温森おかゆ(まんじゅう)さんの日記 「勘違いも楽しいオフセッション」

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温森おかゆ(まんじゅう)
温森おかゆ(まんじゅう)日記
2023/09/29 18:19[web全体で公開]
😶 勘違いも楽しいオフセッション
 セッションで仲良くさせていただいた方がある日、「伝わったメッセージが伝えたメッセージ」と言う旨の日記を投稿されていたのを、何となく覚えている。
 普段テキストセッションばかりしているため、丁寧に文章を相手に送ることもあって、相手との共通認識の食い違いやすれ違いに悩まされることは少ないのだが、オフセッションともなると、その時その時で直感的に話をするから、これが顕著に出て自分がやろうとしていたことが全く違う意味に取られるなんてことは多い。
 それを実感したときに、あの人が仰っていた「伝わったメッセージが伝えたメッセージ」と言う言葉を思い出して、興味深いことだと感心するのである。

 前回のコンベンションで、攻撃力バフを味方にかけるための演出で、「では(敵に)お冷をぶっかけて、(敵に)頭を冷やしてもらうっていうのはどうですか」と言ったはずが、「(味方に)お冷をぶっかけて、頭が冴えたことによる闘魂注入で攻撃力が上がる」という演出に理解されてしまった。ナラティブ系なのでその辺りの表現が自由だからこそ生まれてしまった誤解である。
「あれ? 皆さんがそれでいいならいいか? なんか面白いし……」とか思って何も突っ込まなかった私も私なのだが。

 冬によく新聞に載る「寒中みそぎ」みたいなものだろう。そう考えると確かにめちゃくちゃ気合が入りそうである。いやマモノクラン、メイド喫茶だっただろ。メイド喫茶スポ根すぎか。主に私のせいである。割と全部。
 客に山盛り氷のお冷出すわお冷の入ったグラスを敵の顔面にブッ刺すわ(ダメ1d12で10)だものね。雪女の清楚なイメージを返してください。

 ……言いたいことが伝わらなかったな、と、落ち込む日は私には多い。そんなつもりじゃなかったんだけれど、相手はどう思うだろうか。とか。
 だが、言葉にはこんなに楽しいすれ違いもあるのだなと思って、少し安心した。「伝わったメッセージが伝えたメッセージ」と言う言葉の通り、自分が発信した言葉が相手に伝わって、相手がそれを相手なりに理解して繋げていく、という流れの中で、言葉は発展し、変化し、自由に形を変えていくのだ。そしてそれが、「TRPG」になる。
 私はすれ違ったり、合流したり、変化していくその会話を、心から楽しんでいた。

 すれ違いや勘違いだって、時には楽しさを生み出すこともあるのだ。
 TRPGにおける会話の数々には、常に学ぶことが多い。
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2023/09/30 10:49[web全体で公開]
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「あるある!」と何度も頷きながら読んでましたw(分かりみの鎌足)

日常や仕事で認識に「齟齬」が出るのは困るけれど、セッションだと「齟齬」が面白さに繋がるから不思議ですね〜。

私も、セッション内で『あれっ?そういうつもりで言ったんじゃないけど、なんかそっちの方が面白いし、周りもウケてるからいっかぁ!!!』…ってなる事があります。

寧ろ、そういう伝達の『ズレ』や『誤差』を逆手に楽しんでいるような面があるな〜って。

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