Keiさんの過去のタイムライン
2024年11月
Kei | |
2024/11/23 17:45[web全体で公開] |
Kei | |
2024/11/19 01:04[web全体で公開] |
😶 悪夢を消しに行って悪夢を生み出す(かもしれない)お話 ご機嫌よう。 昨日の DGC に続いて、別のタイトルを訳し始めましたの。また BOB タイトルですし、こんなに BOB に言及しているのは日本ではわたくしくらいかもしれませんが、(上手に遊べるかどうかは別として)推しですのでね。 そんなわけで、今回ご紹介するのは Psychodungeon ですの。物語の舞台は SF ファンタジーの世界ですが、人々のトラウマが限界に達すると、その悩みが悪夢でいっぱいのサイコダンジョンとして物理的に現れるという設定で、PC はサイコダンジョンを一掃して閉鎖する仕事で生計を立てています。 今年春頃に Kickstarter で資金調達していて、製品が出たのはつい最近ですが、割と好評なようですので早速見てみましたの。 ゲームの概要は先に書いた通りですが、まあ BOB ですから注意を要するタイトルですわよ。悪夢のサイコダンジョンの由来となる出来事はブラック労働、最悪の思春期時代、毒親、学校のつらい出来事、つらい恋愛、社会に馴染めないこと、孤独、性同一性障害、医療外傷、経済的困窮などで(はい、注意を要するテーマです)、もちろん詳細を描くのは PL です。こうした由来は怪物やら何やらの姿になって現れます。 ところで、Psychodungeon には BOB に珍しい固定された役割がございまして、一人はクライアント、というのはもちろんダンジョンを出現さえた本人ですが、としてその悪夢をダンジョンに反映させることに集中します。一方でダンジョンはクライアント以外の PL が交代で演じます。ダンジョンはクライアントの欲望によって、あるいは PC が逃げたり混乱したりするたびに強力になっていきます。 PC は最終的には出現したダンジョンを閉鎖しなければなりません。方法は PL に任されます。これは同時にクライアント、を立ち直らせることでもあります。そして、もう一つ BOB には珍しく、PC にはストレスメーターというステータスがあり、溢れると自分自身がサイコダンジョンを発生させます。 面白そうじゃないかしら。 ところで。 たまには?こういった注意を要するのではない TRPG を遊んでみましょうということで、せかいじゅごはん の募集をしております。興味がおありの方はいらっしゃいましたら、是非。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=173192720976kei29br2l
システム⇒Kei | |
2024/11/18 19:53[web全体で公開] |
新しいセッションを作りました。 Keiさんは12月07日13時00分に開始予定の新しいセッション: 【せかいじゅごはん】せかいじゅごはん試食を作りました。 //trpgsession.click/session-detail.php?s=173192720976kei29br2l
ポール・ブリッツ⇒Kei | |
2024/11/18 03:12[web全体で公開] |
> 日記:大いなるクトゥルフよ、私に超能力を与えないでください こういうことを考えさせた時の欧米人の思考のエグさはほんと尊敬する(^_^;) プレイには興味あるけどほんとにごめんなさいカード出しそうで怖い(^_^;)
Kei | |
2024/11/17 23:13[web全体で公開] |
😶 大いなるクトゥルフよ、私に超能力を与えないでください ご機嫌よう。 先だって触れた Glitch の本文取り出しは(泣きそうになりながらも)無事終了しまして、機械翻訳に……いえ、文章量の関係でファイルが三分割になってしまい、今月はあと3ファイルの余裕がありませんので来月に回すことにしまして。 一方でインセインの卓を見つけて募集したのですが、わたくしインセインは所持しておりますが遊んだことはなく、というかルルブを読んでな……こほん。なので予習をしなければならないのですわ。 ところで、わたくし「しなければならない」というプレッシャーから逃避するのが得意ですので、ここぞとばかりにコミュ障陰キャになってパーティで嫌な思いをする This Party Sucks と、そしてこれから触れます Dear Great Cthulhu, Please Stop Giving Me Superpowers!(以下 DGC)をサクッと訳していたのですわ。 さて、DGC はわたくしのエントリでは何度も触れている Belonging Outside Belonging(以下 BOB)をゲームシステムとして採用しているゲームで、他の多くの BOB 作品と同様にクィアネスもテーマにしています。誤解のないように補足しておきますが、テーマにしかたというのはコレクトネスな方面ではなく、居場所のない人々という方面で、です。ですが DGC では他の多くの BOB タイトルとは異なり、シスヘテロなキャラクターで遊んでも構いません。 それではどんなゲームかというと、グレート・オールド・ワンの使者となって(信仰するといった意味ではなく、どういうわけかそうなってしまいます。選ばれてしまうのです)、その証に自分の身体が変異していくというゲームです。余計な腕が生えたり羽が生えたり触手が生えたりと色々なことが起こりますが、それで、どうやって生きていきます……? というゲームです。BOB ですのでムーブ(物語につながる選択制の行動)には強弱があり、厄介ごとを解決するには強いムーブをする必要があり、強いムーブをするためにはトークンが必要で、トークンを得るためには厄介ごとが発生する弱いムーブをしなければならず、さらに弱いムーブを選ぶともれなく追加の変異がついてきます。 そう、欲しくもない変異がどんどんついてきて、どんどん厄介ごとが起こるという、そういうゲームですの。 BOB らしく物語の終わり方は定められておらず(わたくしのエントリでは何度も触れているので蛇足ですが、BOB は GM なしシナリオなしステータスなし判定なしのシステムです)、つまり、PL の同意と語りによってのみ駆動しますので、どうにもならないという終わり方になるかもしれませんわね。 ともあれ、楽しそうじゃないかしら♪
マコト⇒Kei | |
2024/11/16 12:39[web全体で公開] |
> 日記:存在しないこと、もしくは存在についてのお話 〉〉PCは存在しない神の化身としての人間 |? ×?)\ つまり存在しない存在なのに、PCとしては存在する? まるで、宇宙は人間が観察する事によって存在する、みたいな量子力学の世界のようなお話ですね。
Kei | |
2024/11/15 22:31[web全体で公開] |
😶 存在しないこと、もしくは存在についてのお話 ご機嫌よう。 というわけで Glitch - A Story of the Not に取り掛かったのですが、本文を取り出すだけで心が折れそうですの。 ゲームの初めに書かれた最初のルール。ルールゼロ。あなたが遊んでいるのは Glitch ではありません。 作者がインタビューで語った言葉。ルール通りに遊んだら失敗するでしょう。なぜならルールゼロを破ることになるから。 もう既にアタマがこんがらがってきましたが、存在しないことをテーマにしたおそらく唯一の TRPG で、PC は存在しない神の化身としての人間? かしら??? 文字数にして150万文字以上ありますので、おそらく何度もココロが折れて最低限遊べそうな訳に到達するのに一年くらいはかかるでしょうが、ともあれ現場からは以上ですわ。
Kei | |
2024/11/14 21:46[web全体で公開] |
😶 この中に犯人がいる……ことはたいして問題ではないお話 ご機嫌よう。 Wraith: the Oblivion の訳がとりあえず自分で最低限遊べそうな程度になんとかなりましたので(何度も何度も心が折れる長い戦いでしたわ)、早速次に取り掛かりましょう。 というわけで The Marquis of Ferrara を(こちらも自分で遊べる程度に)訳したのですわ。訳しながらなんとなくルルブに既視感を感じていたのですが、Witch: The Road to Lindisfarne の会社でしたのね。こうなると同社の別の TRPG、Sail the Stars なんかにも興味が湧いてくるところなのですが、それはさておき。 The Marquis of Ferrara はおそらく14世紀頃のイタリアを舞台にした TRPG で、ゲームシステムはモンセギュール1244のハック。つまり GM なしシナリオなしステータスなし判定なしでキャラクターは選択制のゲームですの。フェラーラ公爵が何者かに殺され、犯人は PC の中にいます。が、犯人を探すことはゲームの目的ではなく、自分が次の公爵に選ばれるための陰謀撃です。それを駆動するための幾つかのフックがあり、物語はロールプレイのみで描きます。 面白そうじゃないかしら。ぜひ遊んでみたいのですけれど、こうしてお声がけ予定のタイトルばかりどんどん溜まっていきますかしら。 まあね、ほんとうは Glitch - A Story of the Not が気になっていて訳そうと思ったのですけれど、分量があまりに多くって、短いものに逃避しているところはございますけれど。
PI-TG001(平岡AMIA)⇒Kei | |
2024/11/11 16:33[web全体で公開] |
> 日記:ネコの科学のお話 なかなか面白そうなルールですね。 そしてできるものは、名絵本『犬の生活』の猫版みたいな感じでしょうか。 うちも代々猫を飼わせていたいだいているので、一度遊んでみたいです。
Kei | |
2024/11/11 01:13[web全体で公開] |
😶 ネコの科学のお話 ご機嫌よう。 色々と本格的なゲームを私家訳していて疲れてきましたので、この辺りでちょっとおふざけなものを、ということで Cat Science をサクッと私家訳していたのですわ。 Cat Science はネコ(主に飼い猫)になって、ネコの視点で世界の謎を科学するゲームです。人間は毎朝どこに行くのか、ちゅーるはどこから現れるのか、お風呂の鏡の世界にいる猫の正体は、といった謎に取り組み、仮説を立てて検証します。 仮説が正しいかどうかは実験で確かめる必要があり、結果はダイスで決まりますが、仮説を立てた以外のネコは共著者として協力するか(仮説を立てたネコのプレイヤーが受け入れるかどうかを決めます)仮説を批判するかでき、判定に影響することができます。 十分に探究するか飽きるかしたらゲームは終わります。 どうかしら?
Kei | |
2024/11/09 20:02[web全体で公開] |
😶 アリスのすべて、第四陣再募集中ですの ※ こちらの募集は終了しました。 ご機嫌よう。 以前から募集させていただいておりました Alice is Missing ですが、12/21(土) 13:00 開演となりましたので、あと1名の参加者を再募集します。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=172900317305kei29br2l Alice is Missing はキャラクターは選択制で事前の設定などはできませんが、RP が好きな方や灰色城が好きな方はきっと楽しめるかと存じます。ステータスも判定もなく、本編のプレイ時間が絶対に90分で終わるという特徴もあり(前後に準備と振り返りがありますので、全体としては4時間程度の時間がかかります)、ストーリー志向のゲームデザインとしても優れているかと。 英語のみのゲームですが、当方で私家訳済の日本語でご案内いたします。興味がおありの方はぜひ。
Kei | |
2024/11/08 01:20[web全体で公開] |
😶 田舎町ミステリのお話 ご機嫌よう。 Kids on Bikes(以下 KoB)を雑に私家訳しましたの。現在では二版が出ていますが、わたくしが訳したのは初版です。KoB は20世紀後半くらいの人里離れた田舎町を舞台にした、ストレンジャー・シングス的な、あるいはグーニーズ的な感じの TRPG で、ジュブナイル志向ではありますが大人のキャラクターでもプレイできます。2019年のENNIE賞でベストファミリーゲーム賞を受賞しています。 KoB は能力値に d4〜d20 のダイスを割り当てる方式で、一見 りゅうたま ぽいですが、判定に使う能力値はひとつで、最大値が出ると(目標値にとどかなければ)同じダイスを振り足せます。加えて、判定に失敗するとトークンが得られ、トークンは消費した分だけダイス目に加えることができます。ゲーム的な意図は明らかで、先にたくさん失敗して厄介ごとを起こし、後の見せ場をキチッとキメるという言わば FATE 方式ですね。 加えて、判定は計画して行動したのか、とっさの判断で行動したのかによって多少のメカニズムの違いがあり、恐怖に晒された状況では全ての判定がとっさの判断扱いになります。キャラクターには長所や短所があり、長所にはメカニクス的な効果がありますが、短所は基本的にフレーバーです(GM は短所に関連する判定にペナルティを与えるかもしれません)。 そして、KoB には体力のような概念がありません。勇ましくも愚かしく怪物と殴り合うようなゲームではなく、ルールには怪物的なもののデータなどは一切掲載されていません。ですが、戦闘がないというわけではありませんし、キャラクターが不死というわけでもなく、例えばもしも万が一 PvP 的な状況に陥って戦闘した場合、一撃死のリスクがあります。 加えて、KoB では超能力を持つ仲間が一人いて、PL 全員で共有してロールプレイします。 さて、KoB のルールのメカニクス的な面はだいたいこれで全てで非常にシンプルですし(いくつかの表はあります)、先に舞台について「20世紀後半くらいの人里離れた田舎町」と書きましたが、実際の物語の舞台は参加者全員で作りますし、この舞台設定とキャラクター作成の段階で物語的なフックが生まれるという形式です。つまりナラティブ系ですが、ナラティブ系の遊び方みたいなものもルルブに記載されています。 面白そうかしら。まあ、わたくしはリクエストがあったので訳したのですけれど(近いうちに遊ぶ予定です)、というか KoB の公式ハックで魔法学校の生徒になる Kids on Brooms を訳そうと思っていたのですけれど。
Kei | |
2024/11/04 00:40[web全体で公開] |
😶 BOB に再挑戦するお話 ご機嫌よう。 突然ですが、Belonging Outside Belonging(以下 BOB)という GM なしシナリオなし数値的なステータスなし判定なし(数値で表現されるリソースが一つだけございます)で、PC のほか物語の舞台なども役割として PL に分担というゲームシステムがございます。一般的な TRPG で言うところのクラス/スキル的な概念に相当するものとしてプレイブック/ムーヴがありますが、そのテイストもだいぶ異なっておりまして、プレイブックとして選ぶのはキャラクターの職業や能力ではなく生き方ですし、ムーヴは技術ではなく物語の進行方法です。そしてムーヴにはには強弱があり、ゲームの進行上弱いムーヴ(=トラブルを起こす)を行う必要があります。ゲームのテーマ部分を別にすれば、何が起こるかもどんなお話になるかもその時になるまで誰にもわかりません。 さて、既にだいたいの方は、そんなのゲームになるのかとか、意味がわからないといった感想ではないかと思いますし、わたくしも BOB には苦い思い出がございます。いえ、そのセッション自体は面白かったのですけれど……ゲームのテーマからは外れてしまったと申しましょうか。けれど、うまくいけばとんでもないことになるに違いないという予感がわたくしを BOB から離さず、いくつかのタイトルを入手したり訳したりしていたのですわ(すべて英語です)。 そんなわけで BOB 初挑戦から3年近く経って、BOB タイトルのひとつ Sleepaway を遊んでみませんか? とお声がけしたところ卓が立ってしまいましたの。 Sleepaway は怪物の出るキャンプ場でキャンプに来た悪ガキども(原文のニュアンスを汲んでいます)を怪物から守る TRPG です。PC たちはキャンプ場を運営する側で、かつて怪物に襲われたことがトラウマとなっていますが、子どもたちを同じ目に合わせたくないというモチベーションがあります。怪物以外の怪異も出現し、キャンペーンの最後まで遊ぶと必ず怪物と対峙することになります。 そして BOB を採用したタイトルのほとんどは注意を要するゲームなのですが(最初に発表された Dream Askew がジェンダーをテーマにしたたいへんに注意を要するゲームだったことは大きく影響しているでしょう)Sleepaway も当然のようにそうでして、ジェンダーのほか子どもに対する暴力などの要素がございます。 とにかく、こんども上手にできないのではないかといった恐怖と、あれから色々と経験したし今回は何度もご一緒している方なのでという期待と、訳を再確認したら訳し直したいところが色々とあって、などと情緒が大変なことになっておりますの。
Kei⇒ポール・ブリッツ | |
2024/11/03 19:22[web全体で公開] |
どうかしら。特定のネタを広げたい場合などはそうでしょうけれど、わたくしは書籍としてまとめられた知識にはまだまだ価値を感じますわ♪
Kei⇒らびおり(兎檻) | |
2024/11/03 19:13[web全体で公開] |
どうかしら、大体同じようなことが書いてあるのじゃないかしら。 書籍版には掲載作品ごとの索引がついていますので、それが一番大きな違いかしら。
Kei | |
2024/11/03 19:05[web全体で公開] |
😶 ローズ島の浜辺で、月明かりに照らされて。最終夜 ご機嫌よう。 クィアでディスコでコズミックホラーという楽しそうな TRPG、Moonlight on Roseville Beach(以下ローズ島)の最終回でしたの。 全五回にわたるキャンペーンとなりましたが、最終回今回はレイヴネス・レイヴ最終日で盛り上がる中、お風呂で寝そうな女を放置したりステディがいるので超イケメン・イケボ・イイカラダの悪魔をナンパできなかったり魔法が爆発したりフクロウになった恋人を元に戻したり食中毒にさせたりシークレットステージをでっち上げたり水の妖精を追い払ったりして、お祭りの終了とともに島に平穏が戻りましたの。 そんなわけで一週間にわたるレイヴと島で起こる色々な事件を楽しんで参りましたかしら。始めた時は全五回もかかるとは思わず、ビーチリゾートで過ごす夏を時期的にもピッタリのなか(はじめたのは7月でした)遊ぶくらいのつもりでしたが、結局こんな時期までかかってしまったのですわ。 けれど、解決したかった謎はだいたい解いて、PC たちにはハッピーエンドだったのじゃないかしら。 ともあれローズ島はとても素敵な TRPG で、判定方法も面白いですし、ルルブには全5本のシナリオ(最低限の記述しかありません)に加えて数多のフックが掲載されていますし、これだけでいかようにも遊べそうな上にいくらでも違った展開にできそうで、また別のローズ島にも行ってみたいのですわ。 ご参加くださった皆さまありがとうございましたっ。
らびおり(兎檻)⇒Kei | |
2024/11/02 19:30[web全体で公開] |
> 日記:オススメですの! 物語要素事典のお話 私もこれ、興味ありつつも値段の可愛くなさに、カゴに入れたまま悩んでました! WEB版とどれくらい違うんでしょう……? https://www.lib.agu.ac.jp/yousojiten/
ポール・ブリッツ⇒Kei | |
2024/11/02 17:19[web全体で公開] |
> 日記:オススメですの! 物語要素事典のお話 国書刊行会らしいというか、国書刊行会でもなければ出なかった本ですなあ。 でもなんか、速攻で生成AIに食わされそうな本でもありますね……。
聖岳生馬⇒Kei | |
2024/11/02 17:12[web全体で公開] |
> 日記:オススメですの! 物語要素事典のお話 さすが国書刊行会! 事典の手間を考えれば納得。 しかし金額はやはり躊躇しちゃいますw
Kei | |
2024/11/02 16:58[web全体で公開] |
😶 オススメですの! 物語要素事典のお話 ご機嫌よう。 直接的に TRPG ではないのですが、TRPG を遊ぶにもたいへん役に立ちそうな一冊、物語要素事典(国書刊行会)をご紹介しましょう。 こちらはかなりトチ狂った、こほん、たいへんに楽しい本でして、古今東西の物語を核となる要素ごとに分類してあらすじを掲載したものになっておりますの。同じ要素を題材にしながらも全く違う物語の数々を目にすれば心躍りますし、収録された要素数1,000以上、作品数10,000以上、ページ数も1,000ページを軽く超えておりまして、ネタを探すにも暇をつぶすにも最高なのですわ♪ 惜しむらくはお値段で、¥28,600(税込)ほどしますので「それはちょっと……」と思われる方も多いでしょうが(わたくしもこの価格に躊躇してしばらく購入を迷っていたのですし)、わたくし声を大にして、それだけの価値はあるしむしろ安いと言わせていただきますわ。