているというお話。 現在、ココフォリアゲームコンテスト向けにTRPGを作成しているのですが、PLをヒーロー側として描いたときに、助けられる存在を弱者として“描いてはいけない”という問題に直面しております。 “黒くて大きな犬症候群”というものがありまして、保健所では黒くて大きな犬はいつまでも残り、白くて小さな犬はすぐに引き取られるというお話。人間社会に例えるなら、小さな女の子の心臓移植には何億円と寄付が集まるものの、成人男性の心臓移植にはそれほど寄付は集まらないという現象ですね。 これだけだと意味が伝わりにくいと思いますが、要するに本当に困っている弱者ほど“可愛くない”存在になっているということです。 精神的に追い詰められた真の弱者は手負いの獣も同じで、救いの手を見かけたら力強く噛みつきます。 比較的ましな部類で例えを出せば、“試し行動”などがそうです。これは自己肯定感の低い、特に女性に多い行動で、初めてできた彼氏などに『私が疲れているのを見ても私の代わりに家事をしてくれなかった』とか『私が辛いのをわかっていても“頑張れ”って言ってくるなんてサイテー』など些細なことで相手に低評価を下してしまう状態です。この低評価の粗探しは相手がどんな完璧人間でもひねり出され、その最終目標は『もう別れましょう!』と宣言することにあります。 愛されているという実感を感じたいがために起こる不条理な行動で、パートナーから『いいや、そんな最低な君でも別れたくない!』という言葉を聞きたいがために起こります。突き放しても戻ってきてくれるならきっと愛。そう感じるわけです。 恐ろしいのはこれを“繰り返して”しまうということです。毎回別れ話までこじらせないと愛されている実感を感じられないので、延々と低評価を繰り返される相手はたまったものではありません。 ……まあ、それを数年続けて治るまでサンドバックである続けるのが≪メンタルケア≫なのですが💦 しかもこれは本当にましな部類。たいていギャンブルや自傷行動をしている場合も多く(自傷行動にはエンケファリンなど脳内麻薬が出るのでギャンブルと同じように依存する)、助けてもらえない状況が長かった人物は本当に救いの手を差し伸べる余地はないほど攻撃的になるものです。 【救世主の与えた救いが足りないとその救世主を殺し、新しい救世主を探しに行く】という話を聞いてすごく納得した覚えがあります。 そんなわけで、多くの人が楽しめるゲームにそんなリアル人間知識はいらないわけで、どんなに描きたい弱者像があっても出てくる弱者は貧乏なロリショタ安定となるわけです。 自分の作品性を切り捨てて作っているので作っていて最高に楽しくないですが、作品作っていて作者が楽しくないのは客観的にプレイヤーが楽しめるために全力で考察しているからであって実にいい傾向です。経験的にも作っていて楽しくないと出来上がった作品はいい作品に仕上がったものですから。 まとめると救われる弱者にも才能とカーストがあるというお話。 ちなみに一つだけ救いのあることを言えば、本当に優しい人と出会ったとき、『ありがとう』と『すみません』を会った時とサヨナラする時に心を込めて言えるようになると一気に良好な援助を受けられるようになります。 リアルだとそれを自己肯定感のない人が口にするのは恐ろしくハードルが高いことなのですが、ファンタジーな世界だと手軽にロールさせることができるので本当に素晴らしい。 とりあえず作成中のランダムイベントにこれらの激重要素の混じったイベント案がそこそこ混じっているので、この日記で吐き出したことで満足することして断腸の思いで削除削除。そして代わりに快刀乱麻なシンプルなイベントに差し替えて、ユーザー満足度を高めましょうね!(自己戒め)
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2023/07/25 22:03[web全体で公開] |
🤔 “飽きる”という視点からの幸福学 ど~にも最近は何事にもテンションを上げにくい。かつてはTRPGセッションはもちろん、ゲーム、漫画、小説、何事にもワクワクできていたというのに、最近は新しいサプリを読んでもヤリタイ欲が湧いてきにくい。どうして自分の感覚がそうなってきたのかとふと考えてみた。 『幸福感とは何か』という問いの答えは主観や分野で大きく変わってきますが、脳科学の分野では“ドーパミン”という脳内物質が主に幸福に関連するといわれています(報酬系の脳内物質はほかにもありますが、シンプルに考えるためドーパミンのみに考察を限定します)。 この“ドーパミン”、褒められたときや目的を達成したときはもちろん、意外なことに肝試しとかで恐怖を感じているときにも分泌されます。恐怖心を感じているのに幸福感を感じる脳内物質が分泌されるとは不思議な話ですよね? かなり大まかに説明してしまいますと、【人はこれまで知らなかったことを新しく知る時に幸福感を感じる】ように作られているわけです。 ギャンブルの成功やツイッターの[いいね]稼ぎなどで幸福を感じてしまうのは、ギャンブル機の確率や他人の評価など、完璧に理解できない要素に幸福感を与えられるから。一日過ぎればまた新しいことが知れる(成功するかも、もっといいねもらえるかもと思える)ので、永久に満たせない幸福感を得られる。 またゲームなどがいつまでも楽しく感じるのは、自分が成長して“よりうまくゲームができるようになった自分”を知ることができるから。これがつまらなくなるのは、“自分の成長速度を知って新しいゲームでも真新しさを感じないから”。 これはクリエイティブな仕事をしている人は実感できるのではないでしょうか? これまでは楽しく絵をかいたりストーリーを考えていたのに、絵師や小説家として給料をもらうようになると恐ろしくつまらなく感じる。これはお金をもらうことが目的の作業になってしまうからですね。新しい技術を身に着けて、これまで知らなかった自分の成長を知るという幸福感が薄れてしまいます。 そういう意味では、この世で最も長く幸福でいられる職業は最先端技術の研究員ということになりそうです。延々と数学の謎に挑んでいる研究者とか毎日楽しんでいるのかもしれません。 長々と書いてしまいましたが、要約すると “新しく知ることは楽しい。知ってると楽しくない”。 つまり今のTRPGに退屈を感じている自分がやるべきことは、新しいことへの挑戦。 ……ココフォリアのゲームコンテストにやはり応募しますかね。 上記の要素を考えたらTRPGプレイヤーに最も需要があるゲームの要素はおそらく……、“ハック&スラッシュ”、“ロールプレイを支える世界観”、“トレーディングカードゲーム”、“楽しめる幅広いキャラクタービルド”。ここら辺を満たせれば多くのマーケット層の需要を満たせるものになるでしょう。逆に“ヒロイズム”とか“極端に個性的な世界観”はおそらく邪魔な要素になると思われるので最初からバッサリ切る。 あとはKP・GM不在でも複数人で遊べるシステムのアイディアがありますので、ココフォリアを半自動化すれば自分が主催しなくても遊べるTRPGが完成する。そうすればわざわざセッションを主催しなくても楽しめる場が提供できるので最大多数の最大幸福を満たせる。 うむ、自分は合理的にいろんなことを考えることで楽しめるタイプのような人間だったようですね(ただし整合性のとれた日記が書けるとは言っていない)! クリエイティブなGMとしてより多くのプレイヤーに楽しんでもらえる準備、頑張らねば!
フォレスト | |
2023/07/08 16:15[web全体で公開] |
😟 ココフォリアの新機能 ココフォリアのアップデートでマーカーパネルにコマンドが打ち込める新機能が追加されると聞いてわくわくしていたのですが……。 PL側はシーン切り替えの/コマンドが権限がなくて使えないという悲劇。 もしシーン切り替えも可能だったのなら、[右の扉を開く][左の扉を開く]といったパネルを用意するなどしてGM不在でも遊べるゲームブック(『[右の扉を開く]を選んだPLは28ページへ進む』といった感じで展開を選べる本)的な部屋を作れそうだったので非常に残念。 GM不在で遊べる部屋を作りたかったのですが残念。これはアプデ待ちになりそうですな~。
フォレスト | |
2023/06/05 23:56[web全体で公開] |
😶 急にハードボイルドが書きたくなった。(シナリオ没ネタ) 明るく輝いているのに、しかし薄暗い飲み屋街。夜も更けすっかり出来上がった酔っ払いが闊歩し始める頃合いだった。 そんな飲み屋街の水路沿いの裏路地で、直径一メートルほどの下水口から二人の男が滑り落ちてきた。一人は様々な古傷と生傷が入り混じった老兵。もう一人は腹部の銃創から血を流した若い男だった。 二人はお互い助け合いながらドブ臭い水路から這い上がり、死に掛けの体に鞭打って手近なベンチに腰掛けた。 若い男が言った。 「……世界は、守られたみたいだな」 老兵は答えた。 「ああ、そのようだな」 若い男は目の前の落書きだらけのレンガ壁を見て、そして点滅を繰り返すネオンの看板に視線を移し、土気色の顔をしたOL風の酔っ払いを感慨深く眺め、やがて視線を星のない夜空に向けた。 「世界を救ってやったっていうのに、歓迎の出迎えも感謝の言葉もなしか」 「そういうものだ、正義の味方の真似事など」 老兵は渋く重い声で返事を返した。 すると不意に、土気色の顔をしたOLがふらつきながら近づいてきた。OLは体重をかけて勢いよく若い男の太ももに手をつくと、爆発したかのように嘔吐した。 「うわっ! きったねぇ!」 若い男はOLの肩を慌てて押すと、軽い力であるにも関わらずOLはしりもちをついて地面を転がった。OLの酔っ払いは吐いてすっきりしたのか、街路樹に背中を預けて気持ちよさそうに眠り始めた。 「くそっ! 世界を救った報酬がこのゲロかよ!」 「……よかったな。実に正当な報酬をもらえたようで何よりだ」 老兵は穏やかな笑顔で答えた。若い男は苛立ったように返事を返す。 「こんなゲロが正当な報酬であってたまるかよ」 「まあそう言うな。我々はこのクソみたいな世界を救ったのだ。その成果を考えれば報酬としては実に妥当なものだと思わないか?」 老兵は笑顔を目の前の落書きだらけのレンガ壁に戻した。不思議なことにその笑顔には自重じみた皮肉はなく、誇りに満ちた力強いものだった。 若い男は溜息を洩らした。 「は~、あんたの言うこともごもっとも。なんで世界を救おうと思っちまったのかねぇ」 「降りるのなら今のうちだぞ。感謝はされない、報酬はゲロ、行きつく先は孤独死だ」 「そう何度も聞くなよ。もう選んじまった後だぜ。俺たちは世界を守る。今後も俺はグチを言うだろうが……、それでも、守りてぇんだ」 「ふっ……。それを聞いて安心した」 老兵は星のない黒ずんで汚らしい夜空を見上げる。 「どうして誰も世界を守ろうとしないのか。それは誰もが世界が守る価値もないゴミ溜めだと知っているからだ。だが我々は違う。我々だけが、この汚いゴミ溜めが美しい宝石の山に見えている」 「とはいえ俺たちは孤独で、でも敵の破滅思想者はたくさんの信者とパトロンを持っている。多数決なら勝てないだろうな。とてもじゃないが俺たちが正義の味方を名乗れるとはおもえない」 「その通り、正義の味方などおこがましい、我々は狂人なのだ。人類の未来を憂いたあの反出生主義者の男の方こそ正義の味方にふさわしい。世界の改変を認めない我々は狂気の異端者なのだ」 老兵は立ち上がり、若い男に手を伸ばした。 「そろそろ行こうか、全身傷だらけで下水を通ってきたのだ。感染症になる前に闇医者に処置してもらわねばならない」 「泣けるぜ、血を流しすぎて自力で立てないとはな。かっこつけたはずが、これほどかっこ悪い人生を歩むとは思っていなかった」 「やめたいときはいつでもやめられる。君や私の力を欲しがる組織は多い」 「誰がやめるかよ。俺はやりてぇことをやるだけだ」 若い男は老兵の手を掴んで立ち上がり、腹部の銃創を手で抑えながら歩き始めた。 二人の男は街の闇の中に消えていった。その闘いの日々が誰かに綴られることは、これまでも、そしてこれからもなかったという。 ※(上記は今日思いついたはいいが、シナリオ的に使い道のないショートストーリー。ここからストーリーも広げられそうだが、ハードボイルドはTRPGのシナリオに組み込むとPCの活躍を奪いかねないので死蔵。今後とも使う機会はなさそうだったですが、そこそこ出来はいいので日記に残して供養することにしました)
フォレスト | |
2023/05/07 11:12[web全体で公開] |
😲 AIを使ってみた。そして驚いた。 線画だけ書いたはいいが色塗りめんどくさくて封印していたキャラ絵。今の時代AIを使えば簡単に線画から色を塗ってくれるやん! と、思ってAI導入して線画をぶち込んだのはいいのですが。 なんでやねん! どうしてマッチョ老人が美少女に変換されるねん! 老人要素を呪文に含めるだけで出力バグるあたり、世の中のハイクオリティなイラストは美少女に偏っているんだな~、と実感しました。 そして自分が書いた線画の方はともかく、出力された美少女イラストは版権を主張できないのでほぼほぼ版権フリーとなっております。今回の作成物でもいいイラストがあれば自由に持って行っていいとなると、自分のような趣味絵師以外の人たちにはきっと厳しい時代になるんでしょうね~。稼働二日目のAIでこのクォリティのイラストができるのだからAIの進化とは恐ろしいものです。