序章 二度目の喪失、託されたもの Part01
がらこ掲示板セッション[web全体で公開] 2 | |
登録日:2021/02/15 00:50最終更新日:2021/02/15 12:26 |
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コメント一覧
88. たびがらす | |
2021/02/25 23:46 |
では、のぞき込む二人をきょときょとと交互に見やりまして。 「・・・あー。」 無邪気に笑顔を振りまきます。同時に、頭にあるレンゲソウの花がぱっと咲きました。 それから、とりあえず年長と思われるダリを母親(?)とインプリンティングしたのか(笑)、そちらに向かって手を伸ばします。
87. ななせ | |
2021/02/25 23:30 |
そろそろかな?っていうタイミングで観察しはじめていました。 カメラめっちゃ欲しいな!ちゃんと魔動機術覚えてたらよかったな!とか思いながらそわそわしてたところにオギャアされました。 ダリ「おお、ほんとに生えてきた…!すっげぇ」 すごいわくわくしてます
86. 尸 | |
2021/02/25 22:39 |
スミレはこの一週間、毎日水をやり、眠るときも鉢の傍にいた。 ついに、その日が来た。 母と同じ、レンゲソウの花を頭につけた、レンゲ色の瞳の赤ん坊が、姿を現した。 スミレ「……おはよう ……待ってた…」
85. たびがらす | |
2021/02/25 22:02 |
ぽこん、と土の中から顔を出した赤ん坊は、まだその頭に土を被っていた。 ぷるぷると左右に頭を振って、それを振り落としたその子の頭には、小さなレンゲソウの蕾がついている。 あらかた土がなくなったことに満足したのか、ほぅ、という感じで一息ついたメリアの赤ん坊は興味津々、といった様子で、初めて目にする世界を見上げた。 (ダリやスミレは、目の前にいるのかな?)
84. がらこ | |
2021/02/25 21:10 |
では、一週間が過ぎる。 その間、何度か彼らのところにアステリア神殿の神官たちが訪れた。 どうやら、メリアの里を襲ったのは”暗き底の主”と呼ばれるテラービーストのようだ。神出鬼没な魔神であり、これまで数多くの人や里が襲撃されているが、魔域を転々とするために補足が難しいと神官は彼らに伝えた。 そして、遂にその時が訪れる。 朝日に照らされた一室で、植木鉢の中で種子が弾ける。本来ならば小さな草の芽が出てくるその場所から、小さな小さな、赤子が出てきたのである。
83. 尸 | |
2021/02/25 16:01 |
じょうろを受け取り、部屋に戻るダリを目だけで見送る。 スミレ「……」 種の植えられた土を見る。 スミレ「……待ってる」 心の中に、新しい何かを少しだけ感じた。
82. ななせ | |
2021/02/25 09:25 |
では昨日読んでいた本に書いてあったということで… ダリ「……。そういや1週間掛かるんだった。見ててもしょうがないな」 スミレにじょうろを渡して、 ダリ「よし、お前を水やり係に任命する。しっかり世話しろよ」 と言い残して自室に戻ります。
81. がらこ | |
2021/02/25 00:27 |
ではダリは思い出す。 メリアの種が芽吹くまでの期間は、短命種ならば1週間ほどだ。長命種の1年と比べればだいぶ早いが、すぐと言うほどでもない。 土の具合を確認し、しっかり世話をする必要があるだろう。