Keiさんの日記
Keiさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2022/03/13 19:27[web全体で公開] |
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2022/03/08 17:20[web全体で公開] |
😶 ウクライナ支援バンドルのお話 ご機嫌よう。 何かにつけて大規模バンドルを敢行する itch.io が、今度はウクライナ支援バンドルを始めていましたの。 Bundle for Ukraineは、賛同した700以上のクリエーターによる1000以上の作品($6,534相当)が、なんと$10(プラス任意の支援額)になっております。こちらはTRPG専門のバンドルではなく、ざっと見たところ含まれるTRPGは300くらいかしら。先日紹介した TTRPG for Trans Rights in Texas! との重複も多少ございますが、とはいえ、6割はこれまでどんなバンドルにも含まれなかったものだそうです。 また、The TTRPG Community Stands with Ukraine Bundle というバンドルも行われています。こちらは賛同した80以上のクリエーターによる100以上の作品($483相当)が$5(プラス任意の支援額)になっておりました。こちらも、テキサスとの重複はそれなりにございます。 それぞれ、収益は人道支援団体に寄付されるそうです。 わたくしが既に存じているような、気になっていたタイトルが今回はほとんど含まれていないようですけれど、とまれ、カジュアルにぽちっとしてみましたわ。支援してみたいという方も、海外インディーズTRPGがどんなものか興味があるという方も、お試しあれ。ただし、ぜんぶ英語のインディーズ作品ですのでご注意くださいね。
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2022/03/04 19:33[web全体で公開] |
😶 TTRPGs for Trans Rights in Texas! のお話 ご機嫌よう。 テキサス州の州知事がトランスの人に対するヘイトスピーチをしたとかで、itch.io で、それに対抗するというキャンペーンが行われていますの。収益が人権団体への寄付に充てられるとのことで、賛同した300人ものクリエーターによる500近いタイトル($2,818相当)が、なんと全部で$5になっていますの。 全てインディーズ作品ですが、わたくしも先日遊ばせていただいた Wanderhome や、いつか遊びたいと思って訳を進めていた Thirsty Sword Lesbians、昨年末にサクッと訳して遊んでみたいと思っている Wise Woman、先日遊んだ Lady Blackbird の作者ジョン・ハーパー氏の新作 AGON、個人的に気になっていた This Party Sucks、それに、つい先日某所でちょっと話題になっていたパジャマパーティなども含まれています。 それでたったの、$5(もちろん支払い時に上乗せすることはできます)。 もちろん玉石混交ですし、日本で言う1ページTRPGみたいなものも相当含まれていますけれど。それにもちろん、全部英語ですけれど。もちろん、ジェンダーやLGBTQ+に関連しないような作品だってたくさん含まれております。 こういうの凄いな、と思いましたの。政治色があって嫌いという方もいらっしゃるでしょうけれど、文化! という感じがしましたわ。 わたくしも、全ての人たちの権利が等しく守られて、もはや権利という言葉を使う必要もないような世界が訪れることを願っております。
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2022/02/28 20:37[web全体で公開] |
😶 一周回ってナラティブとかストーリーテリングとか分からなくなってきましたわ ご機嫌よう。 どうしてわたくしがナラティブが好きになったのかといえば、それはもちろん、相互作用で物語が生まれる楽しさを知ったからですし、わたくしが語るよりもずっとずっと良い物語を、PLの皆さんが語ってくださるからですわ。 けれど、わたくしだって、そりゃあ、ベア・ダンジョンに凸してみたりですとか、そういうのは嫌いじゃありませんの。 どちらも楽しいのですわ。 それなのに、何やらプレイスタイルがどうのですとか、合う合わないですとか、CoCしか興味がないですとか、摩訶不思議なところに迷い込んでしまって、まるでTRPGが楽しくない理由を探しているみたいですの。単にいいお話だった、楽しかった、と言いたいだけですのにね。
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2022/02/26 12:48[web全体で公開] |
😶 わたくしたちの「青ひげの物語」を語りましょう ご機嫌よう。今日はむかしばなしをしましょう。 むかしむかし、あるところに、どんな王様もかなわないほどの豪華な宮殿に住む領主がいました。屋敷は金銀の食器で飾られ、最高級の絹が張られたソファや椅子が置かれていました。壁にはあらゆる種類の珍奇な骨董品が飾られていました。 ですが、この領主には奇妙な点がありました。濃厚で衝撃的な青い髭。彼の顔は、はっきりとしていて紛れもないものでしたので、彼は壮大で高貴な本名で語られることはなく、単に「青ひげ」と呼ばれていました。 また彼は、深い目をした恐ろしい男で、気性が荒いことでも知られていました。それでも、青ひげは何度も結婚していました。宮殿では葬儀が一度も行われていないので、妻たちがどのようになったのかは誰にもわかりませんでした。妻たちは姿を消し、青ひげは時が経てば新たな花嫁を迎えていました。 ある日、青ひげは領地の近くの田舎に狩りに出かけました。日もが高くなる頃、古びた農家で喉を潤して休むことにしました。農民たちは、領主を喜ばせようと、慌てて愛らしい若い娘を送り出し、お茶とパンを振る舞いました。 青ひげは彼女の美しさに一目で心を奪われました。彼はその場で彼女を妻にすることを決めると、それから一週間かけて、まばゆいばかりの富を費やして、彼女を他の立派な領主や婦人たちと一緒にもてなしました。 享楽的な一週間の後、青ひげは結婚しようと言いました。彼女は青ひげを怖がる一方で、家族を貧困から救えるかもしれないと思いました。それに、もしかしたら彼のヒゲはそんなに青くないかもしれない……そうして、彼女は求婚を受け入れました。 すぐに二人は宮殿で結婚しました。それはとても素晴らしい光景でした。式のために1,000本もの白いユリが塔を飾り、夜には美しいお香が焚かれました。 翌朝、花嫁は一人でベッドの中で目を覚ましました。 召使に連れられて食堂に行くと、青ひげが朝食をとっているところでした。青ひげは彼女を歓迎し食事を勧めると、急な知らせを受けたので、すぐに旅に出なければならず、帰るまでに何週間もかかるだろうと告げました。 青ひげは彼女を慰めるために、愛情を込めてキスをし、屋敷の全ての扉の鍵を渡すと、自分が留守の間も楽しんでほしいと言いました。 「これは君の家の鍵だよ。一番小さな鍵は、大広間の端にあるクローゼットのもの。すべての部屋を開けていいし、どこにでも行ってみるといい。ただし」と彼は続けました。「一番奥の部屋は開けてはならない。約束できるね?」 こうして屋敷に残された花嫁の身に何が起こるでしょうか? ここで何が起こったのでしょうか? 花嫁は貞淑な妻として青ひげを信頼するでしょうか? それとも暗い疑念を抱くでしょうか? そして花嫁は、禁じられた扉を開けるでしょうか? というホラーTRPG「青髭の花嫁」のPLを募集しておりますの。 興味がおありの方がいらっしゃいましたら、ぜひいらっしゃいませ。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164541443499kei29br2l
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2022/02/24 00:50[web全体で公開] |
😶 Wanderhome 遊びましたの ご機嫌よう。 先日遊んでおりました Dream Askew で採用されているBOBシステムの別のタイトル、Wanderhome という、しゃべる動物になって美しい世界を旅する系のTRPGを遊ばせていただきましたの。よそ様のお卓にお邪魔させていただくのははじめてでたいへん緊張しましたが、楽しかったですわ。 わたくしがプレイしたのはアオという名前のトキの巡礼者で、その名前のように、鴇色の部分が青くなっているということにさせていただきました。青くなってしまっているのはかつての罪のせいで、罪が洗い流されてかつての鴇色を取り戻す方法を探している、そんなキャラクターです。 一緒に旅したのはやくざ者のガラガラヘビと刺客のナマケモノで、途中でライオンと友達になったり、ツルの願いを叶えることになったり、トカゲと対立したりしながら、どんな罪? みたいなことを途中で語ることになったり、龍の墓所で龍を孵化させたりといったことがありました。最後は世界を再び混乱に陥れても自分の罪を洗い流したいかという締めになって、かなりグッと来るものがありましたわ。 Wanderhomeは派手なシーンとかなくてもしっとりした旅を描いて何となくスッと終わる的なのがいい雰囲気がとても気に入りましたわ。 お誘いくださったガイドの方とご一緒させてくださったPLの皆さま、ありがとうございました。
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2022/02/20 19:39[web全体で公開] |
😶 レディ・ブラックバード第一章完結しましたの ご機嫌よう。 レディ・ブラックバード卓の第二回でしたが、ご参加いただいたPLの皆さまのおかげで、楽しいセッションとなりました。ありがとう存じます。 前回の続き、レディ・ブラックバードと一行がかつての恋人ユライア・フリントの手がかりを求めてヘイブンを訪れたところから開始です。 ここで、レディ・ブラックバードが身につけているピアスに重大な秘密があったことが明かされたり(ですが、レディ・ブラックバード自身はそのことを知りません)、他の登場人物の秘密が明かされたり、手がかりのを与えてくれるはずだった人物が殺されていたり、護衛のナオミを捕らえようとする秘密結社の襲撃を受けたり、帝国の砲撃を受けたりしながらも、ユライアの居所が残骸空域だと分かります。 竜の巣を越えて、一行はやっとユライアの元に辿り着きます。ですが、彼はレディ・ブラックバードにただピアスを渡すように言うのでした。怒ったレディ・ブラックバードはユライアと魔法での戦いになります……。 というようなお話になり、最後は一応のハッピーエンドらしく、最終的にレディ・ブラックバードとユライアの誤解は解けました。その後一行は帝国と戦う自由世界同盟の一員として新たな戦いに向かう……という第二章の予告で終了となりました。 ご参加くださったPLの方々に大変助けていただき、わたくしが他の要素をどうしようと気を取られていたりする中、いろいろなアクションやトラブルを描いていただいたり、有名映画をモチーフにしたシーンなどもたくさん描写していただきました。たいへん嬉しく、楽しかったですわ。 名残惜しいですが、今回のレディ・ブラックバードは、今回限りのお話として、これで終了です。本当に二度と同じお話が描かれることはありません。本当に素敵な時間で、素敵な物語でした。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
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2022/02/17 17:28[web全体で公開] |
😶 気づいたら海外インディーズTRPGを積んでいますの ご機嫌よう。 昨年末ごろから未訳インディーズTRPGの私家訳などをしているのですが、気づいたら積むペースの方が早……こほん。一方で、ここ暫くは卓を楽しんでしまい、訳す方はストップしてしまっておりまして。訳したものはもちろん遊びたいのですが、ここでは、訳の方も取り掛かるという気持ちを込めて、積んでいるものをメモしておきますの。 ■ 仕掛かり中 Thisty Sword Lesbians ■ 訳し直したい Blackout Night Witches ■ 訳したい A Cool And Lonely Courage 第二次大戦のナチス占領下のフランスで女性諜報部員となって、女性特有のジレンマに直面したりするゲームのようです。 Brindlewood Bay ミステリークラブに集まる老婦人たちが推理でカルト集団の陰謀に立ち向かうゲームのようです。 Dread (Quickstart) ジェンガを使うホラーゲームのようです。先日の卓で教えていただき、面白そうでしたので早速クリックスタートをダウンロードしました。 Fate of Cthulhu 旧支配者が復活して文明が滅びた未来から現代に送り込まれて旧支配者の復活を止めるゲームのようです。 Fudge Fateの元になった超汎用ゲームシステムです。 Glitter Hearts 悪の組織と戦いつつ普段は日常生活も送る魔法少女になるゲームのようです。 Lichcraft 国民健康保険制度が改悪されトランス医療を受けるのに300年待ちとなったイギリスを舞台に、不死となって順番を待つというゲームのようです。 Monsterhearts 2 クィアの高校生になって、10代の悩みや個人的恐怖、秘密の三角関係などを描くゲームのようです。 Questworlds 日本語訳もされたHero Warsが進化し、汎用ファンタジー向けナラティブTRPGになりました。 Spell The RPG 魔法の呪文を作って現実を改変したりするゲームかしら。 Stars Without Number 星々の海を旅する系のSF TRPGで、D20システムが採用されています。ものすごくたくさんの表が特徴かしら。 Visigoths vs Mall Goths 1996年のロサンゼルス郊外のショッピングモールを舞台に、古代ローマを略奪した戦士と20世紀のティーンたちの対立とロマンスを描くクィアをテーマにした……わたくしもちょっと何を言っているか分からないのですが、楽しそうじゃないかしら。 Wanderhome 喋る動物になって神や妖精が実在する童話的世界を旅するゲームかしら。 Changeling: the Dreaming WoDで翻訳されたなかった一作で、妖精の魂を持って生まれた取り替え子になるゲームかしら。 Wraith: the Oblivion こちらもWoDで翻訳されなかった一作、幽霊となって未練と向き合うゲームかしら。 ■ プレイ済み Dream Askew ■ 立卓済み Soth ■ プレイ待ち 青髭の花嫁 Girl Underground Wise Woman Dungeon Bitches Fate Accelerated Svalbard
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2022/02/16 00:00[web全体で公開] |
😶 Dear Esther: Landmark Editionが無料になっていましたの ご機嫌よう。 TRPGとは直接関係しないのですが、わたくしが大好きなゲーム「Everybody’s Gone to the Rapture」の開発元がそれ以前に発売したゲーム「Dear Esther」がSteamで期間限定無料になっていましたの。 Dear Estherは絶海の孤島?が舞台で、主人公がどうしてこの島にいるのか、理由も目的も分かりません。主人公は時々エスターという人物に宛てた手紙を読むような独白をし、それはこの島のことのようですし、それっぽい場所があったりもするのですが、だからといってそれらの場所で何かが起こるわけでもなく、ただ歩き回って、ただ独白に耳を傾ける、そういうゲームです。というか、主人公は手紙を書いた人物なんでしょうか? その手紙を読んでこの島を訪れた人? 目的も意味もゲームが与えてくれるわけではなく、プレイヤーに投げられて、投げられっぱなしです。 例えば、旅行ですとか。何かにゆかりの場所に行って、何かを体験として得る、そういうのに近いのかしら。ゲームというパッケージになると、思いのほか、詩を読んでいるような、そんな感じがしますの。 そして、意外とTRPGの語り口に近い、なんて思ったりしまして。こうやって断片を曖昧に語って、物語をプレイヤーに委ねるような、そんな語り方が巧くできるようになりたいものですわ。
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2022/02/14 17:06[web全体で公開] |
😶 またいくつか募集しておりますの ご機嫌よう。 突然ですが、クトゥルフ好きの皆さま、邪神の復活を阻止したり、カルト教団の陰謀を暴いたり、邪神の掌で踊らされて正気を失ったりすることに飽き飽きしていないでしょうか? むしろ、カルト信者の側になって邪神を召喚してみたくないでしょうか? という海外インディーズTRPG、Soth のPLを募集しておりますの。PCはカルト信者で、ひどいことをしたり、ひどい目にあったりしますし、当然のことながらハッピーエンドにはなりませんが、興味がおありの方はぜひどうぞ。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164481073959kei29br2l それと。 灰色城綺譚のルルブ掲載シナリオ「帰らじの乙女」の募集もしておりますの。おそらく灰色城でいちばん有名な、泥沼百合シナリオでして、学園から姿を消してしまった少女をめぐって三角関係になったりするお話ですわ。 灰色城綺譚は初期秘匿ハンドアウトを公開するようにRPでお話を作っていきますが、システム的に、暗い感情や雰囲気に次第に支配されていくような仕組みになっていて、バッドエンドまたはメリーバッドエンドに導かれていきます。 興味がおありの方はお気軽にどうぞ(応募時のお願いをちゃんとお読みくださいね)。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164466300822kei29br2l
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2022/02/06 19:02[web全体で公開] |
😶 Dream Askew 初挑戦でしたの。 ご機嫌よう。 ポストアポカリプス世界におけるクィアの共同体の人間関係のありさまを描く Dream Askew というGMなしシナリオなし判定なしのTRPGに挑戦しましたの。 未訳TRPGで私家訳でのプレイでしたが、わたくしの無様な訳が意味不明で他の方にだいぶ助けていただきました。翻訳難しいですわ。 また、ルール自体はとても軽量にもかかわらず、プレイ中にも???となってしまう場面があり、説明不足、ファシリテート不足で申し訳ない限りですの。 ともあれ、芸術系ヨーロッパ映画のような繊細で静謐な、そしてセンシティブでもある世界を描くのかと思いきや、事前に想像していたのとだいぶ違って(トーンの説明でもそういった説明はしなかったこともあって)、クィアなどのセンシティブな側面にはさほど触れずにマッドマックス的な世界に一直線だったりして、単純に楽しかったですわ。 わたくしのキャラクターは、クィアの共同体に送り込まれたスパイで、その共同体には娘がいて、娘との間には暗い過去があり、でも娘の記憶は超能力で消されていて、自分自身は弱い人間である新参者という設定になり、気づいたら物語の中心のような立ち位置になっていて、クィア社会におけるトラブルに巻き込まれるのかと思いきや自分がトラブルの中心で、難しかったという側面もございました。他のPLの方のお話の引き出しにたいへん助けられましたの。 最終的に、わたくしのキャラクターの物語は、誘惑に負けてしまう弱い人間のメリーバッドエンドという感じに終わり、わたくし自身は大満足していますの。 ともあれ、ご参加くださった皆さまありがとう存じます。
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2022/02/06 18:56[web全体で公開] |
😶 ダイアレクトで機械文明の終わりを描きましたの ご機嫌よう。 ダイアレクトという言語をテーマに共同体の終わりを描くGMなしシナリオなし判定なしのTRPGの、ルールブック収録の「充電された地球を歌う」を遊びましたの。設定とカードの指示から言葉を作り、それによって新たな設定や状況が生まれ、作った言葉を使ってその状況をロールプレイし、それを繰り返すことで物語を作ります。 「充電された地球を歌う」も、シナリオではなく、設定の元ネタで、これをもとに舞台設定を作るところからゲームが始まります。そこで描かれたのは新たな生命を生み出して人類の文化を継承させることを目標にした機械文明でした。けれど、この機械たちの共同体は滅びます。そこで、エネルギーが枯渇するという問題に直面した共同体は、その問題を解決することなく、機械たちは次々に電源が切れていき、けれど、最後には生み出そうとしていた新しい生命がついに生まれた、というお話になりました。 わたくしは、ダイアレクトってかなり「エモい」TRPGだと思うのですよね。ゲーム中でだけ通じる言葉を作り、演じ、でもゲームは「もうあなたたちの言葉を話す人はいなくなりました」という風に終わります。 恥つかしながら緊張のあまり自己紹介を忘れたり、時間配分を間違えたりといろいろやらかしてしまいまして、最後がすごい駆け足になってしまいましたが、ご参加くださったPLの皆さまのおかげで、結構良い話になったんじゃないかしら、と思っておりますの。ご参加くださった皆さまありがとう存じます。
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2022/02/02 19:53[web全体で公開] |
😶 GMが何をするかのお話 〜 PbtA系TRPGの場合のご紹介 ご機嫌よう GMに必要なことはゲームを運営することかと存じますし、それ以外の瑣末なことは、ゲームの運営ができるようになってから挑戦すれば良いかと存じます。それ以上でもそれ以下でもございませんの。でも、ゲームの運営って何をしたらいいのでしょう? どうしたらいいのでしょう? ルールブックには何て書いてあったでしょう。そこで、たまたま手元にあるルールブックを何冊か読んでみると、こんなことが書かれてありましたの。 場面とNPCを演出する・ルールを裁定する・シナリオを準備する・進行を主導する・司会や語り部……、GMを楽しむ・自信を持つなんて書かれているものもありますね。 色々なルールブックに、色々なことが書かれていることがわかりました。そして、原理的には、ルールブックに書いてあることができれば、そのゲームのGMを十分に過不足なくできるはずです。改めて読んでみると、あれもこれも必要と思っていたことが書かれていなかったり、特に意識していなかったことが書かれていたりして楽しいですね。 ところで、いわゆるGMありナラティブの文脈で語られるようなTRPGだと、こんなことが書いてあります。 灰色城綺譚なら「プレイヤーからの提案を聞く」ザ・ループTRPGですと「ミステリーにキッドたちを放り込む」「何が起こるのかをGMが決定すべきではない」…… そんなのナラティブでないTRPGでも変わらないと思われるかもしれないのですが、でも、ナラティブ系TRPGでは、これらのことは、ナラティブでないTRPGよりも大きなトピックで書かれます。当然、これが大事なことだからです。 でも……いずれにしても、それで具体的にどうしたらいいのかしら、などと思わないでしょうか? ここで、最近わたくしが主に読んでいるPbtA系のルールだとどう書かれているかを紹介しましょう。 PbtAでは、基本的に要点 Agenda、原則 Principal、行動 Move という段階で、ゲームの運営について書かれています。これら全ては、ゲームのテーマに沿った物語を生み出すための仕組みとして、時にはキャラクターの行動と相互に関連するように書かれています(注:PbtAも玉石混交ですので、どのタイトルでも綺麗に噛み合っているとはいきませんが)。 要点は、ゲームのテーマに沿った物語にするために特に重要なこと、原則は、要点を実現させるために何を描いたらいいか、行動は、要点と原則を実現させるために実際のプレイ中に何をするかです。 実際のプレイでは、お話を進めるために、要点と原則に従って、行動を選びます。これがプレイヤーの反応を生み、プレイヤーの反応は最終的にキャラクターの行動に繋がります。この時、プレイヤーも、キャラクタームーブという、ルールに書かれた物語を牽引する行動に繋げていきます。キャラクターの行動(ルールに定めれらたムーブ)はまた別のキャラクターやGMの行動(ルールに定めれらたムーブ)に繋がり、それがまた別のムーブに繋がり、最終的にお話になる、というような構造になっています。また、物語を牽引するような適切な(時には誘導的な)質問もムーブの中に組み込まれていています。 つまりPbtAでは、ゲームの運営とはルールに沿って会話することで、会話のルールは書かれています。ということになっておりますの。その一環として、いわゆる第0回や、安全性に関するルールもございます。 もちろん、先にお話しした通り、タイトルによって玉石混交、ムーブがきっちりと噛み合っていないものもたくさんございますし、結局それってアドリブと何が違うの? というようなものだってございます。実際うまくいくのかと言われれば、試行錯誤がないというわけでもございません。 ですが、いずれにせよ、わたくしはこのアイディアにいたく感心したのでした。 プレイヤーの視点では、一見するとPbtAも、キャラクター作成時にクラスとスキルを選ぶというような形式ですが、その実選ぶのは特定の状況における特定の選択肢(に繋がるような特定の能力)ではなく、物語にどう関わり、物語をどう進めるかです。 とまれ、PbtAのプレイヤーが増えて、最近わたくしが個人的に訳しているようなジェンダーテーマのタイトルでもプレイヤーが集まるようになるといいな……というのが、まあわたくしの本音……こほん。 ところで。 それとは関係ございませんが、灰色城綺譚のルルブ掲載シナリオ「埋葬には早すぎる」のPLの方を募集しております。ナラティブという観点からしても、ハンドアウトというピースが綺麗にはまった素敵なタイトルかと存じます。バッドエンドまたはメリーバッドエンド前提という点がハードル高いでしょうが、だからこそできることがあって、それが楽しいとも存じますので、興味がおありの方はお気軽にどうぞ。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164362045517kei29br2l
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2022/01/31 18:42[web全体で公開] |
😶 埋葬には早すぎる ご機嫌よう。 灰色城綺譚のルールブック掲載シナリオ「埋葬には早すぎる」の募集を始めましたの。灰色城綺譚は、何かしら地元の人からは「灰色城」のように形容される古い屋敷などを舞台に、灰色城からの囁きによってバッドエンドやメリーバッドエンドに至る(三角関係にある)登場人物の心の動きに焦点を当てたシステムかしら。システム的には、初期秘匿ハンドアウトをRPを通じて公開する形式で、加えて(ハンドアウトの公開状態などと関係なく)どんどん登場人物の感情が暗くなっていく様子を描くというものになっています。 PLの視点からしたら、自分のハンドアウトを公開できるようにRPでお話を繋げていく、その過程で暗い感情に囚われていく、という感じになるかしら。 デザイナーの方はナラティブを指向していたわけではないらしいのですが、十分にナラティブな、しかもとても遊びやすいシステムかと存じます。興味がおありの方は是非ご参加くださいね。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164362045517kei29br2l
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2022/01/30 19:59[web全体で公開] |
😶 レディ・ブラックバード楽しかったですわ ご機嫌よう。 初めて目にした時には到底遊べるとは思えなかったレディ・ブラックバードですが、いまなら遊べそうと思い、卓を建てさせていただきました。ご参加いただいたPLの皆さまのおかげで、どうしていままで遊んでこなかったのかと思えるような楽しいセッションとなりました。ありがとう存じます。 レディ・ブラックバードは、帝国での望まない政略結婚から逃れ、かつての恋人の元に向かおうとするレディ・ブラックバードと彼女を助ける一行が、帝国の戦艦に捕らえられてしまったところからスタートする、シナリオなしTRPGです。 そこで、こんなお話になりました(次回のための備忘を兼ねています)。 一行は折よく大空イカの襲撃による混乱に乗じて自らの船オウル号を取り戻して脱出し、大空イカの群れの中を突っ切って戦艦から離れることを決断します。この行動によって一向にかけられていた嫌疑は明らかなものとされ、帝国から指名手配されることになりました。 一方、大空イカはオウル号にも迫ります。アクロバティックな操縦によって船のエンジンが壊れ、修理の試みも虚しく大空イカの触手が船体に巻きつき、さらに船の方向舵も破損して万事休す(ここで2回の修理判定に失敗しました)でしたが、レディ・ブラックバードの魔法によってなんとか大空イカを追い払うのでした。一方で船は航行不能となって漂流し、その先には帝国の前線偵察基地のある地図にない浮遊岩石があったのでした。 一行は帝国基地を襲撃して船体を応急修理すると、本格的な修理のため無法地帯ナイトポートを目指します。ナイトポートにはオウル号の船長サイラス旧知の修理屋(にして元賞金稼ぎの無法者)ベロニカがいるのです。ですが、ここでサイラスは今回の修理費用とこれまでのツケの支払いのため、レディ・ブラックバードの護衛ナオミを賭け試合に出場させることに同意してしまいます。ナオミは辛くもこの試合に勝利し、一行は祝賀会で盛大に打ち上げます。ですが、対戦相手の合成キメラ人間を作った組織に次の実験体として狙われ襲撃を受けます。 なんとか襲撃を逃れてナイトポートを後にする一行。この先に何が待ち受けているのでしょうか? というところで、本日のセッションは終了となりました。楽しかったですし、早く続きが知りたいですわ。ほんとうに、PLの方々に物語を牽引していただいて、自分でシナリオを作るとしたら思いもよらない物語にしていただいて、GMありナラティブのGMの楽しさを満喫させていただきましたの。重ね重ね、ありがとう存じます。 ところで。 今回判定とか回復とか甘くて、もう少し一行を危機に陥れた方がもっと楽しかったかしら、という気がしておりますの(暗黒微笑。
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2022/01/29 23:06[web全体で公開] |
😶 FinalGirl卓終了しましたの ご機嫌よう。 勢いで立てたFinalGirlですが、無事に終了いたしましたわ。お集まりいただいたPLの皆さま、ありがとうございました。 自由度が高いというかルールが信じられないほど軽量なシステムで、これ大丈夫かしら?という気持ちも実はありましたし、舞台設定を作っている時なども、これでどうなるの?と思ったりもしたのですが、PLの皆さまに牽引していただいて、思いのほかB級な(いい意味でですよ)映画が撮れたという感想ですの。 最後に振り返りで話されていた方もいらっしゃいましたが、オフセなどでシナリオが早く終わってしまった時などに、ちょっと遊ぶのにとても良いという印象もございましたし、皆さまもお試しあれ。
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2022/01/29 00:09[web全体で公開] |
😶 身罷り卓終了しましたの ご機嫌よう。 わたくしがオンセンで募集して成立した最初の卓「我らが王の身罷りて」、お集まりいただいたPLの皆さま、ありがとうございました。 全然上手くファシリテートできなかったり、わたくし自身がお話を盛り上げるようなことができなかったり、ルールの解釈でグダってしまったりしてしまい、申し訳ないばかりですが、それはそれとしても盛り上がったかと存じます。全くご参加いただいた皆さまのおかげで、ありがとう存じます。 全くひどい歴史になりましたが、それはそれとしても、納得できるお話になっていれば幸いですわ。 あと、これは個人的なことですが、ずっとずっと野良募集なんて無理と思っていましたが、たいへん楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
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2022/01/23 19:30[web全体で公開] |
😶 TRPGにおける自由についてのお話 ご機嫌よう。 TRPGの自由度について某所で学級会になっておりましたが、いまのわたくしが思う「TRPGにおける自由」の定義は、一定の条件下での物語の自由です。演技としてのRPでも、特定のシーンにおける行動の幅でもなく、「物語を語る自由」です。 もちろん皆さんは、RPの結果によって物語が変わると思ったりするでしょう。けれどわたくしは、それは「細部を語る自由」だと考えておりますの。 では「物語の細部」ではなく「物語そのもの」を語ってください、と言われたらどうしますか? もちろん、ゲームとして物語が成立するための一定の条件はあります。最も強力な制約は、一人で語っているのではなく共同作業だということです。それ以外にも物語を成立させるための個別のルールはあります。ですが、いずれにせよ、そこには予定されたシナリオというものはございません。 そんな物語そのものを語ることを目指したTRPGのPLの募集をしております。興味がおありの方はお気軽にお越しくださいまし。 レディ・ブラックバード https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164198751665kei29br2l ダイアレクト https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164289691021kei29br2l Dream Askew https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164259683670kei29br2l
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2022/01/23 09:28[web全体で公開] |
😶 充電された地球を歌う ご機嫌よう。 共同体の終わりを言語という視点から描くGMなしシナリオなし判定なしのナラティブ系TRPG、ダイアレクトの参加者募集しております。 このTRPGでは、最初に全員で協力してバックドロップという元ネタに従って設定を作ります。また、共同体は必ず失われますが、どのように失われるかもバックドロップに従います。 共同体では、独自の言語が使われますが、それが何で、どのように使われるのかも、カードの指示をもとに全員で協力して描きます。そうして作った言語も、最後には失われます。 ここまで書いていて、何が楽しいのかわからないのではないかと存じます。説明しにくいのですが、ダイアレクトは共同体の物語を描く、非常に面白い、エモいゲームかと存じます。 2月中開催を目標にしております。興味がありましたらお気軽にいらしてくださいまし。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164289691021kei29br2l