Keiさんの日記 「どうしてルールブックがハードカバーなのかというお話」

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Kei
Kei日記
2023/02/09 19:11[web全体で公開]
😶 どうしてルールブックがハードカバーなのかというお話
ご機嫌よう。

日本では少数派ですが、海外のTRPGなどを買うと軒並みルールブックがフルカラーでハードカバーだったりしますわね。日本でもD&Dや、HJから出版されているものがフルカラー・ハードカバーですわね。特にハードカバーという部分については、重いから嫌とか、パッと手に取った時にページを開きにくいなどと思われる方もいらっしゃるかもしれません。個人的には開いた状態で置いておくならハードカバーの方が安定するので、これはやっぱり広い場所が確保できるかどうかといった違いもあるのかしら。

さて。老害昔話ですわよ。話半分程度の真実すら含まれませんというか、何をどう取っても疑わしいお話ですわよ。ご認識の上お読みくださいまし。

どうしてルールブックがハードカバーなのかといえば、それがプレイヤーの権利だからですの。この場合の権利というのは、ズバリ武装権ですの。

つまりTRPGの初期において、GM(DM)は権力者でPLは市民という対立の構図になる場合がございました。特にGM(DM)の納得のいかない裁定でPCがロストしてしまうような場合ですが、例えばダンジョン探索などでちょっとでも油断しようものならカチッと音がして天井が落ちてきて全員下敷きになったので終わりですとか、セッションの最初の方でのヒントを取らなかったのでラスボスに出会った瞬間一撃死にされるといったことがございました。というか悪いことに、これが普通のTRPGの風景でした。絶対に回避できない罠でPCを陥れようというGM(DM)は後を絶たなかったのです。
ですがPLだって黙っていません。最初は低いトーンの議論でしたが、そういうことが繰り返されると、そのうちに、PL全員が押し黙ったままPHB(プレイヤーズハンドブック、当時からハードカバーでした)を手に立ち上がり、後にはGM(DM)の悲鳴が響く……というようなことになりましたの(当時はまだ人類はそれほど進化していなかったことにご留意くださいね)。PHBは賞賛されました……大きくて重いから。そしてハードカバーだったから。そうやってTRPGのプレイ風景は少しずつマシな方向に進化したのですわ。

どうかしら。これは前世のわたくしが当時の何かの雑誌で読んだエピソードだと思うのですが、不意に思い出しましたの。ジョークと言いつつ目は笑っていない系のお話だったように思いますが、やっぱりハードカバーの方がよくないかしら(。
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レスポンス

ポール・ブリッツ
ポール・ブリッツKei
2023/02/09 23:17[web全体で公開]
> 日記:どうしてルールブックがハードカバーなのかというお話
ちなみにGMがそれを見越してキャラクターシートくらいしかPLに配布しなかったらキャラシでこれを作ります

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
ポール・ブリッツ
ポール・ブリッツKei
2023/02/09 21:57[web全体で公開]
> 日記:どうしてルールブックがハードカバーなのかというお話

ちなみに日本ではソフトカバーが主だったのは。円筒形に丸めてぎゅっと引き絞り、その丸くなった部分を相手の顔面に槍のように突き出す、というCIAの戦闘テクニックを望月三起也先生が「秘密探偵JA」で紹介したからだ、というのが定説みたいですね。

実際にやるとマジで顔面骨折とか失明とかしかねないので、実行する相手は本当に嫌いなGMだけにしておくことを推奨いたします。
セス・メイソン(CoC7PC名)
セス・メイソン(CoC7PC名)Kei
2023/02/09 19:30[web全体で公開]
> 日記:どうしてルールブックがハードカバーなのかというお話
コメント失礼します。
GM(DM)とPL双方向的にルールの穴を突いていった結果、
どんどん厚くなって行ったのかもしれませんね。
完璧なルール追い求めたら法律ばりにわけわからなくなりそうです。
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2023/02/09 19:19[web全体で公開]
> 日記:どうしてルールブックがハードカバーなのかというお話

マスタースクリーンは遮蔽範囲は広いのですがアーマークラスは十分な性能ではないんですよね。
ルールブックはマスター用のものが一番厚い伝統がありますが、それは決して情報量だけの問題ではなかったです。

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