Keiさんの詳細

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プロフィール

自己PR

合言葉は淑やか嫋やか。

現在は、ジェンダーテーマをはじめとした注意を要するテーマのゲームを主に取り扱っております。

Chaosium の段ボールから生まれたのですわ。右手には RuneQuest: Glorantha (Slipcase Set) を、左手には Guide to Glorantha (Slipcase Set) を携えて。
けれど、その後啓発の道には進まず、ナラティブ系および未訳インディーズ・ストーリーゲーム界隈の沼に沈んでおりますの。プレイヤー自身が物語を主導して語るタイプの(かつ注意を要する重いテーマを扱う)タイトルを好んでおりますが、かっちりとしたシナリオがある(テーマとしては重くない)タイプのタイトルを遊ぶこともございます。
もちろん、いつかは RuneQuest のキャンペーンに臨みたいですわ。なんと言っても、わたくしはそこから生まれたのですから。

■ わたくしの卓における鉄の掟
- 他の参加者に謙虚に接すること
- 他の参加者を尊敬すること
- 他の参加者を信頼すること
- 他の参加者への指摘は優しくすること
- 振り返りでは他の参加者を褒めること

■ 弊卓ステータス
Alice is Missing:参加者確定、日程確定&調整中
Alice is Missing: Silent Falls:私家訳調整中、お声がけ予定
Changeling: the Lost:着手予定
Crossloads Carnival:私家訳中
Dream Askew:再挑戦予定
Girl by Moonlight:着手予定
Glitch: A Story of the Not:着手予定
Lilancholy:私家訳中
Mage: the Ascension:検討中
Moonlight on Roseville Beach:参加者確定、第三回日程調整中
Saphic Slumber Party:こっそり募集中
Sleepaway:私家訳済、お声がけ予定
The Marquis of Ferrara:着手予定
Thirsty Sword Lesbians:私家訳済、お声がけ予定
Wise Women:企画・訳調整予定
Witch: the Road to Lindisfarne:私家訳済、お声がけ予定
Wraith: the Oblivioin:プレイヤー用サマリー作成済、GM用サマリー作成中、お声がけ予定

■ 弊卓推しシステム
Alice is Missing
青灰のスカウト
Dream Askew
灰色城綺譚
Bluebeard’s Bride
Moonlight on Roseville Beach
モンセギュール1244

■ Works(ご一緒した方以外には非公開です)
□□□ シナリオ(現世)□□□
アンサング・デュエット
- よめる はつこいリミックス(わたしの声を聞いて、そして世界閉じる場所 - Love You Remix)

Kutulu
- 神半分生まれた

新クトゥルフ神話TRPG、連作キャンペーン
- すべてのまぼろしは門の彼方に消えた
- わたしの声を聞いて、そして世界閉じる場所 - Love Me Love So Remix
- 愛することを学ぼう、プログラム通りに

Microscope + Fate Accelerated + ARC + Dialect + Mega Traveller
- かつてここには文明があった

Moonlight on Roseville Beach
- ローズ島の浜辺で、月明かりに照らされて(Open Remix)

ヤンキー&ヨグ=ソトース
- 不思議惑星イア・イ・ア

他多数

□□□ 私家訳(現世)□□□
Abominaations
Alice is Missing (Core, SF)
Blackout
Bluebeard’s Bride (Core, Rooms, Mirrors, Keepsakes, ToS, DoMO)
Definitely Wizards
Don’t Walk in Winter Wood
Dream Askew / Dream Apart
Dungeon Bitches
Fate (Core, Acc)
Feathers
5 Second Rule
Girl Underground
Lilancholy Preview
Little Katy’s Tea Party
Moonlight on Roseville Beach
MörkBorg
Night Witches
Nighthawks
Noirlandia
Of Promises and Paper Airplane
Saphic Slumber Party
Sleepaway
Soth
Svalbard
The Lost Universe
Thirsty Sword Lesbians
Virgins & Vixens
Wise Women
Witch: the Road to Lindisfarne
Wraith: the Oblivion (20th)

□□□ 私家訳(前世)□□□
Prince Valiant

■ プレイ済システム
□□□ 現世 □□□
- ARC
- アイズ・オン・ザ・プライズ
- Alice Is Missing
- アンサング・デュエット
- ウタカゼ
- エモクロア
- GIRL UNDERGROUND
- カムズ
- 銀剣のステラナイツ
- Kutulu
- CoC7
- ケダモノオペラ
- サイバーパンクRED
- Someone Dies in This Elevator
- Stewpot
- 慈悲なきアイオニア
- 深淵2e
- ストリテラ
- 青灰のスカウト
- ソードワールド2.5
- Soth
- ダイアレクト
- 手折られる花たちの会
- D&D5e
- Changeling: the Dreaming (20th)
- Definitely Wizards
- Dream Askew
- Don’t Walk in Winter Wood
- 永い後日談のネクロニカ
- NOVA
- Noirlandia
- ファイナルガール
- 灰色城綺譚
- パラノイア【リブーテッド】
- Vampire: the Masquerade 5e
- 5e RPG (HJ)
- FATE Accelerated
- ブルーシンガーRPG
- Bluebeard’s Bride
- Broken Tales
- マイクロスコープ
- 魔女と獣とふたり旅
- moongrave
- メイジ:ジ・アセンション
- MörkBorg
- モンセギュール1244
- ゆうやけこやけ
- リッチキングKU-KAI
- Little Katy’s Tea Party
- Ritual
- Rusałka
- レディ・ブラックバード
- 我らが王の身罷りて
- Wanderhome
- ワンダー・ローズ・トゥ・ロード

□□□ 前世 □□□
- CD&D
- ソードワールド(無印)
- T&T
- ファー・ローズ・トゥ・ロード
- ファイティング・ファンタジー
- ビヨンド・ローズ・トゥ・ロード
- ブルーフォレスト物語
- メガトラベラー
- ルーンクエスト
- ロードス島戦記コンパニオン
- ワースブレイド

■ その他のお知らせ
現在わたくしの卓では注意を要するテーマのTRPGを中心に扱っているため、オンセンを含む野良募集は行っておりません。ご一緒したことがない方のリクエストも受け付けておりません。

GM・PL傾向

ゲームマスター寄り

GM




PL

プレイ傾向

ロールプレイ
戦闘
推理・考察
秘匿
PvP
恋愛
茶番
燃え展開
鬱展開
R15+
キャラロスト
過程を楽しみたい
改変を許容する

スケジュール

080808080808080808080808080808090909090909090909090909090909090909090909090909090909090909101010101010101010101010101010
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(曜)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)(水)(木)(金)(土)(日)(月)(火)
                                                            
                                                         
                                                           

○・・・空いています ●・・・セッションが決まってます △・・・たぶん空いています ×・・・空いてません

平常時のお誘い受け可能な時間帯(あくまで目安です)

 

平日

土曜

日曜

所持するルールブック (294)

Keiさんが所持するルールブック一覧を見る

タイムライン

Kei
Kei日記
2024/08/13 20:33[web全体で公開]
😶 モノトーンミュージアムのパートナーと感情について
ご機嫌よう。

世界観は割と好きなのですがずっと積んでいたモノトーンミュージアムにやっと取り掛かる気持ちになってルールを軽く眺めておりましたの。それで、わたくしが所有しているのは旧版の方ですが、早速「?」になっておりますの。
目下最大の「?」はパートナーと感情ですわ。NPCやPCのパートナーが感情と共に指定されて、キャラシに書く欄があって喪失したというチェックボックスまである……のですが、これはいったい何かしら? これを指定されたプレイヤーは一体何をしたらいいのかしら? 喪失することがあったり(でも喪失したらどうなるのかしら?)スキルにチラッと関係したりする場合があるのはわかりますが、それだけ……?

もしかしたらどこかに書いてあるのかもしれませんが、索引が索引として機能しておらず、さらっとルールを眺めた現状の感じではまったく想像できないでおりますの。それで、プレイヤーはいったいどうしたらいいのかしら? これが物語につながるゲーム的かつプレイヤーに語らせる仕組みって何かしら……?

となっておりまして……もちろん FEAR ゲーばかりを遊んでいる方には自明のことでしょうし、ルールに明示的に書いてあるのかもしれませんけれど……。どこに書いてありますのん……?
いいね! 6
ササミ
ササミKei
2024/08/12 07:23[web全体で公開]
『ダイスを振ってしまったら、結果に従う』
振らなかければいくらでも方法はあるのですが、振ってしまってダメージが出たら、もう戻れないです。
あとはルールブックに従って処理します。それが公正・公平なマスタリングとして、参加者と信頼関係に繋がってきます。

『温情をかける方法』もいくらでもあると思いますが、ダイス結果を受け入れてロストさせているので、今更何を言っても言い訳ですね。

あーあー、いいキャラクター、いいメンバー、毎週楽しい卓だったんですけどね~
Kei
Kei日記
2024/08/12 05:20[web全体で公開]
😶 ロストあれこれ
ご機嫌よう。

ちょっと気になりましたので。基本的にわたくしが PC をロストさせるのは、以下のような場合かしら。
- ルールとしてもテーマとしても重要である。
- 物語として避けようがない(ほとんどの場合事前に警告します)。
- PL が自ら望んだ。

ルールとしてもテーマとしても重要というのはいくつかのパターンがございます。わたくしの卓で取り上げたゲームでも以下のようなものがございます。
最後にロストするのでどうしてそうなるのかを自分で考えてくださいというゲーム。モンセギュール1244 、Don’t Walk in Winter Wood、Someone Dies in This Elevator など。Wロースはこの系統に入れていいのかちょっと迷いますわね。
役割によって最後にロストする可能性が高いゲーム。Witch: the Road to Lindisfarne など。
ロストする可能性があり、その場合はどのようにロストするのかを自分で考えてくださいというゲーム。青灰のスカウト、ダイアレクト、Alice is Missing など。
ロストしても残機があるので面白おかしくロストしてくださいというゲーム。パラノイアなど。
ロストしないゲーム。Dream Askew、FATE、Girl Underground、Moonlight on Roseville Beach、Little Katy’s Tea Party、その他多数。
ロストしても同じキャラクターを掘り下げ続けるゲーム。青灰のスカウト、Noirlandiaなど。
ロストしたら別の役割が与えられるゲーム。Bluebeard’s Bride、Sleepaway など。
PL の意思によってのみ最後にロストするかもしれないゲーム。Rusałka など。

こうして思い返してみると、まあルール的にはロストするかもしれないシステムは多いですが、大抵はそうならないように調整しますし、そもそもルールを愚直に運用したら調整とか納得感とか関係なくロストするようなシステム(あおもり、サタスペ、FEARゲーの一部?、一部の CoC シナリオなど)というのは、わたくしあんまり好みでないのかもしれないですわね。

それでは、そういった仕組みでないゲームでロストさせるとしたらどんな場合かしら……って思い起こしてみたのですけれど。現世ではまだやっていませんが、前世の記憶を思い出しましたわ。PL を卓から排除したい場合……はぅあ。
いいね! 15
Kei
Keiササミ
2024/08/12 04:51[web全体で公開]
> 日記:TRPGの醍醐味であり、ツラくなる瞬間
これは単純な疑問なのですが、ロストがつらいのならロストしなくすればいいと思うのですけれど、そうしない理由って一体なんなのかしら……。ルールに書いてあるから? そんなルール無視してしまえばいいのに。緊張感が削がれるから? その緊張感必要かしら……つらかったりハレーションの原因になるくらいだったらゲームから排除してしまった方が安全なのに。その方がお話が盛り上がるから? それなら分かりますがそれは PL が自ら選んだ場合に限られるかしら。などとわたくしは思ってしまうので、つらいショックと言いながらもそうする理由って何かしら。わたくしにはわからない合理的な理由があるのだと思いますし、数ある選択肢の中から選んでそうしているのだとも思いますので、わたくしが今後(ルール的にもテーマ的にも避けようがなく事前に告知している場合でなくても)ロストさせるという選択肢を選べるようになるためにも、よろしければ教えていただけますとです。
Kei
Kei日記
2024/08/04 22:24[web全体で公開]
😶 ローズ島の浜辺で、月明かりに照らされて。第二夜
ご機嫌よう。

Moonlight on Roseville Beach(以下 RB)の第二回でしたの。RBは、ゲイケーションに最高の場所ローズ島を舞台にもつれた人間関係や不思議な出来事を描く、クィアでディスコでコズミックホラーなゲームですわ。

さて、第二夜となる今回は、情報が出る割に核心には至らずにいるなか、ゲイケーションらしいエピソードが登場し、アバンチュールを楽しんだ方もいらっしゃったかしら。もちろん、そういった方向に触れたから、ですけれど。

その一方でローズ島では複数の事件が起こっていて、話は膨らむ一方で真相には全然至れず、PL の方はもどかしい思いをされていらっしゃることかと存じます。わたくしとしては、PL の方がもう少し積極的に描いてくださるかという期待もございましたが、これまでのセッションでそのような方向には進みませんでしたので、次回から積極的に畳んでまいりますわよ。

ともあれ、とんでもない数の登場人物と場所の数々になっていて、今回軽いメモだけで臨んだところ GM 自身が誰?どこ??何の情報???となってしまいましたので、次回はもっとスムーズに進行できるようにしっかりと準備等したいですわ。

ご参加くださった皆さまありがとうございましたっ。
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Kei
Kei日記
2024/08/03 19:46[web全体で公開]
😶 一級魔術師試験でしたの。
ご機嫌よう。

ほんとうは魔術師ではないのに魔術師試験を受ける TRPG、Definitely Wizards を遊んでまいりましたの。PC たちは体系立てられた「魔術」としての魔法は使えないものの、魔法っぽいことはでき、それを魔術と誤魔化して試験を受験して4つの無理難題を解決する、みたいなゲームですの。

ルールにはダンジョンハックっぽい雰囲気の試験課題が書かれていますが、わたくしの趣味?でそんなものは全てうっちゃった難問奇問悪問無理難題の類にしまして、実際 PL の方々が「これはひどい」というような試験問題も出しましたし、振り返ってみると初めてご一緒する方もいらっしゃるというのに本当にひどい問題も出しましたかしら。けれど、皆さま課題解決のための奇想天外なアイディアを出してくださいまして、楽しかったですわ。

ご一緒くださった皆さまありがとうございました。
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Kei
Keiぱむだ
2024/08/01 22:29[web全体で公開]
> 日記:ルッキズムとリアリティ
まあ、V5くらいのやり方がいいような気がしますわね。V5 ですと、長所として「美形」を選ぶことができて(逆に短所として「醜悪」を選ぶこともできます)社交的な判定でダイスを追加できますが、もちろんこれを活かすためには関連する能力値を高めたり技能や背景を取っておく必要がありますし、もちろん PL は判定を社交側に寄せるように RP なり宣言なりで誘導しなければなりませんし、場合によってはなぜ長所が役に立つのかも説明しなければなりません。結果としてトラブルになることも当然ございます。
これは外見だけに限った話ではなく、全てを筋肉で解決しようとしたりとか、まあ色々な方がいらっしゃるわけですが、総じて、適切なリソース消費などの対価がなかったり、ご都合だったり、あるいは物語に貢献しないというのがよろしくないのかしら。などと思いますの。
というわけでわたくしでしたら、PL が意図しないような副作用を起こしますかしら。だって放って置けない特上の美少女とやらでしょう? どんな受け入れ難いことが起こるか……(。などとね。考えてしまいますの。
Kei
Kei日記
2024/08/01 19:02[web全体で公開]
😶 アリスのお話
ご機嫌よう。

Alice is Missing の日本での取り扱いが(英語版ですが)始まりましたので、この機会に卓の募集をしておりますの。行方不明になった女子高生の友人アリスに何が起こったのか解き明かしてみたい方をお待ちしております。
ゲーム本編は超軽量ルールな90分のなりチャで、時間の延長はありません。本編の前に準備の時間、終了後に振り返りがありますが、全体としては3.5時間くらいで終わります。ゲームに必要なものはすべて私家訳したものを準備しておりますので、英語が読める必要はございません。
https://trpgsession.click/session-detail.php?s=172243085258kei29br2l
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Kei
Keiぱむだ
2024/07/31 22:03[web全体で公開]
ぱむださま、ご機嫌よう。Alice is Missing にご興味がおありのようでしたので、卓を立ててみました。よろしければご参加いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
https://trpgsession.click/session-detail.php?s=172243085258kei29br2l
システム
システムKei
2024/07/31 22:00[web全体で公開]
新しいセッションを作りました。
Keiさんは08月07日22時00分に開始予定の新しいセッション:
【Alice is Missing】Alice is Missingを作りました。
//trpgsession.click/session-detail.php?s=172243085258kei29br2l
Kei
Kei日記
2024/07/28 16:21[web全体で公開]
😶 エレベーターで誰か死ぬお話
ご機嫌よう

お誘いいただいて、Someone Dies in This Elevator、遊んでまいりましたの。
こちらはなんというかエレベーターで誰か死ぬというお題で即興劇で大喜利する1ページ TRPG のようなもので、作者は同じお題のポッドキャストなどもされていたのですとか。
一時間ほどで終わりますので、今回は二周してまいりましたが、一周目は全て手探りで遊んでいたら不条理コメディっぽくなり、もっとホラーにしようと遊んだ二周目はちゃんとスリラー系ホラーになりまして、面白いゲームでしたわ。

それと、わたくしの卓では同じゲームを何度も遊ぶことは少ないのですが、同じゲームを複数回遊ぶことのメリットもとても感じましたの。また、販売ページを見たところ二年ほど前にバンドルで購入してダウンロードすらしておりませんでしたので、買ったものは一応確認しましょうという気持ちにもなったのですわ。

お誘いくださった皆さまご一緒くださった皆さま、ありがとうございましたっ。
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Kei
Kei日記
2024/07/26 22:15[web全体で公開]
😶 界隈の方が怖いと思ったお話
ご機嫌よう。

やっぱり設定先行のゲームは遊びにくいですわね、というかそこまですら至っていなくて可笑しいのですけれど。

基本ルルブを持っているだけの方もいらっしゃるでしょうし、サプリを揃えて端から端まで読み込んでいる方もいらっしゃるでしょうし、当然人によってイメージも理解度も千差万別でしょうし、思ってるのと違う方はいらっしゃって当然ですし、身内で遊んでいるのと違う配慮が必要なのも当然かしら。

もちろん最終的に裁量があるのは GM でしょうけれど、それにしたって、事前にすり合わせをしたりセッションゼロをしたり等いろいろと方法はあるでしょうに、そういった努力の方向ではない一方的な非難には忌避感を覚えますし、加えて、卓で一度認めたものに対して卓とは無関係の場所でお気持ちを言うのもフェアではございませんかしら。

わたくし安全性の民ですし、安全性界隈では「ライン」という言葉には極めて重い意味がございますので、たかだか「公式」世界設定程度のことにラインなどという言葉を使われると、まあね、びっくりしてしまいますし、この卓では公式設定とやらを一言一句覚えていなければならないのか、だったら最初からそう宣言すればいいのに、という気持ちになりますわ。
いいね! 15
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/07/26 09:41[web全体で公開]
> 日記:Your ○○○ Will Vary

YGWV!
Kei
Kei日記
2024/07/26 03:02[web全体で公開]
😶 Your ○○○ Will Vary
まあね、あんまり強い言葉を使うのはトラブルの元ですわよね。

ご機嫌よう。
いいね! 8
散弾銃
散弾銃Kei
2024/07/23 01:03[web全体で公開]
こんばんは。お返事有難うございます。

うーん、聞けば聞くほど来日のハードルは高そうですね…。政治的声明文まで入っているとは。
そういったシステムを見つけ、自家翻訳できるkeiさん、本当に凄いなと改めて思います。

もしも今後立卓しそうでしたら、是非参加させていただきたいです。ジェンダーテーマなシナリオというのもとても気になります。必要そうでしたらその辺りの問題も予習して参りますので。
Kei
Kei散弾銃
2024/07/23 00:32[web全体で公開]
Little Katy’s Tea Party は実際素敵なゲームかと存じますけれど、公式な日本語版が欲しければ自分で版元と交渉して自分で訳すしかないかしら。何しろ注意を要するテーマですし(付属シナリオに至ってはシナリオ作者の政治的な声明文まで入っているものもございますし)、その上イタリア語……。
けれど興味を持っていただけるのはとても嬉しいですし、もしもどうしても遊んでみたいということでしたら、その上ジェンダーテーマなシナリオでもよろしければ、やってもよろしくてよ。卓が立つかどうかは別問題ですけれど。
Kei
Keiぱむだ
2024/07/23 00:17[web全体で公開]
> 日記:憎悪
フィアスコやマイクロスコープでなら幾らでも描けそうですし、苦難をもたらす殺人鬼という形ならファイナルガールでも楽しく描けそうかしら?
散弾銃
散弾銃Kei
2024/07/22 00:33[web全体で公開]
> 日記:お茶会でしたの

こんばんは。コメント失礼します。

凄く面白そうなシステム(ゲーム?)ですね!
様々な創作において、イマジナリーフレンドというテーマが大好きなので、とても気になってしまいました。
是非是非日本にも来て欲しい……!
GM無し、というのも何かいいですね。言わばその世界の「マスター」は、想像主(創造主ならぬ)であるケイティだからなのかな、というイメージを抱きました。
Kei
Kei日記
2024/07/21 19:50[web全体で公開]
😶 お茶会でしたの
ご機嫌よう。

Little Katy’s Tea Party という、ケイティのイマジナリーフレンドになってケイティを助けるみたなゲームを遊んでまいりましたの。といっても役は持ち回りで、ケイティの嫌なこととなってケイティを傷つける役もございます。ゲーム中で語られるのは過去の出来事であり、ケイティが登場するのも思い出の中でだけであり、イマジナリーフレンドたちは起こった出来事を語った後で、自分のしたことがケイティにとって良いことだったのかを振り返ります。

ゲームは GM なしで、本来はシナリオありで遊ぶようですが今回は(気持ちとしては)PL の方々に甘えてシナリオもなしで遊びましたわ。というのも付属のシナリオがいじめや差別、階級社会、あるいはジェンダーといったものをテーマにしたものばかりで、ちょっと重すぎる上に危険にも感じられましたので。それで殊更に固定のテーマを定めずに軽いテイストで遊んでみようと思ったのですが(と言っても子どもの頃の思い出話であり、誰に何が刺さるか分からないという前提としての注意はございます)、ご参加くださった方々からはもっと重くても良かったというお声をいただきましたし、わたくし個人としても、あえて重いテーマにした方がゲームとして生きると思いましたかしら。

他方、ステータスの類も一切なく、判定というかシーンの結末はお茶を飲むことで方向性が決まります。ちょっと何を言っているのか分からないかもしれませんが、実際遊んでいても結構迷いましたし、最初のシーンなど予想の倍以上の時間がかかってしまいましたの。ともあれ、イマジナリーフレンドたちの半分はケイティを守るために怪物となってしまい、そのこともケイティの嫌なことだというのも素敵なゲーム性の一部かしら。

ちなみに Little Katy’s Tea Party は販売ページ自体は英語が用意されているのですが本文はイタリア語で、もしかしたら訳自体も結構間違っていたかもしれませんが、とにかくゲームを終えることはできましたし、ご参加くださった皆さまありがとうございましたっ。
いいね! 12
Kei
Kei日記
2024/07/18 00:27[web全体で公開]
😶 ロールプレイ重視システムというのが分かりませんの
ご機嫌よう。

さてと。

ロールプレイ重視のシステムといったらステラナイツとかが出てくるのはまあ分かるのですわよ。けれど、ちょっと意地悪な気持ちでもって、別のゲームを挙げてみましょう。なぜかというと、いわゆる茶番でも予定調和でもない、いつ何がどう刺さるかわからないロールプレイの世界にも触れてほしいからですわ。

■ Dream Askew(未訳)
ポストアポカリプスな世界を背景に、間違いを犯しやすいクィアなキャラクターとして、傷つき傷つけながら生きていく、みたいなテーマのゲームですわ。殊更にポストアポカリプスという部分に注目してしまって MAD MAX ばりにヒャハーしてしまう場合もあるでしょうが(わたくしの卓でもそうなりましたし)、そのように遊んだとしてもゲームで用意されたプロンプトはどこかで誰かには効いてくるでしょう(わたくしの卓では自分で踏みました)。
プレイヤーはシス規範でもヘテロ規範でもない性のあり方をキーワードから想像し、そのようなあり方の生き方を描く必要があります。キャラクター作成は与えられた選択肢を選択し、プロンプトを自由記述で埋める形で、加えて、他の PL に選んでもらう項目もあります。ステータスや判定はありませんがリソース概念はあり、有利な選択肢を選ぶためには事前に不利な状況に自ら陥る必要があります。加えて、他の PC に答えにくい質問を迫る場合もございます。こうしたプロンプトはシステム的に規定されています。そうした選択の積み重ねが PC 間の関係に、ひいては物語につながります。
PL はキャラクターに加えて選択したシチュエーションも描き、キャラクターたちを概ね不利な方向に導きます。GM もシナリオもありません。

■ Witch: the Road to Lindisfarne(未訳)
その技で厄災を引き起こしたと告白した魔女を聖地に連れて行き魔女裁判にかけるゲームです。ゲーム的に道中のシーンの下地は決まっています。ですが、そこで実際に何が起こるかは遊んでみなければわかりません。キャラクターは全員できあいの選択制で、プロンプトはありますがゲーム開始時に答える必要はありません。加えて、選択可能なキャラクターの中に魔女役もあります(魔女がほんとうに魔女なのかどうかはゲームが終わるまで分かりません)。
魔女役がとてもチャレンジングで、実際魔女役によってゲームの印象は変わるでしょう。魔女として断罪するのかしないのか、魔女として断罪できるのかできないのか、本当に魔女なのか魔女ではないのか、といったことがロールプレイで描かれ、時にはスリリングな瞬間もあるかもしれません。
ステータスの類は一歳なく、判定もなく、GM もシナリオもありません。

■ 青灰のスカウト
このゲームにはなんと日本語版があります。
第二次大戦下のポーランド、ワルシャワを舞台に、実際にあったワルシャワ蜂起を題材に蜂起に立ち上がった少年兵(蛇足しますが少女キャラクターも可能です)となるゲームで、史実通りワルシャワ蜂起は失敗します。
キャラクター作成の段階で、自分のキャラクターがどのように成長するのかは他の PL が選びます。GM もシナリオもありませんが、判定はシーンに二回あり、判定してから描写します。状況はどんどん悪くなっていきますが、判定を覆すためのリソースもあり、他の PC のリソースを選ぶこともできます。自分の選択で大切なものを失い、それはなぜどのように起こったのかを描かなければなりません。普通に考えるような少年少女の青春はここにはなく、それでも一致団結して未来を信じる少年兵たちがどのように生きて戦うのかは、ロールプレイのみで描かれます。

■ 灰色城綺譚
国産のインディーズゲームです。
初期秘匿ハンドアウトを与えられ、そのハンドアウトを自ら公開するようにシーンを作って行きます。ハンドアウトを公開した結果現れるのはほとんどの場合三角関係で、たいていは誰も幸せにならないみたいな終わり方になります。そのことを踏まえた上で、ハンドアウトを元にロールプレイしながらいつどのように自分のハンドアウトを公開するのか考えたり、相手がいつどのようにハンドアウトを公開するのかとドキドキしたりします。場合によってはハンドアウトの公開すら心理的な駆け引きになるかもしれません。いずれにしても、ロールプレイの結果で少なくとも物語の印象は変わります。
シーンごとにそのシーンの雰囲気を決める判定があり、この判定の結果はその後のシーンに影響します。加えて、ロールプレイの結果対立することになれば、最後に対立の判定もあります。有意なステータスはキャラクターの心情を表すもののみで、判定の結果によってのみ上下します。

他にもいろいろなゲームがございますが、ともあれ、ゲームとして判定よりもロールプレイを重視しているタイトルも多様なのですわ。
いいね! 11
散弾銃
散弾銃Kei
2024/07/14 23:55[web全体で公開]
> 日記:ルルブの読み方のお話

コメント失礼します。

分厚いルルブをどう読めばいいか途方に暮れていたので、凄く参考になりました!

なるほど、パラパラ眺めるなんて気楽な選択肢もあるんですね。
あと持ってるだけで、「何ページ見てください」って言われた時対処できるから意味があるんですね。

こちらの日記のおかげで、楽しく活用できそうです!😆
Kei
Kei日記
2024/07/14 20:24[web全体で公開]
😶 ルルブの読み方のお話
ご機嫌よう。

最初にお断りしておきますが、ゲームを遊ぶ以上ルールをことごとく知悉すべしという宗教の方は回れ右してお帰りくださいね。わたくしの遊び方とは合いませんし、互いの道が交わらないことを祈りましょう。

さて、ルルブを買って目を輝かせながら帰ってきたとして、ルルブの読み方にはいくつかの流儀がございます。どれが正しいとか間違っているというわけではなく、好きなように読めば宜しくてよ。なんといっても、もう所有しているのですから、好きな時に好きなように読んだり読まなかったりすればよろしいのですわ。

■ 頭から読んでみる
これはいわゆる困難な道かとは存じますが、最初から順に読んでいくこともできますし、最近のルルブは一部を除いて以前よりも構成等がちゃんとしているので、まあ、最初から順に読んでいくこともできるでしょう。ただし、これは先に書いております通り困難な道で、と申しますのもほとんどのルルブは読み物としては面白くありませんし、とりあえず関係ないこともたくさん書いてございます。つまらないデータやら表やらの類は、その筋のマニアな方でなければ読み飛ばしてもいいでしょう。
わたくしの場合でしたら、例を挙げると自分で訳す場合などは、頭から読む場合がございますわね。英語が得意でないのでそうせざるを得ませんかしら。けれどこれは、ルールを覚えるということは意味してございません。

■ リプレイだけ読む
サイコロフィクションをはじめ中にはリプレイのついたルルブもございます。今時の国産ゲームの多くはリプレイはリプレイだけで読み物として完結するようになっていますし、最低限のルールは触れられていると期待しても良いでしょう。そこで、軽くリプレイだけ読んでおくということもできるかしら。
実際わたくしもサイコロフィクションとかリプレイしか読んでな……こほん(。

■ ゲームをするのに最低限必要そうなところを読む
一部のマニアとかコレクターとかの方でもない限り、ルルブを買うのはそのゲームで遊ぶつもりだからであり、しかも多くの場合はどんなゲームかさえも知っていて買うことでしょう。そういった場合は、まずキャラクター作成の章を読みながらキャラクターを作ってみて(サンプルキャラクターのあるゲームでしたらサンプルから気に入ったものを選ぶだけでも良いでしょう)、最低限または一通りの判定をしてみるというやり方もあります。
わたくしの場合でしたら、D&D などはこのパターンでしたかしら。自分の PC のクラスに必要な部分だけ読んで、それでも面倒な数値的なルールなどは一切覚えずに、GM のお世話になりましたかしら。あるいはわたくしが GM をする場合も、このパターンが多いかしら。

■ とりあえずペラペラめくってみて気になったところを読む
でもまあ、すぐに遊べる予定があるわけでもないかもしれませんし、もしくは一緒に卓を囲んでくださる方々が手取り足取り(指示するのではなく)教えてくださるでしょうし、それならいっそのこと気になったところだけ読んでみてもいいでしょう。ルール的な面かもしれませんし、あるいは気に入ったイラストがあるとか、その程度でも構いません。というか実際に遊ぶときに選ぶスキルやら何やら的なものだって、イラストが気に入ったから、言葉の響きが気に入ったから、その程度で選んで構わないのですわよ。

■ 軽く眺める(≠ 読む)
上記の変種とも言えるのですが、見出しだけ見ておくとか、気になったところも読むまでいかずに眺めるだけという場合もございます。なんとなく雰囲気を掴むために、大きい文字だけという場合もございましょう。慣れてくると、それでも、ああこれは○○の系統のゲームね、それなら読まなくていいかしら、などといった判断ができるかしら。

■ 読まない
とりあえずルルブは入手しましたので、あとは棚に納めてしまって(棚が溢れている場合はその辺に積んでしまって、あるいは段ボールで届いたなら開けずに積んでしまうのも良いでしょう)必要になったら参照することもできます。その時になれば、一緒に卓を囲んでくださる方々が何ページに書いてあるとか優しく教えてくれるでしょう。

前世の頃、とあるゲームにはルール自体にこんなことが書いてございました。
ルールは次の章から書いてある。君が選ぶことができる道は3つ。どうする?
1. 通して読んでみる
2. ルールを確実に頭に入れる
3. 読まずに先に進み必要になったら振り返る

実際わたくしが所持するルルブの中でも「ちゃんと読んだ」ものなど皆無ですわよ。
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Kei
Kei日記
2024/07/06 19:43[web全体で公開]
😶 ローズ島の浜辺で、月明かりに照らされて。第一夜
ご機嫌よう。

Moonlight on Roseville Beach(以下 RR)、無事に???第一回を終えてきましたの。ゲイケーションに最高の場所ローズ島を舞台にもつれた人間関係や不思議な出来事を描く、クィアでディスコでコズミックホラーなゲームですわ。

もちろんそういったタイトルですから注意を要する要素もあり、わたくしの引き出しのなさを痛感したり、あるいはわたくしの描写がちょっと安全じゃなかったと反省する部分もございますが、PL の方が積極的にテーマとなる要素を描いて下さいまして、その結果まだ導入部分なのに既にトラウマ的な経験をされたり意に沿わない相手と関係したりと面白いことになっていますの。

ゲームシステム的にも PL 自身がそういう要素を描けるようになっていて、加えて、意外にも行動不能になるような状態を簡単に受けてしまうこともありますが、そういう選択自体もある程度 PL がコントロールできて、なかなかに良いシステムかと存じますの。

もちろん、多様なあり方の良い部分にももっと焦点を当ててまいりたいですわ。ご参加くださった PL の皆さまありがとうございましたっ。みんなが納得できるハッピーエンドを目指していきしましょ♪
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Kei
Kei日記
2024/07/04 20:32[web全体で公開]
😶 決闘がキッスで終わったりするゲームのお話
ご機嫌よう。

なんやかんやあって Thirsty Sword Lesbians(以下 TSL)の訳を見直しているというか訳しなおしているのですが、最初に訳したのはもう2年半も前のことなのですわね。

そんなわけで前半のまあプレイヤー向けに相当する部分までをようやく終えたところですの。まだまだチェックなども軽くしかしておりませんし、意訳や超訳になっているところもございますが、一部の方に訳のアドバイスをいただいたりしておりましたので、グループに恥をしのんで現状できたところまでを公開してまいりましたの。

TSL は2021年のネビュラ賞ゲームライティング部門を受賞、また同年の ENNIE 賞でもベストゲームとプロダクトオブジイアーに輝いたゲームで、ベースシステムは PbtA。相手を理解し、寄り添い、ベタ惚れし、イチャイチャし、最後にはキッスする、みたいな物語を描くゲームで、PC は剣を手に苦悩するレズビアンとなります。ルルブにもこう書いてございます。剣を手に苦悩する不幸なレズビアンが好きなら、あなたの居場所はここよ。

とはいえもちろんクィアテーマですし、保守的な立場から消費するようなものではございません。

いろいろと注意を要するゲームではございますが、ここまで来れば最低限なんとか遊べるでしょうし(GM用ルールのうち必要な部分は以前の訳で何とかするとして)、遊んでみたいですわ。
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散弾銃
散弾銃Kei
2024/07/04 16:15[web全体で公開]
コメント有難うございます!

お気遣いいただき、有難うございます!
そしてkeiさんはじめ他の方の言葉を冷静に理解できす、過敏に反応してしまって申し訳ないです。
言い訳になってしまいますが、色々なアナログゲームの場で、必ずと言えるほどプレイスタイルの違いがトラブルを産んでいたのを見ていたため、つい先走ってしまいました。

私も是非keiさんの卓にご一緒したいです!よろしくお願いします!
Kei
Kei散弾銃
2024/07/04 01:35[web全体で公開]
> 日記:申し訳ございませんでした。
わたくしは散弾銃さまが謝るようなことを書かれたとは思いませんけれど。というよりは、機会があればわたくしの卓にお誘いしてみたいと思いましたけれど。
Kei
Kei日記
2024/07/04 00:05[web全体で公開]
😶 設定がどんなに重くてもいいのですけれど
ご機嫌よう。

このお話はするかどうか迷っていたのですけれど。

何も言わなくてもキャラクターが重い設定になる素敵ないいタイトルがございますわ。 Dream Askew とか。Dream Apart とか。そもそもこれらのゲームのキャラクター設定はキャラクターの過去が重くなるようなプロンプトで構成されていますし、それに答えるだけでもひとつの物語になりますし、そもそもこれらのゲームは最初から「注意を要するテーマ」を扱っていますので、ゲームの運営に際してもそれに相応しい指針が示されています。一方で、遊んでいくうちに意図せずともキャラクター設定が重くなってしまうゲームもございます。青灰のスカウトとか。モンセギュール1244とか。これらも「注意を要するテーマ」のゲームですわね。そういえば好きなだけ重い過去を設定することができて、そのせいで苦しむゲームもございますわ。Wraith: the Oblivion とか。

「注意を要するテーマ」をゲームで扱うにはもちろん注意を要しますが、ですが、だからといって、ゲームで扱うには不適切だとか、ゲーム以外の場所で扱う方が健全だということはありません。そのように言われる筋合いもございません。
たかが(敢えてそう言わせていただきますが)ゲーム上の「注意を要する描写」すら満足に扱えない方々もいらっしゃいますし、そういった方々はあれやこれが気に入らないからブロックするなどという不毛な行為を繰り返したり、あるいはあれやこれやと不毛な圧力をかけてくるかもしれませんけれど、同意の上で遊ぶなら何の問題もございません。

とはいえ、以前にも申しましたが、わたくしはキャラクターの設定が重いことそれ自体は問題とは思いませんが、そのような設定を何万文字も書き散らかし、挙句にそのような設定を GM をはじめとした他の参加者に拾って欲しい、理解してほしいという態度だとしたら、わたくしの卓では問題視します。TRPG は一人の気持ちでは成立せず、語られる物語は卓の相互作用によって生まれるものですし、どんな動機であれ全員が物語を進めるか、何かしらの展開につながらなければなりません。殊更に、物語を止める理由としてキャラクターの設定を持ち出す行為は許されません。

GM として率直にいえば、ゲームが始まる前から余計なことは書かないでほしいですし、十分に不穏なプロンプトに答えるとしても、短いフレーズにしてほしい。なぜかというと、そこから物語が生まれるから。それなら他の参加者が拾えるから。余計なことを書いてしまうと、ゲーム的な物語の発展の余地がなくなってしまうから。

そしてもちろん、注意を要するような重い設定のキャラクターで遊びたいなら、そういうゲームでやってほしいですわ。そういうゲームがございますし、そういったゲームで遊んでいる方がより適切な方と遊べるのじゃないかしら。
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れすぽん
れすぽんKei
2024/06/29 21:19[web全体で公開]
コメントありがとうございます!
宣言と言うより提案(ただし指示に近い)と言うものでした。
強制までは行っていないけれど実質強制に感じましたね。
Kei
Kei日記
2024/06/26 23:34[web全体で公開]
😶 これまでに読んだり訳したり遊んだりしたジェンダーテーマの TRPG まとめ
ご機嫌よう。

わたくしは注意を要するテーマの TRPG が割と好きですし(注:ご一緒するプレイヤーによります)、そういったゲームの中にはジェンダーをテーマにしたものもございます。そこで、残念ながらオンセンでは需要がないでしょうが、まあわたくし語りとして、そういったゲームについて書いてみるのですわ。

■ Alice is Missing
3日前から行方不明になっている女子高生アリスの友人となって、彼女の身に何があったのかを解き明かしていく、みたいなゲーム。キャラクターは選択制で、その中にクィアなキャラクターが含まれます。ゲームの前半は参加者全員で行う舞台設定、後半は90分の完全チャット(声出しNG)で、3時間強で濃密な体験ができますし、それまで知らなかったアリスの姿が浮かび上がってくるのも刺激的。

■ Girl Underground
女の子らしさ、みたいな「守るべきルール」でがんじがらめになっている女の子が不思議の国のアリスもしくはオズの魔法使いのような不思議の世界に迷い込み、そこで出会った不思議な生き物と一緒に冒険して「守るべきルール」を体現するような出来事に出会い、それに NO と宣言してちょびっと成長して現実世界に帰る、みたいなゲーム。残念ながら公式サイトは消滅してしまい、予告されていたサプリメントも出ませんでしたが、好きなゲームですわ。

■ Thirsty Sword Lesbians
凍てつくような寒さの中で専制君主と戦うレズビアン、剣を交えても平和を求め。相手と深く心を通わせる人たち。決闘がハグとキスで終わることもあれば、他人の恋を応援して力を得ることもあるし、星々を飛び回ることもある。みたいなゲーム。誠実さと思いやりで世界をより良い方向に変え、敵を救ったり誘惑したり、いちゃついたり踊ったり戯れたりします。2021年のネビュラ賞ゲームライティング部門受賞。

■ Sleepaway
後述の Dream Askew をベースに、舞台をサマーキャンプに、テーマをホラーにしたゲーム。Dream Askew 同様に多様な性のあり方がキャラクターや物語を描く一部となっています。

■ Saphic Slumber Party
仲良し女子がお泊まりパジャマパーティで枕たたきをしつつ、もっと仲良くなったり相手にドキッとしたりするゲーム。恐ろしいことに「百合パジャマパーティ」の名前で日本語版があります。ドキッとするとドキドキが溜まって最後にキッスしたりします。

■ Dungeon Bitches
ファンタジー世界を舞台にシスでヘテロな社会に居場所のないレズビアンとなってダンジョンで生きていく、みたいなゲーム。ダンジョンといってもダンジョンハックものではなく、そういう場所にしか居場所のない人たちの愛とか絆とか喪失とかがテーマです。

■ Dream Askew
文明崩壊後の世界のまだ文明の残滓を残しているシスでヘテロな社会の片隅で、そういう社会に居場所のないクィアな人々となって、多様な性のあり方の中で互いに傷つき傷つけ合いながら生きていく、みたいなゲーム。性のあり方は本当に多様になって、キーワードから想像して描きます。以前遊んだ時には紹介が悪かったせいでマッドマックスになってしまいましたが、そういう風にも遊べます。

■ Night Witches
第二次世界大戦のソ連に実在した女性だけの空軍舞台をテーマに、夜は型落ちの戦闘機で前線に爆弾を落とし、昼は基地内での差別に立ち向かう、みたいなゲーム。

■ Virgins & Vixens
お伽話に描かれた悪役の女性となって、現代の価値観で彼女たちの物語を描き直すゲーム。キャラクターは選択制で、最初は昔ながらの厳しい女性像に縛られていますが、ゲームを通じてそういった制約を打ち破っていきます。

■ Blackout
第二次世界大戦、空襲下のロンドンで街を守るために働く女性をテーマにしたゲーム。

■ Bluebeard’s Bride
わたくしのエントリをご覧の方にはもはや紹介の必要もないでしょうが、童話「青髭」を下敷きに、青髭に嫁いだ新しい花嫁の人格の一部となって、かつての花嫁が何に苦しみ、また新しい花嫁(つまり PC)が何にどう苦しみ追い詰められるのかといったことを通じて、それでも青髭を信頼するのかどうか、その理由は何かを描くゲーム。海外 TRPG としては珍しく物理版も所有しておりますが、装丁がとても綺麗なのも特徴かしら。

■ Moonlight on Roseville Beach
クィアでディスコでコズミックホラー! 1979年のアメリカ、メキシコ湾岸または大西洋岸に浮かぶ架空のゲイの楽園ローズ島を舞台にしたゲーム。舞台設定が何より楽しいですし、装丁も素敵(わたくしが所有しているのは PDF ですけれど)。シス規範でヘテロ規範な行動には設定の側から制限が入りますが、そちら側からプレイできる余地もあります。

■ Lichcraft
国民保険制度が崩壊したイギリスを舞台に、数百年先のトランス医療の予約のために不死の秘密を学んだリッチとなって、恨み言を言ったり黒魔術を行ったりするゲーム。

■ Little Katy’s Tea Party
ケイティという子のイマジナリーフレンドになって、以前起こった出来事を描写し、あの時やったことはほんとうにケイティのためになったんだろうかとお茶会で振り返るゲーム。最後にケイティがどうしてこのお茶会に来なくなったのかを決めます。ジェンダーを意識せずに遊ぶこともできますが、付属シナリオ(なんと19本入っています)の多くはジェンダーを意識した内容です。

■ Wise Women
産業革命前の東欧の寒村を舞台に魔女となるゲーム。人々に魔女とバレないようにその技を使い人々を助けながら、でも魔女だと知れると村に残ることはできません(村から追放されてもそれでゲームが終わることはありません)。魔女の技の中には避妊や中絶といったものもありますが、歴史的にもそれを必要とするのはほとんど常に女性でした。

以下は表立ってジェンダーテーマというわけではないタイトルですが、それらしさを感じるものを挙げておきます。まあね、言い出したらネクロニカだってそれっぽくなってしまいますし。

■ Witch: the Road to Lindisfarne
黒死病が蔓延する1350年のイギリスを舞台に、私が呪いで病を広めましたと告白した魔女を聖地に連れて行って魔女裁判にかけるゲーム。キャラクターは選択制で、魔女も PL に割り当てられ、魔女以外は全員男性です。ゲームのテーマとしてはジェンダーはフィーチャーされていませんが、魔女のハンドアウトにはこの場で唯一の女性であることを利用するみたいなことが書かれています。

■ モンセギュール1244
モンセギュール城塞に立てこもった最後のカタリ派信徒となってアルビジョワ十字軍との戦いの中での日常を演じつつ、最後には負けて火刑に処されるか信仰を捨てるかの選択を迫られるゲーム。キャラクターは選択制です。歴史的にはほとんどのカタリ派信徒は火刑に処されることを選び、ゲームのテーマもなぜそれを選ぶのかという部分が大きいですが、キャラクターの半分は女性でしかもとてもジェンダーを感じさせる内容です。

さて、探すと(わたくしのディスクの中でさえ)もっとたくさんあるとは存じますが(Monsterheart 2 とか Visigoth and Mall Goths とか もございますわね)、今回はこの辺りにしましょうか。
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Kei
Keiれすぽん
2024/06/26 21:15[web全体で公開]
> 日記:詳しい人の深読み
件のログも何のゲームかも分かりませんし、問題となった PL の行動も決して褒められないというか嗜められるべきですが、わたくしこれは GM 側にも少々問題があると思いましたの。PC の行動に関してはその PL に権利がございますし、誰も他 PL の宣言を否定したり上書きしたりすることはできない(はるか大昔の D&D にはそうすることができるルールがございましたけれど)ということを GM ははっきりと宣言されるべきかしら。
Kei
Kei日記
2024/06/26 01:46[web全体で公開]
😶 サマーキャンプの日々のお話
ご機嫌よう。

先日はローズ島の準備などと書いておりましたが、このようなプレッシャーのかかる状況でわたくしがやることと言ったら……そう現実逃避ですわ♪

というわけで近頃にわかに Belonging Outside Belonging(以下BOB)熱が再来しておりまして、BOB というのは Dream Askew / Dream Apart(以下 DADA)というたいへんに注意を要するゲームに端を発する GM なしシナリオなし判定なしで、キャラクターのほかに設定もプレイヤーに割り当てられるというゲームシステムなのですが、バンドルで購入して読まずにディスクの肥やしになっていたものを漁ってみたら BOB を採用したゲームを意外と結構持っておりましたので。訳すのですわ。

今回訳すのは、中でも気になった Sleepaway というタイトルで、サマーキャンプを舞台にした恐怖と幻想もので、BOB らしくがっちりと LGBTQIA+ テーマですの。作者は Wanderhome の Jay Dragon。Wanderhome の作者というのも訳してみようと思ったきっかけかしら。

さて、訳すと言っても PDF から原文を取り出して、改行などを綺麗に整形したらおもむろに deepl につっこみ、出てきたものを調整する「だけ」なのですけれど。まあね、PDF には文章の構造という概念がないので、時には原文を取り出すだけで闇になることもございますが、今回のファイルは割と素直でしたかしら。

そして、BOB といえばアレですわ。アレというのはもちろん、どう訳していいものかさっぱりわからないフレーズたち。文章になっていればまだ意訳のしようもあるというものですが、一単語だけ、あるいは短いフレーズだけで列挙されていると、もうどうしたものやら。なのにこれらのフレーズがゲームシステム的に意味を持つことになっていますので、deepl と google 翻訳と辞書を行ったり来たりしては自分の語彙のなさに打ちひしがれるのですわ。

さらに、Sleepaway には DADA(のうち Askew の方)そっくりなジェンダー概念がございまして、つまり、その言葉から性のあり方を想像するという仕組みで、恐怖と幻想にジェンダーも組み込んでいるのですわ。

雰囲気は正直なところ結構暗めかと存じますが、楽しそうじゃないかしら。

恐怖と幻想さらにクィアともなれば、本来ならばいま準備を進めていなければならないローズ島とも通じるテーマで、こんな風に、人生何が役立つのか分からないのですわね。と苦しい言い訳をしておきますわ。
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Kei
Kei日記
2024/06/24 22:29[web全体で公開]
😶 ローズ島が目前ですの
ご機嫌よう。

Moonlight on Roseville Beach の卓がいよいよ迫ってまいりまして、わたくしも準備に目を回しているのですわ。今回はシナリオなしオープンワールドで遊ぶのですが(といっても当然遊ぶのは初めてですが、ルルブにある記載は総動員し、ルルブのシナリオは使いません)、初期段階で登場人物が70人以上、フックが20以上ございまして、到底覚えられるものではございませんが、PL の方々にスムーズに島での体験をお楽しみいただくにはどうしたら良いか、頭を悩ませているのですわ。

はてさて、ローズ島という小さな島を舞台にいまにも物語を紡ぎ出しそうな設定がコンパクトにまとまっている上に、当然のことながらキャラクターの設定も物語を生み出しそうな方向にシステム的に誘導されておりますが、どうなるのかしら。

いまはまだ楽しみでいっぱいな気持ちの方が勝っておりますけれど、卓の直前には緊張で吐きそうになっているに違いありませんので、楽しみ♪な記録としてこのエントリを残しておくのですわ。
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Kei
Kei日記
2024/06/23 22:46[web全体で公開]
😶 復讐の味は甘いのかしら?
ご機嫌よう。

Vampire: the Masquerade の続きでしたの。色々とございましたが、楽しかったですわ。わたくしのキャラクターは血の親にちょっとした復讐をし、そうしたいという願望さえありましたが、そんなのは大望の前には些細なことで、大望に関しては何も一歩も進んでいなく、確かに盛り上がりましたしここ一番の楽しいところでもございましたが、終わってみれば虚しさもございますかしら。

つまり、復讐の味は甘くはあったのですが、癖になるような甘美なものではございませんでしたの。

というかわたくしのキュラクターが求める「甘美なもの」は誰も彼もが諦めるよう圧をかけてきますし、けれど、手放してしまうことができないのですわね。傍迷惑で独りよがりなな設定としてではなく、ゲームシステム的にも。もちろん GM 様はわたくしが本当に困り果てるような形で(注釈:わたくしまだまだ大丈夫ですわ)これを利用くださいますし、罪深いゲームと罪深い人々なのですわ。

わたくしのキャラクターの視点だけではなく物語は大きく動いた感じがしますし、他のキャラクターがどう動くのかも興味津々、大いに楽しませていただきましたわ。

ご一緒くださった皆さま、ありがとうございましたっ♪
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星屑
星屑Kei
2024/06/18 21:01[web全体で公開]
> 日記:いまにも物語になりそうな設定のお話
新着日記からお邪魔します。

この問題は根深い問題ですね……。
どちらかと言えばKPとしてこういった場面になってしまいその場では処理しつつもこっそりと裏で枕を濡らす……といった事の方が多いのですが、PLとして参加した卓でそういった印象をKPに与えてしまったのだと気が付いた事も幾度かあります。

私はどちらかと言えば確りと練り込まれたPCが好きで、とはいえPCの設定は出来ない理由ではなく前に進む理由であってほしいと常々考えております。そこで立ち止まられ、ましてや進む事を拒否されてしまえばKP側もそれに応じた不本意な処理をせざるをえません。しかし一方で定められた物語通りに動かなければならないという圧を感じてしまう瞬間がある事も理解できるのです。(勿論その圧にへそを曲げてと言うよりは仰る通り解釈違いによる拒否なのでしょうけれど)


結局のところ問題は設定を織り込みすぎる事ではなくそれ以前に相手と意思疎通を図れるか否かなのではないでしょうかという一般的かつありきたりでお利口な結論にたどりつきつつも、編み込まれた過去と思いが物語と共存する世界であってほしいと願うばかりです。
Kei
Kei日記
2024/06/18 20:22[web全体で公開]
😶 いまにも物語になりそうな設定のお話
ご機嫌よう。

なんていうか、キャラクターの設定については皆さま色々なお考えをお持ちでしょうし、癖を投入したウチの子を愛おしく大切に思う気持ちも分からないではないですわ。もちろん GM としてはそういう設定をできるだけ拾いたいですし、物語に上手いこと活かしたいと思っておりますの。

けれど、時には困ることだってございます。

TRPG はコミュニケーションのゲームであり(殊更にこの側面を強調するのは、ルールの運用を競うゲームではないという意図ですけれど)、物語は当然コミュニケーションによって(ルールを運用した結果ではなく)描かれます。ですので、ウチの子はこういう設定でこんなことはしません、これは嫌であれも嫌でウチの子はそんな子じゃありませんみたいな強い主張というか我儘ではなく、こんな設定なのでこんな風に物語に関わり、こんな厄介ごとを生み出してこんなドラマになりますというフックになって欲しいのですわ。

キャラクターは物語を止める要素ではなく、いまにも物語を生み出しそうな要素であってほしいんですの。

というかこれは GM としての我儘かもしれませんが、物語を止める要素にキャラクターに対する PL の思い入れが追加されると、ゲームが崩壊してしまいますの。必死に考えて描いたり提案したりしたことが、ウチの子はそんなことしませんと否定されたり、それではどうするか相談してもそれを考えるのは GM だとか、さらには上手に卓を回せない GM だと言われてもほとほと困りますの。

キャラクターの設定を10万字とか100万字とか書いていただいても一向に構いませんが、そんなの全部読むはずがありませんし、加えて言えば、読んでもらえて使ってもらえて物語が盛り上がるようにするのは PL の責任ですの。

つまり何が言いたいかというと、キャラクターの設定に余計なことは書かないで頂戴。殊更に、思ってるのと違うとかウチの子はそんなじゃないと言うのなら。
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Kei
Kei日記
2024/06/17 21:06[web全体で公開]
😶 デュアルディスプレイって本当に必要かしら
ご機嫌よう。

個人的に今の環境は 1728 x 1117 + 2560 x 1440(デュアル)ですので狭いと思っておりますし、その狭さを少しでも解消するために、それぞれに仮想ディスプレイを3面割り当てた合計6面で使っておりますが、7680 x 4320(8K)とかのディスプレイがあれば一面で十分かもしれませんわね。

などと思っておりますが、何しろそんなに大きなディスプレイを置く場所がありませんので、闇になっているのですわ。
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Kei
Kei日記
2024/06/16 02:16[web全体で公開]
😶 一回目以上に緊張した二回目のお話
ご機嫌よう。

わたくしもたいがいコミュ障というかコ無ですし、卓前といえば緊張するばかりなのですわ。そんなわたくしの記憶の中でも特に緊張したゲームが、Bluebeard’s Bride(以下 BB)ですの。BB はテーマが非常に難しいというか注意を要するゲームでして、妻殺しの男青髭の新しい花嫁となった PC が、過去の花嫁たちの苦しみに直面し自分の大切なものを失い辱められるといった恐ろしい現実に直面し選択を迫られるという内容ですの。当然のことながらジェンダーや性に関する描写があり、安全に対する配慮も必須、しかもなぜか当時とち狂っていたことに、何度か遊んだことがある程度の方と初めましての方を相手に遊ぶというチャレンジをしまして。
あんなに怖かったことはありませんの……と、思うかしら。

それが、同じ方を相手に更に遊んでおり、二度目の方がずっと緊張したし怖かったんですの。振り返れば、一度目はまだ勢いでなんとかなりましたし、ゲームの遊び方も試行錯誤で、そちらで気が紛れていたのかしら。けれど、先に挙げたような描写は事前に用意されているわけではなく、あくまで描写のヒントがあるだけでその場のアドリブですし、その上花嫁を酷い目に合わせないとゲームとして成立しませんし、当然精神的に追い詰めるみたいな側面もあり、一度目よりも怖がらせなければというプレッシャーもあり、そのことを知ってもう言い訳ができなくなった二度目の前は食事が喉を通らず、無理に食べても味がわからず、腹痛と吐き気、頭の中はなぜまたこのゲームを遊ぶことにしたのかという後悔が渦巻き、ほんとうに心臓の音が聞こえるくらいに不安と恐怖と緊張でいっぱいでしたの。

誤解のないように言い添えておきますが、BB は大好きなゲームですし、無闇にお勧めはしませんが個人的には推しですのよ。それはもう PDF を揃えた後から物理版をセットで個人輸入したくらいですし、わたくしが注意を要するテーマやジェンダーテーマの TRPG を遊ぶようになったのも、BB があってこそですわ。

ではまた遊ぶかですって? 考えただけで緊張で吐きそうですわね。
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Kei
Kei日記
2024/06/15 22:00[web全体で公開]
😶 闇が深い人々と恋に恋する人々かしら
ご機嫌よう。

Vampire: the Masquerade 5e 卓の続きでしたの。さすがの GM 様がわたくしの PC の大切な部分をとんでもない風に利用してくださいまして、うれしい悲鳴をあげているのですわ。もう本当に困ってしまいますし、これまで考えていたことなんて些末なことになってしまいまして、たいへんに罪深いゲームでこの上なく楽しく、いまはまだどうしたらいいのかアタマがぐるぐるしておりますが、それでも次回が待ちきれませんの♪
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Kei
Kei日記
2024/06/13 23:46[web全体で公開]
😶 魔女裁判のゲームのお話
ご機嫌よう。

魔女裁判をテーマにしたバッドエンドになるかもしれない TRPG、Witch: the Road to Lindisfarne を紹介しましょうか。この TRPG はまた別のヤバ TRPG、モンセギュール1244 のハックで、システムはほぼ同じです。GMレスで判定もありません。当然のことながら、英語です。

1350年、ペストが蔓延し人々がどんどん斃れていくイギリスで、一人の女性が教会に懺悔します。わたしが魔女の呪いで病を流行らせました、と。ゲームの目的は、この魔女を聖地リンディスファーンに連れて行き、魔女裁判にかけることです。

なんだ魔女を魔女裁判にかけるのか、その途中で何かしらのイベントがある感じなのかと思うかしら。まあね、途中でイベントがあるというのは間違ってませんわよ。

さてお立ち合い。

このゲームでは PC は選択制で、魔女も PC に含まれます。つまり、誰かが魔女の役割を演じます。ゲームの最大の難関は魔女の役がとてもチャレンジングで、実際魔女役によって印象が結構変わりそうだということかしら。加えて、魔女役は精神的にもちょっと辛いかもしれません。

物語の展開によって彼女を魔女裁判にかけないこともあります。彼女は生き残るためになんでもするかもしれませんし、大人しく魔女裁判に向かうかもしれません。何しろ PL がつきますので、予測がつきません。彼女がほんとうに魔女だったのかは、ゲームが終わるまで明らかになりません。

そんなわけで、自分で遊べる程度の訳は終わっていて、遊ぶ準備もほとんど万端なのですけれど、例によって注意を要するゲームですので投入機会を伺っているのですわ。
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散弾銃
散弾銃Kei
2024/06/13 23:43[web全体で公開]
コメント有難うございます。

自分と近い感覚の方がいて嬉しいです!
少し大袈裟な言い方かもしれませんが、プレイヤーの魂がそのキャラクターに寄り添っていれば、声質も見た目も関係無く、そこにそのキャラクターが「居る」と感じられるように思います😊

最後のジェンダーアイデンティティについての文章、考えさせられました。
自分がロールプレイする事への抵抗感は、例えば「異性の気持ちが解らなくて上手く入り込めない」という類のハードルもありそうですし、抵抗感自体がその人の性自認の現れという事もあるかな、と。
でも他の人のロールプレイについては、「外見と中身のパブリックイメージは一致しているべき」という気持ちから来るものだと思うので、確かに……。
私は他の方にその辺を押し付ける人にはまだ会ったことがないですが、自分も無自覚にそんな発言をしてないか少し気になってきました。
Kei
Kei散弾銃
2024/06/13 23:12[web全体で公開]
> 日記:異性のロールプレイ
自分が異性を演じるのも他の方が異性を演じるのもなんの抵抗も問題もないかしら。
声のトーンなど全く気にしませんし、ちょっと語調を整えたりそれっぽい描写を入れていただければ十分かしら。
キャラクターの性とプレイヤーの性のあいだには全く関係がなく、物語に貢献していただけるかどうかが大事かしら。
異性の PR(殊更に他者がそうすること)に抵抗があると言うのは簡単ですけれど、わたくしはむしろ、そういう主張がジェンダーアイデンティティなどを否定するような感じがして嫌かしら。
Kei
Kei日記
2024/06/11 20:17[web全体で公開]
😶 この夏はローズ島に滞在することになりましたの
ご機嫌よう。

Moonlight on Roseville Beach 卓をひそかにこっそり(オンセン外で)募集したのですが、瞬間で立ちましたの! GW 明けくらいから自分で遊べる程度に訳していたのですが、クィアでディスコでコズミックホラーというアオリがもう楽しそうで、とても遊びたかったのですわ(このアオリでお分かりの通り LGBT テーマです)。人外なども登場するというか PC にできますし、魔法もありますし、ルルブに掲載された種々のフックもいまにも物語になりそうで、システムもなかなか興味深く、実際に訪れるのが楽しみですわ♪
もちろんわたくしが GM ですので、ご参加くださった PL の皆さまが「ローズ島で過ごしたあの夏」という印象を持っていただけるようにしたいと思っておりますの。
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聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/06/11 20:02[web全体で公開]
同じエントリーへの他の方のコメントも見ました。


平野耕太先生の漫画に登場する人物が
ゲームで感動した時は、という問いかけへの答え。

「Civilization2」
「自国の辺境都市に迫る蛮族の騎兵軍。
防衛隊はすでに全滅。
新造した防衛ユニットの完成までどうしても1ターン足りない。
だが 近くで開墾していた開拓団ユニットがその進路上に立ちふさがり
そのわずか1ターンを稼ぐ為、全滅した。
その彼らと連中の決意を思うときだ」

自由なゲームシステムなんてない。
プレイするヒトが自由になるかどうかだと思います。
Gilt Lily
Gilt LilyKei
2024/06/11 02:15[web全体で公開]
そうですねえ、PL視点だと結局シナリオ通りじゃんって思えるのかもしれないですね。
GMだとまさにヤリタイ=ホウダイ!ですよ。私が自由です。
Kei
KeiGilt Lily
2024/06/11 01:12[web全体で公開]
MMORPG には自由度がない! なるほど! ってなっていますの。
だって TRPG ってそんなに自由かしら? いえ、あの、蛇足なのですけれど、わたくしには、いわゆる TRPG がそんなに自由そうには見えていませんでしたのね。わたくしも歳がバレるお話をしますが、安田御大がゲームブックの後書きなどで TRPG は自由と書いてらしたあの頃よりも随分遠くに来てしまって、思っていたよりも自由ではなくなったしヘタな TRPG よりは MMORPG の方が自由だと何となく、何となーく感じておりましたので。
Kei
Kei散弾銃
2024/06/11 00:55[web全体で公開]
コメントありがとう存じます。なるほど、私的な掘り下げができるというのは確かに TRPG の特権かもしれないですし。加えて、そこからどんなお話が作れるか、まで行けば TRPG の領域になるのは間違いないですわね。
Kei
Kei聖岳生馬
2024/06/11 00:51[web全体で公開]
ははーん。RPGと名付けたモノをこねくり回すのが好きというのは割と納得できる説明ですわね。まあ、それに関して言いたいことが出てしまうのも(翻ってわたくしも相当拗らせてますので♪)また一興かしら。
Kei
Keiポール・ブリッツ
2024/06/11 00:48[web全体で公開]
ポールさまとは何度か遊ばせていただいて、PLとしてもGMとしても素敵で信頼できることは存じておりますわよ♪
MMORPG では主役になれないし、ストラテジーには作者の意思や意図がないというのはちょっと分かりかねますけれど、そういう印象が一般的なのかしら。
べいろす
べいろすKei
2024/06/11 00:25[web全体で公開]
有難うございます。
そうですね。ゲーム・抽象の出来事と割り切って、妥協を見出さないといけないですね・・・。
Gilt Lily
Gilt LilyKei
2024/06/10 23:47[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期
TRPG自体、ウォーゲームから派生してストーリーが付け足されたものですからね。
原点回帰という点では、シミュレーションやストラテジーよりになるのも正しいものですよ。

私がMMORPGをやらない理由ですか?
一つは、それに触れる前にTRPGに触れたことです(年がバレるな?)。
もう一つは、MMORPGは自由度がないことですね。結局システムの外には出られませんから。
散弾銃
散弾銃Kei
2024/06/10 22:56[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期

初めまして、コメント失礼します。
ストラテジーゲームは分からないのですが、MMORPG楽しいですよね。私も昔やっていました。架空の空間で、普段の自分とは違う顔で、顔も知らない仲間と冒険して。とても面白かったです😊

でも、シナリオや物語ではなく、あくまで「戦うためのキャラクターを好きなように作るもの」なので、他の人とのやり取りも、自分の性格の延長でやり取りするようになってしまうんですよね。

「こう人生を送ってきた人が、こういう物語に登場したら、どんなお話が作れるかしら?」「私はそれを、どんな風にお芝居できるかしら?」という楽しさを一番満たせるのは、私にとってはTRPGです😊
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/06/10 22:18[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期

この世界には多種多様なゲームがあり、また多種多様な欲求があるのでしょう。
この表面上の欲求を満たすのに向いたゲームもどこかにあるのでしょうが、
多くの人にとって、欲求を満たすことが最優先ではないようです。

人間はボヤキながらRPGと名付けたモノをこねくり回すのが好きなのでしょう。
そこは論理ではなく。

ポール・ブリッツ
ポール・ブリッツKei
2024/06/10 21:32[web全体で公開]
> 日記:TRPG まったく分かりませんの定期
結局のところ、自分は「俳優」をやるのが好きなんだろうと思います。
「シナリオというものが存在しない演劇の俳優」ではなく、「シナリオが伏せられている演劇の俳優」をやるのが楽しいのでしょう。GMがまだ明かしていないシナリオの先を推理しながら、現在置かれている状況の人間としてRPをするのが楽しい。そこでGMが明かしたシナリオが読み通りだったら嬉しいし、読みを外されたらびっくりできる。
それを続けて、最後にフィナーレを迎え、ともに参加したPLやGM、もしいたらギャラリーに一礼できる、そういうのが好きなんだと思います。自分が基本的に活字と物書きで育ってきたからでしょうか。
MMORPGは、どうあがいても、「主役」を演じることは不可能ですし、ストラテジーゲームには、先を読めるようなシナリオ作者や監督の「意図」なり「意志」がありません。
そういうことなんじゃないかな。
Kei
Kei日記
2024/06/10 21:18[web全体で公開]
😶 TRPG まったく分かりませんの定期
ご機嫌よう。

わたくし常々思っていることがございまして。
MMORPG をされた方が良いのじゃないかしら?
ストラテジーゲームをされた方が良いのじゃないかしら?
それなのに、どうして TRPG なのかしら?
いいね! 13
Kei
Keiべいろす
2024/06/10 20:06[web全体で公開]
> 日記:集中攻撃の謎
ゲームによると思うのですが、いずれにせよ TRPG はゲームですので、楽しいこととリアルなことのどちらが大切かという観点でお考えになった方がよろしいかしら。
> PC側にリープスラッシュ使いが5人 vs 敵側にリープスラッシュ使いが5人 というシチュエーション
わたくしは、こういったシチュエーションにするのが良くないと思いますの。 その上で集中攻撃しない理由として、美学に反するからですとか、獲物がじわじわと弱っていくのを見るのが楽しいからですとか、色々考えられるかしら。
那緒
那緒Kei
2024/06/10 01:44[web全体で公開]
なるほど!確かに難しいですが、そのシナリオを完璧にマスター出来ていれば、推奨技能とかも、無くてもどうにかなるのかもしれませんね。アドバイスありがとうございました!
Kei
Kei那緒
2024/06/09 23:24[web全体で公開]
推奨技能はありませんし、シナリオに指示されていたとしても無視しますわよ。決めたり描いたりするのはプレイヤーですので。
那緒
那緒Kei
2024/06/09 21:59[web全体で公開]
アドバイスありがとうございます!
なるほど自由な技能封印!大胆ですね~。と言う事は、基本的に推奨技能とかをガッチガチに書くタイプですかね?
RPで自動成功も、かなりやってみたいですね~。
お教え下さりありがとうございました!
Kei
Kei那緒
2024/06/09 01:39[web全体で公開]
> 日記:先達の皆様に質問です!
非常に少数派だとは思いますが、わたくしは無駄な判定(最たる例が CoC における探索判定)など百害あって一利なし過激派という派閥ですので、ステータスに合わせて適切な行動を宣言するとか RP するとかしていただければ、そもそも判定せずに情報を与えます。
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/06/08 20:01[web全体で公開]
> 日記:ハッブル宇宙望遠鏡の行方のお話

いいですね! いいですね! >誰も地球に戻らないという結末
Kei
Kei日記
2024/06/08 19:55[web全体で公開]
😶 ハッブル宇宙望遠鏡の行方のお話
ご機嫌よう。

ついに FATE Accelerated(以下FAE)を遊んだのですわ! この卓自体は数ヶ月前に募集していて、色々な都合で伸ばし伸ばしになっていたのですが、他の卓の日程調整で選ばれなかった候補日から無理苦理遊んでくださいとお願いして、やっと開催にこぎつけましたの。

FAE は FATE Core というナラティブ系 TRPG の簡易版で、FATE の各システムの中でも特に簡易で事前の準備なしに早回しで遊べることがウリですの。英語ですけれど。煽りによると……、あなたの物語を全速力で! FAEを使えば、どんな物語も数分でプレイ可能に! キャラクター作成、アクションの解決、戦闘など、あらゆることが30秒で描けます!
まあ実際30秒ということはないのですけれど、GMありシナリオあり判定ありということを考えると、驚異的早回しができるというのはわたくしも同意するところですわ。そんなシステムを使って遊んだのは、ちょっと以前に話題になった NASA のシナリオ The Lost Universe ですの。シナリオ中の記載は D&D を強く意識したものになっていますが、そんなものは全部うっちゃりまして。今回はセッション時間3時間を目標にしましたわ(実際には 3.5 時間ほどかかりました)。

まあね、ちょっとこのシナリオは(悪い意味で)吟遊すぎるというか、わたくしの個人的な正直な感想ですが、TRPG のシナリオとしてはそれほど出来は良くないかしら。海外シナリオの多くが日本で標準的と思われる観点からするとちょっと……なところがあるという前提に立ってさえ。まあね、実際にシナリオの目的も教育的効果の方に向けられていますし。
というわけで余計な記載なども完全にスルーしまして。FAE はナラティブ系であって、結果として同じことを描いたとしてもやり方は違うんですのよ。作者の考えた「たったひとつの冴えたやりかた」なんかお呼びじゃありませんの。
その結果、ラスボスは倒さず改心させ、PC たちは誰も地球に戻らないという結末になり(PC 視点ではハッピーエンドですわ)予想外に楽しかったかしら。GM としても予想外の出来事が起こりましたが、うまいこと描けたと申しましょうか、こうなったのもご参加くださった皆さまのおかげ、そしてシステムに FAE を採用したからという部分も大きいかしら。

遊んでくださったかわいい天使の皆さまありがとうございました。
いいね! 8
セス・メイソン(CoC7PC名)
セス・メイソン(CoC7PC名)Kei
2024/05/30 18:21[web全体で公開]
> 日記:ストーリーゲームについてのお話
コメント失礼します。
トロッコ問題のように選べる選択肢が極端に少ないものは物語というよりは伏線の認識です。
助けた側あるいは見捨てた側、もしくは仕組んだ側から自分に向けられる因縁が生まれて始めて物語になるのだと思います。
通過歴によるキャラクターの再定義も物語性の刺激になりそうです。

余談ですが私はトロッコの前輪が通るタイミングでレバーを引いてトロッコの前後が違うレール上を疾走し脱線するという回答が気に入ってます。
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/05/30 11:51[web全体で公開]
> 日記:ストーリーゲームについてのお話

TRPGと呼ばれるゲームも範疇が広いので、色々な作品を楽しみたいですね♪
Kei
Kei日記
2024/05/30 01:38[web全体で公開]
😶 ストーリーゲームについてのお話
今回お話する内容は(いつも通りではありますが)わたくしの個人的な経験や感想を元にしており、話半分くらいのつもりでお読みください。また他の文献もご参照ください。

ご機嫌よう。

実は先だってからストーリーゲームについてお話しようかなと思っておりましたが、どうしてこのお話をしたいと思ったのかというと、TRPG における物語とは何か、もっと噛み砕いて言うと、何が楽しくて何がエモいのかについて、ちょっと気になったからですの。ストーリーゲームというのは TRPG の一種で、ストーリーゲームというジャンルに属します。
現状のセッションで十分に楽しいしエモいし満足している、またはダイスの出目に一喜一憂することで十分に満足していると言う方は、ここから先は読まずに回れ右して帰ってよくってよ。

さて、物語の楽しさやエモさは一体何によって生まれるでしょう? システムの運用かしら? よくできたシナリオかしら? GM の素敵な描写かしら? 同卓した方と気が合うからかしら?
残念なことに後者の方はテクニックについて語られることがほとんどなく、合わないのでブロックするというような不毛な行為が延々と行われているのが日常かしら。けれど、合わない相手が悪いのかしら? もちろん、時には非常に問題のあるプレイヤーがいるということはわたくしも存じておりますわよ?

話を一旦戻しますが、物語という観点に関して言うと、多くの場合シナリオの良し悪しという観点がついてくるのじゃないかしら。このシナリオがエモい。普通にそう思ったり言ったりしてりゃれるのじゃないかしら。けれど、そういったシナリオの中には少なからず、作者が自分のエゴでプレイヤーの感情を揺さぶろうとしているものがございます。

その一方で、わたくしこれまでに何度も言っておりますが、シナリオの作者は卓の現場にいませんの。

では最初の問いに戻りますわよ? TRPG にとって物語とは何かしら?

わたくしは先ほど悪し様に書きましたが、実際に作者がプレイヤーの感情を揺さぶろうとしているシナリオは非常に危険だと思っておりますの。殊更に、なんでも許せるって、何を意味しているのかしら? 卓には同意があり、何度でも言いますが、その場にシナリオの作者はいないんですわよ。

TRPG を遊んでいて、ほんとうにつらい選択をしなければならない時があるのは分かりますの。わたくし自身、そういう瞬間は割と好きでもありますし。けれど、その選択や決断は選択肢にあるものとは限らず、シナリオが想定している物語に沿うものとも限らないんですの。あえて誤解を招くような矮小な表現をしますが、これエモいでしょどれか選んで、ではないんですの。

さて、ここからやっとストーリーゲームのお話ですわよ。

ストーリーゲームには大抵シナリオがなく、ゲームは一貫して何かの物語を生み出しそうな大局的な状況を提供します。ここでいう物語というのは、ダイスの出目によってたまたま演出されるものではなく、シナリオのように予め決まったものでもありません。ほとんどの場合、キャラクターを取り巻く大局的な状況は決まっていますし、その状況を変えることはできません。そう聞くと、普通のシナリオと一緒だと思われるかもしれませんわね。けれどストーリーゲームにはストーリーゲームのギミックがあります。ここで敢えて大局的というのは、馴染みのあるいわゆるシナリオが提供するのは極めて局所的な状況だからです。

ちょっと何を言ってるのか分からないかもしれませんわね。

はるか昔、わたくしの前世の頃は TRPG というのは特定のごく狭いその場だけの状況に対して「君ならどうする?」という自由な選択肢を与えられるゲームでしたし、いまでもそのような側面はあるのかしら。そのような狭い選択肢の中でも何かを決め茶番をしダイスの目神に振り回され、十分に楽しい物語になったかしら。けれど、それで十分なのかしら?
あるいはこう言ったらいいかしら。目の前に線路があって、ポイントを切り替えるレバーがあります。トロッコが爆走してきて、このままでは線路の先にいる5人が轢き殺されますが、レバーを引けば切り替えた線路の先にいるのは一人で、その人だけの犠牲で済みます。いますぐ決めなければなりませんが、どっちにしますか? これがシナリオとして提示される選択と決断だとしたら、ストーリーゲームの特徴は、物語の根幹を成すほどに困難な選択や決断をプレイヤー自身が見つけて描くことにあります。つまり、先に挙げたようなトロッコ問題は提示せず、同じような困難な選択や決断をプレイヤー自身が描くように誘導されます。自分自身で描いた選択と決断がエモい物語になるのですわよ。
もちろんストーリーゲームも TRPG ですから、他のプレイヤーが描いたことが大いに影響します。

どっちがいいかしら? どっちが安全かしら?

わたくしは二つの点から後者の方がいいと思っておりますの。一つは、プレイヤー自身の語りが相互作用してほんとうに予測できない物語を生み出す(かもしれない)点。もう一つは、自分自身が直面する問題を自分自身で描くことができるという安全性。これにはもちろん、自分自身の運命を自分自身で選ぶことができるという点も含みますわ。シナリオ作者の悪意でロストするのは嫌だけど、自分で描けるのだったら。というか、どうしたら自分がエモいと感じるのか、自分で知っているでしょう?

いまにも物語を生み出しそう、というのは実際 TRPG の永遠のテーマなのかしら。初期の頃はダイスの目神の気まぐれに頼っている部分も大きかったでしょう。それから盛りに盛った設定が現れ、システムが意図した物語を表現するためのステータスが現れました。物語らしいシナリオだって。そのどれもが楽しいかと存じます。けれど、物語を駆動する手法はそれだけではありません。ストーリーゲームが示しているのはプレイヤー自身に語らせるという手法です。もちろん、語りたくないプレイヤーがいるということは存じております。

ともあれ、もっとストーリーゲームに興味を持って遊んでくださる方は増えたらいいのにな。
いいね! 12
Kei
Kei日記
2024/05/22 02:29[web全体で公開]
😶 ローズ島の訳を進めておりますの
ご機嫌よう。

Moonlight on Roseville Beach、プレイブック的な部分を訳しただけで遊べる気になっていたのですが、全然でしたの。というわけで自分で遊べる程度に訳しているのですわ。
判定方法とかも結構面白くって、まあナラティブ系ですので不要な判定とかはしない前提ではありますが、ダイスをたくさん振ると成功する確率が高くなる一方で、余計な厄介ごとが起こる確率も高くなるみたいな感じで、是非とも成功したいので厄介ごとも受け入れたり、厄介ごとを引き受けるくらいなら成功しなくていいといった風に結果を選ぶことができて、なかなか面白そうですわよ。
システム面だけでなくこのゲームのテクスチャは好きですし、遊べたらいいなと思っておりますの。
いいね! 11
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/05/19 17:54[web全体で公開]
ほんとうに困っちゃいますね!
Kei
Kei聖岳生馬
2024/05/19 16:33[web全体で公開]
半刻ほど前に、半年以内に反騰のために叛徒の版図の半島を反時計回りに回って半透明になる半途のハント氏をHuntするよう命じられたのですわね。苦しいですわね。
聖岳生馬
聖岳生馬Kei
2024/05/19 10:28[web全体で公開]
> 日記:反氏族への道かしら?

叛徒の版図でハント氏をHuntしてこいって言われちゃうんですね。
Kei
Kei日記
2024/05/19 02:28[web全体で公開]
😶 反氏族への道かしら?
ご機嫌よう。

Vampire: the Masquerade 5e の続き!なのですわ♪ 今回は前回までに輪をかけて情報が多く、プレイヤーたるわたくしの小さな脳みそでは到底追いつけなくなりつつあるのですが、ともあれ、わたくしのキャラクターたる新米吸血鬼は血の親をたいへんに嫌っておりまして(怖い目にもあっているので怖れてもいますが)、あれやこれやと考えを巡らせているのですわ。

というわけで組織の利益も氏族の利益もそっちのけ(キャラクターの視点ではそのような命は受けておりませんし)、叛徒の版図に足を踏み入れてはならないという教育係の言いつけも破る気満々(だって向こうから招待状をいただいておりますし)、もちろん素敵な GM 様のことですからどんな罠が待っているか知れたものではございませんけれど。

一方でカマリリャの血族の中にも推し(いまだ正体が不明ですが、いっそサルブリだったりしないかしら♪)はいますし、うまいこと……こほん。

とにかく三勢力の思惑が入り乱れているようであり、わたくしのキャラクターとしては他の PC 全員に自分の思いの一部は伝えまして、まあ他の PC が信頼できるのかどうかは計りかねているのですけれど(一部の PC からは結構悪く思われているようですし?)、具体的にはまだまだ考えなければならないことも多いですけれど、うまく立ち回れるかといいのですけれど。

その他にも(人間の)生家の闇が語られるのではないかとか、いまだに正体がわからない登場人物たちについても興味津々ですし、次回が楽しみで待ちきれませんの!

お誘いくださった GM 様、ご一緒くださった皆さまありがとうございました。

(注:WoD では GM ではなく ST ですが、わたくしのエントリでは一般的な表記に統一して記載しております。
いいね! 11
Kei
Kei日記
2024/05/17 02:16[web全体で公開]
😶 青い鳥に導かれ……はしませんでしたの
ご機嫌よう。

ブルーシンガー「なぞの鳥をさがせ!」完走してきたのですわ。冒険の序盤の方ではシナリオに関係ない要素にいちいちつっかかって(悪い大人の想像をして)楽しんでおりましたが、まあシナリオ通りの展開だったのかしら? 無事に終わりましたの。
無事にって、まあ、ブルーシンガーにはステータスや判定の類は一切なく、嫌が応にもエンディングに到達するのでしょうけれど。

ポイント&クリックな側面としては行かなかった場所もあり、わたくしのキャラクターは結局最後まで他のキャラクターを放り投げ最後には蹴りさえし、まあ何というか暴れただけで見せ場があったかというと……こほん。というか、これまでのセッションでシナリオ自体はナラティブではないとわかっていたはずなのに、またしても好き放題やってしまい、他の皆さまの活躍の機会を奪ってしまったと反省しておりますの。

というか、正直このメンバーでしたら、もっとオールドスクールな TRPG の方が合いそうかしら……。

とにかく、セッション自体は楽しかったのですが不安でいっぱいですの。ともあれ、ご一緒くださった皆さまありがとうございました。
いいね! 13
Kei
Kei日記
2024/05/13 00:52[web全体で公開]
😶 酒場、はじめましたの
ご機嫌よう。

まだクラウドファンディング中のゲーム(当然英語)ですが、Stewpot を遊ばせていただく機会があり、遊んできましたの。Stewpot は冒険者が冒険を引退し、酒場を開いて新しい人生を始める、みたいな TRPG ですわ。

わたくしのキャラクターは元ローグで、冒険者のローグとしてはそれなり以上の腕前ではあったものの、冒険のあがりがないと他の冒険者を襲ってしまうみたいな過去で、返り討ちにあって捕まった上に以前の悪事もバレて見事に牢の中へ。牢の中から舞台となる町の祭りを見ていたりもしたのですが、出所してみると以前の仲間たちはもうみんな引退していたこともあって冒険者生活にうまく戻れず、新しい店の手伝いをすることに、みたいな感じでした。最初の段階では悪いこともするかもというつもりだったのですが、ゲームの雰囲気がとてもよかったこともあり、なんだかんだで店のために色々と(真っ当に)奔走し、かつて牢から眺めた祭りにも参加して店の評判を高め、真っ当な商人に成長したのですわ。

ルールは超軽量、判定も超簡単、ナラティブ系ですので上に書いたような舞台や背景や展開や物語はその場で生まれます。モンスターを食材に変な料理を作るみたいな場面もありましたが、ゲームを通じてキャラクターも店も成長する感じが楽しく、トラブルを解決したり常連客ができたりというゲーム的な達成感も随所にあり、雰囲気が柔らかくてホッとする感じもあり、これが3時間くらいで遊べるというのが素敵ですわ(RPが盛り上がればもっと時間をかけて続けることもできます)。

たまに思い出して遊びたくなる感じのいいゲームだなって思いましたの。お誘いくださった方、ご一緒くださった皆さまありがとうございましたっ。
いいね! 15

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