Keiさんの過去のタイムライン
2021年02月
Kei | |
2021/02/27 02:08[web全体で公開] |
Kei | |
2021/02/20 01:30[web全体で公開] |
😶 キャンペーンも残すところあと少し ご機嫌よう。 昨年から続けているオリジナルのCoCキャンペーンも残すところあと少しとなりました。 今回はもう時間管理がめちゃくちゃになってしまいましたの。延長はせずに、大々的にシーンカットすることになりました。やはりと申しますか、一見自由な選択肢って進行を非常に損ないますね。そして、PLの方々が意外と何も覚えていないと申しますか……。こちらはフォロー不足もございました。冒頭でのあらすじをカットして途中で提示するつもりだったのですが、タイミングを見失ったりもいたしましたし。結構強制的な誘導もしましたし……。とにかく、そろそろ自由にしていただいても良いかなって思ったのですが、大誤算でしたわ。 また、今回は時間に関するギミック(残り時間のカウントダウン)を用意してみたのですが、消化不良になってしまいました。もう少し盛り上がるかと期待していたのですが、まだ結構時間があるように見えてしまい、なかなかどうして。 次回は本当に最終回です。ちゃんとエンディングにたどり着く自信はございますが、楽しんでいただけると良いのですけれど。
Kei | |
2021/02/09 16:23[web全体で公開] |
😶 お願い、PL 色々と考えていたのですが。 わたくしの個人的な実感ですが、GM未経験者からGMが難しそうに見える点は、結局、PLにどうお願いするか、なのかなという気持ちです。 お願い。あるいは、許して。見逃して。という場合も含めて。 PLにごめんなさいって言いにくいですよね。わたくしは割と簡単に言いますけれど。お願いできないと、何から何まで抱え込むことになって、非常に良くありません。 わたくしの卓では、最初にPLに以下のようなお願いをしてしまっています。毎回のセッションの開始前にお見せして、よろしいですね? と確認をしてから開始します。 ・お話を進めようとしてください。 ・お話の進行に影響がない範囲での茶番は推奨します。 ・特定のPCに発言等が偏っていることに気付いたら、他のPCに話を振ってください。 ・自分のPCが登場しないシーンでもPLとして意見を言って構いませんし、積極的に相談してください。 ・受け入れられない表現などがあったら意思表示してください。軌道修正します。 ・休憩したい、体調が悪い場合は速やかに申し出てください。 ・他の参加者への攻撃的言動は謹んでください。 ・自分の意思を押し通そうとしないでください。 ・意図して物語を壊すような行為をしないでください。 ・みなさんが楽しめるかどうかは、みなさん自身にかかっています。 当然のように思えることしか書いていませんね。でも、当然だからこそ確認するんですわ。 その上で、お話の進行などに応じて、「○○(という行動を)してください」「××(という行動を)しないでください」「△△(という要素)に注目しないでください」というようなお願いもしてしまう場合があります。
KAL666⇒Kei | |
2021/02/08 10:40[web全体で公開] |
> 日記:依頼を断ることができないシステムのお話 私の中では、依頼を断ったら、“断った”という選択の結果のエンディングを迎えます。 それが、自己紹介と日常のロールプレイだけの30分で終わっても、 それが選択の結果なら、良いのではないでしょうか。 もちろん、断ることも想定したシナリオ作りをしてもよいのですが、 1話完結なら、別にいいかな。
Kei | |
2021/02/08 01:12[web全体で公開] |
😶 依頼を断ることができないシステムのお話 ご機嫌よう。 TRPGでPCが依頼を断るという話は、人類が石器を発明した頃から続いている議論なのですが。それでいて、いつも初心者のGMを苦しめるポイントでもあると思います。 ですが、これってシステム(ここでいうシステムには世界も含まれます)にもよると思うのですね。そして、依頼を断ることが問題になるなら、依頼を断れないシステムについて知ってみるのも良いかと思います。 そこで今回は、わたくしの拙い知識から幾つかの例を紹介します。 RuneQuest: Glorantha の場合 依頼を断ることでPC側に不利益があるシステムの例ですが、PCは社会の一員であって、依頼というものは当然社会的なお仕事です。そしてPCにはそれまでの情熱やライフパスがあります。PLが世界に不慣れな場合など、依頼を断ろうとすることがあるかと思いますが、情熱的に断れないか、ライフパス的に断る動機がないか、それでも理由をつけて断るとしたら非常に大きな不利益があります。部族やカルトからBANされる、彼ら全てを敵に回す、など。 部族からBANされた場合、PCは生活の基盤をなくし、彼らを受け入れる社会が見つかるまでの間、流れ者として生きていくことになります。カルトからBANされた場合はより深刻で、魔法が当然の世界で魔法を失うことになります。Gloranthaは多神教世界ですが、BANしたカルトはもちろん、その友好カルト(事実上、その社会の全てのカルト)からの援助も失われます。 もちろん、部族やカルトからBANされ、苦労の末に他の社会に流れ着き、他のカルトに入信するというプレイは可能です。やりたいですか? そしてまた依頼を断りますか? そうして、世界の全てから居場所を失いますか? Vampire: the Masquarade の場合 氏族内でのPCの立場は大変に弱いので、やはり非常に断りにくいでしょうし、そうすることで(氏族内で生きるという)生存への保証を失いかねません。氏族を抜けて独立して生きていく……という選択は面白そうですが、ストーリーテラーが特に救済しない限り、長くても10日やそこらで全滅するでしょう。やっぱり氏族の庇護が欲しいですよね? 一度裏切った者には、もっと苛烈な使命を与えましょう。 Paranoia の場合 上記はゆったりとした社会的な処刑の例ですが、Paranoiaでは文字通り即時処刑されるだけです。この状況でミッションを断るなんてあり得るんでしょうか。ともあれ、次のクローンはきっとミッションを引き受けるでしょう。 それ以外でも適用できそうな多くの場合 依頼を断ることで冒険者の悪評が広まり、以降の仕事を受けられなくなるかもしれません。 これらの多くに共通しているのは、PCが既に依頼を受けなければならない状況下にある、ということかと思います。それを始めに説明しておいたら良いのではないかとも思います。 わたくしが知る限り、PCが依頼を断ることができ、それが当然の権利でもある例は、Travellerシリーズで自由貿易をしている場合でしょうか。通常の貿易をしている方が利益になるような依頼なら、断って当然ですね。というか、わたくしが知る限り、これが最も依頼の強制力がないパターンです。Traveller宇宙では、他のほとんどのTRPGと違って、依頼を断るということに対するペナルティを非常に与えにくい。なので、みなさん一遍Travellerをプレイしてみたら良いのでは……と思うのですが、日本では各シリーズ絶版ですね。あら。 とまれ。依頼を断られて困るのなら、断れないようにするか、断ったら巻き込む(この場合PCには報酬が支払われません)という展開を用意しておくべきかと存じます。これは想像ですが、典型的な例として困るのは、困っているので助けてください、といった内容の依頼かと思います。特にそれでPCに不利益がない場合、「なんで?」「やだ」「別の人に当たってください」といった反応になりやすいかと。そういった場合、同じ理由でPCを困らせてしまうこともできるでしょう。例えば「モンスターが現れて困っているので退治してください」という依頼に「そんなモンスターくらい自分たちで退治してくださいよ」と返したら、PCが当のモンスターに襲われて大変に困るという流れがあるかもしれません。 モノトーン・ミュージアムのように御標を下してしまうという場合もあるでしょうし、また別の極端な例では、フィアスコのように、その依頼を受けなかったことが、さらなる悲惨な状況に繋がる場合もあるしょう。 また、原則として、困っているので助けてください、といった類の依頼はなくすべきかとも思います。もしくは、断って欲しくないなら、こういう依頼があって受けました、という地点からスタートすべきかと。依頼を受ける過程が盛り上がりますか? 萌えますか? その妄想は捨ててください。そういう妄想は、シナリオの別の部分に振り分けるべきです。 もちろん、ハンドアウトで誘導してしまう、といった方法もあるでしょう。
Kei | |
2021/02/06 01:29[web全体で公開] |
😶 チェイスに焦点を当てたシナリオを試しましたの ご機嫌よう。 進行中のCoCキャンペーンの、難易度ではここが一番難しいはずのシーンを終えました。緊張しました。KPなのに、ずっとハラハラドキドキしていました。 4人中2人が不定の狂気、1人が一時的狂気に陥った状態での脱出劇です。この状態は事前に想定していた通りで、もちろん、狂気の内容は脱出できるように演出しています。PLの方々には狂気に関するロールプレイのお願いもしまして。 脱出劇の主体は、ランダム遭遇が大量にあるという前提でのチェイスです。CoCでチェイスだけで1セッションというのは無謀な挑戦な気がしますが、そこは工夫して仕掛けを。あろうことか、ランダム遭遇にすら、HPを喪失するイベントはもちろんのこと、SAN値を喪失するイベントや、情報イベントまで仕組まれており、これを作った人は殺意が高すぎ……まあ、わたくしなんですが。 チェイスですが、基本的にサタスペのケチャップのようなボードで行っています。ハザードの駒も用意していますし、パーティが複数に分割される場合の段組までしてあるという周到な用意で望んでいます。えっそんなズタボロのパーティを更に分割するの? という声もあるかもしれませんが、ええ、もちろんですわ。その方が盛り上がりそうなら、喜んで(ニッコリ。 締めはもちろん、バックストーリーの穢れです。 そして、結果ですが。 挑戦のしがいがありました。実際には、助からないルートは事前に警告している一つだけで、それ以外の全ては最終的に助かるルートなのですが、それでも、そう感じないように演出し、更にPLの方々が理不尽だと感じないように手を尽くす必要もございましたし、中にはイベントが仕組まれているとはいえ、だれないように工夫する必要もございました。 一方で、思ったほどたくさんのイベントは入れることができませんでした。 もっと強く追われているという演出をすれば良かったとも思いますが、PLの方もいい感じに狂気のRPをしてくださったり、楽しめたかと思います。