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😶 バランス調整って大変な作業なんだなぁ…(TRPGに8割関係ない話) (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)最近、自分は『デュエル・マスターズ』というカードゲームの、オリジナルカードを作るのに嵌っており…オリジナル種族、オリジナルキーワード能力、テーマ間での戦法等々色々と考えてる訳ですが…その中でも自分は、ある程度バランスを取る事を重視して作ろうと考えており、友達に「バランス調整したいから、これって適正なのか、やっちまってるのか弱いのか判断欲しいから見てくれない?」と頼んだら「普通オリカって、こういうの欲しいってカードを1枚か2枚作る物だと思うんだけど…後、試運転しての評価じゃないから見ただけの評価にしかならんぞ?」と指摘されながらも、なんとか見てもらえる事になった。 自分「まずは、星座をテーマにしたやつだけど…とりあえず見たら教えて。」スマホのメモアプリを見せる。 ・小熊の星霊 ベアっち[2コスト‐光‐セイント・ナイト‐クリーチャー] ▪ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) ▪このクリーチャーは相手プレイヤーに攻撃できない。 ▪相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、かわりにそのクリーチャーを山札の一番下に戻す。 パワー:2500 ・一角の星霊 ユニフォリア[2コスト‐光‐セイント・ナイト‐クリーチャー] ▪自分のセイント・ナイトを召喚するコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 パワー:2000 ・双子の光星霊 ジェイ&ミニッツ[2コスト‐光‐セイント・ナイツ/エンジェル・コマンド‐クリーチャー] ▪ブロッカー ▪このクリーチャーは相手プレイヤーに攻撃できない。 ▪自分のターン中、2番目に召喚するクリーチャーのコストを2少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 ▪自分のターン中、2番目に唱える呪文のコストを2少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。 パワー:2000 ・天秤の光星霊 ライブラ[3コスト‐光‐セイント・ナイト/エンジェル・コマンド-クリーチャー] ▪ブロッカー ▪このクリーチャーは攻撃できない ▪自分のターンの始めに、相手のマナゾーンのカードが自分より多ければ、その差の数だけ自分の山札の上からカードをマナゾーンに置いてもよい。 パワー:3000 ・獅子の光星霊 レオナード[3コスト‐光‐セイント・ナイト/エンジェル・コマンド‐クリーチャー] ▪バトルゾーンに出す時、このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに置く。 ▪このクリーチャーがタップされてる間、パワー2000以下のクリーチャーの効果は全て無視する。 パワー:3000 ・水瓶の光星霊 アクエリア[5コスト‐光‐セイント・ナイト/エンジェル・コマンド-クリーチャー] ▪ブロッカー ▪このクリーチャーを召喚する時、自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを2下げる。 ▪このクリーチャーが出た時、このクリーチャー以外のバトルゾーンにある光のクリーチャー1体につき、カードを1枚引いてもよい。 ・勇者の星霊 ペールゼウス[6コスト‐光‐セイント・ナイト‐クリーチャー] ▪ブロッカー ▪このクリーチャーが出た時、または攻撃する時、自分の手札から『ブロッカー』を持つクリーチャーを1体、コストを支払わずにバトルゾーンに出してもよい。 パワー:7500 ・天弓の光星霊 サジタリオン・グランツ[10コスト‐光‐セイント・ナイト/エンジェル・コマンド] ▪ブロッカー ▪T・ブレイカー ▪このクリーチャーが出た時、または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そうしたら、選んだクリーチャーを表向きのまま、持ち主のシールドゾーンに追加する。 ▪相手のシールドゾーンに表向きになっているカードと、同じコストは持つクリーチャーと呪文を相手は使用できない。 パワー:13500 自分「こんな感じでメタクリーチャーで相手の動きを妨害して、守りながら殴って行く中速ビートダウンを基本的な戦法で考えてるんだけど…どう?」 友「うーん、他はそんなに言う事ないけど…コスト6の奴はヤバい感じするな。ブロッカーなら何でも出せるのはやってるわ。」 自分「そんなに?言うて、ブロッカー1体やぞ?」 友「『ゲンムエンペラー』出せるじゃん」*コスト5以下の呪文の発動を無効にできる、コスト∞のヤバい奴 自分「あれ?ゲンム、ブロッカーあったっけ?」 友「あるよ。ゲンムエンペラー以外にも、ブロッカーだけが条件の6コスクリーチャーは悪用される可能性あるぞ。」 自分「あー…それなら、ブロッカーの光のクリーチャーを1体手札から出せる事にするわ。」 友「それなら、普通かちょっと弱い位の性能になってると思う。」 と、こんな感じで、この後も色々とオリジナルカードの案を見せて、色々とアドバイスを貰ったりバランス的な面を聞いたりと友達を自分の個人的な事に付き合わせまくった訳ですが……それを通して思った事が………バランス調整って難しくね? 自分が割と強いと思ってたのが、弱い、普通という評価だったり、自分が弱いと思ってたのが、やらかしてるという感じだったりと……試運転してないとは言え、オリカ一種のバランスを話しただけでも、悪い意味で予想と違ったバランスの悪さの指摘を受けたのですが…自分みたいにある程度自由に作るのと違って、これを他のカードとの嚙み合わせを意識しながら作ってる公式の労力は、多分計り知れない程あるんだろうと…。 そもそも、自分は基盤があるからこそ、ある程度バランスを調整しやすかったり、他のカードをベースとして作れたりりできる訳だけど…0からゲームのルールを考えた上で、その後のゲームバランスを考えてのデザインって相当難しい事というか常人にはできないんじゃないかと思い始めてる…。 これってカードゲームに限らず、TRPGのルルブとかも、面白さ+ゲームバランス+独自性を生み出した上で、他の人が多少アレンジできる様に拡張性も残すって、割と神の諸行かなんじゃないだろうか……そう考えるとルルブを生み出した人やカードゲームの1システムを作った人には頭が上がらないなあ…と思う今日この頃でした……終わり!
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