Keiさんの過去のタイムライン
2022年02月
ポール・ブリッツ⇒Kei | |
2022/02/28 22:37[web全体で公開] |
Kei⇒セス・メイソン(CoC7PC名) | |
2022/02/28 21:50[web全体で公開] |
セス・メイソン(CoC7PC名)さま、ご機嫌よう。 わたくしが想像もしていなかった別物感、興味深いですわ。わたくしは単に「物語についての権限もPLに移譲してしまうスタイル」程度に考えていたのですが、なるほど、入り口がなくて困ってしまう方もいらっしゃるのかしら。たいへん参考になりますわ。ありがとう存じます。
セス・メイソン(CoC7PC名)⇒Kei | |
2022/02/28 21:25[web全体で公開] |
> 日記:一周回ってナラティブとかストーリーテリングとか分からなくなってきましたわ かじった程度の知識でコメント失礼します。 個人的にはTRPGは出口(現状に対する対策)を探すゲームで、 ナラティブ系は入り口(理由や経緯の想像)を探すゲームという別物感があります。
Kei | |
2022/02/28 20:37[web全体で公開] |
😶 一周回ってナラティブとかストーリーテリングとか分からなくなってきましたわ ご機嫌よう。 どうしてわたくしがナラティブが好きになったのかといえば、それはもちろん、相互作用で物語が生まれる楽しさを知ったからですし、わたくしが語るよりもずっとずっと良い物語を、PLの皆さんが語ってくださるからですわ。 けれど、わたくしだって、そりゃあ、ベア・ダンジョンに凸してみたりですとか、そういうのは嫌いじゃありませんの。 どちらも楽しいのですわ。 それなのに、何やらプレイスタイルがどうのですとか、合う合わないですとか、CoCしか興味がないですとか、摩訶不思議なところに迷い込んでしまって、まるでTRPGが楽しくない理由を探しているみたいですの。単にいいお話だった、楽しかった、と言いたいだけですのにね。
Kei | |
2022/02/26 12:48[web全体で公開] |
😶 わたくしたちの「青ひげの物語」を語りましょう ご機嫌よう。今日はむかしばなしをしましょう。 むかしむかし、あるところに、どんな王様もかなわないほどの豪華な宮殿に住む領主がいました。屋敷は金銀の食器で飾られ、最高級の絹が張られたソファや椅子が置かれていました。壁にはあらゆる種類の珍奇な骨董品が飾られていました。 ですが、この領主には奇妙な点がありました。濃厚で衝撃的な青い髭。彼の顔は、はっきりとしていて紛れもないものでしたので、彼は壮大で高貴な本名で語られることはなく、単に「青ひげ」と呼ばれていました。 また彼は、深い目をした恐ろしい男で、気性が荒いことでも知られていました。それでも、青ひげは何度も結婚していました。宮殿では葬儀が一度も行われていないので、妻たちがどのようになったのかは誰にもわかりませんでした。妻たちは姿を消し、青ひげは時が経てば新たな花嫁を迎えていました。 ある日、青ひげは領地の近くの田舎に狩りに出かけました。日もが高くなる頃、古びた農家で喉を潤して休むことにしました。農民たちは、領主を喜ばせようと、慌てて愛らしい若い娘を送り出し、お茶とパンを振る舞いました。 青ひげは彼女の美しさに一目で心を奪われました。彼はその場で彼女を妻にすることを決めると、それから一週間かけて、まばゆいばかりの富を費やして、彼女を他の立派な領主や婦人たちと一緒にもてなしました。 享楽的な一週間の後、青ひげは結婚しようと言いました。彼女は青ひげを怖がる一方で、家族を貧困から救えるかもしれないと思いました。それに、もしかしたら彼のヒゲはそんなに青くないかもしれない……そうして、彼女は求婚を受け入れました。 すぐに二人は宮殿で結婚しました。それはとても素晴らしい光景でした。式のために1,000本もの白いユリが塔を飾り、夜には美しいお香が焚かれました。 翌朝、花嫁は一人でベッドの中で目を覚ましました。 召使に連れられて食堂に行くと、青ひげが朝食をとっているところでした。青ひげは彼女を歓迎し食事を勧めると、急な知らせを受けたので、すぐに旅に出なければならず、帰るまでに何週間もかかるだろうと告げました。 青ひげは彼女を慰めるために、愛情を込めてキスをし、屋敷の全ての扉の鍵を渡すと、自分が留守の間も楽しんでほしいと言いました。 「これは君の家の鍵だよ。一番小さな鍵は、大広間の端にあるクローゼットのもの。すべての部屋を開けていいし、どこにでも行ってみるといい。ただし」と彼は続けました。「一番奥の部屋は開けてはならない。約束できるね?」 こうして屋敷に残された花嫁の身に何が起こるでしょうか? ここで何が起こったのでしょうか? 花嫁は貞淑な妻として青ひげを信頼するでしょうか? それとも暗い疑念を抱くでしょうか? そして花嫁は、禁じられた扉を開けるでしょうか? というホラーTRPG「青髭の花嫁」のPLを募集しておりますの。 興味がおありの方がいらっしゃいましたら、ぜひいらっしゃいませ。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164541443499kei29br2l
Kei | |
2022/02/24 00:50[web全体で公開] |
😶 Wanderhome 遊びましたの ご機嫌よう。 先日遊んでおりました Dream Askew で採用されているBOBシステムの別のタイトル、Wanderhome という、しゃべる動物になって美しい世界を旅する系のTRPGを遊ばせていただきましたの。よそ様のお卓にお邪魔させていただくのははじめてでたいへん緊張しましたが、楽しかったですわ。 わたくしがプレイしたのはアオという名前のトキの巡礼者で、その名前のように、鴇色の部分が青くなっているということにさせていただきました。青くなってしまっているのはかつての罪のせいで、罪が洗い流されてかつての鴇色を取り戻す方法を探している、そんなキャラクターです。 一緒に旅したのはやくざ者のガラガラヘビと刺客のナマケモノで、途中でライオンと友達になったり、ツルの願いを叶えることになったり、トカゲと対立したりしながら、どんな罪? みたいなことを途中で語ることになったり、龍の墓所で龍を孵化させたりといったことがありました。最後は世界を再び混乱に陥れても自分の罪を洗い流したいかという締めになって、かなりグッと来るものがありましたわ。 Wanderhomeは派手なシーンとかなくてもしっとりした旅を描いて何となくスッと終わる的なのがいい雰囲気がとても気に入りましたわ。 お誘いくださったガイドの方とご一緒させてくださったPLの皆さま、ありがとうございました。
システム⇒Kei | |
2022/02/21 12:33[web全体で公開] |
新しいセッションを作りました。 Keiさんは03月26日13時00分に開始予定の新しいセッション: 【Blubeards Bride】青髭の花嫁を作りました。 //trpgsession.click/session-detail.php?s=164541443499kei29br2l
Kei | |
2022/02/20 19:39[web全体で公開] |
😶 レディ・ブラックバード第一章完結しましたの ご機嫌よう。 レディ・ブラックバード卓の第二回でしたが、ご参加いただいたPLの皆さまのおかげで、楽しいセッションとなりました。ありがとう存じます。 前回の続き、レディ・ブラックバードと一行がかつての恋人ユライア・フリントの手がかりを求めてヘイブンを訪れたところから開始です。 ここで、レディ・ブラックバードが身につけているピアスに重大な秘密があったことが明かされたり(ですが、レディ・ブラックバード自身はそのことを知りません)、他の登場人物の秘密が明かされたり、手がかりのを与えてくれるはずだった人物が殺されていたり、護衛のナオミを捕らえようとする秘密結社の襲撃を受けたり、帝国の砲撃を受けたりしながらも、ユライアの居所が残骸空域だと分かります。 竜の巣を越えて、一行はやっとユライアの元に辿り着きます。ですが、彼はレディ・ブラックバードにただピアスを渡すように言うのでした。怒ったレディ・ブラックバードはユライアと魔法での戦いになります……。 というようなお話になり、最後は一応のハッピーエンドらしく、最終的にレディ・ブラックバードとユライアの誤解は解けました。その後一行は帝国と戦う自由世界同盟の一員として新たな戦いに向かう……という第二章の予告で終了となりました。 ご参加くださったPLの方々に大変助けていただき、わたくしが他の要素をどうしようと気を取られていたりする中、いろいろなアクションやトラブルを描いていただいたり、有名映画をモチーフにしたシーンなどもたくさん描写していただきました。たいへん嬉しく、楽しかったですわ。 名残惜しいですが、今回のレディ・ブラックバードは、今回限りのお話として、これで終了です。本当に二度と同じお話が描かれることはありません。本当に素敵な時間で、素敵な物語でした。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
wpeke⇒Kei | |
2022/02/19 02:54[web全体で公開] |
>Keiさん Keiさんが言われるようにTRPGで社会の本質的問題が語れる というのは正直、目からウロコでした。 特に、ジェンダーテーマをTRPGで語れるというのは頭を叩かれたような衝撃でした。 実はTRPGの手法というのは私が考えていたより もっと大きな可能性を秘めているのかもしれませんね。
Kei⇒wpeke | |
2022/02/18 22:38[web全体で公開] |
わたくしがこの界隈に足を踏み入れたのは、ジェンダーテーマのような日本のTRPGシーンでは避けられるようなテーマを扱った作品群からでしたの。そういったものがあるというのがまず驚きでしたし、それらが評価されているということも。 もちろん、メジャーではないからこそという部分もあるでしょうし、日本の同人作品でも尖ったものはあるかと存じますので、そういった作品ももう少し知られて遊ばれたらいいのにな、という気持ちですわ。
wpeke⇒Kei | |
2022/02/18 01:09[web全体で公開] |
> 日記:気づいたら海外インディーズTRPGを積んでいますの ネタとしか思えないアイディアをちゃんと作品にする行動力と、それを受け入れる土壌がある というのが すごいですよね~。 文化の層の厚さの違いを痛感させられます。
Kei | |
2022/02/17 17:28[web全体で公開] |
😶 気づいたら海外インディーズTRPGを積んでいますの ご機嫌よう。 昨年末ごろから未訳インディーズTRPGの私家訳などをしているのですが、気づいたら積むペースの方が早……こほん。一方で、ここ暫くは卓を楽しんでしまい、訳す方はストップしてしまっておりまして。訳したものはもちろん遊びたいのですが、ここでは、訳の方も取り掛かるという気持ちを込めて、積んでいるものをメモしておきますの。 ■ 仕掛かり中 Thisty Sword Lesbians ■ 訳し直したい Blackout Night Witches ■ 訳したい A Cool And Lonely Courage 第二次大戦のナチス占領下のフランスで女性諜報部員となって、女性特有のジレンマに直面したりするゲームのようです。 Brindlewood Bay ミステリークラブに集まる老婦人たちが推理でカルト集団の陰謀に立ち向かうゲームのようです。 Dread (Quickstart) ジェンガを使うホラーゲームのようです。先日の卓で教えていただき、面白そうでしたので早速クリックスタートをダウンロードしました。 Fate of Cthulhu 旧支配者が復活して文明が滅びた未来から現代に送り込まれて旧支配者の復活を止めるゲームのようです。 Fudge Fateの元になった超汎用ゲームシステムです。 Glitter Hearts 悪の組織と戦いつつ普段は日常生活も送る魔法少女になるゲームのようです。 Lichcraft 国民健康保険制度が改悪されトランス医療を受けるのに300年待ちとなったイギリスを舞台に、不死となって順番を待つというゲームのようです。 Monsterhearts 2 クィアの高校生になって、10代の悩みや個人的恐怖、秘密の三角関係などを描くゲームのようです。 Questworlds 日本語訳もされたHero Warsが進化し、汎用ファンタジー向けナラティブTRPGになりました。 Spell The RPG 魔法の呪文を作って現実を改変したりするゲームかしら。 Stars Without Number 星々の海を旅する系のSF TRPGで、D20システムが採用されています。ものすごくたくさんの表が特徴かしら。 Visigoths vs Mall Goths 1996年のロサンゼルス郊外のショッピングモールを舞台に、古代ローマを略奪した戦士と20世紀のティーンたちの対立とロマンスを描くクィアをテーマにした……わたくしもちょっと何を言っているか分からないのですが、楽しそうじゃないかしら。 Wanderhome 喋る動物になって神や妖精が実在する童話的世界を旅するゲームかしら。 Changeling: the Dreaming WoDで翻訳されたなかった一作で、妖精の魂を持って生まれた取り替え子になるゲームかしら。 Wraith: the Oblivion こちらもWoDで翻訳されなかった一作、幽霊となって未練と向き合うゲームかしら。 ■ プレイ済み Dream Askew ■ 立卓済み Soth ■ プレイ待ち 青髭の花嫁 Girl Underground Wise Woman Dungeon Bitches Fate Accelerated Svalbard
Kei | |
2022/02/16 00:00[web全体で公開] |
😶 Dear Esther: Landmark Editionが無料になっていましたの ご機嫌よう。 TRPGとは直接関係しないのですが、わたくしが大好きなゲーム「Everybody’s Gone to the Rapture」の開発元がそれ以前に発売したゲーム「Dear Esther」がSteamで期間限定無料になっていましたの。 Dear Estherは絶海の孤島?が舞台で、主人公がどうしてこの島にいるのか、理由も目的も分かりません。主人公は時々エスターという人物に宛てた手紙を読むような独白をし、それはこの島のことのようですし、それっぽい場所があったりもするのですが、だからといってそれらの場所で何かが起こるわけでもなく、ただ歩き回って、ただ独白に耳を傾ける、そういうゲームです。というか、主人公は手紙を書いた人物なんでしょうか? その手紙を読んでこの島を訪れた人? 目的も意味もゲームが与えてくれるわけではなく、プレイヤーに投げられて、投げられっぱなしです。 例えば、旅行ですとか。何かにゆかりの場所に行って、何かを体験として得る、そういうのに近いのかしら。ゲームというパッケージになると、思いのほか、詩を読んでいるような、そんな感じがしますの。 そして、意外とTRPGの語り口に近い、なんて思ったりしまして。こうやって断片を曖昧に語って、物語をプレイヤーに委ねるような、そんな語り方が巧くできるようになりたいものですわ。
Kei⇒のんのん | |
2022/02/15 17:24[web全体で公開] |
> 日記:メタ発言が嫌なとき ご機嫌よう。 内容を読む限り、そのPLさんを避けて通れないように見受けられましたが、「やめてほしい、なぜなら」というお話はされていますでしょうか? 「わたしは楽しめません」ということははっきり伝えて良いでしょうし、他のPLも巻き込んで、そういった行為をしない方向に誘導しても良いかと存じます。 わたくしがKPでしたら、セッション開始時に事前に注意したり、セッション中でも「はいはーい、メタ発言はその辺にしてくださいねー」「これ注意するのn回目なんですが、どうしても守れませんか?(圧」というような注意をしたり、プレイ後の振り返りで「どうしてやっちゃうんです?」「やらないでくださいね」といったお話をするかしら。 プレイ中にそういった指摘をするのは、雰囲気を悪くするみたいで嫌かもしれませんね。それなら休憩を入れてしまったらどうでしょう? もしPLでしたら、休憩中などにKPや他のPLに相談しても良いかと存じます。 いずれにせよ、のんのんさんが変われば良いという問題ではなさそうかと存じますの。
Kei | |
2022/02/14 17:06[web全体で公開] |
😶 またいくつか募集しておりますの ご機嫌よう。 突然ですが、クトゥルフ好きの皆さま、邪神の復活を阻止したり、カルト教団の陰謀を暴いたり、邪神の掌で踊らされて正気を失ったりすることに飽き飽きしていないでしょうか? むしろ、カルト信者の側になって邪神を召喚してみたくないでしょうか? という海外インディーズTRPG、Soth のPLを募集しておりますの。PCはカルト信者で、ひどいことをしたり、ひどい目にあったりしますし、当然のことながらハッピーエンドにはなりませんが、興味がおありの方はぜひどうぞ。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164481073959kei29br2l それと。 灰色城綺譚のルルブ掲載シナリオ「帰らじの乙女」の募集もしておりますの。おそらく灰色城でいちばん有名な、泥沼百合シナリオでして、学園から姿を消してしまった少女をめぐって三角関係になったりするお話ですわ。 灰色城綺譚は初期秘匿ハンドアウトを公開するようにRPでお話を作っていきますが、システム的に、暗い感情や雰囲気に次第に支配されていくような仕組みになっていて、バッドエンドまたはメリーバッドエンドに導かれていきます。 興味がおありの方はお気軽にどうぞ(応募時のお願いをちゃんとお読みくださいね)。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164466300822kei29br2l
システム⇒Kei | |
2022/02/14 12:52[web全体で公開] |
新しいセッションを作りました。 Keiさんは03月19日13時00分に開始予定の新しいセッション: 【Soth】召喚の儀式を作りました。 //trpgsession.click/session-detail.php?s=164481073959kei29br2l
システム⇒Kei | |
2022/02/12 19:50[web全体で公開] |
新しいセッションを作りました。 Keiさんは03月12日13時30分に開始予定の新しいセッション: 【灰色城綺譚】帰らじの乙女を作りました。 //trpgsession.click/session-detail.php?s=164466300822kei29br2l
Kei | |
2022/02/06 19:02[web全体で公開] |
😶 Dream Askew 初挑戦でしたの。 ご機嫌よう。 ポストアポカリプス世界におけるクィアの共同体の人間関係のありさまを描く Dream Askew というGMなしシナリオなし判定なしのTRPGに挑戦しましたの。 未訳TRPGで私家訳でのプレイでしたが、わたくしの無様な訳が意味不明で他の方にだいぶ助けていただきました。翻訳難しいですわ。 また、ルール自体はとても軽量にもかかわらず、プレイ中にも???となってしまう場面があり、説明不足、ファシリテート不足で申し訳ない限りですの。 ともあれ、芸術系ヨーロッパ映画のような繊細で静謐な、そしてセンシティブでもある世界を描くのかと思いきや、事前に想像していたのとだいぶ違って(トーンの説明でもそういった説明はしなかったこともあって)、クィアなどのセンシティブな側面にはさほど触れずにマッドマックス的な世界に一直線だったりして、単純に楽しかったですわ。 わたくしのキャラクターは、クィアの共同体に送り込まれたスパイで、その共同体には娘がいて、娘との間には暗い過去があり、でも娘の記憶は超能力で消されていて、自分自身は弱い人間である新参者という設定になり、気づいたら物語の中心のような立ち位置になっていて、クィア社会におけるトラブルに巻き込まれるのかと思いきや自分がトラブルの中心で、難しかったという側面もございました。他のPLの方のお話の引き出しにたいへん助けられましたの。 最終的に、わたくしのキャラクターの物語は、誘惑に負けてしまう弱い人間のメリーバッドエンドという感じに終わり、わたくし自身は大満足していますの。 ともあれ、ご参加くださった皆さまありがとう存じます。
Kei | |
2022/02/06 18:56[web全体で公開] |
😶 ダイアレクトで機械文明の終わりを描きましたの ご機嫌よう。 ダイアレクトという言語をテーマに共同体の終わりを描くGMなしシナリオなし判定なしのTRPGの、ルールブック収録の「充電された地球を歌う」を遊びましたの。設定とカードの指示から言葉を作り、それによって新たな設定や状況が生まれ、作った言葉を使ってその状況をロールプレイし、それを繰り返すことで物語を作ります。 「充電された地球を歌う」も、シナリオではなく、設定の元ネタで、これをもとに舞台設定を作るところからゲームが始まります。そこで描かれたのは新たな生命を生み出して人類の文化を継承させることを目標にした機械文明でした。けれど、この機械たちの共同体は滅びます。そこで、エネルギーが枯渇するという問題に直面した共同体は、その問題を解決することなく、機械たちは次々に電源が切れていき、けれど、最後には生み出そうとしていた新しい生命がついに生まれた、というお話になりました。 わたくしは、ダイアレクトってかなり「エモい」TRPGだと思うのですよね。ゲーム中でだけ通じる言葉を作り、演じ、でもゲームは「もうあなたたちの言葉を話す人はいなくなりました」という風に終わります。 恥つかしながら緊張のあまり自己紹介を忘れたり、時間配分を間違えたりといろいろやらかしてしまいまして、最後がすごい駆け足になってしまいましたが、ご参加くださったPLの皆さまのおかげで、結構良い話になったんじゃないかしら、と思っておりますの。ご参加くださった皆さまありがとう存じます。
Kei | |
2022/02/02 19:53[web全体で公開] |
😶 GMが何をするかのお話 〜 PbtA系TRPGの場合のご紹介 ご機嫌よう GMに必要なことはゲームを運営することかと存じますし、それ以外の瑣末なことは、ゲームの運営ができるようになってから挑戦すれば良いかと存じます。それ以上でもそれ以下でもございませんの。でも、ゲームの運営って何をしたらいいのでしょう? どうしたらいいのでしょう? ルールブックには何て書いてあったでしょう。そこで、たまたま手元にあるルールブックを何冊か読んでみると、こんなことが書かれてありましたの。 場面とNPCを演出する・ルールを裁定する・シナリオを準備する・進行を主導する・司会や語り部……、GMを楽しむ・自信を持つなんて書かれているものもありますね。 色々なルールブックに、色々なことが書かれていることがわかりました。そして、原理的には、ルールブックに書いてあることができれば、そのゲームのGMを十分に過不足なくできるはずです。改めて読んでみると、あれもこれも必要と思っていたことが書かれていなかったり、特に意識していなかったことが書かれていたりして楽しいですね。 ところで、いわゆるGMありナラティブの文脈で語られるようなTRPGだと、こんなことが書いてあります。 灰色城綺譚なら「プレイヤーからの提案を聞く」ザ・ループTRPGですと「ミステリーにキッドたちを放り込む」「何が起こるのかをGMが決定すべきではない」…… そんなのナラティブでないTRPGでも変わらないと思われるかもしれないのですが、でも、ナラティブ系TRPGでは、これらのことは、ナラティブでないTRPGよりも大きなトピックで書かれます。当然、これが大事なことだからです。 でも……いずれにしても、それで具体的にどうしたらいいのかしら、などと思わないでしょうか? ここで、最近わたくしが主に読んでいるPbtA系のルールだとどう書かれているかを紹介しましょう。 PbtAでは、基本的に要点 Agenda、原則 Principal、行動 Move という段階で、ゲームの運営について書かれています。これら全ては、ゲームのテーマに沿った物語を生み出すための仕組みとして、時にはキャラクターの行動と相互に関連するように書かれています(注:PbtAも玉石混交ですので、どのタイトルでも綺麗に噛み合っているとはいきませんが)。 要点は、ゲームのテーマに沿った物語にするために特に重要なこと、原則は、要点を実現させるために何を描いたらいいか、行動は、要点と原則を実現させるために実際のプレイ中に何をするかです。 実際のプレイでは、お話を進めるために、要点と原則に従って、行動を選びます。これがプレイヤーの反応を生み、プレイヤーの反応は最終的にキャラクターの行動に繋がります。この時、プレイヤーも、キャラクタームーブという、ルールに書かれた物語を牽引する行動に繋げていきます。キャラクターの行動(ルールに定めれらたムーブ)はまた別のキャラクターやGMの行動(ルールに定めれらたムーブ)に繋がり、それがまた別のムーブに繋がり、最終的にお話になる、というような構造になっています。また、物語を牽引するような適切な(時には誘導的な)質問もムーブの中に組み込まれていています。 つまりPbtAでは、ゲームの運営とはルールに沿って会話することで、会話のルールは書かれています。ということになっておりますの。その一環として、いわゆる第0回や、安全性に関するルールもございます。 もちろん、先にお話しした通り、タイトルによって玉石混交、ムーブがきっちりと噛み合っていないものもたくさんございますし、結局それってアドリブと何が違うの? というようなものだってございます。実際うまくいくのかと言われれば、試行錯誤がないというわけでもございません。 ですが、いずれにせよ、わたくしはこのアイディアにいたく感心したのでした。 プレイヤーの視点では、一見するとPbtAも、キャラクター作成時にクラスとスキルを選ぶというような形式ですが、その実選ぶのは特定の状況における特定の選択肢(に繋がるような特定の能力)ではなく、物語にどう関わり、物語をどう進めるかです。 とまれ、PbtAのプレイヤーが増えて、最近わたくしが個人的に訳しているようなジェンダーテーマのタイトルでもプレイヤーが集まるようになるといいな……というのが、まあわたくしの本音……こほん。 ところで。 それとは関係ございませんが、灰色城綺譚のルルブ掲載シナリオ「埋葬には早すぎる」のPLの方を募集しております。ナラティブという観点からしても、ハンドアウトというピースが綺麗にはまった素敵なタイトルかと存じます。バッドエンドまたはメリーバッドエンド前提という点がハードル高いでしょうが、だからこそできることがあって、それが楽しいとも存じますので、興味がおありの方はお気軽にどうぞ。 https://trpgsession.click/session-detail.php?s=164362045517kei29br2l