その頃の彼等6
小慶美(シャオ・チンメイ)演義・ターニングポイントでの登場人物達[web全体で公開] 0 | |
登録日:2022/09/24 20:37最終更新日:2022/09/24 20:37 |
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84. くっきー | |
2023/12/07 03:12 |
「大見えきった割に大したことなかったな。結局何がしたかったんだ?」 眼下に広がる骸を前に、男は腰を下ろした 「上手くいくものもいれば、そうでないものもいる。彼らはそうでなかった」 飄々とした女は事も無げに言葉を紡ぐ 「答えになってねぇよ」 苛立ちを見せる男を尻目に、女は興味も無さそうだ そんな二人を前に冷静に努めながらも、彼女は冷や汗をかいていた (危ない所だった…。このバジリスク達、一人一人の実力は神将に匹敵していた…。一騎打ちなら勝てたか怪しい…) 彼女は刀と魔剣の二本を胸に手繰り寄せる。その仕草は安堵の現れであろうか 「それより鬼竜侯。これからどうするつもりだ?街はこんな有り様だが」 ドレイクとバジリスクの衝突により、城塞と呼ばれたその都市は半壊の様相を呈している 「知らねぇ。他の神将が何とかするだろ…邪魔はするな」 睨みつける男に対して、やはり女はどこ吹く風だ 話にならないと思ったのか、彼女は口を開く 「その、名前を聞いてない。何と呼べばいい?」 悩む仕草をした女は笑顔で返した 「うーん、名乗るほどの名は無いが、そうだね…人呼んで 【七征剣(コンクエストオブソード)】 かな」 キカートリークスに新しい風が吹き荒れる ……… ゼクリスの蛮王化が始まる前に大罪バジを屠るとこんな感じにというss 七征剣という癖に剣を七本持ってるわけではない(”〈というか女は一本しか持ってない。 大罪を屠ったドレイクの魔剣の数を数えている。サクラが二本持ちだから、ゼクリスと女以外に三人のドレイクが含まれるということ ゼクリスはイキってる弱っちいバジリスクをシバいたという認識の為、特に行動を起こさないっていうね。自分よりレベルの低い父親を暗殺しただけのことはある勘違いっぷり(”;
83. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2023/06/20 00:36 |
しっかし、穢れ除けの散桜編でのシェーレンベルク家は正史以上にボロッボロな窮地に追い込まれてそう感すごいですわね 十六名家内でも家を擁護できる状態ではないって判断する人いそうだし、周囲からもお家取りつぶしを望む声がありそう
80. ロウブリ | |
2023/06/17 00:00 |
んー、ク◯親父! ところでこれ、時間軸はどのあたりです? 本編から時間経ってたら、イメリティアが子持ちになってて、子供のナイトメアを助けるために、自分も病に侵されながら祈るイメリティアが…
79. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2023/06/16 22:17 |
【穢れ除けの散桜】編にて、エリアスが死を選ぶきっかけとなったトリガーですが 地下牢に囚われた後、食事をエリアスが直々に持ってきていたんですけど(内心では両親と食事を囲うことに憧れがあったことの名残) その時に、「今日は〇日」と、その日の日付を伝えていたものの 母親の命日が近付いた日付を伝えても父親は母の墓参りを要望しないし、自分の誕生日でも息子の誕生日を祝いに行きたいとも言わないし ソレイユだから誕生日とか重要な日取りが覚えられないかと思えば、アポロニアの誕生日は覚えていて とどめに「娘に、家族に会わせてほしい」「俺に呼吸をさせてくれ」 扉を開けた彼の顔を見て、フェルナンドはどんな反応を示したやら(
78. ロウブリ | |
2023/06/14 18:53 |
では私もば ラズラ 「アレを相手にするとしたらやっぱ俺かね。」 穢れなしなので動員される可能性が高い。とりあえず奈落城にて待機中。 ウズシャ 「ンー、手に入れられればよいですか、近づきすぎると火傷しそうですねェ」 穢れナシなので動員中、状況の観測などを王妃直々に任されている。 王妃 「穢れを襲う病、対処が必要ですね。」 穢れ持ちが配下に多いので、デウスデアに広まることを危惧し、穢れナシの奈落騎士に情報を集めさせている。
77. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2023/06/14 18:27 |
【穢れ除けの散桜】編における奈落騎士の対応妄想 といっても自分が投下したキャラクター達のみですけども ベルゼロス 「いやぁ、穢れを蝕む呪いかぁ。怖いねぇ」と距離を取っている、自分がそもそもバジリスク由来だし でも正直そのような呪いを生み出したエリアスの魂には興味はある模様 クロコグーラ エリアスは神将じゃないから興味ないし、魂は流石に食べられないから能力を取り込むことも出来ない 自分から積極的にデウスデアを狙う理由もないので放置してる。それよりも神将の首が欲しいし
76. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2023/06/13 23:34 |
――青白い肌に浮かんだ、漆黒の紋様 枝とも、皹とも読み取れるそれはやがて蕾を描き、それはじょじょに開花の動きを見せる 誰が言ったか、“散桜病”。それを象徴する紋様を天井にかざす腕の主は、病床にいながらもサングラスを外す気配が無い 腕に浮かんだ紋様は、もうじきその蕾が開かんとしていた 「……は、随分な幕の下ろし方だ」 世間では疾病とも呪いとも形容されることから、下手な感染を避けるためにも彼は隔離された場所にいる アルヴと公言していたにしては早い進行速度に、違和感を覚える勢力もいた 隠し通すのにも限界があるということか、そうぼやく彼の背後に、一つの気配が現れる 「……アンタも、コイツが浮き出たクチか? エスケンデレイヤ」 気配の正体を指摘するも、気配は声を出すことはない まるで何かを見定めるように、相手を捉えている 「悪ぃな、どうやら俺はアンタが望んだように屍として戦線に立つことも許されないらしい」 「アンデッドになるのは御免被りたいのは確かだが、こんな最期を飾るとはな……」 「安心しな。冬については親父殿に粗方引継ぎは済んでる、後の戦線指揮はあっちで何とかなるだろ」 「……死ぬのが怖くないと言えばウソになる。だが、もうここまでなっちまったんだ、諦めるしかねぇだろ」 そら、時間だ そう告げる彼の腕の蕾が、開花する 同時に、手先の末端から、ざらざら、ざらざらと灰となっていく 未だ形が残っている内に、その手はサングラスに伸び、それを外した 「ある程度わかってはいただろうが、こういうことだ」 初めてあらわとなった、彼の目は 人と同じ、白目を有した 紅色をしていた 「俺ぁ、ずっとウソをつくしかなかったんだ」 「――嗚呼、でもこれでようやく」 俺は、嘘を貫かなくてもいいんだな その言葉を最後に彼の姿は無くなった その身を、灰燼にして ******************* 穢れ除けの散桜編 『嘘つき軍師のその最期』 ようやく彼は、嘘をつかなくても許される
75. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2023/06/13 23:12 |
【穢れ除けの散桜】編 とりあえず冬の名家はノアベルトが当主に戻ってる(ヴィルフリートは症状発生、下手したら誰よりも早く進行して灰燼となった可能性あり)し、桜の名家はエリアスが自死を迎えているのでフェルナンドが当主の座に戻っているし 十六名家はところどころ当主が変わってる世界線かもしれない 神の秤のアストラも症状が発生している可能性普通にあるわねこれ……彼女が最期を迎える時は、故郷のギアナーンに帰ってるのかしら(うーむ