100日後に死ぬ冒険者
くっきーリプレイとか読み物とか[web全体で公開] 0 | |
登録日:2021/10/09 12:47最終更新日:2021/10/25 17:41 |
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24. くっきー | |
2021/11/03 22:01 |
24日目 トワニング「はぁ!せやっ!」 中庭で重りのついた木の枝を振り回す。 バトルアックスに振り回されないように鍛練あるのみだ。 ガリバルディ「ふぁ~~…朝から性が出るわね」 トワニング「ああ…まだまだ力不足だからな…たぁ!」 ガリバルディ「こんつめてもいいことないわよ」 そういってリンゴを投げてくる。 トワニング「おっと。ありがとう」 かじるとほのかに甘い香りが口のなかに広がった。
23. くっきー | |
2021/11/02 19:03 |
23日目 ガリバルディ「それじゃ勝利を祝って…」 「「「カンパーイ!」」」 リザードマンの群れを追い返した後はてんやわんやの宴会だ。 多数の冒険者が参加してい為、あちらこちらで笑い声が聞こえる。 ブーニー「無事に追い払えてよかったな、タウル」 タウル「まぁいいんじゃないの?」 アサマ「本当によかったよ」 ガリバルディ「あたしのおかげよ!」 トワニング「はは、そうだな」 ナーナ「肉っす~♪」 皆でつかんだ勝利は気持ちいいな。
22. くっきー | |
2021/11/01 20:08 |
22日目 戦いは長く続いた。 トワニング「とりゃぁ!…くそっ!倒しても倒してもキリがないぞ!」 ガリバルディ「はぁ…はぁ…弱音吐くんじゃないわよ!」 ナーナ「ふんぬー!くー!終わらないっす!」 リザードマン単体は強くないが数が多いと手ごわい相手だ。味方がやれれて撤退するどころか激昂して突っ込んでくる。 アサマ「くっ…何か突破口は無いか!?」 ブーニー「おらぁ!」 タウル「まだまだやれるって」 トワニング「突破口…?」 そういってリザードマンの群れを観察する。一人だけ後ろに控えているのがいる…? トワニング「ガリバルディ!あのリザードマンに攻撃を!」 ガリバルディ「ええい!ままよ!食らえー!」 そういってガリバルディの攻撃が炸裂する。後ろのリザードマンが倒れるとリザードマンたちは撤退していった。 ナーナ「か、勝ったっす…」 ブーニー「俺たちの勝利だ、タウル」 タウル「そうだとも」 アサマ「スゴイな」 トワニング「いやアサマのおかげだよ」 こうして蛮族の襲撃を乗り切ったのであった。
21. くっきー | |
2021/10/31 18:54 |
21日目 トワニング「なんて数のリザードマンだ…」 ブーニー「100か?200か?タウル」 タウル「分かんないの」 そこには辺り一面を覆いつくすように多数のリザードマンが現れていた。 ナーナ「普通のリザードマンはもう少し大人しいはずっすけど…」 ガリバルディ「興奮しているのかしら?だいぶ凶暴みたいね」 手当たり次第に破壊活動をしている。このまま放ってはおけない。 アサマ「囲まれると厄介だ。包囲されないように陣形を組もう」 ガリバルディ「皆頑張ってこのあたしを守るのよ!」 ブーニー「なんだかなぁ」 タウル「だな」 トワニング「じゃぁ…いくぞ!」 バトルアックスを手にリザードマンの群れに突撃していく。
20. くっきー | |
2021/10/30 19:44 |
20日目 武器を整え俺たちは出撃する。 トワニング「二人ともやれるか?」 ナーナ「勿論っす」 ガリバルディ「仕切ってんじゃないわよ。行くわよ!」 アサマ「さぁ行こう」 ブーニー「当然だよな?タウル」 タウル「いいんじゃないの」 アサマ達も行くらしい。合流する事にする。 トワニング「アサマに、ブーニーとタウルか」 アサマ「やあ。蛮族退治かい?」 ガリバルディ「そうよ。緊急クエストだからね!」 ナーナ「知り合いっすか?なら皆で動きましょう♪」 ブーニー「どうする?タウル」 タウル「まぁいいんじゃないの?」 こうして6人で蛮族退治に出かける事にする。他にもパーティがいくつか来ている。 アサマ「事前の情報だと相手はリザードマンだ。連携が厄介だから確実に生きたい。」 ガリバルディ「実物を見るまでは油断しないでよ。見ても油断しないで!」 ブーニー「勿論だ、タウル」 タウル「まぁそうね」 俺たちは襲撃地点に急ぐことにした。
19. くっきー | |
2021/10/28 16:39 |
19日目 俺たちは分銅の来来亭に帰ってきた。今から祝杯だ。 ナーナ「いや~ほくほくっす♪」 トワニング「ああ、いい稼ぎになったな」 ガリバルディ「ふん、こんなところで止まってられないわ!私はもっと有名になるわよ!」 そう言いながらジョッキをぶつけ合う。 ナーナ「うちは武器にそんな金かからないですけど、皆さん大変そうっすね~」 トワニング「まぁこればっかりはな。商売道具だし」 ガリバルディ「ケチって負けて死ぬよりはましよ!」 そんながやがやとした雰囲気が一人の男が駆け込んできたことで一瞬にして静まり返る。 トワニング「なんだ…?」 ナーナ「なんっすかね?」 レビオン「助けてくれ!蛮族に襲われたんだ!」
18. くっきー | |
2021/10/27 12:53 |
18日目 トワニング「ここが最後の部屋か…」 ナーナ「罠とかはなさそうっすね」 ガリバルディ「なら…いくわよ!」 遺跡を進む事最下層にたどり着いた。ここに来るまでにかなりかかったような気がしたが、規模で言えば小さめだ。 トワニング「せーの!」 扉を開けると魔物が鎮座していた。通してはくれないらしい。 トワニング「数が多いな…!」 ガリバルディ「スケルトンソルジャーとスケルトンアーチャーね。大丈夫、やれるわ!」 ナーナ「くるっす!」 戦い方は変わらない。ナーナが放り投げて俺が叩いてガリバルディが仕留める。 スケルトンアーチャーの射線にガリバルディが入らないように位置取りをする俺に合わせるようにナーナがスケルトンたちを投げてくれる。戦いやすい。 ナーナ「ふんぬー!」 トワニング「そりゃ!」 ガリバルディ「これでも食らえ!」 戦う事数分。最後のスケルトンを倒す事が出来た。 トワニング「今ので最後か」 ナーナ「勝利っす~♪」 ガリバルディ「帰りの方が大変よ。今のでMPがきつい」 トワニング「さ、お宝を持って帰ろう」 ナーナ「賛成っす~♪」 ガリバルディ「そうね、帰りましょう」 アウルボーイムの遺跡探索は成功だ。片手で持てない量のお宝をもって帰る事にする。
17. くっきー | |
2021/10/26 12:51 |
17日目 今日もアウルボーイムの遺跡探索だ。 トワニング「だがアサマは連れてこなくて良かったのか?斥候としてだいぶ優秀だと思うが…」 ガリバルディ「別の依頼を受けていたわ。こればっかりは仕方ないわね」 固定のパーティを組んでない冒険者は毎回違うパーティを組む。ソロだから俺も同じだ。 ナーナ「ま、うちがスカウトなんでなんとかなるっすよ~♪」 ナーナはだいぶお気楽だ。アサマとはこの辺りが違う。戦闘力の差だろうか? ナーナ「おっと、そんなことを言っていたら、早速罠っすね」 ガリバルディ「え!?嘘!?」 ガリバルディがキョロキョロと辺りを見回す。俺も周りを見渡すが罠がどこにあるか分からない。 ナーナ「この石畳を踏むと発動する類の罠っすね~。ま、避ければよいので慎重についてきてくださいっす♪」 軽い足取りで罠を避けていくナーナ。頼もしい限りだ。
16. くっきー | |
2021/10/25 17:44 |
16日目 トワニング「そりゃぁ!」 片手でバトルアックスを振り回す。スケルトンが相手だが剣よりダメージの通りがいい。 アウルボーイムの一角に位置する遺跡を探索に来ていたが、かなりのアンデッドが沸いているようだ。 ガリバルディ「次!左から来るわよ!」 ナーナ「大丈夫…ふんぬー!」 以前一緒になったガリバルディと武闘家のナーナと今回は組んでいた。 ガリバルディ「今回はケチってプリ子雇ってないんだから!怪我したら承知しないわよ!」 トワニング「分かっている!」 なんとも残念な理由で回復職がこのパーティにはいない。 幾度か武器を交えたが所詮スケルトン。一方的に押しつぶす事が出来た。 トワニング「ふぅ…終わったな。」 ナーナ「お疲れ様っすー♪」 ガリバルディ「さ、少し休憩したら下の階層に行くわよ!目指せお宝!」 目がガメルマークになっている。なんとも現金だ。