Keiさんの過去のタイムライン

2024年06月

れすぽん
れすぽんKei
2024/06/29 21:19[web全体で公開]
コメントありがとうございます!
宣言と言うより提案(ただし指示に近い)と言うものでした。
強制までは行っていないけれど実質強制に感じましたね。
Kei
Kei日記
2024/06/26 23:34[web全体で公開]
😶 これまでに読んだり訳したり遊んだりしたジェンダーテーマの TRPG まとめ
ご機嫌よう。

わたくしは注意を要するテーマの TRPG が割と好きですし(注:ご一緒するプレイヤーによります)、そういったゲームの中にはジェンダーをテーマにしたものもございます。そこで、残念ながらオンセンでは需要がないでしょうが、まあわたくし語りとして、そういったゲームについて書いてみるのですわ。

■ Alice is Missing
3日前から行方不明になっている女子高生アリスの友人となって、彼女の身に何があったのかを解き明かしていく、みたいなゲーム。キャラクターは選択制で、その中にクィアなキャラクターが含まれます。ゲームの前半は参加者全員で行う舞台設定、後半は90分の完全チャット(声出しNG)で、3時間強で濃密な体験ができますし、それまで知らなかったアリスの姿が浮かび上がってくるのも刺激的。

■ Girl Underground
女の子らしさ、みたいな「守るべきルール」でがんじがらめになっている女の子が不思議の国のアリスもしくはオズの魔法使いのような不思議の世界に迷い込み、そこで出会った不思議な生き物と一緒に冒険して「守るべきルール」を体現するような出来事に出会い、それに NO と宣言してちょびっと成長して現実世界に帰る、みたいなゲーム。残念ながら公式サイトは消滅してしまい、予告されていたサプリメントも出ませんでしたが、好きなゲームですわ。

■ Thirsty Sword Lesbians
凍てつくような寒さの中で専制君主と戦うレズビアン、剣を交えても平和を求め。相手と深く心を通わせる人たち。決闘がハグとキスで終わることもあれば、他人の恋を応援して力を得ることもあるし、星々を飛び回ることもある。みたいなゲーム。誠実さと思いやりで世界をより良い方向に変え、敵を救ったり誘惑したり、いちゃついたり踊ったり戯れたりします。2021年のネビュラ賞ゲームライティング部門受賞。

■ Sleepaway
後述の Dream Askew をベースに、舞台をサマーキャンプに、テーマをホラーにしたゲーム。Dream Askew 同様に多様な性のあり方がキャラクターや物語を描く一部となっています。

■ Saphic Slumber Party
仲良し女子がお泊まりパジャマパーティで枕たたきをしつつ、もっと仲良くなったり相手にドキッとしたりするゲーム。恐ろしいことに「百合パジャマパーティ」の名前で日本語版があります。ドキッとするとドキドキが溜まって最後にキッスしたりします。

■ Dungeon Bitches
ファンタジー世界を舞台にシスでヘテロな社会に居場所のないレズビアンとなってダンジョンで生きていく、みたいなゲーム。ダンジョンといってもダンジョンハックものではなく、そういう場所にしか居場所のない人たちの愛とか絆とか喪失とかがテーマです。

■ Dream Askew
文明崩壊後の世界のまだ文明の残滓を残しているシスでヘテロな社会の片隅で、そういう社会に居場所のないクィアな人々となって、多様な性のあり方の中で互いに傷つき傷つけ合いながら生きていく、みたいなゲーム。性のあり方は本当に多様になって、キーワードから想像して描きます。以前遊んだ時には紹介が悪かったせいでマッドマックスになってしまいましたが、そういう風にも遊べます。

■ Night Witches
第二次世界大戦のソ連に実在した女性だけの空軍舞台をテーマに、夜は型落ちの戦闘機で前線に爆弾を落とし、昼は基地内での差別に立ち向かう、みたいなゲーム。

■ Virgins & Vixens
お伽話に描かれた悪役の女性となって、現代の価値観で彼女たちの物語を描き直すゲーム。キャラクターは選択制で、最初は昔ながらの厳しい女性像に縛られていますが、ゲームを通じてそういった制約を打ち破っていきます。

■ Blackout
第二次世界大戦、空襲下のロンドンで街を守るために働く女性をテーマにしたゲーム。

■ Bluebeard’s Bride
わたくしのエントリをご覧の方にはもはや紹介の必要もないでしょうが、童話「青髭」を下敷きに、青髭に嫁いだ新しい花嫁の人格の一部となって、かつての花嫁が何に苦しみ、また新しい花嫁(つまり PC)が何にどう苦しみ追い詰められるのかといったことを通じて、それでも青髭を信頼するのかどうか、その理由は何かを描くゲーム。海外 TRPG としては珍しく物理版も所有しておりますが、装丁がとても綺麗なのも特徴かしら。

■ Moonlight on Roseville Beach
クィアでディスコでコズミックホラー! 1979年のアメリカ、メキシコ湾岸または大西洋岸に浮かぶ架空のゲイの楽園ローズ島を舞台にしたゲーム。舞台設定が何より楽しいですし、装丁も素敵(わたくしが所有しているのは PDF ですけれど)。シス規範でヘテロ規範な行動には設定の側から制限が入りますが、そちら側からプレイできる余地もあります。

■ Lichcraft
国民保険制度が崩壊したイギリスを舞台に、数百年先のトランス医療の予約のために不死の秘密を学んだリッチとなって、恨み言を言ったり黒魔術を行ったりするゲーム。

■ Little Katy’s Tea Party
ケイティという子のイマジナリーフレンドになって、以前起こった出来事を描写し、あの時やったことはほんとうにケイティのためになったんだろうかとお茶会で振り返るゲーム。最後にケイティがどうしてこのお茶会に来なくなったのかを決めます。ジェンダーを意識せずに遊ぶこともできますが、付属シナリオ(なんと19本入っています)の多くはジェンダーを意識した内容です。

■ Wise Women
産業革命前の東欧の寒村を舞台に魔女となるゲーム。人々に魔女とバレないようにその技を使い人々を助けながら、でも魔女だと知れると村に残ることはできません(村から追放されてもそれでゲームが終わることはありません)。魔女の技の中には避妊や中絶といったものもありますが、歴史的にもそれを必要とするのはほとんど常に女性でした。

以下は表立ってジェンダーテーマというわけではないタイトルですが、それらしさを感じるものを挙げておきます。まあね、言い出したらネクロニカだってそれっぽくなってしまいますし。

■ Witch: the Road to Lindisfarne
黒死病が蔓延する1350年のイギリスを舞台に、私が呪いで病を広めましたと告白した魔女を聖地に連れて行って魔女裁判にかけるゲーム。キャラクターは選択制で、魔女も PL に割り当てられ、魔女以外は全員男性です。ゲームのテーマとしてはジェンダーはフィーチャーされていませんが、魔女のハンドアウトにはこの場で唯一の女性であることを利用するみたいなことが書かれています。

■ モンセギュール1244
モンセギュール城塞に立てこもった最後のカタリ派信徒となってアルビジョワ十字軍との戦いの中での日常を演じつつ、最後には負けて火刑に処されるか信仰を捨てるかの選択を迫られるゲーム。キャラクターは選択制です。歴史的にはほとんどのカタリ派信徒は火刑に処されることを選び、ゲームのテーマもなぜそれを選ぶのかという部分が大きいですが、キャラクターの半分は女性でしかもとてもジェンダーを感じさせる内容です。

さて、探すと(わたくしのディスクの中でさえ)もっとたくさんあるとは存じますが(Monsterheart 2 とか Visigoth and Mall Goths とか もございますわね)、今回はこの辺りにしましょうか。
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Kei
Keiれすぽん
2024/06/26 21:15[web全体で公開]
> 日記:詳しい人の深読み
件のログも何のゲームかも分かりませんし、問題となった PL の行動も決して褒められないというか嗜められるべきですが、わたくしこれは GM 側にも少々問題があると思いましたの。PC の行動に関してはその PL に権利がございますし、誰も他 PL の宣言を否定したり上書きしたりすることはできない(はるか大昔の D&D にはそうすることができるルールがございましたけれど)ということを GM ははっきりと宣言されるべきかしら。
Kei
Kei日記
2024/06/26 01:46[web全体で公開]
😶 サマーキャンプの日々のお話
ご機嫌よう。

先日はローズ島の準備などと書いておりましたが、このようなプレッシャーのかかる状況でわたくしがやることと言ったら……そう現実逃避ですわ♪

というわけで近頃にわかに Belonging Outside Belonging(以下BOB)熱が再来しておりまして、BOB というのは Dream Askew / Dream Apart(以下 DADA)というたいへんに注意を要するゲームに端を発する GM なしシナリオなし判定なしで、キャラクターのほかに設定もプレイヤーに割り当てられるというゲームシステムなのですが、バンドルで購入して読まずにディスクの肥やしになっていたものを漁ってみたら BOB を採用したゲームを意外と結構持っておりましたので。訳すのですわ。

今回訳すのは、中でも気になった Sleepaway というタイトルで、サマーキャンプを舞台にした恐怖と幻想もので、BOB らしくがっちりと LGBTQIA+ テーマですの。作者は Wanderhome の Jay Dragon。Wanderhome の作者というのも訳してみようと思ったきっかけかしら。

さて、訳すと言っても PDF から原文を取り出して、改行などを綺麗に整形したらおもむろに deepl につっこみ、出てきたものを調整する「だけ」なのですけれど。まあね、PDF には文章の構造という概念がないので、時には原文を取り出すだけで闇になることもございますが、今回のファイルは割と素直でしたかしら。

そして、BOB といえばアレですわ。アレというのはもちろん、どう訳していいものかさっぱりわからないフレーズたち。文章になっていればまだ意訳のしようもあるというものですが、一単語だけ、あるいは短いフレーズだけで列挙されていると、もうどうしたものやら。なのにこれらのフレーズがゲームシステム的に意味を持つことになっていますので、deepl と google 翻訳と辞書を行ったり来たりしては自分の語彙のなさに打ちひしがれるのですわ。

さらに、Sleepaway には DADA(のうち Askew の方)そっくりなジェンダー概念がございまして、つまり、その言葉から性のあり方を想像するという仕組みで、恐怖と幻想にジェンダーも組み込んでいるのですわ。

雰囲気は正直なところ結構暗めかと存じますが、楽しそうじゃないかしら。

恐怖と幻想さらにクィアともなれば、本来ならばいま準備を進めていなければならないローズ島とも通じるテーマで、こんな風に、人生何が役立つのか分からないのですわね。と苦しい言い訳をしておきますわ。
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Kei
Kei日記
2024/06/24 22:29[web全体で公開]
😶 ローズ島が目前ですの
ご機嫌よう。

Moonlight on Roseville Beach の卓がいよいよ迫ってまいりまして、わたくしも準備に目を回しているのですわ。今回はシナリオなしオープンワールドで遊ぶのですが(といっても当然遊ぶのは初めてですが、ルルブにある記載は総動員し、ルルブのシナリオは使いません)、初期段階で登場人物が70人以上、フックが20以上ございまして、到底覚えられるものではございませんが、PL の方々にスムーズに島での体験をお楽しみいただくにはどうしたら良いか、頭を悩ませているのですわ。

はてさて、ローズ島という小さな島を舞台にいまにも物語を紡ぎ出しそうな設定がコンパクトにまとまっている上に、当然のことながらキャラクターの設定も物語を生み出しそうな方向にシステム的に誘導されておりますが、どうなるのかしら。

いまはまだ楽しみでいっぱいな気持ちの方が勝っておりますけれど、卓の直前には緊張で吐きそうになっているに違いありませんので、楽しみ♪な記録としてこのエントリを残しておくのですわ。
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Kei
Kei日記
2024/06/23 22:46[web全体で公開]
😶 復讐の味は甘いのかしら?
ご機嫌よう。

Vampire: the Masquerade の続きでしたの。色々とございましたが、楽しかったですわ。わたくしのキャラクターは血の親にちょっとした復讐をし、そうしたいという願望さえありましたが、そんなのは大望の前には些細なことで、大望に関しては何も一歩も進んでいなく、確かに盛り上がりましたしここ一番の楽しいところでもございましたが、終わってみれば虚しさもございますかしら。

つまり、復讐の味は甘くはあったのですが、癖になるような甘美なものではございませんでしたの。

というかわたくしのキュラクターが求める「甘美なもの」は誰も彼もが諦めるよう圧をかけてきますし、けれど、手放してしまうことができないのですわね。傍迷惑で独りよがりなな設定としてではなく、ゲームシステム的にも。もちろん GM 様はわたくしが本当に困り果てるような形で(注釈:わたくしまだまだ大丈夫ですわ)これを利用くださいますし、罪深いゲームと罪深い人々なのですわ。

わたくしのキャラクターの視点だけではなく物語は大きく動いた感じがしますし、他のキャラクターがどう動くのかも興味津々、大いに楽しませていただきましたわ。

ご一緒くださった皆さま、ありがとうございましたっ♪
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星屑
星屑Kei
2024/06/18 21:01[web全体で公開]
> 日記:いまにも物語になりそうな設定のお話
新着日記からお邪魔します。

この問題は根深い問題ですね……。
どちらかと言えばKPとしてこういった場面になってしまいその場では処理しつつもこっそりと裏で枕を濡らす……といった事の方が多いのですが、PLとして参加した卓でそういった印象をKPに与えてしまったのだと気が付いた事も幾度かあります。

私はどちらかと言えば確りと練り込まれたPCが好きで、とはいえPCの設定は出来ない理由ではなく前に進む理由であってほしいと常々考えております。そこで立ち止まられ、ましてや進む事を拒否されてしまえばKP側もそれに応じた不本意な処理をせざるをえません。しかし一方で定められた物語通りに動かなければならないという圧を感じてしまう瞬間がある事も理解できるのです。(勿論その圧にへそを曲げてと言うよりは仰る通り解釈違いによる拒否なのでしょうけれど)


結局のところ問題は設定を織り込みすぎる事ではなくそれ以前に相手と意思疎通を図れるか否かなのではないでしょうかという一般的かつありきたりでお利口な結論にたどりつきつつも、編み込まれた過去と思いが物語と共存する世界であってほしいと願うばかりです。
Kei
Kei日記
2024/06/18 20:22[web全体で公開]
😶 いまにも物語になりそうな設定のお話
ご機嫌よう。

なんていうか、キャラクターの設定については皆さま色々なお考えをお持ちでしょうし、癖を投入したウチの子を愛おしく大切に思う気持ちも分からないではないですわ。もちろん GM としてはそういう設定をできるだけ拾いたいですし、物語に上手いこと活かしたいと思っておりますの。

けれど、時には困ることだってございます。

TRPG はコミュニケーションのゲームであり(殊更にこの側面を強調するのは、ルールの運用を競うゲームではないという意図ですけれど)、物語は当然コミュニケーションによって(ルールを運用した結果ではなく)描かれます。ですので、ウチの子はこういう設定でこんなことはしません、これは嫌であれも嫌でウチの子はそんな子じゃありませんみたいな強い主張というか我儘ではなく、こんな設定なのでこんな風に物語に関わり、こんな厄介ごとを生み出してこんなドラマになりますというフックになって欲しいのですわ。

キャラクターは物語を止める要素ではなく、いまにも物語を生み出しそうな要素であってほしいんですの。

というかこれは GM としての我儘かもしれませんが、物語を止める要素にキャラクターに対する PL の思い入れが追加されると、ゲームが崩壊してしまいますの。必死に考えて描いたり提案したりしたことが、ウチの子はそんなことしませんと否定されたり、それではどうするか相談してもそれを考えるのは GM だとか、さらには上手に卓を回せない GM だと言われてもほとほと困りますの。

キャラクターの設定を10万字とか100万字とか書いていただいても一向に構いませんが、そんなの全部読むはずがありませんし、加えて言えば、読んでもらえて使ってもらえて物語が盛り上がるようにするのは PL の責任ですの。

つまり何が言いたいかというと、キャラクターの設定に余計なことは書かないで頂戴。殊更に、思ってるのと違うとかウチの子はそんなじゃないと言うのなら。
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Kei
Kei日記
2024/06/17 21:06[web全体で公開]
😶 デュアルディスプレイって本当に必要かしら
ご機嫌よう。

個人的に今の環境は 1728 x 1117 + 2560 x 1440(デュアル)ですので狭いと思っておりますし、その狭さを少しでも解消するために、それぞれに仮想ディスプレイを3面割り当てた合計6面で使っておりますが、7680 x 4320(8K)とかのディスプレイがあれば一面で十分かもしれませんわね。

などと思っておりますが、何しろそんなに大きなディスプレイを置く場所がありませんので、闇になっているのですわ。
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Kei
Kei日記
2024/06/16 02:16[web全体で公開]
😶 一回目以上に緊張した二回目のお話
ご機嫌よう。

わたくしもたいがいコミュ障というかコ無ですし、卓前といえば緊張するばかりなのですわ。そんなわたくしの記憶の中でも特に緊張したゲームが、Bluebeard’s Bride(以下 BB)ですの。BB はテーマが非常に難しいというか注意を要するゲームでして、妻殺しの男青髭の新しい花嫁となった PC が、過去の花嫁たちの苦しみに直面し自分の大切なものを失い辱められるといった恐ろしい現実に直面し選択を迫られるという内容ですの。当然のことながらジェンダーや性に関する描写があり、安全に対する配慮も必須、しかもなぜか当時とち狂っていたことに、何度か遊んだことがある程度の方と初めましての方を相手に遊ぶというチャレンジをしまして。
あんなに怖かったことはありませんの……と、思うかしら。

それが、同じ方を相手に更に遊んでおり、二度目の方がずっと緊張したし怖かったんですの。振り返れば、一度目はまだ勢いでなんとかなりましたし、ゲームの遊び方も試行錯誤で、そちらで気が紛れていたのかしら。けれど、先に挙げたような描写は事前に用意されているわけではなく、あくまで描写のヒントがあるだけでその場のアドリブですし、その上花嫁を酷い目に合わせないとゲームとして成立しませんし、当然精神的に追い詰めるみたいな側面もあり、一度目よりも怖がらせなければというプレッシャーもあり、そのことを知ってもう言い訳ができなくなった二度目の前は食事が喉を通らず、無理に食べても味がわからず、腹痛と吐き気、頭の中はなぜまたこのゲームを遊ぶことにしたのかという後悔が渦巻き、ほんとうに心臓の音が聞こえるくらいに不安と恐怖と緊張でいっぱいでしたの。

誤解のないように言い添えておきますが、BB は大好きなゲームですし、無闇にお勧めはしませんが個人的には推しですのよ。それはもう PDF を揃えた後から物理版をセットで個人輸入したくらいですし、わたくしが注意を要するテーマやジェンダーテーマの TRPG を遊ぶようになったのも、BB があってこそですわ。

ではまた遊ぶかですって? 考えただけで緊張で吐きそうですわね。
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Kei
Kei日記
2024/06/15 22:00[web全体で公開]
😶 闇が深い人々と恋に恋する人々かしら
ご機嫌よう。

Vampire: the Masquerade 5e 卓の続きでしたの。さすがの GM 様がわたくしの PC の大切な部分をとんでもない風に利用してくださいまして、うれしい悲鳴をあげているのですわ。もう本当に困ってしまいますし、これまで考えていたことなんて些末なことになってしまいまして、たいへんに罪深いゲームでこの上なく楽しく、いまはまだどうしたらいいのかアタマがぐるぐるしておりますが、それでも次回が待ちきれませんの♪
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Kei
Kei日記
2024/06/13 23:46[web全体で公開]
😶 魔女裁判のゲームのお話
ご機嫌よう。

魔女裁判をテーマにしたバッドエンドになるかもしれない TRPG、Witch: the Road to Lindisfarne を紹介しましょうか。この TRPG はまた別のヤバ TRPG、モンセギュール1244 のハックで、システムはほぼ同じです。GMレスで判定もありません。当然のことながら、英語です。

1350年、ペストが蔓延し人々がどんどん斃れていくイギリスで、一人の女性が教会に懺悔します。わたしが魔女の呪いで病を流行らせました、と。ゲームの目的は、この魔女を聖地リンディスファーンに連れて行き、魔女裁判にかけることです。

なんだ魔女を魔女裁判にかけるのか、その途中で何かしらのイベントがある感じなのかと思うかしら。まあね、途中でイベントがあるというのは間違ってませんわよ。

さてお立ち合い。

このゲームでは PC は選択制で、魔女も PC に含まれます。つまり、誰かが魔女の役割を演じます。ゲームの最大の難関は魔女の役がとてもチャレンジングで、実際魔女役によって印象が結構変わりそうだということかしら。加えて、魔女役は精神的にもちょっと辛いかもしれません。

物語の展開によって彼女を魔女裁判にかけないこともあります。彼女は生き残るためになんでもするかもしれませんし、大人しく魔女裁判に向かうかもしれません。何しろ PL がつきますので、予測がつきません。彼女がほんとうに魔女だったのかは、ゲームが終わるまで明らかになりません。

そんなわけで、自分で遊べる程度の訳は終わっていて、遊ぶ準備もほとんど万端なのですけれど、例によって注意を要するゲームですので投入機会を伺っているのですわ。
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散弾銃
散弾銃Kei
2024/06/13 23:43[web全体で公開]
コメント有難うございます。

自分と近い感覚の方がいて嬉しいです!
少し大袈裟な言い方かもしれませんが、プレイヤーの魂がそのキャラクターに寄り添っていれば、声質も見た目も関係無く、そこにそのキャラクターが「居る」と感じられるように思います😊

最後のジェンダーアイデンティティについての文章、考えさせられました。
自分がロールプレイする事への抵抗感は、例えば「異性の気持ちが解らなくて上手く入り込めない」という類のハードルもありそうですし、抵抗感自体がその人の性自認の現れという事もあるかな、と。
でも他の人のロールプレイについては、「外見と中身のパブリックイメージは一致しているべき」という気持ちから来るものだと思うので、確かに……。
私は他の方にその辺を押し付ける人にはまだ会ったことがないですが、自分も無自覚にそんな発言をしてないか少し気になってきました。
Kei
Kei散弾銃
2024/06/13 23:12[web全体で公開]
> 日記:異性のロールプレイ
自分が異性を演じるのも他の方が異性を演じるのもなんの抵抗も問題もないかしら。
声のトーンなど全く気にしませんし、ちょっと語調を整えたりそれっぽい描写を入れていただければ十分かしら。
キャラクターの性とプレイヤーの性のあいだには全く関係がなく、物語に貢献していただけるかどうかが大事かしら。
異性の PR(殊更に他者がそうすること)に抵抗があると言うのは簡単ですけれど、わたくしはむしろ、そういう主張がジェンダーアイデンティティなどを否定するような感じがして嫌かしら。
Kei
Kei日記
2024/06/11 20:17[web全体で公開]
😶 この夏はローズ島に滞在することになりましたの
ご機嫌よう。

Moonlight on Roseville Beach 卓をひそかにこっそり(オンセン外で)募集したのですが、瞬間で立ちましたの! GW 明けくらいから自分で遊べる程度に訳していたのですが、クィアでディスコでコズミックホラーというアオリがもう楽しそうで、とても遊びたかったのですわ(このアオリでお分かりの通り LGBT テーマです)。人外なども登場するというか PC にできますし、魔法もありますし、ルルブに掲載された種々のフックもいまにも物語になりそうで、システムもなかなか興味深く、実際に訪れるのが楽しみですわ♪
もちろんわたくしが GM ですので、ご参加くださった PL の皆さまが「ローズ島で過ごしたあの夏」という印象を持っていただけるようにしたいと思っておりますの。
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聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/06/11 20:02[web全体で公開]
同じエントリーへの他の方のコメントも見ました。


平野耕太先生の漫画に登場する人物が
ゲームで感動した時は、という問いかけへの答え。

「Civilization2」
「自国の辺境都市に迫る蛮族の騎兵軍。
防衛隊はすでに全滅。
新造した防衛ユニットの完成までどうしても1ターン足りない。
だが 近くで開墾していた開拓団ユニットがその進路上に立ちふさがり
そのわずか1ターンを稼ぐ為、全滅した。
その彼らと連中の決意を思うときだ」

自由なゲームシステムなんてない。
プレイするヒトが自由になるかどうかだと思います。
Gilt Lily
Gilt LilyKei
2024/06/11 02:15[web全体で公開]
そうですねえ、PL視点だと結局シナリオ通りじゃんって思えるのかもしれないですね。
GMだとまさにヤリタイ=ホウダイ!ですよ。私が自由です。
Kei
KeiGilt Lily
2024/06/11 01:12[web全体で公開]
MMORPG には自由度がない! なるほど! ってなっていますの。
だって TRPG ってそんなに自由かしら? いえ、あの、蛇足なのですけれど、わたくしには、いわゆる TRPG がそんなに自由そうには見えていませんでしたのね。わたくしも歳がバレるお話をしますが、安田御大がゲームブックの後書きなどで TRPG は自由と書いてらしたあの頃よりも随分遠くに来てしまって、思っていたよりも自由ではなくなったしヘタな TRPG よりは MMORPG の方が自由だと何となく、何となーく感じておりましたので。
Kei
Kei散弾銃
2024/06/11 00:55[web全体で公開]
コメントありがとう存じます。なるほど、私的な掘り下げができるというのは確かに TRPG の特権かもしれないですし。加えて、そこからどんなお話が作れるか、まで行けば TRPG の領域になるのは間違いないですわね。
Kei
Kei聖岳生馬
2024/06/11 00:51[web全体で公開]
ははーん。RPGと名付けたモノをこねくり回すのが好きというのは割と納得できる説明ですわね。まあ、それに関して言いたいことが出てしまうのも(翻ってわたくしも相当拗らせてますので♪)また一興かしら。
Kei
Keiポール・ブリッツ
2024/06/11 00:48[web全体で公開]
ポールさまとは何度か遊ばせていただいて、PLとしてもGMとしても素敵で信頼できることは存じておりますわよ♪
MMORPG では主役になれないし、ストラテジーには作者の意思や意図がないというのはちょっと分かりかねますけれど、そういう印象が一般的なのかしら。
べいろす
べいろすKei
2024/06/11 00:25[web全体で公開]
有難うございます。
そうですね。ゲーム・抽象の出来事と割り切って、妥協を見出さないといけないですね・・・。
Gilt Lily
Gilt LilyKei
2024/06/10 23:47[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期
TRPG自体、ウォーゲームから派生してストーリーが付け足されたものですからね。
原点回帰という点では、シミュレーションやストラテジーよりになるのも正しいものですよ。

私がMMORPGをやらない理由ですか?
一つは、それに触れる前にTRPGに触れたことです(年がバレるな?)。
もう一つは、MMORPGは自由度がないことですね。結局システムの外には出られませんから。
散弾銃
散弾銃Kei
2024/06/10 22:56[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期

初めまして、コメント失礼します。
ストラテジーゲームは分からないのですが、MMORPG楽しいですよね。私も昔やっていました。架空の空間で、普段の自分とは違う顔で、顔も知らない仲間と冒険して。とても面白かったです😊

でも、シナリオや物語ではなく、あくまで「戦うためのキャラクターを好きなように作るもの」なので、他の人とのやり取りも、自分の性格の延長でやり取りするようになってしまうんですよね。

「こう人生を送ってきた人が、こういう物語に登場したら、どんなお話が作れるかしら?」「私はそれを、どんな風にお芝居できるかしら?」という楽しさを一番満たせるのは、私にとってはTRPGです😊
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/06/10 22:18[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期

この世界には多種多様なゲームがあり、また多種多様な欲求があるのでしょう。
この表面上の欲求を満たすのに向いたゲームもどこかにあるのでしょうが、
多くの人にとって、欲求を満たすことが最優先ではないようです。

人間はボヤキながらRPGと名付けたモノをこねくり回すのが好きなのでしょう。
そこは論理ではなく。

ポール・ブリッツ
ポール・ブリッツKei
2024/06/10 21:32[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期
結局のところ、自分は「俳優」をやるのが好きなんだろうと思います。
「シナリオというものが存在しない演劇の俳優」ではなく、「シナリオが伏せられている演劇の俳優」をやるのが楽しいのでしょう。GMがまだ明かしていないシナリオの先を推理しながら、現在置かれている状況の人間としてRPをするのが楽しい。そこでGMが明かしたシナリオが読み通りだったら嬉しいし、読みを外されたらびっくりできる。
それを続けて、最後にフィナーレを迎え、ともに参加したPLやGM、もしいたらギャラリーに一礼できる、そういうのが好きなんだと思います。自分が基本的に活字と物書きで育ってきたからでしょうか。
MMORPGは、どうあがいても、「主役」を演じることは不可能ですし、ストラテジーゲームには、先を読めるようなシナリオ作者や監督の「意図」なり「意志」がありません。
そういうことなんじゃないかな。
Kei
Kei日記
2024/06/10 21:18[web全体で公開]
😶 TRPG まったく分かりませんの定期
ご機嫌よう。

わたくし常々思っていることがございまして。
MMORPG をされた方が良いのじゃないかしら?
ストラテジーゲームをされた方が良いのじゃないかしら?
それなのに、どうして TRPG なのかしら?
いいね! 13
Kei
Keiべいろす
2024/06/10 20:06[web全体で公開]
> 日記:集中攻撃の謎
ゲームによると思うのですが、いずれにせよ TRPG はゲームですので、楽しいこととリアルなことのどちらが大切かという観点でお考えになった方がよろしいかしら。
> PC側にリープスラッシュ使いが5人 vs 敵側にリープスラッシュ使いが5人 というシチュエーション
わたくしは、こういったシチュエーションにするのが良くないと思いますの。 その上で集中攻撃しない理由として、美学に反するからですとか、獲物がじわじわと弱っていくのを見るのが楽しいからですとか、色々考えられるかしら。
那緒
那緒Kei
2024/06/10 01:44[web全体で公開]
なるほど!確かに難しいですが、そのシナリオを完璧にマスター出来ていれば、推奨技能とかも、無くてもどうにかなるのかもしれませんね。アドバイスありがとうございました!
Kei
Kei那緒
2024/06/09 23:24[web全体で公開]
推奨技能はありませんし、シナリオに指示されていたとしても無視しますわよ。決めたり描いたりするのはプレイヤーですので。
那緒
那緒Kei
2024/06/09 21:59[web全体で公開]
アドバイスありがとうございます!
なるほど自由な技能封印!大胆ですね~。と言う事は、基本的に推奨技能とかをガッチガチに書くタイプですかね?
RPで自動成功も、かなりやってみたいですね~。
お教え下さりありがとうございました!
Kei
Kei那緒
2024/06/09 01:39[web全体で公開]
> 日記:先達の皆様に質問です!
非常に少数派だとは思いますが、わたくしは無駄な判定(最たる例が CoC における探索判定)など百害あって一利なし過激派という派閥ですので、ステータスに合わせて適切な行動を宣言するとか RP するとかしていただければ、そもそも判定せずに情報を与えます。
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/06/08 20:01[web全体で公開]
> 日記:ハッブル宇宙望遠鏡の行方のお話

いいですね! いいですね! >誰も地球に戻らないという結末
Kei
Kei日記
2024/06/08 19:55[web全体で公開]
😶 ハッブル宇宙望遠鏡の行方のお話
ご機嫌よう。

ついに FATE Accelerated(以下FAE)を遊んだのですわ! この卓自体は数ヶ月前に募集していて、色々な都合で伸ばし伸ばしになっていたのですが、他の卓の日程調整で選ばれなかった候補日から無理苦理遊んでくださいとお願いして、やっと開催にこぎつけましたの。

FAE は FATE Core というナラティブ系 TRPG の簡易版で、FATE の各システムの中でも特に簡易で事前の準備なしに早回しで遊べることがウリですの。英語ですけれど。煽りによると……、あなたの物語を全速力で! FAEを使えば、どんな物語も数分でプレイ可能に! キャラクター作成、アクションの解決、戦闘など、あらゆることが30秒で描けます!
まあ実際30秒ということはないのですけれど、GMありシナリオあり判定ありということを考えると、驚異的早回しができるというのはわたくしも同意するところですわ。そんなシステムを使って遊んだのは、ちょっと以前に話題になった NASA のシナリオ The Lost Universe ですの。シナリオ中の記載は D&D を強く意識したものになっていますが、そんなものは全部うっちゃりまして。今回はセッション時間3時間を目標にしましたわ(実際には 3.5 時間ほどかかりました)。

まあね、ちょっとこのシナリオは(悪い意味で)吟遊すぎるというか、わたくしの個人的な正直な感想ですが、TRPG のシナリオとしてはそれほど出来は良くないかしら。海外シナリオの多くが日本で標準的と思われる観点からするとちょっと……なところがあるという前提に立ってさえ。まあね、実際にシナリオの目的も教育的効果の方に向けられていますし。
というわけで余計な記載なども完全にスルーしまして。FAE はナラティブ系であって、結果として同じことを描いたとしてもやり方は違うんですのよ。作者の考えた「たったひとつの冴えたやりかた」なんかお呼びじゃありませんの。
その結果、ラスボスは倒さず改心させ、PC たちは誰も地球に戻らないという結末になり(PC 視点ではハッピーエンドですわ)予想外に楽しかったかしら。GM としても予想外の出来事が起こりましたが、うまいこと描けたと申しましょうか、こうなったのもご参加くださった皆さまのおかげ、そしてシステムに FAE を採用したからという部分も大きいかしら。

遊んでくださったかわいい天使の皆さまありがとうございました。
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