癖のあるTRPGを教えて下さい【トピック・掲示板】
セス・メイソン(CoC7PC名)雑談・コミュニティ 8 | |
登録日:2024/06/21 18:50最終更新日:2024/08/01 19:41 |
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7. 小慶美(シャオ・チンメイ) | |
2024/08/01 19:41 |
ブラッドパス、マモノスクランブルが紹介されてるならこのシステムも紹介せねばならないという謎の義務感を感じて筆を執らせていただきます 【TRPG名】 キズナバレット 【概要】 ブラッドパス、マモノスクランブルと同じからすば晴著のシステムです ほぼ現代を舞台とし、“ハウンド”と呼ばれる死体を改造して生み出されたキリングドールと、それを管理する“オーナー”がペア・あるいはトリオを組んで 己の記憶や感情をすり減らしながら“キセキ使い”と呼ばれる異常な存在と秘密裏に戦う、というものです 日常系のドタバタを楽しむホリデーシナリオ以外なら、セッションの終盤で生還できるかどうかをチェックする……ダブルクロスのバックトラックみたいなことを執り行うシステムでもあります そしてそのバックトラックにも限界があるので、いつかどこかで終わりが必ず来るって感じですね。散ることも楽しめる人だとハマるかなとは思います ブラッドパスと並行世界の関係にあるということで、実は事前知識があるとNPCとかその辺に対して「お?」となるかもしれないですね 私は時間取れなくてセッションまで経験できてないですが、ブラッドパスの事前知識があるので読み物として楽しく購読しております。というかですが多分ブラッドパスの知識を得てからこちらを手に取ると本当に「お????」となります。主にNPC紹介で 戦闘についてはダイスを扱うのと、アタッカー役とサポーター役を基本的に分担して行う(ちなみに役割は交代可能)のが特徴でしょうか 【書籍リンク】 https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=4775319795 現在三巻となるポジションの予約が始まってるとのことですので、ちょっとタイムリーだなと思いながら紹介させていただきました 本音としてはいつか卓参加したい(
6. 温森おかゆ(まんじゅう) | |
2024/07/31 23:46 |
結局どんなTRPGでも、なくてひとクセはあるものだと思う今日この頃です。なんならCoCがもうクセだらけだと思うんですよ。つまり何を紹介してもいい。というわけで 【TRPG名】 マモノスクランブル 【概要】 私が所持しているルールブックの中では、ある意味いちばんクセがあると思います。妖精、妖怪、神、異形など、超常的存在をひっくるめた〈マモノ〉となって、〈マモノ〉と人間が共存する現代の〈東京〉でドタバタハプニングの尽きない日常を描く、お祭り騒ぎのようなTRPG。この〈東京〉では、イベントはもちろん、日常の昼食でさえも普通ではありません。 ルールも簡単。シナリオはサクッとプレイできる。頭カラッポにしてワイワイしたいなら、もってこいのシステムです。 これがたまに息抜きのようにやりたくなるんですよね。 逆に“人間”とかただの“動物”とかはできないシステムなので、そういう意味でも実際ひとクセあるんじゃないでしょうか。 【書籍リンク】 https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=4040750659
5. 温森おかゆ(まんじゅう) | |
2024/07/22 18:44 |
【TRPG名】 人鬼血盟RPG ブラッドパス 【概要】 癖(クセ)も癖(ヘキ)もあると言えば、と思ったものをひとつ。オタクは一定数が好きであろう「吸血鬼」。その吸血鬼ネタをこそやるためのシステムです。 現代世界を舞台に、“血契(ちぎり)”と呼ばれる特殊な契約で結ばれた人間と吸血鬼が、不可思議な事件を調査し、その裏に潜む業血鬼(ごうけつき)という怪物と戦う物語……を体験するゲームです。 要するに、吸血鬼のキャラクターと人間のキャラクターがペア、あるいはチームを組んで戦うというもの。吸血鬼と人間は“血契(ちぎり)”で結ばれ、大切なパートナーとなります。吸血鬼のほうは、一度血契を結んでしまうと、血契で結ばれた人間の血しか受け付けなくなるとか、血契を結んだお互いの身体に“痕印(こんいん)”という印ができるとか、色々と一定数の人がニコニコしてしまう設定があります。 もうひとつクセが強いのは、ダイスではなく、トランプを使ってプレイするものであること。判定のときに自分の手札からカードを出す方式でやるため、手札が腐ったら計画的に失敗して山札のカードを引くのも考える必要があります。 吸血鬼モノならではの濃ゆい設定で、ハードな戦闘を楽しみたいあなたに。 【書籍リンク】 https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=4775317989
4. ミドリガニ | |
2024/07/22 15:55 |
【TRPG名】 セブン=フォートレス(シリーズ)、及びナイトウィザード(シリーズ) 【オススメポイント】 割と普通の西洋ファンタジー&近代学園魔砲ファンタジーと思いきや、特徴に『足が臭い』や『破壊的料理の腕前』などのギャグ要素が並び、更には『週刊世界の危機』『”はい”か”Yes”で答えてね♥』『クリティカルで世界崩壊』等々のネタがてんこ盛り!!まさに”きくたけ時空”。 後者はアニメ化も果たしている。 システムを創ったのは勿論、F.E.A.R.の副社長こと菊池たけし氏である。 他に類を見ない点は『プラーナ』と『CF修正値』、そして『イニシアチブ値』である。 『プラーナ』は所謂ヒーロー・ポイントの走りだが、このシステム、何とセッション毎にクリティカル・ファンブル値が変動する!! ファンブル値=7に成った日などひどい目に遭うこと請け合いなので、その数値を僅かでもずらせるのが『CF修正値』なのだ。 トドメに『イニシアチブ値』が高い程幾度も行動できるので、先述のプラーナは大体ここにつぎ込まれる。 即ち先手の取り合いが非常にスリリング。 なお、主八界其々のサプリメントがある等、ワールドデータも整っていたりする。 ベール・ゼファー等のシリーズ通しての敵(というか魔王)が気紛れに手を貸してくれたり、そうしたクラスが存在するのも珍しいと云えよう。(恐らく、同じF.E.A.R.社のマージナル・ヒーローズにあるクラス:マオウはこの辺りが基点と思われる。) セブン=フォートレスClassicかAdvancedには、プレイヤー自らの手で条件を足し引きして魔法や剣技・闘気法を創れるルールもあり、非常に楽しかった。 わたしが、今でも縁の続く親友に教えて貰い、初めて触れたTRPG。 即ちわたしの原点と云えるシステムである。 【書籍リンク】 セブン=フォートレス(無印) https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=hbj165 ナイトウィザード(無印) https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=4757708556
3. ミドリガニ | |
2024/07/11 17:01 |
【TRPG名】 ゲヘナ・アナスタシス 【オススメポイント】 他に類を見ない、アラビアン・ダーク・ファンタジー。 地獄に堕とされた砂漠の王国”ジャハンナム”を舞台に、天使と邪霊の力を取り込んだ紫の酒杯(ザクム・エキス)を飲んで生き残った超人『享受者(きょうじゅしゃ)』となり、獄(ごく)や幻鏡域(げんきょういき)、果ては幻の海まで冒険できる素晴らしいRPG。 システムも非常に独特で、6面ダイスを余すこと無く使い、格闘ゲームめいた(弱、中、強みたいな)『攻撃段階』や魔術にすらある連続攻撃の『連撃』、対する『カウンター』、そして邪霊の力と引き換えに成功へ繋げる『堕落』など満載。 術技も刀術(とうじゅつ)等のスタンダードなものから改造人間に成れる獣甲術(じゅうこうじゅつ)、神の言葉を操り抵抗を赦さない神語術(しんごじゅつ)、地獄の黒い沙を罠のように張り巡らせる黒沙術(こくさじゅつ)、風と炎の精ジンを操るジン使いなど多彩!! 種族も当時としては極めて多く、人間に始まり、天使、堕天使、ムゥ・ジ・ザ(ハーフジーニー)、や甲蠍人(パ・ピル・サグ)、銀糸の民に各種獣人(肉食、草食、小型、有翼、海棲と色々)のケモ度も自在!! わたしの青春の大いなる1ページです。 【書籍リンク】 https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=4861762650
2. ポール・ブリッツ | |
2024/06/21 23:39 |
【TRPG名】 ナイトメア・ハンター 【オススメポイント】 現代日本を舞台としたホラーアクションTRPGの元祖。手に入れやすい価格のブックタイプの作品として売られ、初心者向けにルールガイドのあちこちに効果的にゲームブックの要素が盛り込まれている。初心者を念頭に親切丁寧なプレイングとマスタリングのガイドがあり、付属のソロシナリオと冒険シナリオ以外にも、モンスターマニュアルがそのままリプレイでありシナリオフックであるというまことに大胆なゲームであった。現実世界でモンスターを追い詰め、夢の世界でモンスターを狩るというユニークなつくりといい、その先見性は当時の自分を魅了した。いってしまえば、現在CoCで主流のシナリオがやっているようなことを1988年の段階でプレイできるように意図して作られたゲームだったのである。 しかし、簡易さを意図するあまりルールは破綻を通り越して空中分解しており、出版社がマイナーの極みである翔企画だったことも手伝って、巷の知名度も人気も、「知っている人を探すほうが難しい」というレベルであった。コンベンションにもっていっては「何それ?」みたいな態度をとられ、書店やゲームショップはおろか古本屋でも全く見かけず、とにかくおれはくやしかったんじゃー! このくやしさとルサンチマンをこじらせた一種の選民思想を共有したくてたまらぬ。売れなかったしルールはアレだけどほんとにいいゲームなんだよほんとに。うううう(泣く)。 【書籍リンク】 https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=B00NBI01DE
1. ポール・ブリッツ | |
2024/06/21 23:07 |
【TRPG名】 ファンタズムアドベンチャー 【オススメポイント】 デミヒューマンをプレイするためのゲーム。よくもここまで変な種族を考えつけるな、というような奇妙奇天烈奇っ怪なデミヒューマンたちが、デミヒューマンの数と種類が多すぎるがゆえにデミヒューマン由来の差別はないが、かわりに極端なまでに貧乏人に厳しい制約だらけの世界で明るく楽しく殺伐と冒険するというカオスさが最大の魅力。ついでにいえば凝りすぎのわりに効果的に動いていない魔法システムはじめ、技能もシステムも世界観もどこか常軌を逸している。例えばファンタジーTRPGでは最も早くパワードスーツをルールに取り入れたゲームだったりする。 サプリメントとしてシナリオ数本とキャンペーンシナリオ、それにワールドガイドが1冊出たが、どれも明らかにバランスがおかしい。のちに上級ルール「アドバンスド・ファンタズム・アドベンチャー」が出たが、バランスのおかしさとカオス度合いは全く変わっていないのだった。 バカな子ほどかわいいというが、まさにそういうゲーム。たまに無性にプレイしたくなる。 【書籍リンク】 https://trpgsession.click/rulebook-detail.php?i=4499205239
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