Keiさんの日記
Keiさんが書いた日記の一覧を閲覧できます。
日記一覧
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2023/09/16 19:32[web全体で公開] |
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2023/09/09 19:58[web全体で公開] |
😶 情報の得かたのお話 ご機嫌よう。 もう結構なこと続けておりますD&Dの冒険ですが、今回はちょっとしたお使いをしつつ、わたくしとしてのメインは情報が欲しくって。そこで考えましたの。題して、空から見てみましょう大作戦! ターゲットは猛禽類または渡り鳥のような空高く飛ぶ鳥、具体的には、アニマル・フレンドシップで警戒を解いてスピーク・ウィズ・アニマルズで話を聞いたりおだてたりしてビースト・センスで空から見渡しますの! あまりにも完璧な作戦でわたくし自分が怖いですわ……! そこでGMの方は無情にもこう宣言しましたの。そんなに高く飛んでくれません。 プランBも用意はしていたのですけれど。 欲しかった情報は結局「シナリオに沿って」出てきたのですけれど。 現場からは以上ですわ。
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2023/09/02 19:53[web全体で公開] |
😶 安全と創造のお話 ご機嫌よう。 わたくしの卓では安全ツールなども導入しておりますし、実際にそれでプレイが中断したりプレイヤーがキャンペーンから離脱したりしたこともございます。何のために安全ツールを導入しているかといえば、まさにそう、プレイヤーが(悪い意味での)心理的な重圧や動揺に晒されたと感じたらプレイがすぐに中断するし、卓から抜けることもできる、そのためです。 つまり、セッションそのものは安全である必要がありますが、安全ツールを使ったからといって安全になるわけではなく、実際に、みんなで安全に楽しく遊ぶということは、誰も傷つかないことと全く何の関係もありません。 プレイスタイルという言い方をするなら、二つのスタイルがあるといっていいでしょう。 ひとつは、自分が心理的動揺に晒されることを予期していて、それでも遊ぶというスタイル。 もうひとつは、互いに一線を超えないし、意図して心理的動揺を与えないというスタイル。 わたくしの卓(で取り上げるタイトル)は前者の方に偏っておりますが、もちろんのことながら後者のプレイヤーもいらっしゃいますし、どちらが正しいかということはありません。ですが、このスタイルが一致しないと、事故になる可能性が高い。何のゲームを遊ぶのかも関係がありません。CoCでもSWでも青髭の花嫁でも、同じように動揺に晒され、傷つくときは傷つきます。もちろん前者のスタイルであってもNGな要素はあります。予期していたよりも遥かに厳しい状況にさらされることだってあります。 そしてもう一つ。実際に何が引き金になるのかは、その場にならないとわかりません。コンテンツだけが引き金になるわけでもありません。 では、どうしたら卓を運営できるでしょう? ここでプレイの権利を超訳引用してみましょう。 セッションの参加者には、(GMも含めて)誰にも権利があります。ゲームに参加できるのと同様に、ゲームを離れることも、ゲームの軌道修正をすることもできます。軌道修正できるということがTPRGの大きな特徴であって、ゲームのルールやシナリオに何と書いてあるかは関係がありません。デザイナーは卓の現場にはいません。実際の卓の運営においては、デザイナーの妄想など犬のフンほどの価値もありません。優先されるべきなのは参加者個人個人です。 また、セッションは、参加者全員が協力して創造するもので、誰であっても(たとえデザイナーであっても)、この創作物を否定したり壊したりすることはできません。 もちろん、どうしていいのか分からないときだってあるでしょう。提案を求め、提案しましょう。その提案が受け入れられなかったとしても、批判してはいけません。ましてや、どうしたいのかが分かっているプレイヤーに「提案」すべきではありません。明らかなミスに見えたとしても受け入れなければなりません。 創造のためには緊張や対立だってあります。ですが、対立するアイディアや個人を攻撃してはなりません。セッションの目標を共有し、グループが何を望んでいるのかに注意し、異なる意見に耳を傾けてください。 安全ツールを使って実現できる(かもしれない)のは、まさにこういった軌道修正です。 セッションは楽しむものではなく、楽しませるものです。
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2023/09/02 15:37[web全体で公開] |
😶 テストプレイというかリハーサルでしたの。 ご機嫌よう。 わたくし自分の卓ではテストプレイなどこれまで行ったことがないのですが(とあるインディーズ作品のテストプレイに参加させていただいたことはございます)、ALICE IS MISSING 卓の開催にあたって、問題なく遊べるかどうかの確認をしましたの。 と申しますのも二つほど理由がございまして。 一つは、公式に Discord で遊ぶ環境が提供されていますので、ファシリテーターとして、その環境がどのようなものかの確認ですわね。 もう一つは、未訳ですので拙訳で遊ぶのですが、ALICE IS MISSING はカードを使い、カードには英語で指示が書かれています。このカードが画像なことと、しかもゲームは現実の時間で90分という時間制限がございますので、できるだけスムーズにゲームを進行するために、日本語訳に簡単にアクセスできるようにちょっとしたツールを用意したのでした。それが実際に機能しそうかという確認もございます。 課題が全くないわけではないものの、一応プレイはできそうでしたので、改善できそうなところは改善しつつ、あとはセッションを待つばかりなのですわ♪
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2023/08/26 01:10[web全体で公開] |
😶 Alice is Missing をついに購入しましたの ご機嫌よう。 Alice is Missing というちょっと変わったTRPGがございます。数日前に高校3年生のアリスが失踪し、彼女と共通の知り合いだったPCたちが、彼女の身に何がおこなったのかを明らかにしようとするゲームなのですが、特徴としてはゲームの準備と振り返りはボイセ、本編は完全テキセ(グループチャットと個チャ)で遊びます。それに、自分の持っている秘密や時間経過で行われる指示に従うことによって、有機的な物語に繋がるという仕組みです。 このゲームは以前から知っていて、遊びたいと思いつつも手を出さずにいたのですが、DriveThruRPGで概ね6割引となる $11.99 になっておりましたので飛びついたのですわ。 早速訳しもしないうちから卓を募集してあっさりと卓が立ちましたので、慌てて訳を始めたところですの。
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2023/08/22 21:11[web全体で公開] |
😶 負けることによって生まれる物語のお話 ご機嫌よう。 コメントしようと思ったのですが発散しましたのでこちらのエントリにしますわ。PCが絶対勝てないということについて。 わたくしは、事前の同意があるという前提のもとで、絶対に勝てなくても良いと思っていますの。というのも負けることによって生まれる物語だってあるわけなので、わたくしとしては、負けてくださいというお願いを否定するつもりはありませんわ。この敗北で誰もが最低のどん底に叩き落とされたとしても。PCたちが敗れ誰も救うこともできなかったとしても。ただし、TRPGにおいては、そうなることを事前に知っているからできるという側面が大きいと思っていますの。 この戦闘には一切なんの救いもなく勝つこともできない、そう知っていれば、エモい敗北RPとかだってできるでしょう。負けるためにどんなことをするかで盛り上がるかもしれませんわね。でも一方で、知らなかったら反感を感じるだけかしら。ですから、事前の同意の有無によると思いますの。 わたくしが推している「青灰のスカウト」も絶対に勝てなくて絶対に酷い目にあい、それどころか他のPCを酷い目に遭わせるシステムですが、それでもデザイナーの自己満足だなんて感じない、そう感じさせないのが事前の同意かと存じますの。他にも「Doing The Job」ですとか、こちらは八百長試合で負けることを定められたプロレスラーになるTRPG(未訳)ですが、そう知っているからこそ描けることがあるということは否定しませんの。 まあ要するにね、PCを酷い目に遭わせるなら相応の配慮が必要だということなのですけれど。殊更そういうことを気にしない界隈もあるようですし、それを作家性と美化すらする界隈すらあるようですけれどね。
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2023/08/13 19:59[web全体で公開] |
😶 不思議の国の魔女になりましたの ご機嫌よう。 最近はといえば、とにかく目が覚めるとデートの約束の時間になっていて飛び起きて走る毎日を過ごしておりますの(Crankin’s Time Travel Adventure というゲームのお話ですわ。たいへんにオススメですの)。 そんなお寝坊で遅刻の日々にもたらされた一筋のTRPG……というわけで、今日はまさかの GIRL UNDERGROUND を遊ばせていただきましたの! わたくしも購入して自分で遊べる程度に訳したりしていましたが参加者が集まることもなくいまして、今回は別の方にGMをお願いし、配られた私家訳プレイブックも興味深く拝見させていただきましたわ。 さて、GIRL UNDERGROUND は、不思議の国のアリスやオズの魔法使いのような雰囲気で異世界に迷い込んでしまった少女と、彼女とともに旅する不思議なものたちの冒険を描くTRPGです。少女の役は持ち回りで、ロストという概念はなく、少女は最後に必ず元の世界に戻ることができます。それではゲームで何が描かれるかというと、現実の世界では少女が守らなけらばならないマナーがあり、冒険の旅を通じて、少女はこれらのマナーに従わずに自分らしく生きることを学びます。そうして、ちょっぴり成長した自分として元の世界に帰るのです。 というのが基本ですが、弟の我儘に疲れ切っているお姉ちゃんとなって不思議の国を旅して、ラスボスの魔女も実はそんなに悪い魔女じゃなかったというような感じになり、最後には少女が魔女の力を受け継いで現実の世界と不思議の国をつなげるというお話になりました。 とても楽しかったですし、ご一緒くださった皆さまありがとうございましたっ。
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2023/08/05 23:44[web全体で公開] |
😶 ワルシャワの解放を信じる少年少女でしたの ご機嫌よう。 先日のネガティブなエントリに温かいコメントをくださった皆まさありがとう存じます。 さて、青灰のスカウトの第三章でしたの。 青灰のスカウトのゲームシステムは悪意の塊のようにも見えますが、どうして成立するかといえば、語るのはプレイヤーですし、安全に対する配慮があるからですの。 さて、青灰のスカウトにも判定はございますが、その判定は他の(メジャーな)TRPGとはだいぶ異なったものです。というのも、個々の行為に対する判定ではございません。目的を達成することができたのかどうかが、たった一回の判定で決まります。加えて、青灰のスカウトではゲーム全体を通じて判定の回数が決まっていて、判定に使うダイスはキャラクターの置かれた状況で固定されています。より良いダイスを得る手段はありますが使える回数に制限があります。 さらに、判定が成功すれば良いというものでもありません。失敗したい場合というのが常にあります。例えば、判定に失敗しないとロストしてしまうことがあります。一方で、この判定に成功しなければ自分がロストするし、成功すると仲間がロストするという場面さえあります。望む判定結果のために、仲間が大切にしているものを危機に晒し壊すこともあります。 何よりも、今回ご参加くださっている方はわたくしも信頼している素敵な方々ですし。 というわけで早くもこの章での二回の判定の一方を失敗させなければロストに向かうスパイラルに囚われてしまうキャラクターが現れていて、緊張の瞬間ですわ。 今回のお話は、戦火の中でも未来に希望がある感じで終わりましたが、青灰のスカウトでは最終的な結果は決まっています。この希望がどのように絶望に変わっていくのかドキドキですし、早くも大切なものが使われましたし、PCたちはロストに向かうスパイラルに囚われはじめています。皆さま暖かかったりエモかったりする回想シーンを挟んでくださって、現実との落差にもグッと来たのですわ。 ご参加くださった皆さま、ありがとう存じます。
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2023/07/24 22:56[web全体で公開] |
😶 クトゥルフ関連TRPGを比べてみるお話 ご機嫌よう。 クトゥルフ系のTRPGといったらCoC一択と思われるかもしれませんし、じっさいCoC以外あまり遊ばれていないかと存じます。ですが、わたくしはCoCがちょっと好みではありませんので、他のメジャーどころのシステムを紹介してみますの。 ■ クトゥルフ神話TRPG(CoC) 6版にせよ7版にせよ、というか5版や2.5版でもいいのですけれど、クトゥルフ系どころかTRPG自体の代名詞になってしまっており、いまやここからTRPGを始めた方も多いでしょうし、もはや説明の必要はないでしょう。 さて、CoCに不満がないなら、これより先を読む必要はございませんの。 ■ トレイル・オブ・クトゥルー(ToC) ToCには能力値がなく、CoCにおける体力や正気度に当たるステータスも全て技能という扱いになっています。キャラクター作成はポイント割り振り制ですが、選択した職業によって選べる探索技能に違いがあります。技能一覧はまあCoCっぽいですわね。 探索技能というのは文字通り探索に役立つ技能ですが、ところで、CoCの何が嫌かって、第一にあの判定ルールですわね。先に進むためには情報が必要で、情報を得るためには判定が必要で、判定に失敗したので先に進まないというあの愚かしい……こほん。そういった事態を避けるために「必須技能」やら「推奨技能」やらが発明されたのだと思いますが、ToCの探索技能には判定がありません。この技能でこのように探索しますと宣言するだけでよく、GMがそれを認めれば情報は手に入ります。探索技能は持っているだけで良いですが、ポイントの割り振りはあり、技能を上げると何が起こるかというと、上げた分を消費することで追加の情報が得られたりします。 またToCでは探索技能の他に一般技能があります。体力や正気度に当たるもののほか、戦闘系技能や職業によらない一般的な技能があります。ToCでも一般技能には判定があります。判定に成功するためには、対応する技能に割り振ったポイントを消費する必要があるかもしれません。 つまり、ToCにおける技能は探索で消費するリソースであって、まさにこの概念により、PLが思うような探索者に一歩近づくのじゃないかしら。 そして、ToCでは正気の度合いを示すパラメータが<正気度>と<安定度>の二つになっています。これがどんな風に使われるかというと、正気ではないが一見普通だったり、普通に見えないけど正気というような表現です。PCもそういう状態に陥ります。 CoCからのコンバートガイドも付属していますし、ぜひお試しいただきたいですわ。 ■ Kutulu わたくし個人的には、このリストの中では Kutulu がいっとう好きですし、吟遊なシナリオを書かれる方とも相性が良いかと存じますが。 Kutuluでも基本的には判定はありませんが、判定が行われるとしたら常にアクティブ能力値で行われます。Kutuluにはアクティブ能力・パッシブ能力・専門分野があるのですが、判定するのはアクティブ能力のみですし、こんな狭い範囲で判定しなければならない状況に陥らないようにするというのが基本でしょう。ToCと同じく専門分野は持っているだけでよいですが、値によって指標があり、キャラクターを特徴づけるのにもRPするのにも、もちろん情報を得るのにも使えます。キャラクター作成はポイント割り振り制です。専門分野は最低限に絞られているかしら。 それよりもKutuluを特徴づけているのは狂気のルールでしょう。他のTRPGと違い、KutuluではPLにPCがどれくらい狂気に陥っているのかを知る術がありません。GMは単にPCが置かれた状況(とPCが信じているもの)を説明します。PCは狂気の原因あるいは狂気そのものを否認し、模索し、受容し、ついには適応しますが、PLはPCがどの段階にいるのか分かりません。GMの説明が現実なのか幻覚なのかも明かされることはありません。 ■ クトゥルフの呼び声 CoCの旧版ではございませんの。 たいへんに紛らわしいことに Call of Cthulhu の日本語版が「クトゥルフ神話TRPG」で、Cthulhu Mythos の日本語版が「クトゥルフの呼び声TRPG」なのですが(なにやら権利の香りがしますわね?)、こちらはCoCの生みの親たるサンディおじさまの手による、OGLすなわちD&DでおなじみのD20システムのTRPGです。D&Dのキャラクターを持ち込むこともできます(5eに準拠しています)。ですから能力値や技能の表現は5eに準拠しています。D&Dをお持ちでない方もご安心あれ、バニラ5e(D&D5eからD&D固有の要素を除いた版)が書籍に付属するほかPDFも公開されています。 さて、これはまさしくD&Dでクトゥルフするものであって、判定などはD&Dに準じます。追加のクラス、既存クラス用の追加のオプション、追加の呪文、狂気に関する状態異常の拡張ルール、そしてクトゥルー関連の設定やデータなどが収められています。さすがサンディ先生の本と申しますか、ここに書かれた設定を眺めているだけで面白いですし、BRPよりもD20に慣れ親しんでいる方(そんな方がいらっしゃるかは疑問ですが)はぜひお試しあれ。 というわけで、どうせクトゥルフやるにしてもCoC以外がもっと流行ってほしいな、と思っているのですわ。
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2023/07/20 19:00[web全体で公開] |
😶 体調が悪いから発言しないのかしら? ご機嫌よう。 体調が悪いなら無理してセッションに参加しないで、というのはその通りだと思うのですが、その一方でちょっと気になることもございます。 ズバリ、発言しなくなるとしたら、体調が悪くなったから発言しないのではない場合のほうが多いのではないかということですの。そこで該当の方に「大丈夫ですか? 楽しめてますか?」みたいに尋ねても大抵は「大丈夫です、楽しいです」としか返ってきませんし、そう答えざるを得ないのではないかと存じます。自分は楽しめてないなんて宣言したら卓が壊れてしまうのではないかと思うのじゃないかしら。もっとも穏便に済ませる方便が「ちょっと体調が悪くて……」なのじゃないかしら。 わたくしの卓では安全のため最近明示的にオープンドアも採用しておりまして、途中でしんどくなったら、それが安全のためであれ健康のためであれ、つまり、体調が悪いのであれゲームが悪い意味でメンタルに刺さってしまったのあれ卓が合わないのであれ、いつでも退出して良く、退出することを批判しないということです。キャンペーンなどでも、無理して続けなくて良いというスタンスで運営しております。 実際にセッション中に離脱されたことはありませんが(それ以前に別の安全ツールが使われるということもあるでしょう)、キャンペーンからの離脱ならあります。 安全ではないから発言しなくなるという事例はたくさんありますし、わたくしも経験がございますし、そこで発言するように圧をかけても、安全ではないという確信が強まるだけかと存じますの。それって誰にとっても良くないですわよね。 なんてね。もちろんわたくしの卓運営がことさらに問題が多いだけで、他の卓はもっと平和なのかもしれませんわね。
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2023/07/19 18:07[web全体で公開] |
😶 もうひとつの巻物を手に入れましたの ご機嫌よう。 先日巻物のお話をしましたが、実は巻物には(こちらは英語ですが)続きがございまして、全く記憶にございませんが気絶して一緒に購入していたようですの。それが遅れて届きましたので、広げて眺めているところですの。 現場からは以上ですわ。
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2023/07/17 14:18[web全体で公開] |
😶 生娘と雌狐を訳し始めましたの ご機嫌よう。 わたくしの卓ではジェンダーテーマやクィアテーマなどのTRPGを取り上げることもそれなりにございますが、今回新しく「Virgins & Vixens」を入手しましたので軽く眺めているところですの(W:tOの分量と語彙に疲れたのでちょっと一休みという気持ちもございました)。 民話や御伽噺に描かれる女性像の類型からスタートして、そういった古い類型をより現代の女性に相応しい(より平等で対等な)形に書き換える、みたいなナラティブ系TRPGかしら。 ルール自体は非常に軽量で、眺める程度にdeeplに入れたくらいで概ね自分で遊べる程度の日本語にはなりました(とはいえ色々と調整しています)が、問題はキャラクターシートかしら。それぞれの類型には記述語という孤立した単語のリストが並んでいて、こういった一語だけ置いてあるものを訳すのがだいたいいつも大変なのですわよね……。 ともあれ、こういうTRPGももっと遊ぶ機会があったらいいな、と思っておりますの。
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2023/07/16 00:01[web全体で公開] |
😶 冒険はまだまだ続くみたいですの ご機嫌よう。 さて、D&Dの冒険は大体中盤とのことですが、一応用意していた非戦闘魔法は全く出番がなく、わたくしとしては雷を落として雷を落として光を浴びせて炎で切っておしまいでしたの。 ところで今回は味方NPCとしてクレリックの助力を受けましたが、本格的な回復役がいると戦闘が楽になるという印象を受けましたわ。それでも前衛の戦士は一度気絶していて(わたくしのキャラクターを前衛に出すか迷ったのですが、敵側の+8という修正値に二の足を踏んで遠距離魔法に逃げた直後の出来事でした)、いよいよ戦闘偏重の様相となり、ドラゴンの影も濃くなって、という感じかしら。ですので、もうこうなったら、ドラゴンをどうやって倒すかもそろそろ考え始めてもいますの。 ともあれ、ご一緒させていただいた皆さまありがとうございました。
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2023/07/14 17:35[web全体で公開] |
😶 巻物を手に入れましたの ご機嫌よう。 どんなものかはリンク先 https://heartofthedeernicorn.com/product/fall-of-magic-revised-edition をご覧いただきたいのですが、リアルにシルクスクリーンの巻物(手作り!)を広げてお話を作るTRPGがございますの。それがなんと日本語版が(数量限定で)あるとのことで、居ても立ってもいられなくなってポチってしまったのが先日のことなのですわ。 それがついに手元に届きましたので、ワクワクしながら広げているところですの。 現場からは以上ですわ。 (このエントリを書いている時点で、日本語版は完売しております)
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2023/07/13 22:54[web全体で公開] |
😶 拳よりもダンスで語りましょう ご機嫌よう。 Changeling: the Dreaming の続きを遊んできましたの。みんなでナートゥを踊ったり(踊らせたり)して、たいへんに楽しかったのですわ。C:tDはこんなこともできるって感心しましたの。わたくしのキャラクター解釈には反省もたくさんございますが、皆さまのおかげで楽しいセッションでしたわ。 ご一緒させて頂いた皆さまありがとうございましたっ。
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2023/07/13 00:20[web全体で公開] |
😶 冒険が飽きてきたお話 ご機嫌よう。 週末はD&Dの冒険なのですが……。はあ、ちょっと気がすすみませんの。 わたくしのキャラクターはドルイドなのですが、どうしたことか(もちろんクラス的にそういう立ち位置にはなるのですけれど)何でも役になっており、戦闘時のダメージソースでもあり、回復役でもあり、どういうわけか作戦立案役的なものだったりその他雑多な面倒ごとも全部やってますの。 一方で、戦闘メイン的な感じで進んでいるにも関わらず、毎回毎回敵の情報が満足に得られないので、戦闘になっても困らなさそうな範囲で魔法のバリエーションを考えてきていましたの。毎回何かしら違うことを試していましたの。ですがもう、そろそろネタ切れというか……。 というか、正直なところ、真剣に飽きてきていますの。いまのリソースでダメージ効率を最大にしろと言われたらできますが、それって意味ありますのん……? それ以前にダラダラと同じような「冒険」を繰り返していますし、語る余地も工夫する余地もないので、悪い意味でのJRPG的な作業感が半端ありませんし、人間相手に遊ぶのが難しい気分ですし、もうここいらで、攻撃魔法も回復魔法も一切積まずに行ってみたらどうなるのか、などと思ったりしてしまいますの。まあね、それをやると他のPCに被害が及ぶのですけれど……。 一度PLだけで腹を割って話した方がいいという気持ちなのですが、どうなのかしら? もちろんこれをご覧の方々は、卓が合ってないなどといかにも簡単に仰るでしょう。でも、これはキャンペーンですし、この一連の冒険自体は成功させたいという気持ちはございます。 けれど……。
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2023/07/11 23:41[web全体で公開] |
😶 妖精の世界を見てまいりましたの ご機嫌よう。 なんということでしょう、今日はまさかの、Changeling: the Dreaming を遊ばせていただきましたの! WoDは日本語版こそ揃えていますが(C:tDとW:tOも英語版は持っていますが)遊んだことはなく、WoD自体が初体験なのですわ。 正直なところ、ルール自体は割と面倒……とも思ってしまったのですが、大変に面白かったですわ! 今回遊ばせていただいているのは入門シナリオ的なものだそうですが、わたくしが感じていたWoD的なものである一方、思ったよりも明るい雰囲気だったりして、楽しめましたの。 CofD版の Changeling: the Lost にも興味津々ですわ。 ご一緒させてくださった皆さまありがとうございましたっ。
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2023/07/08 19:30[web全体で公開] |
😶 いろいろと驚き学びましたの ご機嫌よう。 とある有名TRPGのそれなり(以上?)に有名らしい?シナリオを遊んできましたの。 セッションそのものは楽しく、バッドエンドにはなりましたが、色々な意味でいい経験をしましたの。ですからご一緒させてくださった皆さまにはとても感謝していますの。 その上で。 「色々な意味で」と書きましたが、それにはもちろん悪い意味もありますの。TRPGってコミュニケーションのゲームですらない場合があるというのが一番大きな気づきで、はっきりと作者の悪意を感じましたし、サブカル的な意味ではなく本来の意味で地雷だと思いましたので、わたくしは今回遊ばせていただいたシナリオは嫌いすの。地雷ではなく、嫌いですの。 わたくしの卓では注意を要するテーマのTRPGをよく扱いますけれど、それらのタイトルとは全く違う世界観に触れて驚いていますの。プレイヤーに語る余地がなく、安全に対する配慮がなく、GMがただ一言確認すればいいだけのことをせずに(これがシナリオの指示だということですのでたいへんに驚いておりますが)PLが宣言しなかったのでバッドエンドになり、それを作家性という言葉で美化する世界観に驚いていますの。 情報を得ないと先に進めないのにその情報を得るのに判定が必要みたいな愚かな場面も大量に、それこそ大量にあったことにも驚いていますの。 重ねて申し上げますが、セッションそのものは楽しかったですし、ご一緒いただいたGMやPLの方々に何らの問題があったとも思いませんし(まあ敢えて言えば卓の状況よりもシナリオの指示を優先させるという行為には問題があると思いますが)、ぜひまたご一緒させていただきたいですわ。とても勉強になりましたし、はじめてこのタイプのシナリオに触れていままで意識していなかった自分のことを知ることができましたわ。
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2023/07/05 20:44[web全体で公開] |
😶 トレーラー動画でエログロはどの程度許されるのかしら? ご機嫌よう。 個人的に興味のあるお話ですのでここに残しておきますわね。 わたくしの卓といえば注意を要するテーマのTRPGを取り上げることも多く、人の話をする前に我が身を振り返れというお話でもあるのですけれど。 とにかく、とある場所で雑談などしていたところ、ある方がいらっしゃいましたの。なんでもCoCの自作シナリオを書かれたとかで、ご自分のシナリオのお話をずいぶんと楽しそうにされていたのですわ。そのシナリオを公開するつもりだというだけでしたら、それで終わるところだったのですが、そこで彼女はおもむろにこう切り出しました……「トレーラー動画を作ったのですが、動画サイトにアップして良いか迷っています」 なんでも既にお知り合いの方には見せていて、どうも反応が「まずいんじゃない……?」という感じだったようです。それで問題の動画を見せていただいたのですが。 心が弱っている時には見てはいけない系でしたの。 それを見た一人の方は驚いたような声をあげて退出してしまい(この反応がなぜいけないかの説明の全てだと思うのですが)、わたくしとしても「良くないのではないかしら?」とお答えするしかなかったんですの。 ところが彼女の言い分はこうですの。「これはわたしの作品だし、他にもこの程度の動画ならある」と、彼女が主張するところの類似動画(主にボカロ作品)を上げ始めましたの。わたくしには、彼女の動画の方がずっとずっと直接的表現に見えましたけれど。 さてと。もちろん動画サイトにそのポリシーに反するような、たとえば暴力や性的表現などの動画がアップされることはあるでしょう。映画の予告編でしたり、ゲームのプレイ動画でしたり、ボカロ作品かもしれませんわね。それらのコンテンツには共通するコンテキストがあるかと存じます。翻ってTRPGのトレーラーはどうでしょう? そういうコンテキストにあるでしょうか? わたくしは違うかと存じますの。 「動画の冒頭にコンテンツワーニングを入れている」「わたしの作品を発表したい」と繰り返し主張されていましたけれど、どうかしら?