その頃の彼等6
小慶美(シャオ・チンメイ)演義・ターニングポイントでの登場人物達[web全体で公開] 0 | |
登録日:2022/09/24 20:37最終更新日:2022/09/24 20:37 |
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コメント一覧
70. くっきー | |
2023/05/30 01:38 |
シアーズはいないが、ゼクリスが蛮王ではない感じの世界やんな(‘‘ キイチは生きてるから悲しみにくれている訳では無いが、寵愛も出来ない。だとゼクリス何して過ごすんかなぁ
68. くっきー | |
2023/05/29 17:50 |
例にもれずスパイ容疑で捕まるけど、キイチの情報で侵攻作戦が上手く行ってて処刑できないヴィルフリート君をリルズる(性転換)させてビキニアーマー着せたいなぁ(・。・
67. くっきー | |
2023/05/27 23:36 |
「…どうしてこうなった?」 キイチは目の前に鎮座している被り物を前に呟いた 古めかしさが歴史を感じさせる。この国でも屈指の財宝だろう ビール瓶の蓋も同じ名前なんだよな…などと現実逃避をしていた 王冠。デウスデアが帝国だった時代のものらしい…ということが分かっている。だがキイチはあまり興味が無かった 何故このような王冠が目の前にあるのか。現実から目を背けいま自分が座っている椅子を見る やや色が変わっているが、重厚な造りのそれは玉座と呼ばれるものだ 「オレが王って…なんの冗談だよ」 キイチ・アンジョウ・シュタム。今はキイチ・アンジョウ・S・フォン・デウスデア 「ほら、似合っていると思うけど」 くすくすと笑いながら美青年が称賛してくる 最も彼が本当は彼女であるというのは秘密だ 「エル、どうしてこうなったのか説明してほしいんだけど」 「公の場ではアステュアと呼んでくれよ。それで通っているんだから」 「分かったから!説明を!」 「前もいったと思うけど、君の持ち帰った情報でキカートリークス攻略が進んだからね。その功績を鑑みれば当然でしょ」 さも当たり前のことのように言っているが色々おかしい 「それでも剣の代表とかで良かっただろ!なんだよ王って!」 「まぁまぁ、こんな時代だから象徴が必要だと思わないかい?」 「何か王家と繋がりがあるわけでもないのに王って…」 あまりにも急な展開に頭が追いついていなかった 「ま、仕事は山ほどあるから、よろしくね」 そう言って彼(彼女)は立ち去った 「オレ、特別何か出来るとかそういうわけじゃないんだけど」 キイチの受難は始まったばかりだ
66. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2022/11/22 00:47 |
ふと思う 正史ではたまたま擯斥派(というか聖罰隊)がフェルナンドの不倫相手を処理(救済)したし、結果として不倫を暴いたけど 演義によっては現在進行形でフェルナンドの不倫が続行されている世界線があり得るってことかしら……? エリアスがフェルナンドの不倫現場を目撃する世界線……??? 不倫の事実を受け止められなさそう
65. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2022/10/26 17:34 |
「のぅ、ゼリクス」 「お前がこの間買ってきた人間の奴隷。食用目的で買ったわけではないようじゃな?」 第一軍管区に構えられた屋敷の一画で、曾祖父が問いかける 「さては惚れたか?」 という一言を添えて 自分の成人を記念して見聞を広めるために出かけてみた第二軍管区、そこで出会った人間の奴隷・キイチ 食用奴隷として売られた彼女を高値で買い取ってから数か月の時を経てもなお手を付けてないから、誰かには見透かされはするだろうと思ったが…… 相手が相手だ、下手に嘘をついても大方こちらが墓穴を掘るだけだろう 「……一目見た瞬間、雷撃が走って……叶うなら、彼女を……」 自分の伴侶に迎えたい そう言葉にするのを自分の心は制止する。どこで誰が聞いているかもわからないから しかし曾祖父は自分が言いたいことを察したのか、微笑ましそうにこちらを見ていた 「のぅ、ゼリクス。今ドランデアでは、主の席が空いているのを知っておるよな?」 「……はい、そのため各所で跡目を争っているという話も……」 「それで思ったんじゃがな――」 「お前が“主”になれば、伴侶に誰を迎えても周りは咎めないのではないか?」 「若くして子爵級に近しい実力を有しておるお前なら、なれる可能性があると思うがのぅ」 「……俺が、“主”に……?」 正直、自分の欲望のためだけにその座を目指すなんて愚かしいとも思った しかし、それ以上に俺の心は、魂は。彼女と共に生きることを許される現実が欲しかった 曾祖父は俺よりも実力があるのにその座を目指さないのは、玉座に座るよりも一人の将として前線に立ちたいからだろう ……あの男も、俺が“主”になったら俺の魔術の才覚を認めてくれるだろうか? 「……」 やるしかない、と決意した後は早かった 戦略や歴史、政治など。“主”となるために必要な教養を習得するために俺は動き出した 彼女と共に生きれる世界にするために *** 破却の応報編 『前日譚・玉座の向こうに何がある』 主を目指す動機はかなり不純かもしれないけど、彼はいたって真剣です
64. くっきー | |
2022/10/20 21:28 |
宥免派「そのように諦めてはなりません。それでは怠惰な邪神と同じ道…」 こちらも神官の恰好であり、それは上を向いている 宥免派「道が無いのではありません。切り開いた後に残るものが道となるのです」 宥免派「穢れの罪を許し、宥和を果たしてこそ望むべき未来に進むのです」 その声もまた断言している 宥免派「もし穢れを許さなければどちらかが滅びるまで戦う未来しか待っていません」 宥免派「ナイトメアを迫害した過去がダークナイトを生んだのです。この憎しみの連鎖を断ち切らねば…」 目を伏せて言葉を紡ぐ 宥免派「私達はお互いを理解し合える。今こそ手と手を取り合って困難に立ち向かうべきなのです」 〜〜〜 宥免派はどうなんだろうね?未来志向な気がする…・。・
63. くっきー | |
2022/10/20 20:04 |
擯斥派「貴方は自らの事を弱者を救う善人だとでも考えているのでしょう。ですがそれは間違いです」 神官の恰好をしているがその目は冷たい 擯斥派「貴方と同じ考え方の者は300年前にも存在しました。駆逐した蛮族を保護すべきだと宣う者たちです」 擯斥派「結果はお判りでしょう。蛮王が出現し文明は、世界は崩壊しました」 擯斥派「それはこのヴェーフスハールでも変わらぬ事。キカートリークスは陥落し、その時に戦っていた多くの英霊が散りました」 実際に見たわけではないのであろうが、その口ぶりは断言している 擯斥派「情け容赦なくアルボルを滅ぼしていれば、前線基地に使われることも無かった。キカートリークスは落ちなかったかもしれない…ええ、これは昔の話です」 擯斥派「ですが現在も変わりません。その蛮族に罪は無いのでしょう。何も悪いことはしないかもしれません」 擯斥派「しかしその子供はどうですか?ウィークリングミノタウロスはミノタウロスを生み、ウィークリングバジリスクはバジリスクを生み、剣折れは剣持ちを産むのです」 擯斥派「それが蛮王にならぬという保証がどこにあるのでしょうか?」 冷ややかな視線が注がれる 擯斥派「私達がコボルドを規制していないのは彼らが弱いからです。彼らがいかに増えたとしていくらでも対処する事が出来る…」 擯斥派「ですが上位蛮族ともなればそうもいきません。大きな犠牲を払う事になるでしょう。その責任をどうとるのでしょうか?」 擯斥派「貴方一人の問題ではない。デウスデア全体の問題なのです」 目を伏せて言葉を紡ぐ 擯斥派「理解して頂けましたか?お分かりいただけたなら良いのですが…」 ~~~ こう…最後まで育てずにペットを捨てるような事になると在来種と混ざってよくないみたいな感じで擯斥派は増えているのだろう・。・
62. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2022/10/19 00:36 |
シェーレンベルク家の没落が無い世界(≒当主としての詰め込み教育をする必要がない世界) あるいは先代当主が妻に恋愛感情を抱いて円満な家庭を築いている世界 でもない限りエリアス氏ハッピーエンドルートは無いと見た (何なら正史の時点で家族との和解が発生しない限りはハッピーエンドになる可能性が見えないまである)