サンダーソードさんの日記 「基本ルールブックp85~『正気と狂気』についてよく読んでみた」

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2019/04/05 03:52[web全体で公開]
😶 基本ルールブックp85~『正気と狂気』についてよく読んでみた
結果、色々見過ごしていたことを再確認できました。
例えばp86SANの使用。能力値SANと最大正気度ポイントと現在正気度ポイントの使い分け。SANチェックといいつつもSANは減らず、失うのは現在正気度ポイント。つまりSANが減るってのは間違い。SAN値直葬とかが市民権得すぎてて今更何言ってんだってレベルですが。
p89現在正気度ポイントの上昇。精神療法を受ける。取り戻すことのできる現在正気度ポイントはPOW*5、あるいは最大正気度ポイントのうちどちらか低い方まで。つまりPOW10だったらSAN50なので、報酬などで増えていた現在正気度が70→56と減少し、不定の狂気に陥って精神分析しても1d3の正気度回復はないってことですね。
同p90。ゲームの世界での精神分析は実際の世界のものとは違っている。(中略)ゲームでは、<精神分析>は精神に対する<応急手当>であると言える。(中略)いずれにしろ、永久的狂気には会話療法である<精神分析>は向かない。つまり精神分析は『会話技能』であり、相手の意識が有り、耳が聞こえる状態の狂気全般に有効で、正気度0には効果なし、ということ。
p91狂気。一時的狂気は1階の正気度ロールで5ポイント以上の喪失とありますが、p85には「あまりにも短い間にあまりにも多くの正気度ポイントを失った場合には、狂気を誘発して一時的狂気か不定の狂気に陥る。」とあります。つまり、一時的狂気に「期間」を認めていることになります。まあほぼ同時レベルのごく短い時間(死体の山とグールを発見のような)だとは思いますが。
同p91。一時的狂気も不定の狂気も短期の一時的狂気・長期の一時的狂気の表からどちらかを選んで使用する。いや表の名前が一時的狂気表って言うくらいなんで、一時的狂気でどっちかを選んで使うのは知ってたんですが。不定の狂気も選択式だったんですね。つまり殺人癖あるいは自殺癖の不定の狂気の成立。そうかまだ殺意が足りてなかったのか……。
p92境界線での対処のしかた。探索者にたった1ポイントでも正気度ポイントが残っていれば、プレイヤーはしっかり探索者をコントロールできる。(中略)探索者の正気度ポイントが10以下になったら、明らかに深刻な状態になったことが自分でもわかるはずである。実際の生活でそういう状況になったら、たいていの人間は活動をやめてサナトリウムにでも入ろうとするだろう。探索者も同じであるべきだ。つまり正気度が11残ってたら探索者は出来るってことですね! 流石に正気度1は動物のめった切りで99%ロストするからどうしようもないですが。
p95狂気の治療。放浪者とホームレス。1ヶ月に1回、生き残りのためのd100をロールしなければならない。(中略)結果が「96~00」だった場合は、病気や悪い気象条件や殺人事件の犠牲者となって死んでしまう。文無しに厳しいゲームですね。作りたくなってきた。
おまけでp85。POW値が上昇すれば最大正気度ポイントが上昇するということもある。これ能力値としてのSANの誤謬ですよね。最大正気度は99-神話技能で全探索者共通です。誤字とか送ったら図書券貰えないかな。
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