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🤔 実は小説を書いているのだが (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)友人にバレた。 否、正確には自分からバラすことに決めたのだ。 今まで十年近くに渡り、私は「小説家になろう」(後に「カクヨム」も)でオーソドックスな転生転移もののライトファンタジーを書いてきたのだが、密やかな趣味としてリアルの自分と小説書きの自分との接点を友人たちには隠してきていたのだ。 私の一番の趣味はTRPGだが、TRPGは基本的にひとりで遊ぶものではない。 ソロ用のゲームブックサプリなどもあるが、どうしてもデータ管理が面倒などの理由で途中で飽きてしまう。 TRPGの醍醐味とは、GMとPLが同一のセッションを盛り上げて成功させることだと思っている。 故に友人たちや、ここオンセンSNSで遊んでいるわけだが、常に人が集まるわけでもないし、参加しようとして抽選に漏れて予定が空くということもある。 他人の時間的な制約に多分に影響を受けるわけだが、そこは楽しさとのトレードオフだと諦めている。 そこで空き時間に創作意欲を発散させるために小説を書き始めたわけだが、どうにも素人の域を出ない出来のものしか書けない。 それでもTRPGの次に読書が趣味でジャンルに拘らず多くの本を読んでいることもあってか、処女作は現時点でブックマーク400程度の評価を得ているし、たまたま人気を博したものはブックマーク7000を超える幸運な作品もある。 しかし書籍化するほどの突出したものは自分にはない。 だから密やかな楽しみとして、趣味の範囲で楽しんできた。 しかし最近はオンセンSNSで出会ったユーザーに執筆活動のツイートを含むX(旧ツイッター)アカウントを教える機会があったりして、少なからず私が小説を書く趣味を持っていることを知っている人が増えてきた。 もちろんTRPGを介して出会ったユーザーが私の小説に興味を示すことは基本的にないし、私のリアルを知っているわけでもない。 だが見知らぬオンライン上の付き合いしかない人に自分の趣味を知らせているというのに、リアルで長い付き合いのある友人には知らせない理由はどこにあるのだろう、と思わなくもないわけだ。 リアルと結び付けられる、という一点の理由は確かにあるが、逆に言えばその程度しかない。 長い付き合いの友人に知られたからどうしたというのが正直なところで、昨晩のセッション終了後の雑談時に何気なく「小説家になろうとカクヨムで小説を連載している」と明かした。 友人は恐らく驚きつつも「嫌でなければ読ませて欲しい」と言ってくれた。 別に読まれるのは嫌じゃない、むしろ読んでもらうための小説だ。 なのでURLを教えたのである。 私の人生においてクローズな趣味をオープンにしたという一事は、己の未来から見ればひとつの転換点になると思われる。 それが良きにつけ悪しきにつけ、趣味のひとつが変質した。 何が言いたいかと言えば、友人が読んでいるというただひとつの事実により、私は思った以上に小説を書くことに力を入れることができるようになった気がするのだ。 見られている、と思えば頑張ろう、と考えるのは自然なことだ。 事前にある程度は想像がついていたとはいえ、やはり影響は小さくなかったということだろう。 特別なオチはない。 ただ今の心境を語る場がここくらいしかないので、日記としてしたためたのみである。 長文、失礼した。ただのオジサンの独り言に付き合ってくれてありがとう。 祝日のある日に。 イ尹口欠
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