小慶美(シャオ・チンメイ)さんの日記を全て見る
みんなの新着日記を見る
😶 天秤の島 ~鬼竜侯に焦点を当てる~ (▼ ネタバレを含むコメントを読む。 ▼)何てことのないキャラ語りの話 “鬼竜侯”ゼリクス・ジギスヴァルトについてです。長文の予感とコミュニティでスレッドにするほどでもなさそうな裏話もこみこみなので、日記から失礼 *来歴 彼は【神将】であったドレイクの長男にあたります。多分父は最低でも子爵級だったのだと思われます ドレイクとしてのプライドがめっちゃ高い父は、バジリスクやオーガが得意とする真語魔法の才覚を持つゼリクスに対し「ただでさえバジリスクやオーガで愚かなのに、何故お前まで愚かな道を走ろうとする」と評価していました。正直冷遇してます その評価に内心カチンときたのか、彼は真語魔法を極めることを決意しました しかし真語魔法を研鑽する最中、ちょっとした事件が発生 齢10いくかいかないかの時に弟妹(ウォラギネ&メティス)が生まれるのですが、その片方が剣折れだったのです 父は剣折れを生んだ母に激昂し、始末しました 「何故、剣を持ってないのが生まれただけで母にそこまでしたのか」という疑問のしこりが心の奥底に残ったものの、現段階では父にかなわないので口にはせず、研鑽を重ねます 18歳の頃に【メテオ・ストライク】が使えるくらいには真語魔法を極めることに成功 ……結構根っこは努力家なんだな、って中の人思いました ちなみに20歳くらいに伯爵級近くの実力にまでなってますが、心の奥底ではまだ自分の実力に自信がなかったのでしょう。25歳の時に父に奇襲を仕掛けます 食事に遅効性の毒を仕込み、毒が回った所に、【ライトニング・バインド】をかけ、じわりじわりといたぶったという ちなみに彼のこのやり口について、弟のウォラギネは「卑怯者の手口」と酷評してますが、同じ【神将】であるエノモタイアは「搦め手だって重要な戦術だよ」と評価していたりします そんな余談でした さて、亡き父の後釜に【神将】を名乗ったゼリクスですが。説明文にも書きましたがこんな具合にめっちゃ搦め手で攻めたやり口だったので周りからは信用されなかったです 屋敷には傍仕えとかもいましたが、「こんなん主君にしてたらいつ裏切られるかわからない」と離散。彼もまた周りを信用してなかったのでその離散にせいせいしていたほどです 弟も彼のやり口に嫌悪して家を出てます。妹は物心ついた折に神に仕えることを決意したので元々家を出ています ……そうして誰もいなくなった屋敷で、【神将】となった後の景色を眺めるのですが そこには何の高揚も感じられませんでした ただ、燃え尽きたというか。何とも言えない虚無感を覚えたみたいです しかし勝ち得た【神将】の座を他人に明け渡すこともよしとしないまま数年 「キカートリークスを調べて回るネズミがいる」という噂から、鷹狩りの感覚で散策したとき その「ネズミ」の一人であるキイチと出会います 今までの虚無感が払拭されるほどの高揚を彼女に感じました。人間的な表現で言うなら「一目惚れ」というやつです 「彼女をモノにしたい」という確かな願望がよぎり、彼女を捕まえます。後で合流した蛮族達にこの戦果を譲る気もなく「彼女は俺が教育する」とその場を離れたそうです その後は彼女に教育をしていったということですが、今の所その教育の成果は出てません(え いつ彼女が自分の腕の中に堕ちるのか、それを楽しみにしながら日々を過ごしてるそうな
レスポンスはありません。
コメント欄:(最大1000文字)
web全体で公開 友達まで公開 本人にのみ公開 ※投稿するにはログインが必要です。